10/16〜10/22のSANFRECCE Diary


<11.10.22> 「ホットニュース」と携帯サイトによると、首位の柏が相手と言うことで「何も言わなくても、選手たちのモティベーションは上がる」(ペトロヴィッチ監督)とのこと。今季、ホームではほとんど負けていない、と言うことを自信にして、相手を上回るクォリティのサッカーを見せて欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、「2011サンフレッチェ広島 グラウンド・ゴルフ大会」が8時50分から。U-8による「サンフレッチェカップ」が9時半から行われます。また4種による「フォリアチャレンジ」は12時20分ごろから行われます。「WE FIGHT TOGETHERコーナー」として1時5分から、K.D.S.ダンススクールによる応援ヒップホップダンスを披露します。
 ファンクラブサロン前では、「写真応援メッセージを送ろう」を10時半から。「キックターゲット&スピード」は12時開始です。メイン側おまつり広場には「マツダPRブース」「北広島町PRブース」「広島文化学園短大ブース」「広島中央ライオンズグラブ「くさのみ作業所」ブース」「熊本県観光コンベンション協会PRブース」が開かれ、それぞれでイベントを行います。
 先着プレゼントは「新生代マツダ アクセラ オリジナルタオル」を9,000名様に。「火の国くまもと『ひごまる』セット」を2,000名様に差し上げます。またサンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは盛田選手のプレミアム選手カードです。試合会場限定グルメは、「かしわ肉入り秋の五目ごはん」を500円で限定320食提供。10月の選手丼は服部選手の「牛カルビ丼」850円と中島選手の「海鮮中華丼」750円となっています。更におまつり広場グッズ特設売店では「ワゴンセール」を開催します。
 テレビ放送はNHK-BSとスカパー!ch182(SD画質)ch192(HD画質)、及びスカパー!e2のch802(SD画質)で生中継が予定されています。今日はキックオフに間に合うように帰れればブログでの実況を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はご覧下さい。
<11.10.21> 今年のJリーグも残り5試合。サンフレッチェは明日、ホームに柏レイソルを迎えます。
 開幕から9試合を7勝1分け1敗で走り抜け、その後も順調に勝点を積み重ねていた柏は、夏場にやや調子を落として一時は4位にまで順位を落としたものの、粘り強い戦いを続けて前節再び首位に立っています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
4H ○3-1 広島  【柏】レアンドロ・ドミンゲス、北嶋、工藤、【広】佐藤
5A ●2-3 川崎F 【柏】OG、レアンドロ・ドミンゲス、【川】矢島、小林、ジュニーニョ
6H ○2-1 鹿島  【柏】北嶋、レアンドロ・ドミンゲス、【鹿】田代
19A △0-0 仙台
20H ○2-0 横浜FM 【柏】レアンドロ・ドミンゲス、ジョルジ・ワグネル
21A ●1-6 磐田  【柏】レアンドロ・ドミンゲス、【磐】山本脩、藤田、ロドリゴ・ソウト2、金園、OG
22H ○3-2 福岡  【柏】レアンドロ・ドミンゲス、工藤、林、【福】岡本、城後
23A ●0-2 G大阪 【G】大塚、平井
24H ○3-2 川崎F 【柏】工藤、田中2、【川】田坂、ジュニーニョ
25H ○2-1 名古屋 【柏】田中、澤、【名】玉田
26A ○4-0 神戸  【柏】工藤、ジョルジ・ワグネル、田中、パク
27H ●1-3 大宮  【柏】レアンドロ・ドミンゲス、【宮】ラファエル2、青木
28A ○1-0 鹿島  【柏】工藤
29H ○1-0 山形  【柏】ジョルジ・ワグネル
 前節はエースのレアンドロ・ドミンゲスが不在と言うこともあって、残留に燃える山形に押し込まれるシーンの多い試合でした。ところがその状況を逆手にとって、後ろにブロックを作って守りを固める、と言う現実的なサッカーを展開。前半33分にPKでゲットした得点をがっちりと守りきって、忍耐強く勝点3を確保しました。明日もレアンドロ・ドミンゲスが欠場の上に守りの要である近藤も怪我、と言う状況ですが、しかしメンバーが変わればそれに応じた戦い方ができるのが柏の強み。広島に前々日入りして試合に備えるなど準備も万端で、初優勝に向けてチーム一丸で勝点3を取りに来るに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、選手に疲れが溜まっているのは相変わらずだと思われますが、ただ欠場などの情報は無いので前節と同様のメンバーで戦うものと思われます。
       西川

   森崎和 中島  水本

     青山 森崎浩

ミキッチ          山岸

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、盛田、横竹、トミッチ、石川、服部、ムジリ
 8月以降連勝がなく、なかなか波に乗れないサンフレッチェですが、しかしホームに限れば現在3連勝中。またシーズンを通してみてもホームで敗れたのはC大阪戦と名古屋戦だけで、ビッグアーチでは1回しか負けていません。柏にはアウェイで逆転負けしましたが、森崎和と水本が不在だった上に、ペトロヴィッチ監督が足の治療で遠征に参加しなかったことを考えれば、その結果は忘れても良いでしょう。相手が首位だ、とは言え力の差は無いはずなので、明日は広島らしいサッカーで、柏の快進撃に「待った」をかけて欲しいと思います。
<11.10.20> 今週末から始まるJユースカップ。サンフレッチェユースはGグループで、愛媛ユース、福岡U-18、鳥取U-18と戦います。1回戦総当たりで行われるグループリーグの日程は次の通り。
10/29(土)14:00 愛媛ユース(北条球技場)
11/5 (土)未定  鳥取U-18(米子球技場)
未定       福岡U-18(未定)
 グループは9つに分かれており、グループ1位と2位の成績上位7チームの計16チームがトーナメントに進出します。またトーナメントはクラブユースサッカー連盟代表の4チームも加わって、1回戦〜準々決勝は11/20、11/23、11/27に行われます。そして準決勝と決勝は12/23と12/25。いずれも大阪・長居のキンチョウスタジアムでの開催となっています。
 高円宮杯の全国リーグ化により片隅に追いやられたような形になったJユースカップですが、昨年は準々決勝、一昨年は決勝で敗れているサンフレッチェユースにとっては何としても取りたいタイトル。厳しい日程を乗り越えて、ぜひとも優勝して欲しいと思います。
<11.10.19> 先週末に行われた高円宮杯U-18プレミアリーグウエストの第16節でアビスパ福岡U-18と対戦したサンフレッチェユースは、終了間際に追いつかれ痛い勝点を失いました。この日のメンバーは、GK:大野、DF:脇本、MF:平田、森保、野津田、野口、宮原(→重行87分)、川辺、FW:石坂、藤井、越智。柳川と末廣が出場停止。しかも吉田高校はテスト期間で2年生が修学旅行で前日夜に帰寮したばかりと言うことで、厳しい条件での試合となりました。ただ、森山監督のブログによると「試合の出来は予想していたより格段に良かった」らしく、後半32分に川辺が先制点を奪った後もたびたび決定的チャンスを迎えたそうです。しかしそれを決めれないままにロスタイムを迎え、そこで野村(福岡)にスーパーなミドルシュートを決められてしまった、とのこと。勝っていればここで優勝が決まる可能性もあっただけに、痛い引き分けとなりました。第16節の全結果と順位表は次の通り。
【第16節】
福岡U-18  1-1 広島ユース
富山第一高 0-2 C大阪U-18
名古屋U18  2-2 京都U-18
立正大淞南 0-4 東福岡高
愛媛ユース 3-1 広島観音高

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース 12   2   2    38   +33
2 C大阪U-18 11   2   3    35   +18
3 京都U-18   9   6   1    33   +18
4 名古屋U18   7   4   5    25   +10
5 福岡U-18   5   6   5    21     0
6 愛媛ユース  6   3   7    21    -8
7 東福岡高   5   4   7    19    -3
8 富山第一高  4   3   9    15   -14
9 広島観音高  3   2  11    11   -22
10 立正大淞南  1   2  13     5   -32

<11.10.18> 10/22のホーム・柏戦の観戦会が東京で行われます。場所は下北沢、小岩、麻布十番の3ヶ所で、全会場が事前予約制とのこと。詳細はサンフ応援オヤジのブログをご覧下さい。
<11.10.17> 昨日福岡とトレーニングマッチを行い、0-1で敗れました。広島のメンバーは、GK:中林、DF:横竹、丸谷、盛田、MF:石川、鮫島、トミッチ(→末廣70分)、服部、ムジリ(→西岡60分)、清水、FW:大崎。対する福岡のメンバーは不明。得点は前半36分に高橋でした。
<11.10.16> 昨日日産スタジアムで行われたJリーグ第29節横浜Fマリノス戦は、先制を許したものの終了間際に追いつき1-1で引き分けました。
 森脇は欠場したもののミキッチが復帰し、以下の布陣で戦いました。
       西川

   森崎和 中島  水本

     青山 森崎浩
     (→トミッチ76分)
ミキッチ          山岸
(→石川72分)
    李     高萩(→ムジリ84分)

       佐藤

SUB:中林、盛田、横竹、服部
 対する横浜は、GK:飯倉、DF:小林、栗原、中澤、金井、MF:谷口、小椋(→キム90+2分)、天野(→中村63分)、兵藤、FW:小野、大黒(→渡邉88分)、と言うメンバーでした。横浜は2トップが前からボールを追うものの、後ろが連動して上がってくることは無く中央にもサイドにも人を配置してスペースを消します。5分には森崎浩が低い位置でボールを奪われ大黒にフリーで打たれましたがシュートミスに救われます。また13分には栗原の鋭いクロスに大黒が飛び込みますが、わずかに触れず事無きを得ます。広島はDFラインからボールを繋いで中盤までは抜けるものの、横浜のDFラインは堅くなかなか突破できず。またミキッチを走らせてチャンスを作ろうとしても、金井と小椋が挟み込んで決定機は作れません。25分には中島のクサビのパスを寿人が流し、走り込んだ森崎浩が叩いたものの飯倉が横っ飛びでクリア。25分にはCKに寿人が頭で合わせたものの枠を捉えることはできません。逆に41分には兵藤のループパスによりペナルティエリア内で金井がフリーになりましたが、ハンド&シュートミスに救われます。前半はどちらかと言うと横浜の狙い通りの展開で、お互いにあまりチャンスを作れないままにスコアレスで折り返しました。
 後半立ち上がりは横浜が攻め込んできたものの、その後は広島が押し返します。4分にはパス回しから山岸の決定的なシーンを作り、7分には森崎浩が良いシュートを打ったもののDFに当たって枠外へ。15分には森崎浩のFKが良いコースに飛びましたが、飯倉がわずかに触ってボールはバーを叩きます。更に21分にはカウンターからミキッチが抜け出して寿人?のシュートを導いたもののクリアされ、続いて高萩が右からペナルティエリアに侵入しましたがシュート性のクロスは飯倉に弾かれます。横浜は後半17分に満を持して中村俊輔を投入し、彼を起点に攻撃を構築します。そして後半29分、その中村と兵藤とでボールを動かして広島のマークを混乱させると、右からの小林のクロスがフリーで待つ兵藤へ。その兵藤のヘッドは大黒に当たってコースが変わり、横浜に先制点をもたらすことになりました。
 この直後、ペトロヴィッチ監督は久々出場のトミッチを投入します。そのトミッチは最初はミスが多かったものの、徐々にフィットしてくるとフィジカルの強さを生かして相手のボールを奪い、何度か持ち上がってチャンスを作ります。35分にはトミッチがミドルを放ったものの枠外。38分には石川の突破から寿人が狙いましたがGK正面を突きます。そして41分、ムジリのクサビのパスを李がDFラインの裏へワンタッチパス。DFに囲まれた寿人がマイナスに戻すと、これをムジリがDFの間を縫ってゴールに突き刺し遂に同点に追いつきました。そしてその後は両チームとも勝ち越しを狙って攻め合いますが、最大のチャンスだったのがロスタイムも3分になった時間帯。トミッチがフィジカルの強さを生かして中村からボールを奪うとそのまま持ち上がり、こぼれに森崎浩が走り込みます。この試合のラストプレーとなった強烈な左足シュートは、しかし抑えが利かずに大きく上へ。「サヨナラゴール」のチャンスを生かすことはできずに勝点1ずつを分け合うことになりました。
 ペトロヴィッチ監督が繰り返し「疲れがたまっている」と言うように、この日のサンフレッチェも全体的な「重さ」を感じました。横浜が後ろをがっちりと固めて来たこともあるでしょうが、特に前半はコンビネーションで相手の守備を崩すことができていませんでした。そしてその「重さ」は横浜の方も同様。水曜日に試合があったから、と言うことがあったのかも知れませんが、それよりもむしろ連敗を避けることが最優先、と言う感じの戦い方だったように思います。ただ後半に入るとどちらも持ち味を出して、面白い展開のゲームとなりました。中村俊輔が起点となって、パスを回して攻めてくる横浜に対して、広島はカウンターから何度も良い形を作りました。そんな中で横浜に数少ないチャンスをモノにされたのは痛かったのですが、そこで下を向かず逆襲し、同点に追いついただけでなく逆転の可能性も作ったところに、サンフレッチェの意地を見せたと言って良いでしょう。このところホームで勝ってアウェイで負ける、と言うパターンが続いていましたが、ようやくその連鎖を断ったことは今後に繋がるものなのではないか、と思います。
 ただその一方でシーズンも終盤に差しかかり、目標とすべきものもはっきりしてきたように思います。首位との勝点差は16に開いたため優勝の可能性は無くなり、ACL出場権が取れる3位も絶望的。4位との勝点差も詰めることができなかったため、天皇杯の結果次第でACL出場権を取るのも難しくなりました。またその一方で16位との勝点差は14で、降格についてもほぼ安全圏。従って今シーズンは「中位」で終わることは確定的で、あとはどれだけ順位を上げて賞金を確保するか、だけが目標となりました。これまでのサンフレッチェの歴史を考えればこれでも十分に評価すべき結果ではあるのですが、しかし「奪取」を目標に掲げてスタートしたシーズンの結末としては、やや寂しいものとなりつつあると言って良いでしょう。後は、残った最後の可能性である天皇杯をいかに戦うか。そこで一つでも多く勝ち上がって、そして今季が最後となる「元日決戦」に向かって欲しいと思います。

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