9/19〜9/25のSANFRECCE Diary


<10.9.25> 携帯サイトによると、ストヤノフは発熱と扁桃腺炎のため、森崎浩は連戦の疲労が溜まっているため今日はお休みになりそうです。その一方で久々にメンバー入りするのが森崎和。「本来ならば少し早いかも知れない」とのことですが、緊急事態と言うこともあって少なくともベンチには入ることになりそうです。また前節休んだ中島については「彼は試合に出ないといけない」(ペトロヴィッチ監督)とのこと。先発メンバーもフル出場は難しい選手が多いので、今日はベンチのメンバーも含めた全員の力で鹿島に立ち向かわなければなりません。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後3時キックオフ。試合前イベントとしては、「サンフレッチェカップ」のU-10とU-12が10時から、U-8が10時半から、「フォリアチャレンジ」が1時20分ごろから行われます。「NHK広島PRブース」は11時からで、「どーもくん」「しゃもべえ」のNHKキャラクターとアニメ「ジャイアント・キリング」の「パッカくん」がやってきます。また「JICA PRブース」ではパネルや民族衣装の展示を行います。更に、いつものように「フェイスペイント」「キックターゲット」「メッセージ記入コーナー」も行われます。
 試合会場限定グルメは、「ハマグリのバター焼き」を300円で320食、「豚のコーラ煮バーガー」を300円で200食提供。「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」ブースには落合務シェフが来場します。そして鹿島アントラーズとの語呂合わせで、廿日市市の手土産として考案された「宮島アントチーズ」の試食品を200名様に配布します。先着プレゼントは「コカ・コーラゼロ応援ハンド」を5,000名様、「ダヴ ディープクリーン洗顔」を2,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、森脇選手のプレミアム選手カードとなっています。
 テレビ放送はJ-SPORTS Plus(スカパー!ch308(SD画質)とch605(HD画質)、及びスカパー!e2のch253)とNHK広島放送局で生中継が予定されています。今日はブログでの速報はありませんので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は携帯サイトの速報をご覧下さい。
<10.9.24> 明日のJリーグ第24節は、ホームに鹿島アントラーズを迎えます。
 鹿島はリーグ再開後に3連勝して今季初めて首位に立ったものの、第17節から5試合勝ち無しが続いて4位まで後退。首位名古屋との勝点差も7まで開いてしまいました。更にナビスコ杯でも川崎Fに逆転を許して敗退が決まり、小笠原の出場停止もあって第22節は今季最大の危機とも言える状態でした。しかしその試合をベテラン・中田浩二の活躍でものにすると、前節はマルキーニョスの来日後初のハットトリックで大宮に快勝。調子を上げて順位も2位に戻しています。リーグ再開以降の公式戦の戦績は次の通り。
11H ○1-0 湘南  【鹿】野沢
13H ○2-1 川崎F 【鹿】フェリペ・ガブリエル、イ・ジョンス、【川】黒津
14A ○3-2 磐田  【鹿】ジウトン、中田、マルキーニョス、【磐】那須、成岡
15H △2-2 新潟  【鹿】マルキーニョス、大迫、【新】矢野、三門
16H ○3-0 神戸  【鹿】野沢2、マルキーニョス
17A ●1-2 清水  【鹿】興梠、【清】藤本、枝村
18H △1-1 FC東京 【鹿】興梠、【東】今野
19A △1-1 G大阪 【鹿】大迫、【G】橋本
20H ●0-1 C大阪 【C】乾
21A △1-1 浦和  【鹿】本山、【浦】ポンテ
NQFH ○2-1 川崎F 【鹿】マルキーニョス、興梠、【川】黒津
天2 ○6-0 高崎  【鹿】大迫、遠藤、佐々木2、本山、中田
NQFA ●1-3 川崎F 【鹿】小笠原、【川】田坂、中村、Vジュニオール
22H ○1-0 仙台  【鹿】中田
23H ○3-0 大宮  【鹿】マルキーニョス3
 前節、前半21分に「ピリッと来た」ことで早々に交代した小笠原も明日は大丈夫だそうで、鹿島はフルメンバーで来そうだ、とのこと。明日は首位追撃のためには負けられない一戦、と言うことで勝ちを狙ってくるのではないかと思われます。
 対するサンフレッチェですが、携帯サイトによると中島は練習に復帰しているものの山崎はまだ軽いジョギングができる程度で出場は難しそう。また森崎浩も練習には合流したものの本格的にプレーはしていないので、明日出場できるかどうかは微妙です。更に山岸と森崎和も水曜日にはAチームでプレーしていたそうですが、監督は「週末だけでなく来週のナビスコカップも念頭に置いた」布陣だったらしく無理はさせない可能性が高そう。と言うことで、明日のメンバーはこんな感じになるかも知れません。
 
        西川
 
   横竹  ストヤノフ  槙野

     青山    中島

森脇              服部

    高萩      高柳

         李
 
 
SUB:中林、篠原、丸谷、岡本、山岸、桑田、大崎
 「これ以上怪我人が増えてしまうと、試合ができなくなる」(ペトロヴィッチ監督)と言うことで昨日は軽くアップしただけで練習を終えたそうですが、ただ逆にこれはチームへの信頼の現れ、とも言えます。これまでも離脱者が続出しながらもACL、リーグ戦、ナビスコ杯とそれぞれ結果を出してきたのは、戦術が浸透して誰が出ても「サンフレッチェのサッカー」ができるから。明日は苦しい試合になるのは間違いありませんが、それでもしっかりと自分たちのサッカーを表現して、王者を打ち破って欲しいと思います。
<10.9.23> 日本サッカー協会は昨日、中国・広州で行われるアジア大会に参加するU-21代表を発表しましたが、サンフレッチェからの選出はありませんでした。今回選ばれたのは次の20人。
【GK】増田(流経大)、安藤(川崎F)
【DF】實藤(高知大)、薗田(川崎F)、當間(鹿島)、比嘉(流経大)、
    鎌田(千葉)、丸山(明治大)、鈴木(新潟)
【MF】山崎(磐田)、山村(流経大)、金井(横浜FM)、水沼(栃木)、
    大塚(G大阪)、東(大分)、山口(C大阪)、登里(川崎F)
【FW】永井(福岡大)、工藤(柏)、富山(早稲田大)
 トゥーロン国際大会に参加したU-21代表から続けて選ばれたのは當間、比嘉、大塚、登里、山崎の5人だけで、大学生が7人を占めると言うフレッシュなメンバーとなっています。このU-21代表はロンドン五輪を目指す年代になるため本来であれば香川(ドルトムント)や原口(浦和)、大迫(鹿島)ら各クラブで活躍している選手を送りたいところですが、大会が開催される11/12〜27はリーグ戦の真っ最中。従って少なくともJ1チームから選ばれた選手はいずれも出場機会の少ない選手となっています。前回は選出されていた横竹、丸谷、清水の名前がないのは、クラブ側が選出に難色を示したからではないでしょうか。
<10.9.22> 先週末発売の「紫熊倶楽部」10月号(Vol. 152)の表紙には「クラブ史上初!Jリーグヤマザキナビスコカップベスト4進出 タイトル目指し共に走ろう!」と言う文字が踊っています。そして巻頭のカラーページはナビスコ杯準々決勝のマッチレポートが掲載されています。
 最初のインタビューはミキッチ選手。昨年10/25の川崎F戦を最後に戦線を離脱した彼は、最初はグロインペイン症候群、続いて恥骨結合炎でキャンプにも参加できず「3ヶ月ぐらいずっと眠れない日々が続いた」のだそうです。その苦しみを乗り越え、6/3にようやくチーム練習に復帰しながらも、オーストリアキャンプでは練習試合の初戦で離脱。7/14にJリーグに復帰したものの、8/1の京都戦で太ももを痛めます。更に山形戦で復帰してすぐにゴールを決めるなどの活躍を見せながらC大阪戦でまたもや足を負傷するなど、まだまだ苦しみから逃れることはできていませんが、しかし必ずや本当の復活を果たしてくれるはず。「プロのキャリアを広島で終えられるようにしたい」と語る好漢・ミキッチの言葉は必見です。
 連載「若者たちの『今日までそして明日から』」は丸谷選手。昨年の浦和戦での「14分間の屈辱」から始まって、「青山道場」での練習やボランチへのコンバートなど、色々な経験を語っています。
 マッチレポートは、リーグ戦の川崎F戦、大宮戦、FC東京戦、山形戦、C大阪戦と天皇杯の島根戦。「スタッフたちの『ガンバロウゼ』」にはユースダイレクターの高橋真一郎さんが登場しています。「サンフレッチェを支える人々」で登場しているのはキックターゲットのボランティアをやっている西山光雄さんで、手伝ってくれる方を募集しています。また下部組織のレポートでは、高円宮杯、クラセンU-15、サンフレッチェカップ(U-14)とフジパンカップを取り上げています。
 「紫熊短信」と「READER'S AREA」を挟んで、後ろのインタビュー記事は森脇選手。右サイドからの失点が続いていた8月に厳しく批判されながら、それをバネにして更に成長して行く姿を描いています。そして最終ページの「私たちは、サンフレッチェ・サポーターです」では安芸高田市の窪野さん親子を取り上げています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円で、ホームゲーム会場やV-POINTの他、広島県内主要書店と東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマートでも販売中です。また通信販売のお申し込みはe-VPOINTでどうぞ。
<10.9.21> 昨日「高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)」のラウンド16が各地で行われ、サンフレッチェユースはC大阪U-18に7-1で勝って2年連続で準々決勝に進出しました。公式記録によると広島のメンバーは、GK:大野、DF:越智翔(→野口70分)、宗近、脇本、MF:浅香、早瀬(→藤井79分)、岡本(→柳川63分)、平田、野津田、FW:川森、砂川。前半18分と25分の岡本のゴールでリードしたのに加えて前半ロスタイムにC大阪の田中が退場になって数的有利になり、後半も10分に早瀬、16分に砂川、23分に早瀬、28分に平田が決めて6点差を付けます。その後後半31分に1点を返されたものの、後半ロスタイムに藤井がゴールを決めて試合を締めました。準々決勝の相手は、市立船橋高を延長の末下した流通経済大付属柏高。厚木市荻野公園競技場で、10/3(日)の午後1時20分キックオフです。
 なお、中国地域第3代表の立正大淞南高は清水ユースに1-4で敗れ、準々決勝進出を逃しました。
<10.9.20> 昨日サテライトがガイナーレ鳥取と練習試合を行い、1-0で勝ちました。広島のメンバーは、GK:中林(→下田46分→原75分)、DF:練習生(→水田79分)、岡本、篠原、MF:石川、丸谷、森崎和(→越智大46分)、清水、桑田、高柳(→石坂46分)、FW:大崎。得点は後半41分に岡本でした。なお、この試合で森崎和が4ヶ月半ぶりに実戦に復帰しています。中国新聞によると「体力面では万全とはいかないながらも、的確な状況判断と正確なパスなど、随所に『らしさ』を披露。惜しいシュートも放った」とのこと。いきなり先発は無理でしょうが、ひょっとすると鹿島戦からのベンチ入りもあるかも知れません。
<10.9.20> 一昨日、高円宮杯のグループリーグ第3戦が行われ、サンフレッチェユースは4-2で柏U-18を下してグループ首位で決勝トーナメントに進出しました。公式記録によるとメンバーは、GK:大野、DF:越智翔、宗近、脇本、MF:早瀬(→藤井84分)、岡本(→野口78分)、平田、柳川、野津田(→重行88分)、FW:砂川、川森。前半17分、FKから脇本が決めて先制したものの、その後2点を奪われて1-2で前半を折り返しました。しかし後半16分の岡本のゴールで同点に追いつくと、31分に川森が決めて勝ち越し。更に後半ロスタイムに藤井が決めて見事な逆転勝利を収めました。なお、同じグループのもう一つの試合は神戸U-18が磐田ユースに1-5で敗れ、勝点で広島と並びました。得失点差は神戸が-1だったのに対して広島は+6。従って広島が首位でA組を突破しました。この結果、ラウンド16の相手はC組3位のC大阪U-18。試合は今日の11時からで、会場は国立西が丘サッカー場です。
 なお中国地域の他の代表ですが、D組の立正大淞南高は1勝1分け1敗で3位で決勝トーナメント進出となり、ラウンド16では清水ユースと対戦します。一方F組の広島観音高は2分け1敗の3位で、3位同士の成績の比較の結果ラウンド16進出を逃しました。
<10.9.19>  昨日広島ビッグアーチで行われたJリーグ第23節ヴィッセル神戸戦は、暑い中でお互い死力を尽くしたものの1-1で引き分けとなりました。
 サンフレッチェはストヤノフと山岸が復帰したものの中島、山崎が怪我のため欠場。ワントップに李忠成を据えて次の布陣で戦いました。
 
        西川
 
   森脇  ストヤノフ  槙野

     青山    横竹

山岸              服部(→大崎60分)
(→桑田68分)
    高萩     森崎浩(→高柳46分)

         李
 
 
SUB:中林、篠原、丸谷、岡本
 対する神戸は、GK:徳重、DF:石櫃、北本、河本、小林、MF:三原(→我那覇76分)、ボッティ、朴、ポポ(→小川84分)、FW:吉田(→田中73分)、茂木、と言うメンバーでした。キックオフは神戸でしたが広島がすぐにボールを取り返すと、その後は広島が試合を支配します。7分には森脇のクロスに李がヘッドで合わせましたが枠外。19分には槙野が強烈なミドルを打ったもののGKの正面を突き、21分にはセットプレーから槙野や森崎浩が狙います。28分には横竹が相手をはじき飛ばしてボールを奪いそのまま攻め上がってシュート。29分にはカウンターから李が突破してDFをかわしてシュートを打ち、34分にもペナルティエリア内でパスを繋いで槙野がシュートしましたが惜しくも外れます。神戸のチャンスらしいチャンスは36分にパスミスからのカウンターでゴール前に迫られたぐらい。他の時間帯は神戸の守備組織を広島がパスで何とか崩そうとあの手この手で攻め続けます。ところが後半終了間際、自陣ゴール前で与えたFKでポポのボールが壁の下を抜いてゴールネットに突き刺さり、1点ビハインドでハーフタイムを迎えることになりました。
 後半からサンフレッチェは、熱射病の一歩手前だった(携帯サイトによる)森崎浩を高柳に代えて臨みます。その高柳は強いフィジカルを生かしてボールをキープし、攻撃にリズムを与えます。0分には青山がミドルシュート。1分には高柳が中央からシュートを狙うなど引いて守る神戸を崩そうと攻め続けます。そして後半30分、右からの大崎のサイドチェンジを受けた高萩が中央へ速いクロス。これを槙野が逸らすと中で待ちかまえていた李がダイビングヘッドで押し込み、サンフがようやく同点に追いつきました。
 その後も広島が追加点を狙って攻め続け、31分には李、33分には大崎がシュートします。しかし徐々に暑さと疲れからか切り替えが遅くなり、神戸にカウンターから決定的なシーンを作られます。35分にはハーフカウンターから右からのクロスに我那覇がフリーで合わせましたがわずかに枠外。40分には石櫃のアーリークロスに茂木が合わせたものの西川がキャッチします。その直後には青山が強烈なミドルを放ちますがわずかに枠を捉えることが出来ません。更に44分には神戸のロングパスを左から折り返され、飛び出した西川が相手と交錯してがら空きのゴールにボールが行きましたがストヤノフが魂のクリアを見せます。更にロスタイムには朴のシュートが広島ゴールを襲いますが西川が横っ飛びでセーブ。両チームとも限界まで頑張った激戦は勝点1ずつを分け合うことになりました。
 佐藤寿人、ミキッチの怪我に続いて今週の練習では中島と山崎が怪我。しかも山崎は出場予定だったにも関わらず夜の間に腫れが出て来たらしく、結局ベンチ入りもできませんでした。まさに満身創痍とも言うべきサンフレッチェの中で監督が期待を込めてピッチに送り出したのは、移籍後リーグ戦初先発の李忠成と怪我から復帰したばかりの山岸でした。李は「本当に勝ちたかった。すごく悔しい引き分けです」、山岸は「今日は全くダメでした」とそれぞれ試合後に語っていましたが、しかし彼らのプレーが厳しい状況のチームを救ったのは確かです。特に李は試合の最初から最後まで前線で激しく動き回り、シュート数は槙野と並んでチーム最多の4本。そのうち1本が貴重な同点ゴールとなって、チームに勝点1をもたらしました。また山岸も68分間プレーして、回復しつつあるところを見せました。その他にも後半から登場した高柳は攻撃の起点として何度もチャンスに絡み、また3本のシュートを放ちました。また大崎も途中から慣れないWBを任されながらも、何度もドリブル突破を狙って相手の守備陣を脅かしました。相手は下位に低迷する神戸。そしてホームゲームということで勝点3が欲しかったゲームでしたが、しかし過密日程と怪我人続出、そして(なぜか)暑い盛りの1時キックオフと言う「これでもか」と言うほどの酷い状況の中ではこれが限界だと言えるでしょう。サンフレッチェはこの試合で勝つことはできませんでしたが、しかしそれ以上に貴重なものを得ることができた、といえるのではないでしょうか?

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