7/18〜7/24のSANFRECCE Diary


<10.7.24> 中国新聞によると、今日の予想先発メンバーは前節と同じ。また浦和は柏木が先発から出てきそうです。2004年から5戦全敗と相性の悪い埼スタですが、前節のような戦い方ができれば問題なく勝てるはず。暑さに負けずにしっかり走って、広島らしいサッカーを見せて欲しいと思います。
 今日の試合会場は埼玉スタジアム2002で、午後6時キックオフ。Aビジターは当日券が発売される予定ですが100枚だけなので、購入予定の方はお早めにどうぞ。またコンビニでも同じ料金で購入可能だそうです。今日の関東地方は猛暑の予報となっていますので、熱中症対策をお忘れなく。
 テレビ放送はスカパー!ch180(SD画質)とch190(HD画質)、及びスカパー!e2のch800(HD画質)で生中継。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをご覧下さい。また初の試みとして、スカパー!ch169で3D生中継を行います。視聴のためにはスカパー!HD対応チューナーと3D対応テレビが必要ですが、デオデオでは広島市紙屋町の本店と東広島市西条町の東広島本店で体験コーナーを設けるそうですので、近くにお住まいの方はぜひどうぞ。
<10.7.23> 明日はJ1リーグ戦第14節をアウェイで浦和と戦います。
 フィンケ体制2年目の浦和は、移籍した闘莉王の穴をベテラン山田暢が埋め、田中達也の復活や柏木の活躍などもあってここまで6位と上位を狙える位置に付けています。ただ控え選手も含めたチーム全体の熟成と言う点ではまだまだのようで、ナビスコ杯はグループ5位で予選リーグ敗退に終わっています。5月以降の公式戦の戦績は次の通り。
9A ●1-2 清水  【浦】ポンテ、【清】岡崎、ヨンセン
10H ○2-1 名古屋 【浦】柏木、原口、【名】ケネディ
11H ●2-3 横浜FM 【浦】柏木、エジミウソン、【横】渡邉2、兵藤
12A △1-1 仙台  【浦】エジミウソン、【仙】梁
N3A ○2-1 湘南  【浦】ポンテ、エジミウソン、【湘】三平
N4H ●0-2 山形  【山】田代2
N5H ●0-1 清水  【清】原
N7A △0-0 横浜FM
13A ●2-3 G大阪 【浦】エジミウソン2、【G】宇佐美、OG、遠藤
 リーグ再開後初戦となった前節は山田直が今季初先発。前半18分にエジミウソンのゴールで主導権を握りましたが、しかし前半のうちに追いつかれると後半逆転を許し、後半ロスタイムに追いついたもののその直後に突き放されると言うダメージの大きい敗戦を喫しています。次節は山田暢が出場停止になりますが、CBにはスピラノビッチも堀之内もいるので問題は無いと思われます。前節風邪のため先発を回避した柏木も出てくると思われるので、明日は厳しい戦いになるのは間違いありません。
 対するサンフレッチェは、前節出場停止だった高萩が戻ってきます。ただ、横浜FM戦ではボランチに青山を入れて2列目に森崎浩と山崎と言う布陣が機能しただけに、先発はそのままで臨む可能性が高そうです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
 
        西川
 
   森脇  ストヤノフ  槙野

     青山    中島

ミキッチ            服部

    山崎     森崎浩

        佐藤寿
 
 
SUB:中林、横竹、丸谷、桑田、石川、高萩、李
 「今季最悪」とも言えるC大阪戦から中3日で今季最高の内容で勝利を飾ったサンフレッチェ。その要因がメンタルと運動量だったことを考えると、明日の試合も同じことがポイントとなるに違いありません。浦和とのアウェイゲームは1999年(浦和のJ2降格が決まった試合)以来11年間勝っていませんが、そもそも浦和戦に10年間勝てなかったジンクスを破ったのが昨年8/22のこと。昨年はナビスコ杯も含めると2勝1敗と勝ち越しているので、浦和戦に対する苦手意識はもう無いはずです。明日はパスサッカーの経験と完成度では広島の方が上だと言うことを見せつけるような、そんな戦いを披露して欲しいと思います。
<10.7.22> サンフレッチェは昨日、福岡教育大の西岡大輝選手の来シーズンからの加入が内定した、と発表しました。西岡は宮崎県出身で、東海大五高から福岡教育大に加入。主にボランチとしてプレーしていましたが「フィジカルコンタクトに強く、読みの良い守備のオールラウンドプレーヤー」でビルドアップの能力もあるとのこと。DFとしての獲得で、チームとしてはストヤノフや中島の後継者として期待しているのではないか、と思われます。これまで代表歴などは無く全国的には無名の選手ですが、東海大五高では橋内と清水の間の学年なのでたぶんずっとチェックはしていたはず。練習試合(たぶん岡山戦)で能力を確認して、獲得を決めたのではないでしょうか?
<10.7.21> 先週末にプリンスリーグの2nd round上位リーグ最終節が行われ、サンフレッチェユースの優勝と広島観音、立正大湘南の高円宮杯出場が決まりました。森山監督の「ゴリ日記」によると、米子北と対戦したサンフレッチェユースは、前節高円宮杯出場を決めていたこともあってレギュラー数名を入れ替えて戦ったとのこと。前日の豪雨のためグラウンドの状態は最悪で、序盤から攻められ「いつディフェンスが決壊するかひやひや状態」だったそうですが、35分に川森、43分に岡本が決めて2-0で前半を折り返しました。その後選手を入れ替えて戦い、後半30分過ぎに連続失点で同点に追いつかれたものの後半35分に石坂、38分に井波が決めて、4-2で勝って2年連続7回目の優勝を決めました。
 なお、上位リーグのもう一つの試合は広島観音が立正大湘南を2-0で下して2位。また敗れた立正大湘南も3位で高円宮杯出場権を獲得しました。1次リーグから通算した最終的な成績は次の通り。
       勝点 勝 分 負 得失差
1広島ユース  23    7   2   1    +21
2広島観音   19    6   1   3     +1
3立正大淞南  17    5   2   3     +2
4米子北    14    4   2   4      0

<10.7.20> 昨日岡山と練習試合を行い、4-1で勝ちました。広島のメンバーは、GK:中林(→下田61分)、DF:横竹(→川森86分)、岡本、練習生(→篠原51分)、MF:石川、桑田(→甲元76分)、丸谷(→柳川61分)、清水、高萩(→平田80分)、大崎、FW:李。得点は前半17分に横竹、35分に李。後半3分に1点を返されたものの、7分に李、16分に大崎が決めて突き放しました。
<10.7.20> 昨日報知新聞、スポニチ等に「ディナモ・ザグレブが佐藤寿人の獲得に乗り出している」との記事が掲載されました。ザグレブはマンジュキッチがヴォルフスブルグに移籍したため後釜を探していて、佐藤寿に白羽の矢を立てたと言うことだそうですが、中国新聞によるとサンフレッチェの関係者は「正式な話では無く情報収集段階」と述べているそうで、佐藤寿人選手本人も「考えられない」と語っているとのこと。海外移籍を目指すのならば年齢的にはラストチャンスに近い佐藤寿ですが、ACミランからのオファーでもない限り移籍は無いのではないでしょうか?
<10.7.19> 今季最高の23,948人の観衆を集めて行われたJ1リーグ第13節横浜Fマリノス戦は、中島、佐藤寿、森崎浩のゴールで3-0で勝ち、順位を7位に上げました。
 出場停止の高萩に代えて青山を起用した以外は前節と同じメンバーながら、森崎浩を久々にトップ下で起用して次の布陣で戦いました。
 
        西川
 
   森脇  ストヤノフ  槙野

     青山    中島
     (→丸谷73分)
ミキッチ            服部
(→横竹75分)
    山崎     森崎浩

        佐藤寿(→桑田80分)
 
 
SUB:中林、石川、清水、李
 対する横浜FMは、GK:飯倉、DF:波戸、栗原、中澤、田中、MF:兵藤(→小野62分)、小倉、中村、山瀬(→齋藤83分)、FW:長谷川(→松田HT)、渡邉、と言うメンバーでした。前節は不甲斐ない試合で大敗したサンフレッチェでしたが、この日は立ち上がりから落ち着いてゲームを進めます。1分には槙野が右足でシュート。8分には相手パスのカットから佐藤寿が抜け出し、9分にも佐藤寿がゴールネットを揺らしましたがオフサイド。21分には山崎のパスから森崎浩が決定的なシュートを打ったものの、中澤が身体を投げ出してブロックします。逆に24分にはバックパスのボールを奪われ高い位置で横浜にボールを繋がれますが、最後は田中のシュートが上に外れて助かります。28分にはカウンターから山崎が決定的なシュート。29分にも山崎がCKのこぼれをバイシクルで狙い、36分にはミキッチがドリブル突破からグラウンダーで打ちましたがGKが横っ飛びで抑えます。チャンスを作りながらもなかなか点が取れずじりじりした展開が続いていましたが、ついに均衡を破ったのは36分のことでした。服部のクロスははね返されたものの、こぼれ球を佐藤寿が繋いで中島へ。コースを狙って打ったシュートは見事にゴールネットを揺らして、広島が先制しました。更にその2分後、佐藤寿が思い切って打ったミドルは当たり損なって流れたものの、拾ったミキッチが右サイドをえぐってクロス。いったんはクリアされたものの森崎浩が必死で足を伸ばして後ろに振ると、佐藤寿が胸で落として素晴らしいシュートを突き刺して追加点を奪います。その後はやや横浜に押し込まれたものの集中してはね返し、2点リードで前半を折り返しました。
 後半、ボランチに松田を入れて中盤を強化した横浜は、ボールを支配して攻めの圧力を強めます。しかし広島はしっかりとブロックを作ってはね返し、虎視眈々と追加点のチャンスを狙います。10分にはカウンターから中島がシュートしたもののDF。11分には中村のシュートが広島ゴールを襲いましたが西川が弾きます。そして13分、青山が低い位置でボールをカットすると佐藤寿に預けてそのまま前に走ります。マイナスのボールを受けた山崎は前に持ち出して右サイドへスルーパス。DFラインの裏に抜け出した青山がGKとDF2人を引きつけて逆サイドに振ると、そこで完全にフリーになっていた森崎浩が難なく押し込み、広島が決定的な3点目をゲットしました。
 その直後に横浜は、中村のロビングのパスを渡邉がボレーシュートと言う決定的なシーンを作ります。またその後投入された17歳の小野がはつらつとしたプレーでチャンスに絡みます。しかし広島も若手を投入して運動量を確保すると、しっかりした守備から次々とカウンターを浴びせます。32分にはこぼれ球を拾った山崎がそのまま持ち上がって佐藤寿にパスしたもののわずかに合わず。36分と37分にもカウンターから山崎が攻め上がります。38分には中島のパスを受けた桑田がそのまま相手ゴール前まで持ち込んでシュートしたものの、ボールは惜しくも右に外れます。その後横浜も中村のFK等で広島ゴールに迫ったものの西川を中心にはね返し、逆にカウンターから相手ゴールを脅かしつつ時計を進めて広島が危なげなく逃げ切りました。
 過密日程と離脱者続出だった中断前の戦いでまずまずの結果を残し、次々と選手が戻ってくる中でチームの再構築を行って来たサンフレッチェ。オーストリアキャンプで手応えを感じ、帰国して迎えたJリーグの再開でしたが、しかし水曜日の初戦の結果は期待とは全く逆のものでした。運動量が上がらず自分たちのサッカーができず、ミスをきっかけに自ら崩壊し、レベルアップどころか中断前の力にも及ばないチームでした。このチームをどう立て直すかと言うことは、ペトロヴィッチ監督にとって今後のサンフレッチェを左右する最重要のテーマだったに違いありません。彼は中3日の日程の中で、まずメンバーのシャッフルから始めます。主力組から外されたのはストヤノフ、山崎、森脇。若手から抜擢されたのは、横竹、丸谷、桑田。これによって外された選手はもちろんのこと、全選手に衝撃が走ったことは想像に難くありません。そしてシャッフルしたメンバーによる2日間の練習を経て昨日の試合の先発に選ばれたのは、出場停止の高萩以外は全員がC大阪戦のメンバーでした。これは「主力組」に対する信頼の証であるのと同時に、「今度駄目だったら次は無いぞ」と言うメッセージが込められていたに違いありません。
 結果は、まさに監督の意図した通り。練習で外された3人はいずれも90分間にわたって全力のプレーを見せて、勝利に大きく貢献しました。中でも山崎の活躍は今季最高レベルのもので、足りなかったのはゴールだけ、とも言えるほどだったと思います。また一方でペトロヴィッチ監督は、練習で抜擢した3人の若手を早めの時間帯から投入して試合を締めました。これは「控え組」に対する、監督からの信頼のメッセージだったのではないでしょうか。
 監督がインタビューで語っているように、サンフレッチェの全メンバーが揃えば優勝も狙えるかも知れませんが、しかし残念ながら今は違います。森崎和、盛田らが離脱したままだと言うだけでなく、復帰した選手たちもまだまだ本来のパフォーマンスには至っていません。従って「今の状況では、安定して勝ち続けることが難しいのが現実」(ペトロヴィッチ監督)なのは確かだと思います。これからもC大阪戦のような惨敗もあるだろうし、横浜FM戦のような勝ちもあるかも知れない。しかしそれはきっと成長のプロセスとして、受け入れなければならないことなのでは無いかと思います。厳しい夏の戦いをどれだけ波を小さくして乗り切るか。そして秋以降上位争いに食いついてくるベースを作ることができるのか。それが、今のサンフレッチェにとって最も大事なテーマなのかも知れません。

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Jリーグプレビュー&レポート

<10.7.18> 中国新聞によると、今日の試合では先発メンバーの大幅変更がありうるとのこと。昨日と一昨日の練習ではストヤノフ、森脇、山崎が控え組に回り、横竹、丸谷、桑田が主力組でプレーしていたそうです。誰が出場するにしても、運動量が広島サッカーの生命線。暑さに負けずに相手よりもより多く走って、勝利を手にして欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、「サンフレッチェカップ」のU-10とU-12が午後2時から、U-8が午後2時半から。4種による「フォリアチャレンジ」は5時20分ごろから行われます。メイン側おまつり広場では「広島県信用組合ブース」「熊本国際観光コンベンション協会ブース」「廿日市市フレンドリータウンブース」「献血PRブース&献血コーナー」「メッセージ記入コーナー」がそれぞれ午後2時から。廿日市市のブースでは先着500名様に牡蠣フライを無料配布します。「選手サイン会」は高萩、盛田両選手で、抽選券は午後4時からメイン側総合案内前で先着500名様に配布。試合会場限定グルメは、横浜中華街に因んで「点心セット」を300円で限定320食提供します。また「WE FIGHT TOGETHERコーナー」としては6時からメインスタンド前で文教女子大附属高和太鼓部による「文教太鼓」が披露されます。更に選手入場時にはバックスタンドで人文字を作って選手を後押ししますので、ご協力下さい。
 先着プレゼントは5,000名様に「サンフレッチェ広島オリジナルうちわ」を、2,000名様に「火の国熊本『ひごまる』セット」を4時半より各入場ゲートにて配布します。またサンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、森崎浩司選手のプレミアム選手カードとなっています。
 セレッソ戦ではブブゼラを鳴らす人がいましたが、これは相当評判が悪かったらしく(実際、テレビで観ていただけでもうるさかった)クラブから禁止のお願いが出ていますのでご協力をお願いします。
 テレビ放送はスカパーがch180(SD画質)とch190(HD画質)、スカパーe2がch800(HD画質)で生放送の予定です。今日もブログで速報しますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
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