5/9〜5/15のSANFRECCE Diary


<10.5.15> 明日はW杯による中断前の最後の試合。サンフレッチェはJ1リーグ戦第12節を大宮と戦います。
 今年の大宮は「5位以内勝点55」を目標に、北野、深谷、安英学ら積極的な補強を行いました。そして開幕戦では「今日は泰史のためだけに」と病気のため選手生命を絶たれたチームメイトのために戦ってC大阪に完勝。いきなり首位に立つと言う素晴らしいスタートを切りました。ところがラファエル、藤本ら主力に怪我が相次いだこともあって第2節から3連敗。第5節と第7節には何とか勝点1ずつを取ったものの、第8節までで17位にまで沈んでしまいました。そこで張監督に代わって鈴木淳監督が就任し、立て直しを図っています。ここまでの公式戦の結果は次の通り。
1H ○3-0 C大阪 【宮】橋本、石原、ラファエル
2A ●1-3 仙台  【宮】マト、【仙】梁
3H ●0-1 鹿島  【鹿】大迫
4H ●0-2 FC東京 【東】今野、重松
N1A △1-1 京都  【宮】藤田、【京】ディエゴ
5A △0-0 新潟
6H ●1-3 G大阪 【宮】藤田、【G】平井2、明神
N2H ●0-1 FC東京 【東】リカルジーニョ
7A △1-1 磐田  【宮】石原、【磐】前田
8A ●1-2 清水  【宮】坪内、【清】兵働、山本真
9H ○2-1 京都  【宮】石原2、【京】郭
10A ●0-1 山形  【山】古橋
 前節は「選手の判断、今どういったところにつなぐのか、どういった攻撃を仕掛けていくのかというところが、ビジョンとしてチーム全体として描けないというのが今日のゲームで出てしまった」(鈴木監督)と言うことで敗戦を喫してしまいましたが、しかしそこは新監督が就任して間もないと言うことである程度は仕方のないこと。前節は延期だったためチーム作りを進める時間的余裕があったので、明日は全く違うチームとなって来る可能性もあるのではないでしょうか?
 対するサンフレッチェは先週の練習試合でストヤノフと高萩が復帰して、元気な姿を見せました。また森脇も全体練習に復帰しているとのこと。まだまだ試合勘を取り戻すには至っていないと思われますが、明日はプレーする姿を見せてくれるのではないでしょうか。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
 
        西川
 
   横竹  ストヤノフ  槙野
 
     森崎浩  森崎和
 
山岸              服部
 
    高萩      山崎

        佐藤寿
 
 
SUB:中林、森脇、中島、石川、丸谷、大崎、李
 サンフレッチェのメンバーは先週末に久々に丸2日間のオフを取り、今週も木曜日をオフにして身体を癒しています。ただ、2ヶ月にわたった激闘の疲れがそう簡単に取れるはずもなく、明日は身体に残った力を振り絞って戦うことになりそうです。明日はアウェイではありますが相手は下位チーム。しっかりと勝点3を積み上げて、良い気分で中断を迎えて欲しいと思います。
<10.5.14> サンフレッチェは昨日、W杯によるリーグ戦の中断中のスケジュールを発表しました。それによると他のクラブがナビスコ杯を戦っている期間中は完全にオフとなり、その後吉田とオーストリアでキャンプを行います。
5/17(月)〜6/2(水) OFF
6/2(水)〜6/17(木) トレーニング(吉田サッカー公園)
6/18(金)〜7/1(木) キャンプ(オーストリア バート・ヴァルタースドルフ)
7/2(金)〜7/13(火) トレーニング(吉田サッカー公園)
 キャンプを予定しているオーストリアは400を越える欧州のクラブが集結するそうで、浦和も同時期にキャンプを行うとのこと。サンフレッチェはトルコキャンプの時と同じように、多くの練習試合をこなしながらチーム作りを進めることになるのではないでしょうか?
<10.5.13> 日本サッカー協会は昨日W杯の予備登録メンバーを発表し、広島から槙野が選ばれました。今回発表されたのは次の7人。
【DF】徳永(FC東京)、槙野(広島)
【MF】小笠原(鹿島)、石川(FC東京)、香川(C大阪)
【FW】前田(磐田)、田中(浦和)
 このメンバーはサポートメンバーとして南アフリカまで帯同することになるそうで、先に発表された23人に故障などがあれば入れ替えの可能性もあります。出場の可能性がほとんどない中で練習にのみ参加すると言うことで難しい立場になりますが、何とか頑張ってきて欲しいと思います。
<10.5.13> 日本サッカー協会はフランス遠征に参加するU-21代表を発表し、広島からは原、横竹、清水、丸谷の4人が選ばれました。
【GK】大谷(浦和)(松本(順天堂大)は辞退)、原(広島)
【DF】當間(鹿島)、吉田(川崎F)、比嘉(流経大)、大野(新潟)、
    山田(山形)、菅沼(G大阪)、牟田(福岡大)
【MF】清水、丸谷、横竹(広島)、木暮(新潟)、
    阿部(関学大)、大塚(G大阪)、登里(川崎F)
【FW】山崎(磐田)、林(中央大)、押谷(岐阜)、大迫(鹿島)
 この年代の代表は昨年末に行われた韓国戦を戦ったU-20代表以来ですが、その時に選ばれたメンバーの中で残ったのは菅沼、大迫、大塚の3人だけとなっています。横竹と原は昨年のU-20代表、丸谷は一昨年のU-19代表候補、清水はその前年のU-18代表以来久々の年代別代表と言うことになります。このU-21代表の年代には山田、原口(浦和)、大津(柏)等、各クラブで活躍するライバルが多いだけに、ここでしっかりと成長してきて欲しいと思います。
<10.5.13> 日本サッカー協会はフローニンゲン国際ユース大会に参加するU-19代表を発表し、広島からは大崎が選ばれました。今回選出されたのは次の18人。
【GK】川浪(柏)、中村(山形)
【DF】藤田(慶応大)、古林(湘南)、寺岡(関西大)、内田(G大阪)、
    キローラン木(東京Vユース)、岡本(浦和ユース)、遠藤(湘南ユース)、
    松原(大分U-18)
【MF】大崎(広島)、山崎(東京学芸大)、茨田(柏)、小島(前橋育英高)、
    堀米(甲府U-18)、宮市(中京大中京高)
【FW】宇佐美(G大阪)、杉本(C大阪U-18)
 先月のアメリカ遠征のメンバーから大森、清武(福岡大)、佐藤(流経大)、田中(日体大)、阿部、平出(FC東京)、高橋(東京V)、六平(中央大)、田口(名古屋)、菊地(草津)、加藤(新潟)、永井(C大阪)が外れ、川浪、古林、キローラン木、岡本、遠藤、大崎、山崎、茨田、宮市が復帰または新たに選ばれました。このU-19代表は来年コロンビアで開催されるFIFA U-20W杯出場を目指したチームで、目標は10月に中国で行われるAFC U-19選手権。今回のフローニンゲン国際ユースは、そのための重要な強化の場となります。
<10.5.12> サンフレッチェは昨日、徳島、愛媛、岡山とともに「中四国サテライトリーグ(仮称)」を実施する、と発表しました。参加するのはJ1、J2の4クラブと中国学生選抜、及び高知大学の6チーム。5月〜11月の半年間に2回戦総当たりのリーグ戦を行い、優勝チームとMIPを決めることになります。試合会場は原則としてJリーグクラブのグラウンドで、原則はホーム&アウェイ。ただしチームや選手登録は不要で練習生の出場も可能で、選手交代の制限もないなどかなり自由度の高いレギュレーションとなっています。
 Jリーグでは今季からサテライトリーグを廃止したため、レギュラーではない選手が試合する機会が無くなりました。岡山や徳島はアマチュアチームを持っているためそこに行けば試合出場はできますが、そのためにはチーム移籍の手続きが必要でトップチームの選手にとっては簡単なことではありません。同様な事情はどこのJリーグクラブも同じ。と言うことでこのところ地域ごとのリーグ戦を行うことが増えていて、例えば「北海道チャンピオンズスーパーリーグ」が2008年から、「九州チャレンジャーズリーグ」が昨年から開催されています。今年から関西でもJリーグの4クラブと学生選抜2チームによる「関西ステップアップリーグ」が始まっていて、中四国の動きはこれに続くものとなります。
 今季、サンフレッチェは過密日程と怪我人続出でとてもサテライトを独自に活動させる余裕はありませんでしたが、今後は怪我人も戻ってきて練習試合の必要も増えるはず。相手と調整しながら練習試合を組むよりも、最初から予定が決まっていたほうが良い事も多いと思います。中四国地方のサッカーを盛り上げるためにも、ぜひ成功して欲しいと思います。
<10.5.11> 日本サッカー協会は昨日、南アフリカW杯に参加する日本代表選手を発表しましたが、広島からの選出はありませんでした。メンバーは以下の通り。
【GK】川口(磐田)、楢崎(名古屋)、川島(川崎F)
【DF】中澤(横浜FM)、闘莉王(名古屋)、岩政、内田(鹿島)、
    駒野(磐田)、今野、長友(FC東京)
【MF】中村俊(横浜FM)、稲本、中村憲(川崎F)、遠藤(G大阪)、
    松井(グルノーブル)、阿部(浦和)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、
    本田(CSKAモスクワ)
【FW】玉田(名古屋)、大久保(神戸)、矢野(新潟)、岡崎(清水)、
    森本(カターニャ)
 怪我でずっと試合に出ていない川口や久々の選出の矢野、森本など「サプライズ」はあったものの、怪我をしている玉田や調子の上がっていない大久保を選出するなどこれまでの路線を守ろうとした、と言う印象です。いまいちパッとしない感じはするのですが、ただこれまで「ベストメンバー」で戦ったときにはそこそこの試合はするものの、選手を入れ替えるとパフォーマンスが大きく下がると言う事を繰り返してきただけに、仕方のないことだと言えるかも知れません。メンバーについて言いたいことは山ほどあるのですが、日本代表について最終的に責任を持つのは岡田監督。彼が信じて選んだメンバーを、我々も信じて応援するしかありません。
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