5/23〜5/29のSANFRECCE Diary


<10.5.29> 広島県サッカー協会が5/24から「長沼健さん回顧展」を開催しています。長沼さんは袋町の出身で、広島高等師範付属高校(現広大附属高)や古河電工、そして日本代表選手として活躍。代表監督としては、メキシコオリンピックでの銅メダル獲得に導いています。その後サッカー協会会長としてJリーグ創設やW杯招致に尽力するなど、日本のサッカー界を引っ張ってきた方です。会場は広島県民文化センター地下第3展示室で、時間は午前10時から午後6時となっています。明日が最終日となっていますので、まだ行っていない方はぜひどうぞ。
 また、そごう広島店では6/1から「サッカーボール下取りキャンペーン」を行います。これは社会貢献の一環として行うもので、集めたボールをNPO団体ジョイセフを通じてアフリカの子供へプレゼントする、とのこと。サッカーボールをご持参頂いた方には、525円の割引券を差し上げます。期間は6/21までで、下取り会場は本館6Fの特設カウンターとなっています。使用できなくなったボールでもリサイクルして活用するとのことですので、不要なボールをお持ちの方はぜひご協力下さい。
<10.5.28> 日本サッカー協会は昨日、今年の天皇杯の日程と組み合わせを発表しました。Jリーグクラブ(J1、J2とも)は昨年と同様に2回戦からの登場となりますが、例年と違うのは組み合わせの作り方。これまではリーグ戦の折り返し時点での順位が上のチームから「シード」されていましたが、今年はまだ1/3を消化しただけと言うことで昨年の順位を元に組み合わせが作られています。従って昨シーズン4位だったサンフレッチェは「第4シード」の扱いで、準々決勝まではJ1クラブとは対戦しない予定となっています。
 なお初戦は9/5(日)の午後6時からで、対戦相手は9/3に行われる1回戦(広島県代表×島根県代表)の勝者。場所は福山市の竹が端運動公園陸上競技場となっています。またこれに勝つと3回戦(10/9の1時からコカコーラウェスト広島スタジアム)の相手はファジアーノ岡山×アビスパ福岡の勝者で、岡山が勝ち上がってくれば初の「山陽ダービー」となります。昨年は久々に地元で天皇杯を戦ったにも関わらず鳥栖に敗れ、ホームのサポーターをがっかりさせただけに、今年はぜひとも期待に応えて欲しい、と思います。
<10.5.27> プリンスリーグは5/22までにファーストラウンドの全日程を終了し、サンフレッチェユースは首位でセカンドラウンドに進みました。第5節以降の結果は次の通り。
【第5節】
広島ユース 4-1 瀬戸内
広島観音  2-1 高川学園
広島皆実  2-1 米子北
立正大淞南 3-2 玉野光南

【第6節】
広島ユース 5-3 高川学園
広島観音  2-1 瀬戸内
立正大淞南 1-0 広島皆実
米子北   4-1 玉野光南

【第7節】
広島ユース 3-1 広島観音
瀬戸内   4-2 高川学園
広島皆実  4-3 玉野光南
立正大淞南 1-1 米子北
 この結果、ファーストラウンドの成績は次のようになりました。
        勝点 勝 分 負 得失差
1 広島ユース   16    5   1   1    +12
2 米子北     14    4   1   2     +7
3 広島観音    13    4   2   1     +3
4 立正大淞南   13    4   2   1     +2
5 広島皆実    11    3   2   2      0
6 高川学園     4    1   5   1     -5
7 玉野光南     4    1   5   1     -8
8 瀬戸内      4    1   5   1    -11
 上位、下位それぞれ4チームずつで行われるセカンドラウンドは7/3にスタートする予定ですが、組み合わせなどの日程は現時点では未定です。
 なお、今年はクラブユース選手権(通称クラセン)は7/24から開幕しますが、その予選が6/13(日)の午後2時から広島県青少年文化センターで行われます。参加するのはサンフレッチェユースとガイナーレ鳥取ユースで、この試合に勝てばクラセンの出場権を獲得します。
<10.5.26> 一昨日、フローニンゲン国際ユースの第2日目が行われ、U-19日本代表は惜しくも優勝を逃しました。
 まず予選リーグ第4戦のヘーレンフェーン戦のメンバーは、GK:川浪、DF:松原、寺岡、内田、藤田、MF:大崎、平出、小島、加藤、FW:山本、宇佐美。得点は7分と27分に宇佐美で、2-0で勝ちました。
 第5戦のスポルディングロケレン戦のメンバーは、GK:中村、DF:岡本、キローラン、遠藤、古林、MF:堀米、山崎、加藤(→小島20分→大崎27分)、FW:山本(→宇佐美20分)、杉本。得点は31分に古林、37分に宇佐美、39分に堀米で、3-0で勝ちました。
 続く準決勝の相手はFCトゥエンテで、メンバーはGK:川浪、DF:岡本、遠藤、寺岡、古林、MF:堀米、山崎、藤田、加藤、FW:杉本、宇佐美。得点は25分に加藤、35分に杉本でした。
 決勝の相手はU-20韓国代表で、この試合のみ30分ハーフでの戦いとなりました。(因みに他は全て20分ハーフ。)メンバーは、GK:中村、DF:平出、遠藤、内田、岡本、MF:大崎(→松原43分)、山崎(→藤田30分)、加藤、宮市(→堀米30分)、FW:杉本、宇佐美。失点は36分でした。
<10.5.25> 昨日、日本代表はW杯前の最後の国内での試合として韓国代表と戦いましたが、0-2で敗れました。メンバーは、GK:楢崎、DF:中澤、今野、阿部、長友、MF:中村俊(→森本63分)、遠藤(→駒野79分)、長谷部、本田(→中村憲72分)、FW:岡崎、大久保(→矢野87分)。開始早々の6分、中盤での競り合いからのこぼれを拾ったパク・チソンがDF2人に囲まれながらもそのまま突破。強烈なシュートをネットに沈めてあっという間に韓国が先制しました。その後日本は何とか取り返そうと気持ちを入れ直し、反撃を試みます。しかし中盤での厳しいプレスをかいくぐることができず、チャンスらしいチャンスは21分の大久保のシュートぐらい。思うようなサッカーができないまま、閉塞感に満ちた雰囲気で前半を折り返しました。後半も中村俊や本田からの打開を図るものの、運動量が上がらずなかなかチャンスを作れず。時折長友がチャレンジしてスタジアムを沸かせるものの、逆に左サイドは死んだままで単発的な攻撃しかできません。後半途中から森本、中村憲、駒野を入れてやや持ち直したもののゴール前を固める韓国の守備陣は崩れず、終盤の矢野を入れてのパワープレーも功を奏せず、逆にロスタイムにカウンターからPKを与えてダメを押されました。
 相変わらず速い攻撃に弱いと言う弱点を露呈し、ゴールに至るストーリーも描けない日本代表。W杯本大会の初戦まで3週間を切ったところで「これで大丈夫なのか」と言う声が出てくるのは当然だと思います。実際、岡田監督も試合後に口頭で「進退伺」を出して、犬飼会長に慰留されたのだとか。選手も「悔しい」と言う言葉の連発で、不安ばかりが募ります。ただここまでチーム作りを進めてきて、メンバーも決まった以上進むしかないのも確か。岡田監督は誰よりも何をすべきかを考えているのも間違いなく、我々サポーターとしては信じるしかありません。このままでは目標とするベスト4どころかベスト16も絶望的で、もしかしたら1勝もできないかも知れない。でも、だからと言ってここでえいやっとひっくり返したって、良くなる保証はありません。これまでやってきたこと、ここからやろうとしていることは、間違いではないと信じて進むこと。それが、今の日本代表に最も大事なことなのではないでしょうか。
<10.5.24> トゥーロン国際大会の第3戦をコロンビアと戦ったU-21代表は0-3で敗れ、全敗で終了してしまいました。この日のメンバーは、GK:大谷、DF:菅沼、大野(→丸谷34分)、比嘉、當間、MF:木暮(→阿部64分)、横竹、大塚、清水(→登里54分)、FW:大迫、山崎(→押谷40分)。コロンビアの得点は14分、32分、34分でした。
<10.5.24> フローニンゲン国際ユースの初日が一昨日行われ、日本はアメリカ代表に2-1で勝ちましたが、ユトレヒトに0-2で敗れアトレチコ・ミネイロとは0-0で引き分けでした。
 まず、U-19アメリカ代表との試合のメンバーは、GK:中村、DF:岡本、遠藤、寺岡、藤田、MF:堀米、小島、加藤、宮市、FW:杉本、宇佐美。開始1分に先制点を許したものの、29分に杉本、36分に宮市のゴールでの逆転勝ちでした。
 続くユトレヒト戦は、GK:川浪、DF:松原、キローラン、内田、古林、MF:堀米(→小島20分)、平出、山崎、加藤(→宮市20分)、FW:山本、大崎。得点は4分と10分にユトレヒトでした。
 (因みにアトレチコ・ミネイロ戦の記録は、日本サッカー協会のミス?でアップされていません。)
<10.5.23> 先週発売の「紫熊倶楽部」の6月号(Vol. 148)を紹介します。まず最初に登場するのは槙野選手で、タイトルは「ミスター・サンフレッチェへ」。ジュニアユースから広島の下部組織で育ち、トップ昇格するときに「ミスター・サンフレッチェになりたい」と目標を掲げた槙野ですが、「代表でのプレーを頑張って、その後に移籍しよう」とまで考えていた時期があったそうです。しかし転機となったのはペトロヴィッチ監督の就任と、そして初めての「サンフレ劇場」。その後ポジションをつかんだ槙野は、その後もJ2降格などの挫折を乗り越えて、チームを代表する選手に成長してきました。「もっと上手くなりたい。もっと強くなりたい」といつも考えるだけでなく、どうすればサッカー人気が盛り上がるか、お客さんに来てもらえるかを考え続けている、と言う槙野選手。「ミスター・サンフレッチェ」になるために成長し続ける彼の「今」を綴っています。
 続く記事では、61日間3万2200kmにも及ぶサンフレッチェ史上最も厳しい日程とその中での戦いを振り返っています。「私たちは、サンフレッチェのサポーターです」では吉田サッカー公園やビッグアーチで出会ったサポーターの皆さん。「マッチレポート」は川崎F戦、山東魯能戦、鹿島戦、名古屋戦、新潟戦、浦項戦、FC東京戦、磐田戦。下部組織のレポートと「紫熊短信」「READER'S AREA」を挟んで、後ろのカラーページでは山崎選手を取り上げています。G大阪の天皇杯制覇に貢献し、その直後に移籍を決めた山崎が、広島で何を考え、どのようにプレーしているのか。クラブW杯での経験なども交えながら、今年の広島のサッカーについて語っています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ホームゲーム会場とV-POINTの他に、広島県内大手書店、広島ゆめてらす、ジュンク堂池袋店などで発売中です。また通販のお申し込みはe-VPOINTでどうぞ。
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