4/4〜4/10のSANFRECCE Diary


<10.4.10> 中国新聞によると、ストヤノフは疲労のため両ふくらはぎに違和感を持っているそうで今日は欠場する、とのこと。今日はアデレードに勝った試合と同じメンバーでスタートすることになりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、「カルビー×Jリーグ キッズファンサッカー」が9時半から、U-9とU-12による「サンフレッチェカップ」は9時から、4種による「フォリアチャレンジ」は12時20分から行われます。選手サイン会は1時20分からで、11時半から先着500名様に抽選券を配付します。またメイン側おまつり広場では「NHK広島PRブース」「島根県観光PRブース」「フェイスペイント」「メッセージ記入コーナー」を、場内の賑わいイベント広場では「キックターゲット」を、メインスタンド3Fコンコースでは「バルーンアート」を行います。試合会場限定グルメとして、今日は「スタミナプルコギ」を400円で限定320食提供します。
 先着プレゼントは、「新加入選手トレーディングカード」「島根県カードガイドブック」を3,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、山岸選手の「プレミアム選手カード」です。
 テレビ放送は、スカパーのch308(SD画質)とch605(HD画質)、及びスカパーe2のch253(HD画質)で生中継が予定されています。今日はブログでの速報をやりますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、そちらをご覧下さい。
<10.4.9> 明日は開幕戦以来のホームでのJリーグの試合で、川崎フロンターレと戦います。
 昨年はリーグ戦とナビスコ杯は2位、ACLと天皇杯はベスト8といずれも優勝までもう一歩のところだった川崎は、稲本、小宮山をピンポイント補強して今季に臨みました。しかしジュニーニョと中村憲が相次いで離脱。勝ち点は何とか積み上げているものの、今一つ波に乗りきれていません。今季の公式戦の成績は次の通り。
ACL1 ●0-2 城南  【城】モリーナ、ラドンチッチ
1H ○2-1 新潟  【川】レナチーニョ、黒津、【新】チョ
ACL2 ●1-3 北京  【川】菊地、【北】グリフィス、ワン2
2A ○3-2 名古屋 【川】レナチーニョ、鄭2、【名】金崎、マギヌン
3A ●0-4 横浜FM 【横】中村俊、山瀬2、栗原
ACL3 ○4-0 メルボルン 【川】鄭、黒津、レナチーニョ、谷口
4H △0-0 清水
ACL4 ●1-0 メルボルン 【メ】マスカット
5H ○2-0 FC東京 【川】鄭2、【東】今野
 前節はオーストラリアから帰国した直後で「疲労のこともあったので、早めにブロックを作ってしのいでカウンター」(高畠監督)と言う現実路線で戦いました。そして、遠征に参加しなかった鄭大世が貴重な2得点。FC東京の反撃を終了間際の1点に抑えて逃げ切り、今季ベストゲームで首位と勝ち点1差の5位に浮上しています。もともと能力の高い選手の多い川崎Fですから、戦い方を整理すれば強いのは当然。明日はアウェイということもあって、同じような戦い方を選ぶ可能性が高そうです。
 対するサンフレッチェですが、こちらも遠征が続いて厳しい戦いが続いています。明日の予想メンバーは次の通り。
        西川

   森脇  ストヤノフ  槙野

     中島   森崎和

山岸              服部

    森崎浩     山崎

        佐藤寿


SUB:中林、横竹、高柳、青山、清水、桑田、李
 川崎F戦と言えば、忘れられないのは昨年の第30節。7点を失って粉砕され、優勝争いから脱落しました。あの屈辱を晴らすためにも、また上位の争いについて行くためにも、明日は負けるわけにはいきません。
<10.4.8> 昨日日本代表はセルビアと親善試合を行い、0-3で敗れました。メンバーは、GK:楢崎、DF:中澤、栗原(→石川HT)、徳永、長友、MF:中村俊(→山瀬70分)、稲本、遠藤(→槙野82分)、阿部、FW:岡崎、興梠(→玉田HT→矢野82分)。ボールはそれなりに支配したものの崩すことができず、逆にカウンターから前半から2失点。後半もセットプレーから失点し、終盤に次々と選手を送り込んだものの流れを変えることはできませんでした。私はこの試合はほとんど見ていないのですが、新しいメンバーが多かったこともあって意思疎通が図れなかった様子。またセルビアの「国内組」のモティベーションの高さにも押されていたようです。この敗戦から「W杯は危ない」と短絡的に考える必要はありませんが、この時期に国内で試合をしてこの結果、と言うのはさすがにお粗末だったと言わざるをえないでしょう。
 なお、緊急招集された槙野は終盤に10分ほどの出場で代表の「国内デビュー」を果たしました。試合後のコメントでは「前半から出ている選手と同じくらい、ベンチで戦っていましたし、準備していました。何回か良さは出せたと思います」と語っているので、それなりの手応えはつかんだ模様。この経験を、今後の成長の糧として欲しいと思います。
<10.4.7> モンテギュー国際大会に出場していたU-16日本代表は、ガボンとUAEには勝ったものの、ウクライナとイングランドに敗れて5位に終わりました。それぞれの試合の結果とメンバーは次の通り。

日本 3-0 ガボン 【日】早川、南野2
 GK:岩脇、DF:徳永、岩波、鈴木隆、水野、MF:高野(→神田40分)、楠美(→新城72分)、羽毛(→脇本40分)、早川(→堀米70分)、FW:川口(→南野53分)、野津田

日本 0-4 ウクライナ 【ウ】ユルチェンコ、コブレンコ、ブリズニチェンコ、グリシン
 GK:鈴木椋、DF:徳永、脇本(→野津田40分)、鈴木隆、水野、MF:新城(→川口40分)、岩波、楠美、堀米(→早川49分)、FW:南野、神田

日本 1-2 イングランド 【日】川口、【イ】ファニーモ、クレイトン
 GK:岩脇、DF:徳永、岩波、鈴木隆、水野、MF:神田(→南野40分)、宮村、楠美、早川、FW:野津田、川口(→堀米53分)

日本 2-0 UAE 【日】神田、南野
 GK:鈴木椋、DF:早川(→楠美64分)、脇本、鈴木隆(→岩波23分)、堀米、MF:新城(→徳永71分)、羽毛、宮村、神田(→野津田51分)、FW:南野、高野(→水野71分)

<10.4.6> サンフレッチェは昨日広島経済大と練習試合を行い、4-1で勝ちました。メンバーは、GK:中林、DF:宗近、丸谷、横竹、MF:石川、青山、桑田、砂川、高柳(→井波53分)、清水、FW:李。得点は12分に青山、31分に清水、39分に李、62分に井波。昨年10月に左膝を負傷してから戦列を離れていた青山が久々に実戦に復帰したのが最大のニュースで、中国新聞によると「強弱織り交ぜパス連発」だったとのこと。「12分の自身の先制点も39分の李の得点も、青山が石川を走らせて生まれた」そうで、青山らしいプレーを見せていた模様です。最後は足が止まるなどまだまだ本調子では無かったものの、90分フル出場できたのは何よりの朗報。厳しい戦いを続けるチームに、頼もしい仲間が戻ってきました。
 なお、同じく中国新聞によると一昨日再来日したミキッチが昨日の試合を観戦した、とのこと。復帰の目処は未定だそうですが、チームに戻ってきたことは小さな前進と言って良いのではないでしょうか?
<10.4.6> 日本サッカー協会は昨日、日本代表を辞退した今野(FC東京)に代わって槙野を招集する、と発表しました。これにより、セルビア戦のメンバーは次の通りとなりました。
【GK】楢崎(名古屋)、川島(川崎F)
【DF】中澤、栗原(横浜FM)、駒野(磐田)、槙野(広島)、
    徳永、長友(FC東京)、内田(鹿島)
【MF】中村俊、山瀬(横浜FM)、稲本(川崎F)、遠藤(G大阪)、
    石川(FC東京)、阿部(浦和)
【FW】玉田(名古屋)、矢野(新潟)、岡崎(清水)、興梠(鹿島)、
    永井(福岡大)

<10.4.5> 今年度のJFAプリンスリーグU-18は今週末からスタートしますが、そのファーストラウンドの日程が発表されています。それによると、サンフレッチェユースの試合日程は次の通り。
4/11(日)11:00 米子北  (吉田サッカー公園)
4/17(土)11:00 立正大淞南(吉田サッカー公園)
4/24(土)11:00 玉野光南 (笠岡陸上競技場)
5/1 (土)11:00 広島皆実 (庄原市上野総合公園陸上競技場)
5/8 (土)11:00 瀬戸内  (庄原市上野総合公園陸上競技場)
5/15(土)11:00 高川学園 (高川学園サッカー場)
5/22(土)11:00 広島観音 (みよし運動公園陸上競技場)
 ファーストラウンドの上位4チームが7/3からセカンドラウンドを戦い、優勝と高円宮杯出場権獲得を争います。
<10.4.4>  昨日アウェイで行われたJリーグ第5節山形戦は、山形の堅い守りを崩せず無得点。逆に田代にゴールを決められてリーグ戦で今季初の敗北を喫しました。
 アデレード戦を欠場したストヤノフと槙野が復帰して、サンフは以下の布陣で臨みました。
        西川

   森脇  ストヤノフ  槙野

     中島   森崎和
     (→高柳46分)
山岸              服部(→清水84分)

    森崎浩     山崎(→李78分)

        佐藤寿


SUB:中林、横竹、石川大、桑田
 対する山形は、GK:清水、DF:宮本、西河、石井、石川竜、MF:北村、秋葉(→下村64分)、佐藤、宮沢、FW:田代(→太田90+3分)、古橋(→キム77分)、と言うメンバーでした。ACLの疲れからか、あるいは寒さで身体が動かなかったのか、前半は思うように試合を進めることができません。全体的に運動量が少なく球際で負け、またパスミスを繰り返して何度も逆襲を受けます。前半に山形が放ったシュートは11本だったのに対して、広島のシュートはゼロ。山形のシュートの精度が低かったためそれほど危ないシーンが多かったわけではないものの、内容的には良いところの無いままに前半の45分を終了することになりました。
 事態を打開するためにペトロヴィッチ監督は森崎浩をボランチに下げて、高柳をトップ下に入れてドリブルからチャンスを作ることを指示します。そしてキックオフから攻勢に出て、何度も相手陣内に攻め入ります。6分にはストヤノフからのボールを山崎が繋ぎ、佐藤寿がシュート。12分には高柳のパスを山崎がシュートしましたがいずれも枠を外します。21分には高柳が左足で打ちましたがGKに抑えられ、25分のストヤノフのFKはぎりぎりでGKが止めます。広島は完全にボールを支配して攻め続けたものの、山形の守備は堅くなかなか崩すことができません。逆に後半28分、カウンターから右に展開して宮本がクロス。古橋が逸らしたボールが田代の足下に収まり、フリーで放ったシュートに西川が触ったものの勢いに押されてボールはゴールネットへ。押され続けていた山形がワンチャンスを生かして、得点を奪いました。
 サンフは李を投入してツートップにし、森崎浩を前に上げて同点を狙います。更に清水を右サイドに入れ、山岸を左に回して何とか山形ゴールをこじ開けようとします。43分には佐藤寿が抜け出して決定的なシュートを放ったものの惜しくもサイドネット。ロスタイムには森脇がフリーで打つチャンスがあったもののふかしてしまいます。結局後半は8本のシュートを打ったものの最後までゴールすることができず、悔しい敗戦となりました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「勝利した山形におめでとうとは言いたい。しかし今日の彼らのサッカーは、サッカーそのものとはあまり関係のないものだった」と言っていますが、しかしこれは負け惜しみでしょう。確かに山形は全体的に守備意識が高く、特に後半は自陣に引きこもってなかなか上がってきませんでしたが、しかしそれは広島相手ならば仕方のない戦い方。そんな中でも前半は高い位置でボールカットしてパスを繋いで攻めてきていましたし、後半の守備の強さと数少ないチャンスを生かす集中力は素晴らしいものだったと思います。サンフレッチェは(ペトロヴィッチ監督もコメントしているように)ACLの疲れからか運動量が少なく、相手を崩す有効な動きができませんでしたし、特に前半はイージーミスが多く、相手を楽にしてしまうシーンも多かったように思います。「リーグ戦が34試合もあればこういう試合もある」(佐藤寿)のは確かですが、しかし今後もこういう試合はあるでしょう。そこでいかに勝ち点ゼロを1に、1を3にしていくかがチームの本当の力というものです。この試合の結果を真摯に受け止めて、次は同じことの無いようにしなければならないのだろう、と思います。

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