5/30〜6/5のSANFRECCE Diary


<10.6.5> 今日は広島広域公園第二球技場で「ファン感謝デー」が行われます。場外では「盛田剛平選手プロデュースラーメンブース」が11時から「ラーメン引換券」と「江波巻き引換券」を販売します。ラーメンは今回は汁の無い「油そば」で限定100食500円。江波巻きは限定50食200円で、お一人様1枚に限りますのでご注意下さい。「グッズ販売ブース」では盛田選手の「ラーメンどんぶり」をファン感謝デー特別価格2,000円で新発売。また選手着用ユニフォームなどが当たる「空くじなし!!ガラポンでお宝ゲットチャレンジ」が1回500円で行われます。更に佐藤寿人選手プロデュースの「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ コラボレーションパスタ」としてポロネーゼとアラビアータをそれぞれ1食1,000円で販売します。会場内では1時から選手が登場し、選手たちと一緒に遊んだり選手の技を披露したり、お宝グッズの抽選会や選手とのハイタッチ等を行います。会場内は人工芝となっていますので、運動靴でしか参加できませんのでご注意下さい。今日の広島県地方は晴れの予報となっていますので、日焼け対策をしてお越しください。
<10.6.4> 2週間の休養を経て、サンフレッチェは昨日から全体練習を再開しました。携帯サイトと中国新聞によると、体調不良の森崎和幸選手を除く全選手がグラウンドに出てきていた、とのこと。盛田、青山、高柳は別メニューでしたが、ミキッチが久々にスパイクを履いてボール回しに参加し、その後のメニューも全てこなしたそうです。ペトロヴィッチ監督は「どういうトレーニングができるのか、ここ1週間でしっかりと見て行きたい」と慎重ですが、ただ「ミカが戻ってきてくれたことは本当に嬉しい」と語っています。また「アオの復帰にも目処が立ったしカズも回復基調にある」そうで、ようやく「本来のサンフレッチェ」になりそうです。昨日は初夏の陽気の中2時間半にわたってみっちりとトレーニングをしたそうで、広島での2週間でフィジカルを作り、オーストリアキャンプで戦術を熟成させるとともにチームをレベルアップさせることになるものと思われます。
<10.6.2> プレスリリースによると、ユニコーンのギタリストとして活躍する手島いさむ氏が藤川朝洋氏と作ったユニット「藤島」のプロデュースにより、「SANFRECCE THEME」と「SANFRECCE ANTHEM」がリリースされることになりました。これは広島出身の手島氏の「音楽を通じて、サンフレッチェ広島を盛り上げたい。地元広島を盛り上げたい」と言う思いとクラブの「クラブ史上初のACL出場を契機とし、常に上位で安定して闘い、タイトル獲得へチャレンジし続けるクラブの姿勢や、サポーターの皆様と共に闘うイメージを、音楽を通じて共有したい」と言う思いが合致して誕生した、と言うもの。今後試合会場での演出や試合告知、クラブ情報の映像等で使われることになります。発表は6/5に行われる「ファン感謝デー」の場で行われ、その後携帯サイト上で着うた配信を行う予定だとのことです。
 サンフレッチェに関わる音楽と言うと、Jリーグ創設時に「ときめいてハットトリック」(村井亜紀 with NOBU-SONS)が出たほか、翌年の「SAYYEA', JAN-GO」(西城秀樹)、2003年に発売された「GOAL and PROUD」(加藤健一など)、2005年にNHKの番組から生まれた「Remember〜スタジアムへの道」(神園さやか)、2006年の「光の射すほうへ」(THE CRANE FLY)が発表されていますが、曲名に「サンフレッチェ」を名乗ったのは初めて。ユニコーンと言えば奥田民生がカープとサンフレッチェのファンで、新潟のサポーターがユニコーンの曲の替え歌を応援CDに収録しようとして許可を求めたところ「広島の敵に曲は提供できない」と断った、と言うエピソードが知られていますが、本格的に関わるのは今回が初めてではないかと思われます。
<10.6.1> PJニュース等によると、一昨日広島市内で「(旧)広島市民球場フォーラム」の結成と宣言式が行われました。これは、旧広島市民球場の性急な解体に反対する個人、商店、団体が連名で声を上げる場として結成されたもの。市が解体の根拠として挙げる「老朽化」や「維持費」の問題は大きなものではなく解決可能であること、また現在の跡地利用案も市民の声を反映したものではないことから、十分な議論もなく解体を決定しないことを求め、最短で6月の市議会で解体を決めてしまおうとする動きに反対しています。旧広島市民球場は広島市内の中心地にあるまとまった土地として、活用法は今後の広島市の発展にも関わります。サンフレッチェサポータとしては何とか「サッカー専用スタジアム」として残して欲しいところですが、その前に性急な決定だけは止めて欲しいと思います。
 ところで市内には同様にまとまった土地として広島大学の跡地があり、被爆建物である旧理学部本館を残して「東千田公園」として開放されていますが、利用せずに放置された建物は廃虚となり、草もぼうぼうと生い茂って「公園」とは名ばかりのただの空き地と化しています。こちらは国有地のためいろいろと難しい事情があるとは聞いていますが、それにしても政治的な無策がこのような結果を招いた、と言えるでしょう。せっかくの貴重な土地も建物も、使わなければ意味がないのは確かですが、しかしだからと言って壊せば良いと言うものでもありません。旧広島市民球場を残して欲しいと言う声がある限り、そして有効活用して欲しいと言う声がある限り、その可能性をしっかり検討した上で今後を決めて欲しい、と思います。
<10.5.31> 日本代表は昨日、オーストリアのグラーツでイングランド代表と親善試合を行い、1-2で敗れました。
 岡田監督は久々に川島を起用して、GK:川島、DF:中澤、闘莉王、今野、長友、MF:遠藤(→玉田86分)、阿部、長谷部、本田、FW:岡崎(→森本65分)、大久保(→松井71分)。対するイングランドは、GK:ジェームズ(→ハートHT)、DF:A・コール、ファーディナンド、G・ジョンソン(→ギャラガーHT)、テリー、MF:ハドルストーン(→ジェラードHT)、ランパード、レノン(→ヘスキー77分)、ウォルコット(→ライトフィリップスHT)、FW:ベント(→J・コールHT)、ルーニー、と言うメンバーでした。立ち上がりからイングランドにボールを支配されたものの、日本はアンカーの位置に入った阿部を中心にプレスをかけてボールを奪い、速いパス交換から何度か相手陣内に攻め込みます。そして7分、遠藤の低いCKをニアサイドに走り込んだ闘莉王が右足で蹴り込み、日本が先制点を奪いました。
 イングランドはウォルコットのドリブル突破などでチャンスを作り、ルーニーがゴールを狙うなど何度か危険なシーンを作るものの、日本の守備陣がしっかりと対応。逆に岡崎や大久保が良く走ってイングランドを脅かします。後半6分には本田が強烈な左足シュートを狙ったもののGKが弾き出し、後半11分にはPKを取られたもののランパードのキックを川島が横っ飛びで防ぎます。日本は森本が惜しいシュートを放つなど追加点のチャンスもありましたが奪えず。逆に27分にはレノンのクロスをクリアしようとした闘莉王のヘッドが自陣に突き刺さり、38分にはアシューリー・コールのクロスに中澤が足を出したものの触っただけでそのままゴールに飛び込みます。日本は健闘したものの痛恨のオウンゴール2発で逆転を許し、「金星」どころか「勝点1」も失うことになりました。
 セルビア戦、韓国戦と国内の2試合で良いところなく敗れた日本代表でしたが、この日はまずまずの試合を見せたと思います。格上のイングランド相手に臆することなくチャレンジし、途中までは勝利の可能性もありました。特に先発メンバーが元気だった後半途中までは「走るサッカー」ができていました。また守備も川島を中心に集中していて、規律のあるプレーを見せました。相手も調整試合と言うことで集中を欠くことが多かったと言うこともあったかも知れませんが、それでもW杯開幕前のトレーニングマッチとしては収穫は多かったのではないでしょうか。サイドからの攻撃への対応や終盤でリードされたときの攻め方など課題は残っているものの、大きな修正の必要は無いはず。むしろ本番で90分間しっかり走って日本らしいサッカーを見せることができるように、良いコンディションを作って欲しいと思います。
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