3/6〜3/12のSANFRECCE Diary


<11.3.11> 携帯サイトによると、開幕戦ではベンチにも入らなかった山崎選手は軽い筋膜炎だったそうです。宮崎キャンプ最後の練習試合から違和感を感じていたそうですが、休みたくないと言う気持ちが強く無理をしてしまったとのこと。完全に切れてしまうと復帰まで1ヶ月はかかると言うことで、我慢していたのだそうです。今週の練習からは復帰していてコンディションを上げつつあるところだそうなので、大宮戦の遠征メンバーには入るのではないでしょうか?
<11.3.10> 中国新聞によると、今週はミニキャンプ並のハードな練習を行っているそうです。一昨日は午前・午後の2部練習で計4時間。昨日は午前中1時間15分、午後は大学生を相手に45分を2本の実戦形式の練習で、最後には約15分のインターバル走も行った、とのことです。仙台戦は「相手の運動量が落ちた時に畳みかけるだけの運動量が無かった」(中島)らしく、ペトロヴィッチ監督が「チーム状態に応じ、今週はもう少し練習量を増やした方が良いと判断した」とのこと。チーム全体に走る事に対する意識付けを強める、と言う目的もあるものと思われます。大宮戦まで今日を含めて3日あるので、その間に疲れを取りながら体調を整えて行くことになるのではないでしょうか?
<11.3.9> 中国新聞によると、開幕戦を欠場した佐藤寿人選手が昨日から全体練習に合流しました。2日に発熱しインフルエンザと診断された佐藤選手は翌日には平熱に下がっていたものの5日まで自宅で静養していた、とのこと。昨日は午前・午後と4時間にも及ぶハードな練習だったそうですが、体調に問題はなく全メニューをこなしたそうです。開幕戦を自宅で観戦したそうですが、「もっといい試合ができると感じた。その場にいられず、迷惑をかけてしまった」と思ったとのこと。大宮戦は1週間遅れの開幕で、エースらしい働きをして欲しいものです。
<11.3.8> 公式サイトによると日曜日にJFAプレミアカップ広島県大会準決勝が行われ、サンフレッチェジュニアユースが廿日市FCに2-0で勝ちました。決勝の相手はサンフレッチェびんごで、3/13(日)の予定となっています。因みにこのJFAプレミアカップですが、本大会は5/3〜5にJヴィレッジで行われます。中国地域からの代表は1チームなので、広島県大会の優勝チームは出場権獲得を目指して中国地域大会に臨むことになるものと思われます。
<11.3.7> 昨日吉田サッカー公園で福岡と練習試合を行い、0-3で敗れました。サンフレッチェのメンバーは、GK:中林(→原61分)、DF:石川、横竹、西岡、MF:清水、丸谷(→川辺81分)、鮫島、服部(→山副81分)、ムジリ(→上村61分)、野津田、FW:井波。対する福岡のメンバーは不明。得点は後半16分に鈴木、35分と37分に高橋でした。
<11.3.6> 昨日行われたJ1リーグ開幕戦の仙台戦は、両チームとも決定力を欠きドローとなりました。
 佐藤寿人がインフルエンザのため欠場し、開幕戦のピッチには次の選手たちが並びました。
       西川

   森脇  中島  水本

     青山 森崎和
     (→丸谷80分)
ミキッチ          山岸(→服部90+1分)

    高萩   森崎浩(→ムジリ74分)

        李

SUB:中林、横竹、石川、清水
 対する仙台は、GK:林、DF:菅井、チョ、鎌田、朴、MF:高橋、角田(→マックス90+2分)、関口(→太田78分)、梁、FW:マルキーニョス、赤嶺(→中島裕86分)、と言うメンバーでした。サンフレッチェの選手たちは立ち上がりから動きが硬く、また全体的な運動量も少なく序盤はなかなか良い形が作れません。逆に仙台は後ろをしっかり固めてロングボールでDFラインを下げる、と言う戦い方が明確でそこからチャンスを作ります。10分にはロングボールのこぼれを拾ったマルキーニョスが抜け出しペナルティエリアに侵入しましたが、西川が判断良く飛び出してカット。19分には梁のFKをマルキーニョスが頭で逸らし、21分には菅井、関口に続けざまに狙われます。ボールを保持しながらもなかなかシュートまで行けなかった広島でしたが、28分に森崎浩のFKに中島が頭で合わせて反撃を開始し、30分にはミキッチのクロスに森崎浩が決定的なタイミングで右足を合わせましたが、ボールはカーブを描いて枠を外れて行きます。39分にはロングクロスを赤嶺がシュートしたものの西川が素晴らしい反応でクリア。その後も関口や李がシュートを打ったもののいずれも枠を捉えることなく、ハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると先にピッチに入って準備していた広島が攻めの圧力を強めます。1分には森脇がミドルを放ち、続いて李が素晴らしい動きでペナルティエリア内でボールを支配下に収めると、素早くシュートしましたが林のファインセーブに阻まれます。また10分にはミキッチのクロスを李が落とし、ファーで待ちかまえていた水本が打ったもののボールは惜しくもポスト。21分には山岸のクロスをファーで受けたミキッチが、フリーで打ちましたがボールはゴールの上空を通過します。更に26分にはこぼれ球を森脇が左足で狙ったもののこれも枠外。29分には森脇のフィードに高萩が合わせましたが、林がゴール前に立ちはだかります。また37分には李がこぼれをシュートしましたがこれも枠を捉えることができません。仙台もマルキーニョスを起点にチャンスを作り、23分にはCKのボールに西川が触れず、チョのシュートを山岸が危うくクリア。35分にはマルキーニョスのクロスに飛び込んだ赤嶺でしたが、わずかに合わず助かります。結局両チームともGKを中心にした守備の組織は崩れず、最後までゴールネットが揺れることなく試合終了のホイッスルとなりました。
 ペトロヴィッチ監督は試合後に「開幕して2〜3試合というのはすごく厳しく、難しいゲームになるだろうと予想していたが、その通りになった。まあ、練習試合と公式戦は違うということ」と語っていますが、確かにその通りだったと思います。久々の公式戦だったということもあって慎重さが目立ち、相手との力関係を測りながら、あるいは相手の出方を見ながら試合を進めた、と言う印象でした。特に前半はパスと動きが合わないシーンが目立ち、また後方からの攻撃参加も少なくあまり迫力のある攻撃は仕掛けられませんでした。また後半は何度もビッグチャンスがありましたが、シュートで落ち着きがなかったり力んだりするシーンが多かったように思います。更に新戦力のムジリはボールに絡むこと自体が少なく、またパスが主審に当たったりして存在感を見せることができませんでした。昨年はACLの山東魯能戦で敗戦からスタートし、リーグ戦は引き分けから始まったわけですが、それから怪我人続出にも関わらず徐々にパフォーマンスが上がって行ったことを考えれば仕方がない、と言えるかも。特に新加入選手とのコンビネーションはこれから試合を重ねるごとに上がって行くはずなので、しばらくはそれを待たなければならない、と言うことなのではないでしょうか?
 その一方でポジティブな面もいくつかあったと思いますが、その一つは水本の存在でしょう。携帯サイトによるとペトロヴィッチ監督は「攻守に良かった。素晴らしいプレーをしてくれた。彼の獲得はいい補強になったと改めて思った」とコメントしていたそうですが、堅実な守備と機を見ての攻め上がりは非常にバランスが良く、無失点に抑えることができた要因の一つだったことは間違いないと思います。またもう一つの収穫は、ミキッチや青山、森崎兄弟など昨年長期離脱を経験した選手が揃って元気な姿を見せたことだと思います。昨年、主力が次々と離脱する中で若手が成長して穴を埋めてきましたが、やはり争いタイトルを狙って上位で戦うためには彼らの力は不可欠です。この試合は不完全燃焼に終わった感が強いのですが、しかしこれから爆発する予感はする。そんな開幕戦だったと総括して良いのではないかと思います。

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