8/22〜8/28のSANFRECCE Diary


<10.8.28> 携帯サイトによるとペトロヴィッチ監督はミキッチについて「しっかりとやれていると思うが、起用については慎重に考えたい」と語っています。中国新聞のスタメン予想もFC東京戦と同じになっている事を考えると、今日はベンチからのスタートとなる可能性が高そうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては「ミズノサッカークリニック」が4時から、サンフレッチェカップのU-14が1時から、U-12が2時から、「フォリアチャレンジ」が5時20分ごろから行われます。「フェイスペイント」は3時から総合案内前、「キックターゲット」は5時から場内の賑わいイベント広場で、「We Fight Togetherコーナー」のダンスパフォーマンスは6時からメインスタンド前で行われます。メイン側おまつり広場では体力テストや足型測定などを行う「ミズノブース」と「メッセージ記入コーナー」がそれぞれ2時から。また「スカパー!特別ブース」では、「『スティッチ!』フォトロケーションとの撮影会」や「キックターゲット」「スカパー!加入キャンペーン」が開催されます。更にメイン側のファンクラブサロン前では「まだ間に合う!夏休み自由研究コーナー」と題して「サンフレッチェオリジナル缶バッジを作ろう!」(先着150名の小学生対象)と「クラフトパズルでサンチェを作ろう!」(先着20組の小学生の親子対象)をそれぞれ2時から行います。
 試合会場限定グルメは「米沢牛の冷しゃぶ」を1,000円で限定320食提供。「みらさかピオーネブース」では2時から1房320円で限定100房提供します。またサンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、ストヤノフ選手のプレミアム選手カードとなっています。
 テレビ放送はスカパー!ch181(SD画質)とch191(HD画質)、及びスカパー!e2のch801(SD画質)で生中継が予定されています。今日もブログで速報しますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<10.8.28> 日本サッカー協会は昨日パラグアイ戦、グアテマラ戦に向けての日本代表を発表し、広島からは槙野が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】楢崎(名古屋)、川島(リールス)
【DF】中澤、栗原(横浜FM)、長友(チェゼーナ)、内田(シャルケ)、
    闘莉王(名古屋)、駒野(磐田)、岩政(鹿島)、槙野(広島)
【MF】橋本、遠藤(G大阪)、中村憲(川崎F)、松井(グルノーブル)、
    今野(FC東京)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、藤本(清水)、
    細貝(浦和)、本田(CSKAモスクワ)、香川(ドルトムント)、
    乾(C大阪)
【FW】岡崎(清水)、森本(カターニャ)
 W杯メンバーから川口(磐田)、中村俊(横浜FM)、稲本(川崎F)、阿部(浦和)、玉田(名古屋)、大久保(神戸)、矢野(新潟)が外れ、栗原、槙野、橋本、藤本、香川、乾が復帰。また細貝が初めて選出されました。今回は監督選びの難航により原技術委員長が代行監督として指揮を執ることになったため、次に繋がるかどうか分からない日本代表と言うことになります。今回は「欧州組」のほとんど全員を呼んだ事からも分かるように「興行」の側面が強い試合となりますが、逆にプレッシャーを感じることなく伸び伸びとプレーできる、と言う事は言えるかも。槙野には代表を楽しんできて欲しい、と思います。
<10.8.27> 明日は夏休み最後のゲーム。サンフレッチェはホームで山形と戦います。
 序盤はなかなか勝てなかった山形でしたが、第5節広島戦の勝利をきっかけにして徐々に浮上し第17節からは全て1-0の勝利で3連勝。前節は引き分けたものの順位も10位まで上げてきています。5月以降の戦績は次の通り。
9A ●1-2 名古屋 【山】北村、【名】ケネディ、闘莉王
10H ○1-0 大宮  【山】古橋
11H ●0-3 FC東京 【東】重松、羽生、今野
12A ●1-3 新潟  【山】宮沢、【新】マルシオ・リシャルデス、本間、チョウ
N3H ○1-0 神戸  【山】秋葉
N4A ○2-0 浦和  【山】田代2
N6H ○3-0 湘南  【山】田代、秋葉、増田
N7A ●0-5 磐田  【磐】イ・グノ、金沢、ジウシーニョ2、イ・ガンジン
13H ○3-1 仙台  【山】秋葉、田代2、【仙】梁
14A ●0-3 C大阪 【C】アドリアーノ、乾、清武
15H △0-0 川崎F
16A ●0-1 G大阪 【G】橋本
17H ○1-0 磐田  【山】北村
18H ○1-0 新潟  【山】北村
19A ○1-0 横浜FM 【山】石井
20H △0-0 神戸
 ここまで総得点は17とリーグ最少の得点力ながら10位をキープしているのは、粘り強い戦いで僅差のゲームをものにしているから、と言って良いでしょう。前節は正GKの清水が欠場して植草がリーグ戦初出場でゴールを守りましたが、チーム全体の高い守備意識で無失点に抑えています。怪我で欠場していた田代も前節から戻ってきて、次節から再び連勝中の勢いを取り戻したいと考えているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェは前節連敗を3で止めて、久々の勝利に酔いました。今週の練習では高萩、ストヤノフ、森脇らが別メニューの日があったようですが、いずれもそれほど状態が悪いわけではなく明日の出場は心配なさそう。復帰してキレの鋭さを見せている、と言うミキッチを先発から起用するかどうかがポイントになりそうです。私の先発予想は次の通り。
 
        西川
 
   森脇  ストヤノフ  槙野

     中島    青山

ミキッチ            服部

    高萩     森崎浩

        佐藤寿
 
 
SUB:中林、横竹、丸谷、桑田、清水、山崎、李
 ペトロヴィッチ監督が「戦争あるいはガチンコ勝負」になる、と予想する明日の山形戦。勝つためには、とにかく先に失点しないこと。そしてできれば早い時間帯に得点を奪って、相手の気持ちを折ることではないかと思います。明日もしっかり走ってボールを動かして、サンフレッチェらしいサッカーで勝利して欲しいと思います。
<10.8.26> 携帯サイトによると森崎和、盛田の2人は別メニューが続いていますが、森崎和はスパイクを履いてボールを扱う段階になっていて肉体的には順調に上がってきているようです。また山岸とストヤノフも別メニューですが、ストヤノフは疲労を考慮してのものでどこかを傷めていると言うわけでは無さそう。一昨日は別メニューだった丸谷、高萩も昨日は元気にフルメニューに参加していたそうです。更にミキッチも昨日から実戦練習に復帰したそうで、フルコートの20分間は主力組の右サイドでプレーしていたとのこと。その後のハーフコートマッチでは控え組だったそうですが、スピードを生かしてチャンスを作っていたそうです。「もう大丈夫」と明るい表情だったらしく、山形戦はともかくナビスコ杯G大阪戦あたりから復帰するかも知れません。
<10.8.25> 遅くなりましたが「紫熊倶楽部」の9月号(Vol. 151)を紹介します。カラーページのロングインタビューはベテランが2人で、ストヤノフ選手と中島選手。ストヤノフ選手は「初めての経験」と言う半年にわたる離脱を経てチームに戻ってきたものの調子は上がらず、ACLのアデレード戦の後にも離脱。その後1ヶ月半経ってようやく戻ってきました。しかしその後は徐々に彼らしいプレーができるようになり、チームの中心として活躍しています。「サンフレッチェで引退したい」と語る33歳のブルガリア代表の言葉は、一つ一つに重みと味わいがある、と思います。
 後ろのカラーページのインタビューで取り上げられているのは、第16節までの公式戦全試合に先発出場した中島選手。今年と昨年の違いとして「周りが広島に対して本当に警戒してきている」としながらも「知らず知らずのうちに逃げている」「気持ちの甘さもある」ことが上位に居るチームとの差ではないか、と指摘しています。自分たちで立て直すことのできる「いい集団」になってきた、と言うサンフレッチェを引っ張るベテランの含蓄のある言葉は必見です。
 もう一つのインタビューは「若者たちの今日までそして明日から」と言う新連載。監督から怒られ続けながらもそれが期待の表れだと信じて成長してきた横竹選手が、その思いを語っています。
 マッチレポートは、C大阪戦、横浜FM戦、浦和戦、仙台戦、京都戦、G大阪戦。「スタッフたちの『ガンバロウゼ』」では運営部の白石課長が1995年の「ユニフォーム間違い事件」を振り返っています。ユースレポートはクラセンU-18。ジュニアユースもクラセンの展望です。そしてジュニアとスクールではカルビーサンフレッチェカップU-12をレポートしています。「私たちは、サンフレッチェ・サポーターです」では3家族を紹介。G大阪と激突するヤマザキナビスコカップの準々決勝のプレビューも載っています。
  サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ホームゲーム会場とV-POINTの他に、広島県内大手書店、広島ゆめてらす、ジュンク堂池袋店、神田神保町の書泉ブックマートなどで発売中です。また通販のお申し込みはe-VPOINTでどうぞ。
<10.8.24> 一昨日行われた「adidas CUP 2010 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」の準決勝で、サンフレッチェ広島Jrユースは磐田Jrユースに敗れ、3位でのフィニッシュとなりました。なお優勝は清水エスパルスJrユース。MVPは清水の鈴木聖矢選手で、MIPは広島戦でも得点を取った中野誠也選手でした。なお平行して行われていた「日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 デベロップカップ2010」に参加していたサンフレッチェ常石FCは、FC ASA FUTUROに6-0で勝ったもののACNジュビロ沼津と京都サンガU-15にそれぞれ1-4、1-2で敗れ、グループリーグ敗退となりました。
<10.8.23> 昨日雁の巣でアビスパ福岡と練習試合を行い、0-2で敗れました。広島のメンバーは、GK:中林(→下田46分→原80分)、DF:脇本、岡本、篠原、MF:石川、桑田、丸谷(→平田60分)、清水、高柳、大崎、FW:李(→野津田77分)。内容は良く分からないのですが福岡の方が良かった模様で、前半はスコアレスだったものの後半2点奪われての敗戦でした。
<10.8.22> 昨日アウェイで行われた第20節FC東京戦は、服部、佐藤寿のゴールで勝ち連敗を3で止めました。
 出場停止から森崎浩が復帰して、サンフレッチェは次の布陣で戦いました。
 
        西川
 
   横竹  ストヤノフ  槙野

     中島    青山

森脇              服部

    高萩     森崎浩(→丸谷90+2分)
    (→桑田82分)
        佐藤寿(→李76分)
 
 
SUB:中林、清水、大崎、山崎
 対するFC東京は、GK:権田、DF:中村、キム、椋原、徳永、MF:今野、梶山、石川、松下(→大竹46分)、FW:平山(→重松58分)、大黒(→リカルジーニョ66分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは石川でしたが、立ち上がりからゲームを支配したのはサンフレッチェ。キックオフからパスを繋いで相手ゴールに攻め入ったのを手始めに、次々と相手ゴールに襲いかかります。7分には高萩のパスを森崎浩がダイレクトで狙ったものの惜しくも枠外。8分にはストヤノフのパスに長駆追いついた森脇の正確なクロスに佐藤寿が頭で合わせましたが、枠を捉えることができません。その後FC東京も逆襲を仕掛けてきて、17分には平山の頭での落としに大黒が飛び込んだものの西川が身体に当ててセーブ。その直後にはCKから梶山に打たれましたが西川が弾きます。34分には森脇が中に切れ込んで左足で打ったものの権田が横っ飛びでクリア。39分にも槙野の突破からの折り返し、そして森脇のクロスと攻め立てますが、最後のところで合わずに崩しきれません。前半は4本のシュートを打たれたもののこちらは9本。ほぼそのシュート数通りの内容差で広島が上回ったものの得点は奪えず、0-0でハーフタイムとなりました。
 状況を打開するため若い大竹を入れて活性化を図る城福監督。しかし広島は主導権を渡さず攻め続けます。1分には青山の鋭いパスで抜け出した佐藤寿が狙ったものの椋原がぎりぎりでクリア。6分にはCKに槙野がフリーで合わせましたがうまく当たらず枠を捉えることができません。そして11分、何とかボールを奪おうとするFC東京のプレスをパスワークでかわして前線に送ると、森脇のクロスのこぼれを高萩が左へ。これを受けた服部が素晴らしいシュートを決めて、広島が先制点を奪いました。
 その後も広島が素晴らしいサッカーを展開し、何度もボールを奪って攻め込みます。そして後半19分、森崎浩の展開のパスを受けた服部が中へのグラウンダーのクロス。これを相手と競りあいながら受けた佐藤寿が素晴らしい動きで前を向いてシュートを決めて、貴重な追加点を奪いました。
 フレッシュな選手を投入して何とか打開しようとする東京。しかし広島は運動量で上回り主導権を渡しません。30分には服部のパスを青山がダイレクトで狙い、40分には李がDFを背負いながら反転して打ちましたがGKの胸に収まります。更に42分にはカウンターから森脇が切れ込み森崎浩が抜け出しましたが惜しくも権田に抑えられます。東京の最後の攻撃も集中を切らさず守りきり、久々の勝点3をものにしました。
 3連敗のきっかけは、ミキッチの負傷離脱と中島の出場停止でした。G大阪戦に向けての練習では色々な布陣をテストしたもののフィットせず、本番で清水を右WBに起用しましたが逆にここを狙われ、2点を失いました。続く川崎F戦では山岸を起用したものの再びの怪我。森脇を一列前に出して後半を戦ったものの、このサイドを起点に失点してしまいました。そして大宮戦は最初から森脇を右WBで戦ったものの、またもや右サイドからのクロスで失点。「広島の弱点は右サイド」と言う感じになってしまっていました。
 これに対して森脇は失点した場面を繰り返しビデオで見て「今、右サイドが狙われているとか、機能していないとか言われているけれど、僕の考えは全くそうじゃない」(携帯サイトによる)と反論していました。そしてFC東京戦に向けて「守備の部分でしっかり耐えて、攻撃の時に上がって行きたい」と強い思いを語っていました。プロとして批判は受け止める。しかしそれをはね返して、自分が間違っていなかったことを証明する。そんな強い気持ちは、FC東京戦で見事に表現されていたと思います。キックオフからのプレーで高い位置まで攻め上がるとその後もたびたび攻撃参加。惜しいクロスやシュートなど、何度も相手を脅かすプレーを見せました。そしてこれによって対面の徳永には全くと言ってよいほど攻め上がりを許さず、松下に至っては前半だけでベンチに追いやりました。ペトロヴィッチ監督が言うように「サッカーはゴールに向かって仕掛けていく中央の攻撃が最も危険な攻撃」だと言うのはその通りかも知れない。しかしそれでもこの日の森脇の強い気持ちと集中力は、チームに勇気を与えたと言えるのでは無いでしょうか。
 もちろん、この試合の勝因は森脇のプレーだけではないでしょう。むしろ他の選手が最後までしっかり走りきったことが重要だったのだろうと思います。主力に出場停止も負傷離脱も無く、ここ数試合ではメンバーが揃っていた方だったこと。それによってチーム全体でのコンビネーションがうまくいって、パス回しがスムーズだったのも大きかったのかも知れません。過密日程で体力的に厳しく、また練習で戦術を合わせる時間もない中で、まずは自分たちのサッカーを思い出したことが、この試合の勝因だったと言って良いのではないでしょうか。
 サンフレッチェはこの試合の勝利で勝点を29にして、順位も9位に戻しました。16位仙台との勝点差が11あるのに対して、2位グループ(C大阪、鹿島、清水)との勝点差は7。残留争いに巻き込まれるのを回避し、上位進出を狙えるところに付けている、と言っても良いと思います。まずは取りこぼしを避けること。そしてどんな相手でも広島らしいサッカーを貫くこと。それができるなら残り14試合の全てに勝つこともできるし、目標とするACL出場権獲得だけでなく、ナビスコ杯や天皇杯を取ることも可能なのでは無いでしょうか?

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