4/11〜4/16のSANFRECCE Diary


<11.4.16> Jリーグは昨日、震災のため延期されていた第2節から第6節の日程を発表しました。これによりサンフレッチェのリーグ戦、ナビスコ杯の日程は次のようになりました。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
7
4/24(日)
13:00
ガンバ大阪
広島ビッグアーチ
スカパー
8
4/29(金・祝)
19:00
ジュビロ磐田
ヤマハスタジアム
スカパー
9
5/3(火・祝)
15:00
清水エスパルス
アウトソーシングスタジアム日本平
スカパー/静岡放送
10
5/7(土)
13:00
ヴァンフォーレ甲府
広島ビッグアーチ
スカパー
11
5/14(土)
15:00
横浜Fマリノス
広島ビッグアーチ
スカパー/NHK広島
12
5/21(土)
19:00
ヴィッセル神戸
ホームズスタジアム
スカパー
13
5/29(日)
19:00
鹿島アントラーズ
広島ビッグアーチ
スカパー/NHK-BS
N1-1
6/5(日)
15:00
川崎フロンターレ
広島ビッグアーチ
14
6/11(土)
13:00
アルビレックス新潟
東北電力スタジアム
スカパー
15
6/15(水)
19:00
浦和レッズ
広島ビッグアーチ
スカパー
16
6/18(土)
19:00
川崎フロンターレ
等々力陸上競技場
スカパー/BS-TBS(録)
17
6/22(水)
19:00
モンテディオ山形
広島ビッグアーチ
スカパー
18
6/26(日)
18:00
ガンバ大阪
万博陸上競技場
スカパー
2
7/3(日)
19:00
大宮アルディージャ
NACK5スタジアム
スカパー
3
7/10(日)
19:00
セレッソ大阪
広島ビッグアーチ
スカパー
4
7/13(水)
19:00
柏レイソル
柏スタジアム
スカパー
5
7/18(月・祝)
18:00
アビスパ福岡
広島ビッグアーチ
スカパー
6
7/23(土)
19:00
名古屋グランパス
瑞穂陸上競技場
スカパー
N1-2
7/27(水)
19:00
川崎フロンターレ
等々力陸上競技場
19
7/30(土)
19:00
清水エスパルス
広島ビッグアーチ
スカパー
20
8/6(土)
18:30
ヴァンフォーレ甲府
山梨中銀スタジアム
スカパー
21
8/13(土)
未定
名古屋グランパス
(調整中)
スカパー
22
8/20(土)
18:30
鹿島アントラーズ
カシマスタジアム
スカパー
23
8/24(水)
19:00
浦和レッズ
埼玉スタジアム2002
スカパー/NHK-BS/テレ玉
24
8/27(土)
19:00
アルビレックス新潟
広島ビッグアーチ
スカパー
25
9/10(土)
セレッソ大阪
長居スタジアム
26
9/17(土)
ジュビロ磐田
広島ビッグアーチ
27
9/25(日)
アビスパ福岡
レベルファイブスタジアム
28
10/1(土)
ヴィッセル神戸
広島ビッグアーチ
29
10/15(土)
横浜Fマリノス
日産スタジアム
30
10/22(土)
柏レイソル
広島ビッグアーチ
31
10/29(土)
ベガルタ仙台
ユアテックスタジアム仙台
32
11/19(土)
川崎フロンターレ
広島ビッグアーチ
33
11/26(土)
大宮アルディージャ
広島ビッグアーチ
34
12/3(土)
モンテディオ山形
NDソフトスタジアム

(カレンダー形式の日程表はこちらです。)
<11.4.15> 先週発売の紫熊倶楽部5月号(Vol. 159)を紹介します。
 表紙は鳥取戦の集合写真で、タイトルは「チカラをひとつに。-TEAM AS ONE-」。最初のカラーページでは、震災後初めて行われた福岡とのフレンドリーマッチと、翌週の鳥取とのチャリティーマッチを紹介しています。そしてこれに続くのが青山選手会長のインタビュー。震災後のオークションや練習試合、募金活動、そして今後のJリーグ再開に向けての気持ちを語っています。また久保允誉会長が、震災後の家電業界とスポーツのあり方について、本谷祐一社長がJリーグとサンフレッチェの役割について語っています。更にクラブ史上初めて選手たちが街頭で行った募金活動をレポートしています。
 下部組織のレポートは、ジュニア卒団式やリベリーノカップ、似島スプリングキャンプと盛りだくさんだった春休み。この後にSIGMA calendarと紫熊短信、Readers Areaが続いています。
 そして後ろのページのインタビューはペトロヴィッチ監督。大震災に対する監督の想いとサッカーの役割、そして今後に向けての抱負等を語っています。また名古屋との練習試合と、日本代表対Jリーグ選抜のチャリティマッチをレポートしています。そして最終ページでは、募金活動に訪れたサポーターを取り上げています。
  サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ホームゲーム会場とV-POINTの他、広島県内主要書店と東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマートでも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<11.4.14> 昨日京都サンガと練習試合を行い、1-1で引き分けでした。
 森脇が復帰した一方で森崎和、山岸、青山が欠場し、サンフレッチェの布陣はたぶんこんな感じ。
       西川

    森脇 中島 水本

     高萩 森崎浩

ミキッチ          服部

   ムジリ     李

       佐藤
 対する京都のメンバーは、GK:水谷、DF:アライール、森下、内野、加藤、MF:安藤、中村(→駒井80分)、中山(→内藤57分)、FW:ドゥトラ、宮吉(→ハウバート23分)、伊藤。携帯サイトによると全体的に身体が重く、また京都のプレスも厳しくなかなかボールが繋がらなかったとのこと。それでも43分にムジリのピンポイントのスルーパスに反応した寿人が決めて、先制点を奪いました。ところがその2分後にパスミスからカウンターを食らい、ドゥトラに決められて同点でハーフタイムを迎えました。
 後半からのメンバー交代が無かった京都に対して、広島は以下のメンバーに入れ替えました。
       西川(→原66分)

   森脇 トミッチ 横竹
   (→西岡66分)
     丸谷  鮫島

石川            清水

   ムジリ    山崎
   (→大崎66分)
       井波
 こちらは広島が運動量で圧倒し、広島らしいパスサッカーができていたとのこと。石川、清水のサイド攻撃や鮫島の展開のパスなどでチャンスは作れていたそうです。しかし残念ながら得点は奪えずそのまま終了のホイッスルとなりました。試合後にペトロヴィッチ監督は「みんなスター気取りだったのか...チームプレーができなかった」と前半のメンバーを厳しく評価した一方で、若手については「サンフレッチェらしいいいプレーを見せてくれたことは嬉しい」と語っています。また高萩のボランチについては「攻撃的なオプションとしてやってみた」のだそうですが、「やはりトップ下の方がいい」と言う結論になった様子。となるとボランチは青山、森崎兄弟、丸谷にトミッチと鮫島が絡み、シャドウのポジションはムジリ、李、高萩、山崎の4人プラス大崎が奪い合うことになりそうです。
<11.4.13> Jリーグ再開に向けて実戦を積み重ねているサンフレッチェですが、今日は京都に遠征して京都サンガとトレーニングマッチを行います。場所は東城陽グラウンドで、午後1時キックオフが予定されています。また週末には関東に遠征して浦和とのトレーニングマッチを行います。場所は大原サッカー場ではないかと思われますが、残念ながら非公開の予定です。
 なお、携帯サイトによるとインフルエンザのため離脱していた森脇が昨日から完全合流したとのこと。ポジションに対する危機感は相当のものがあるらしく、「明日の京都戦、やれと言われれば90分プレーしたい。攻撃にも絡みたい」と意欲満々だったそうです。更にずっとリハビリしていた盛田も約9ヶ月ぶりに対人プレーの練習に合流したとのことです。
<11.4.12> 先日日本サッカー協会はモンテーニュ国際大会に出場するU-16日本代表を発表し、広島からは川辺が選ばれました。
【GK】阿波加(札幌U-18)、田口(横浜FMJrユース)
【DF】ハーフナー(名古屋U18)、内山(札幌U-18)、川辺(広島ユース)、
    品田(東京Vユース)、新堀(千葉U-18)、佐藤翔(尚志高)
【MF】谷村(盛岡商高)、鴨池(FC東京U-18)、大山(大宮ユース)、
    石川(名古屋U18)、佐藤陸(横浜FMJrユース)、宮本(清水Jrユース)
【FW】菅嶋(東京Vユース)、北川柊(名古屋U18)、大津(C大阪U-18)、
    北川航(清水Jrユース)
 この代表はフランスに遠征して、4/20にフランス代表、4/21にポルトガル代表、4/23にアメリカ代表と対戦します。
<11.4.11> 週末に高円宮杯U-18プレミアリーグの第1節が行われ、サンフレッチェユースは広島観音高に4-2で勝って幸先良いスタートを切りました。ユースの先発メンバーは、GK:大野、DF:柳川、脇本、亀島、MF:石坂、平田、川辺、藤井、野口、森保、FW:野津田。ワントップの野津田も野口、森保のトップ下も初めてと言う布陣でしたが、携帯サイトによると「ずっと一緒にプレーしてきた関係のように自在にポジションを入れ替え、細かくボールを動かし続けた」そうです。またボランチの平田+川辺も初めての組み合わせだったものの、1年生川辺の落ち着きが目立っていたそうです。そしてユースは前半から試合を支配すると、24分には森保のFKを石坂が叩き込んで先制。27分には野津田のクロスを野口がゲットし、29分にはFKのこぼれを野津田がミドルで決めてあっという間に3点のリードを奪いました。そして後半も途中まではユースのペースが続いたものの、後半7分に大野がボールを奪われて失点して雰囲気が一変。11分にもGKのパスをカットされて2点目を奪われてしまいました。そこで森山監督はGKの交代を決断し、これによって落ち着きを取り戻したユースは再び攻撃のギアをアップさせたとのこと。後半34分に野津田のシュートのこぼれを平田が押し込み勝利を決定づけました。次節は「練習試合で大敗した」(森山監督)と言う愛媛ユース。強豪の京都と引き分けた勢いで乗り込んでくるわけで、厳しい戦いになるのは間違いありません。
 なお、第1節の他の試合の結果は次の通り。
福岡U-18   2-1 名古屋U18
立正大淞南高 2-1 C大阪U-18
愛媛ユース  3-3 京都U-18
東福岡高   1-0 富山第一高

<11.4.10> 「チカラをひとつに。-TEAM AS ONE-東日本大震災復興支援チャリティーマッチ」は昨日広島ビッグアーチに4,397人を集めて行われ、サンフレッチェが3-2で神戸を下しました。
 森脇はインフルエンザのため欠場したため、サンフレッチェは次のメンバーで戦いました。
       西川

   森崎和 中島 水本
       (→横竹64分)
     青山 森崎浩(→丸谷61分)
     (→ムジリ46分)
ミキッチ          山岸
(→服部61分)
    高萩     李
    (→トミッチ59分)
       佐藤(→山崎59分)

SUB:原
 対する神戸は、GK:徳重、DF:石櫃、北本、河本(→三原46分)、茂木、MF:羽田(→松岡81分)、森岡、イ(→朴59分)、小川(→有田67分)、FW:大久保(→都倉59分)、吉田(→ボッティ46分)、と言うメンバーでした。立ち上がりに激しくプレスをかけてきた神戸に対し、広島も負けずに戦いを挑み2分には李がファーストシュートを放ちました。しかし3分、右から切れ込んできた若武者・森岡が放ったシュートは西川が反応したものの、こぼれたところを大久保に蹴り込まれて先制点を許してしまいました。
 しかしその後は広島がボールを支配し、何度も神戸ゴールに迫ります。8分には右サイドで頑張った李がゴールライン際からクロスを入れ、ミキッチがシュートしたものの枠外。12分には素晴らしい崩しから山岸のシュートがDFに当たり高萩の前へ。これを1mの距離からダイレクトで打ったものの徳重がスーパーな反応で弾き出します。また13分には山岸が、22分には高萩がいずれもミキッチのクロスを叩いたものの枠外に外れます。逆に神戸も少ないチャンスを決定機に結びつけ、10分には吉田がミドルを打ったものの西川の正面。29分には茂木のクロスからイ・ジェミンがフリーで打ちましたが枠を外します。サンフは35分には波状攻撃を仕掛け、最後に李がヘッドで狙ったもののGK正面。その1分後には森崎浩のパスを胸でトラップした寿人がそのまま持ち込んでシュートしたものの、ボールはポストを舐めるように外れます。そして40分、李が囲まれながらも粘ってキープして右サイドのスペースへ。フリーで受けたミキッチが落ち着いてコントロールすると強烈なシュートを突き刺して、ついに同点に追いつきました。
 その後もサンフは攻撃の手を緩めず41分には高萩のシュートが右ポストを直撃します。そして44分、青山のサイドへの展開を受けた山岸が深い位置から左足で低いクロス。中央の寿人がスルーして、逆サイドで待ちかまえていた李が叩き込んで2-1で前半を折り返しました。
 後半はムジリをトップ下に入れ、高萩をボランチに下げてますます攻撃的な布陣をとったサンフレッチェ。4分には分厚い攻撃から水本のシュートのこぼれを寿人が叩いたものの枠外。6分にはセットプレーから繋いでムジリが強烈なミドルを放ちましたがGKがセーブし、8分には李と寿人がワンタッチのパス交換でゴール前に迫ります。神戸も時折パスを繋いで攻め込み、13分にはクロスの落としをイが至近距離からシュートを放ち、15分には森岡がミドルを打ちましたがいずれも枠外に外れます。この後サンフは選手を入れ替え、ストッパーに横竹、ボランチに丸谷とトミッチ、トップ下にムジリと山崎、そして李をワントップと言う布陣にします。後半21分にはムジリが右のタッチライン際から左サイドのスペースへ素晴らしいパスを送り、李のドリブルから山崎へと言う決定機を導きます。22分には服部のクロスに李が頭で合わせたボールは惜しくもバー直撃。更に28分の丸谷のシュートは大きく上に外れます。そして後半23分、丸谷が高い位置のプレスでボールを奪うと、李がドリブルで攻め上がってムジリへ。山崎がスルーした横パスを駆け上がっていたトミッチが叩き込んで、広島がリードを2点に広げました。
 その後は神戸も反撃を見せ、35分にはハーフカウンターからボッティが決定的なシュートを放ちましたが西川がナイスセーブ。38分には茂木のクロスから都倉が頭で狙いましたが枠を外します。そして41分、右サイドから放り込まれたボールをクリアできず混戦から森岡に蹴り込まれ、リードは1点になりました。そしてその後も神戸に攻め込まれたものの西川を中心に落ち着いて守ってそのまま逃げ切りました。
 この試合の失点シーンは、どちらもちょっとした隙を突かれたもので反省しなければならない、と思います。特に1失点目はまだ試合が始まったばかり。バイタルエリアでの詰めが甘く簡単にシュートを打たれてしまったもので、公式戦では許されない形だと思います。またその他の時間帯でも何度か神戸に決定機を作られており、シュートの正確性が高ければどう転んでいたか分からない試合だった、と言えるでしょう。
 ただ攻撃面については、得点シーン以外にも何度も決定機を作るなど見どころ満載でした。攻撃陣は、先発の寿人のワントップ+李、高萩の2シャドウだけでなく、ムジリのトップ下や李のワントップ等いろいろな組み合わせを試しいずれも持ち味を見せました。またボランチもいくつかの組み合わせを試して、それぞれ可能性を示しました。開幕時には体調不良だったと言う森崎浩も明らかに調子が上がっていましたし、ストッパーに入った森崎和も無難なプレーで試合を締めました。リーグ戦再開まで2週間前の状態としては、チームは順調に仕上がってきていると言って良いのではないでしょうか?

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