2/13〜2/19のSANFRECCE Diary


<11.2.19> 携帯サイトによると、昨日は寿人が膝の打撲、山崎が左足の負傷、森崎浩がコンディション調整で別メニューだったそうですが、その一方で中島とトミッチが練習に復帰し、最後のハーフコートゲームでは中島がレギュラー中心の赤組、トミッチが控え中心の黄組のリベロを務めたそうです。また前線は赤組のワントップに李が、シャドウにムジリが入っていたとのこと。明日の全南、栃木との練習試合では、新しい組み合わせで戦うことになりそうです。
<11.2.18> 昨日は練習試合を2試合行い、FCソウルには3-1で勝ったもののカターレ富山には1-2で敗れました。まず、11時から行われたソウル戦は次のような布陣でした。
       西川

   森脇  横竹  水本
   (→亀島46分)
     青山 森崎和

ミキッチ          山岸

    高萩    李

       佐藤(→平田80分)
 携帯サイトによるとソウルはほぼフルメンバーだったそうで、モンテネグロ代表のダムヤノビッチやウズベキスタン代表のジェパロフ等能力の高い選手を揃える攻撃陣に押し込まれるシーンもあったようです。しかし初めてリベロに入った横竹が落ち着いて来るとしっかりと対応し、西川の好セーブもあって失点を防ぎます。そして前半19分、寿人が展開したボールをミキッチが受け、サポートに上がった森脇に渡ると寿人がトップスピードで飛び込み、供給されたクロスを左足で突き刺して先制点を奪いました。続いて32分には狭いスペースでボールを繋ぐと左サイドへ展開。山岸のクロスをファーサイドでフリーになっていた高萩が押し込んで2点目をゲット。そして後半10分、今度は高萩のパスでフリーになった李がループでゴールに沈め、リードを3点に広げました。その後ソウルも反撃し、13分、14分、20分、21分、27分と続けざまに決定機を迎えましたがシュートは枠外に外れるか、あるいは西川の守備範囲。41分にアーリークロスをダムヤノビッチに叩き込まれたもののその直後の突破は横竹がカバーするなど守備の集中力は切れず、そのまま逃げ切りました。
 続く富山戦は、次のような布陣だったものと思われます。
       中林

   石川  丸谷  亀島(→平田57分)

    野津田  森崎浩

大崎            清水

    ムジリ   山崎

       井波(→亀島76分)
 対する富山のメンバーは前半はレギュラー候補で、GK:内藤、DF:池端、足助、吉井、MF:谷田、平出、西野、朝日、FW:黒部、棚橋、苔口。後半は控えが中心で、GK:飯田、DF:吉川、足助、松原、MF:谷田、江添、森、関原、FW:永富、平野、木本。携帯サイトによると、サンフレッチェは前半からムジリの組み立てからチャンスを作ったようで、7分にはムジリのスルーパスから山崎、17分には山崎のスルーパスから井波、30分にはムジリのスルーパスから山崎など決定機を作ります。逆に富山も前線の高さを生かしつつ攻撃的なサッカーを展開したようで、8分の黒部のヘッドはポストを叩き、19分の棚橋と26分の朝日のシュートは中林がスーパーセーブ。相手の抜け出しを丸谷や石川がカバーするシーンも多かったようで、お互いにチャンスを作りながらもスコアレスで前半を折り返しました。後半に入ってほぼ全員を入れ替えてきた富山に戸惑ったか、あるいは強い雨で集中力が切れたか後半立ち上がりの2分間に立て続けに永富に決められてしまいます。しかしその後は広島が反撃し、21分には清水のクロスをムジリがダイレクトで叩き込んで1点差とします。更に22分には大崎がドリブルからシュート。24分には再びムジリがボレーで狙い、36分には大崎がアクロバテックなシュートを打ちますがGKに防がれます。更に38分に山崎、41分にはムジリが惜しいシュートを放ったものの枠外に外れ、残念ながら追いつくことができずに試合を終えました。
 携帯サイトによると試合後にペトロヴィッチ監督は「2試合ともいい形が見えた。開幕に向けて一歩前進」と評価していた、とのこと。後ろからの組み立てなど練習したことが試合で出せたことが良かったと語っていますが、ただまだ指示通りに動いているだけで「自分たちで考えてできるようにならないと」いけないと課題を指摘。またコンビネーションを見せていた攻撃についても、今後いろいろな組み合わせを試して行くようです。森崎浩やムジリ、あるいは中島、トミッチ、服部、盛田を入れてどうなるか。残り2週間でベストの布陣を探しながら、チーム作りを進めて行くことになりそうです。
<11.2.17> 携帯サイトによると、昨日は午前と午後に共に2時間ずつ、ハードな練習が行われたそうです。特に紅白戦では若手中心の黄ビブス組の奮闘が光り、監督も「ブラボー」を連発していたとのこと。得点は赤ビブス組(佐藤寿3、高萩)が上回ったものの、監督は「今日は黄色の勝ち」と3点を取った(森崎浩2、山崎)黄ビブス組を讃えていたそうです。リベロ候補の2人が不在でDFラインの構築がままならない不安は残るものの、チームが一歩ずつ成長しているのは確かなのではないでしょうか?
<11.2.16> 昨日、サンフレッチェのメンバーはキャンプ地の宮崎シーガイアに到着し、早速5時から練習を開始しました。中国新聞と携帯サイトによると中島とトミッチが別メニューだったと言うこともあって、怪我から復帰したばかりの森脇がリベロを務めていたとのこと。DFラインからの組み立てをテーマに、プレーを止めながら最終ラインから前線にボールを運ぶ動きを細かくチェックしていたそうです。西川は「時間が無く危機感を持っている」と語っているものの、練習の最後にワンタッチパスの連続から青山のスルーパス、そして李のループシュートと美しい攻撃も見せていたとのこと。服部がフルメニューをこなす等戦力も整ってきているので、ここから急ピッチでチーム作りを進めることになりそうです。
<11.2.15> ケルンに移籍した槙野ですが、週末に行われたマインツ戦ではベンチ入りもできませんでした。日本代表から離脱して先月中旬からチームに合流した槙野は、1/29に行われたアウェイのザンクトパウリ戦でCBとして先発フル出場しました。しかし前半30分に槙野と対峙していたタキが右足を振り抜いてゴール。その6分後にはタキに抜け出されて2点目を奪われましたが、槙野がラインを崩していてオフサイドが取れなかったのが原因でした。そしてその試合は、残留争いのライバルだったザンクトパウリに0-3で完敗と、散々な結果に終わりました。続くバイエルン戦では出場停止と体調不良で欠場していたレギュラーDF(モハマドとジェロメル)が復帰した事もあってベンチスタート。前半はDFのマークミスから失点したため交代出場もあるかと思って見ていたのですが、結局チャンスは与えられずチームも逆転勝利を収めました。更にマインツにも4-2で勝って順位も13位まで上げています。従って今のところは敢えて新しい選手を起用しなければならないと言う流れではなく、槙野にとっては厳しい状況となっています。槙野としてはまずは周囲の選手をコミュニケーションを良くとってチームに慣れること。そして戦術を理解して考えなくても動けるようになることが先決でしょう。しばらくは苦しい状況が続くかも知れませんが、いつかは絶対にチャンスが来るはず。その時に備えて、良い準備をしておいて欲しいと思います。
<11.2.14> 昨日は吉田で大学生と練習試合を行い、広島経済大には7-1で、徳山大には6-0で勝ちました。まず広島経済大との試合のメンバーは、GK:西川(→中林46分)、DF:平田、横竹、水本、MF:ミキッチ、青山、大崎、山岸、李、高萩、FW:佐藤寿。7分に失点したものの9分に山岸が同点ゴール。後半は佐藤寿と李が2点ずつ取った他、水本、高萩がゴールを決めて突き放しました。見に行った人によると、個々に動きの良い選手はいたものの全体に噛みあっていない印象だったようで、相手が疲れて来たため点が取れた、と言うことだったようです。
 続く徳山大との試合のメンバーは、GK:原、DF:亀島、森崎和、丸谷、MF:石川、森崎浩、野津田、清水、ムジリ、山崎、FW:井波。得点は前半3分にムジリ、29分に森崎浩。後半は2分に井波、35分に山崎、37分に井波、44分に石川。こちらは森崎兄弟がいるためか全体的に落ち着いて戦えたものの、崩しのアイディアやラストパスの精度に問題があった模様。ムジリも前半はリズムを作ったものの徐々に動きがなくなってしまったようです。昨日は広島経済大戦の方が主力組でしたが、守備陣に怪我人が多く森崎兄弟も調整中と言うことで、チームとしてはまだまだこれから。宮崎キャンプでの練習試合を通じて、組織作りを進めて行くことになるものと思われます。
<11.2.13> 昨日は恒例の清神社参拝が予定されていましたが、大雪のため中止になりました。代替日については未定で、都合がつかなければ今年はやらないことになる可能性もあるとのこと。今日は広島経済大学、徳山大学とのトレーニングマッチが予定されていますが、グランドの状態によってはこちらも中止になるかも知れません。
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