5/1〜5/7のSANFRECCE Diary


<11.5.7> 「ホットニュース」によると連戦で選手たちには疲れがたまっているようで、ペトロヴィッチ監督は「2つか3つのポジションについては、フレッシュな選手を入れようと思っている」と語っています。その中で注目はムジリですが、一昨日の練習中に負傷した膝は問題なかったとのことなので、今日は初めて先発で起用される可能性が高そうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後1時キックオフ。試合前イベントとしてはU-10による「サンフレッチェカップ」が9時から。4種による「フォリアチャレンジ」は11時15分ごろから行われます。東日本大震災復興義援金募金受付はメインスタンド3Fコンコース、B6スタンド下のほか、メイン・バック各総合案内所とビジターゲートで。「We Fight Togetherコーナー」では「ゲーフラコンテスト」が行われます。ゲーフラは10時からメイン側総合案内所横で材料費200円で制作できますので、ぜひご参加下さい。またメイン側総合案内所では「サンフレッチェ広島 母の日オリジナルカード」を10時から先着2,000名様に配布します。更におまつり広場では「アにマックスより『ケロロ軍曹』がやってくる!」が10時から。サッカースタジアム建設を要望する署名活動、フェイスペイント、バルーンアート、応援メッセージ記入コーナーも同じく10時から行われます。
 先着プレゼントは「サンフレッチェ広島下敷き」を3,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、ミキッチ選手のプレミアムカードとなっています。試合会場限定グルメは「甲府鳥もつ煮」で、500円で限定320食提供します。今日はGW中唯一のホームゲームと言うことで混雑が予想されますので、なるべくアストラムラインやシャトルバスなど、公共の交通機関を利用してお越し下さい。
 テレビ放送はスカパー!ch181(SD画質)とch191(HD画質)、及びスカパー!e2のch801(SD画質)で生中継が予定されています。今日もブログで速報をしますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<11.5.6> 明日はGW中唯一のホームゲーム。サンフレッチェは第10節をヴァンフォーレ甲府と戦います。
 かつては特異なパスサッカーでJ1で旋風を巻き起こした甲府でしたが、J2で3年間戦う間に徐々に変化し、ハーフナー・マイクの高さと堅い守備を武器とするチームに変貌しました。そして今季から「残留請負人」の三浦俊也監督を招聘。清水から伊東輝悦、市川大祐、三浦監督の戦術を知りつくした冨田大介、小林久晃、福岡のチーム内得点王だった永里源気らを補強して今季に臨みました。そして迎えた開幕戦では敗れはしたもののシュート数で上回り、戦える手応えをつかみました。しかし中断期間中の調整が必ずしもうまくいっていなかったようで、リーグ再開後も接戦は演じるものの勝ちきれず17位に沈んでいます。これまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ●0-1 磐田  【磐】山本康
7H △1-1 神戸  【甲】ダニエル、【神】大久保
8A ●1-2 柏   【甲】ハーフナー、【柏】田中、北嶋
9H △1-1 大宮  【甲】阿部、【宮】東
 前節は早い時間帯に先制点を奪われたもののその後は落ち着いて試合を進め、ハーフナーの高さを生かした攻撃で途中出場の阿部のゴールを導き勝点1をゲットしました。多くの評論家から「降格候補」扱いされている甲府ですが、惜しい試合を続けていることで徐々に自信を付けつつあるのではないでしょうか。とは言えこのへんで勝たないとまずい、と言う気持ちも強いはずなので、明日は勝点3を取りに広島に乗り込んでくるものと思われます。
 対するサンフレッチェはG大阪、磐田、清水と続く苦手相手の3連戦を2勝1分けで乗り切ってホームに戻ってきます。特にアウェイ2連戦を戦ったことで先発メンバーには疲れも溜まっているはず。予想は以下のように前節までと同じですが、多少のメンバーの入れ替えをしてくる可能性もありそうです。
       西川

   森崎和 中島  水本

     青山 森崎浩

ミキッチ          森脇

    高萩    李

       佐藤

SUB:原、横竹、丸谷、石川、山岸、ムジリ、山崎
 これまで甲府との通算対戦成績は3勝2分け6敗ですが、3勝はいずれもJ2時代のもの。J1では1分け3敗で、まだ勝ったことがありません。「G大阪戦未勝利」「前田のゴール」「日本平未勝利」と3つのジンクスを打破してきた広島にとって、甲府戦の壁は決して高すぎることはないはず。明日は勝点3のみを目指して、心を一つにして戦って欲しいと思います。
<11.5.5> 昨日吉田サッカー公園で行われた高円宮杯U-18プレミアリーグの第4節で、サンフレッチェ広島ユースは京都サンガU-18を1-0で下し連勝を4に伸ばしました。メンバーは、GK:有賀、DF:脇本、柳川、MF:平田、森保、亀島、末廣、野津田、野口、川辺、FW:越智。得点は後半38分に末廣でした。なお、他の試合結果と順位表は次の通り。
愛媛ユース 1-1 福岡U-18
立正大淞南 0-1 富山第一高
広島観音高 1-2 名古屋U18
C大阪U-18 2-0 東福岡高

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース  4   0   0    12    +9
2 京都U-18   2   1   1     7    +2
3 広島観音高  2   0   2     6    -2
4 東福岡高   2   0   2     6    -2
5 C大阪U-18  1   2   1     5    +1
6 福岡U-18   1   2   1     5     0
7 愛媛ユース  1   2   1     5    -1
8 名古屋U18   1   1   2     4     0
9 富山第一高  1   0   3     3    -3
10 立正大淞南  1   0   3     3    -4
 なお、プレミアリーグの下部リーグに当たるプリンスリーグ中国1部もこれまで4試合を消化し、全勝の作陽高を広島皆実高と米子北高が追う、と言う展開になっています。
順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 作陽高    4   0   0   12    +12
2 広島皆実高  3   1   0   10    +13
3 米子北高   3   1   0   10     +9
4 瀬戸内高   1   2   1    5      0
5 玉野光南高  1   2   1    5     -3
6 高川学園高  1   1   2    4      0
7 山陽高    1   1   2    4     -4
8 開星高    0   2   2    2     -9
9 境高     0   1   3    1     -8
10 西京高    0   0   1    1    -10

<11.5.4> 昨日の清水戦はムジリのJリーグ初ゴールで1-0で勝ち、15年続いた日本平での未勝利記録に終止符を打ちました。
 ペトロヴィッチ監督はこれまでの流れを重視したかG大阪戦、磐田戦と同じメンバーで臨みました。
       西川

   森崎和 中島  水本

     青山 森崎浩(→丸谷76分)

ミキッチ          森脇

    高萩    李
    (→ムジリ62分)
       佐藤(→山崎72分)

SUB:原、横竹、石川、山岸
 対する清水は小野が怪我のためベンチにも入らず、GK:山本海、DF:辻尾、平岡(→鍋田80分)、ボスナー、太田、MF:枝村(→山本真68分)、岩下、アレックス、FW:大前、伊藤、高原(→高木55分)、と言うメンバーでした。立ち上がりにいきなりDFラインでボールを奪われて危ないシーンを作られましたが、その後は広島のペース。3分には李のシュートなど波状攻撃を仕掛け、5分にもミキッチのクロスを李がシュート。19分にはオーバーラップした水本からのクロスに李がダイレクトで左足を合わせましたが、アジアカップ決勝のようにはいかずボールは枠を外れます。20分過ぎからは広島も運動量で上回れなくなりイーブンの展開。30分には青山のロングパスで高萩が抜け出したもののコントロールできず、そこからカウンターを受けましたが何とかクリアします。34分には右サイドを突破したミキッチがマイナスのクロス。これを李がダイレクトで叩いたもののまたもボールは枠を捉えることができません。逆に清水は右から大前、左から高原がクロスを入れますが、広島は中央を固めて決定機を作らせません。前半は広島が優勢だったものの点を取ることができず、スコアレスで折り返すことになりました。
 後半早々に高木俊幸を投入し、若手の力で打開を図ろうとする清水。これがやや流れを変えたか、11分には伊藤がシュートしたもののDFがブロックし、13分にはパスミスからアレックスのシュートなど危ないシーンを作られます。そこでペトロヴィッチ監督は満を持してムジリを投入。そしてこの采配で再び流れを取り戻します。18分にはムジリのロングパスを受けた寿人がスルーパス。これで抜け出した李がシュートしましたが枠を外します。20分にはアレックスが決定的なシュートを放ったものの西川が足でセーブ。カウンターからムジリが持ち上がって狙いましたが上に外します。そして24分、左から持ち込んだボールを李からムジリへ。李を狙ったスルーパスはDFに当たったもののムジリの前にこぼれ、これを落ち着いて蹴り込んでついに広島が先制点を奪いました。
 この後も広島がムジリを起点に攻勢を強め、後半31分にはカウンターからチャンスを作って丸谷、ムジリが決定的なシュートを打ちます。35分には高木が左タッチライン際から強烈なミドルを打ったものの枠外。36分にはムジリがミドルで狙いましたが当たり損なってバーを越えます。終了間際には広島が相手コーナーフラッグ近くでキープして時間を使い、最後は危なげなく逃げ切りました。
 これがGWの連戦の3試合目で、しかもアウェイ2連戦と言うことでサンフレッチェの出来は決して良くなかった、と思います。前線の選手は全体的に身体が重そうでG大阪戦や磐田戦の前半で見られたような目の覚めるようなパス交換は見られませんでしたし、しっかり抑えて強いシュートを打つ、と言うシーンも少なかったように思います。またDFラインからのビルドアップでもミスが多く、ドリブルやパスミスで奪われて逆襲を受けるシーンが何度かありました。これまでの広島だったら焦って攻めに出て逆襲を受けるか、あるいはミスからカウンターを食らって失点してそのまま敗れる、と言うパターンに陥っていたかも知れません。
 ところが、そこで有効だったのがムジリのプレーでした。これまでの試合でも途中出場から良いプレーを見せていたのですが、この試合でははっきりと流れを変えた、と思います。運動量の少なさ、特に相手ボールの時の動きの無さ(むしろアリバイ的守備)は相変わらずだったのですが、しかし味方ボールになるとしっかりとパスコースに顔を出し、ボールを持てば失わない。そしてするするとドリブルで攻め上がって決定的なパスを出す。得点のシーンではスルーパスが相手に引っかかったにも関わらず、戻ってきたボールを慌てずゴールに流し込みました。「人もボールも動く」サンフレッチェのサッカーからは異質な選手であることは間違いないのですが、相手が疲れてきたところで出てくると効果てきめん、と言うところ。タイトルを狙う今季のサンフレッチェにとっては貴重な戦力であることを、自ら証明したと言えるでしょう。
 そしてそれ以外にも、西川を中心とした守備の集中は見事なものでしたし、途中交代の山崎、丸谷のプレーもチームを助けました。まさにチーム一丸となって破った「日本平のジンクス」。この勝利は、更に上位に進出するための良いきっかけになるに違いありません。

ブログ速報 前半 後半
日刊スポーツスコア速報
中国新聞記事
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<11.5.3> ホットニュースによるとペトロヴィッチ監督は「ケガ人も出ていないし、選手の疲労も日々回復している。メンバーについては、私の頭の中でほぼ決まっているが、もう少し何人かの選手と個人的に話をして、明日までに決めたい」と語っています。アウェイの連戦と言うことで体力的に厳しい展開が予想されますが、ピッチ上の11人だけでなくベンチのメンバーも心を一つにして戦って欲しい、と思います。
 今日の試合会場はアウトソーシングスタジアム日本平で、午後3時キックオフ。スタジアムにおける当日券販売は11時からで、いずれの券種も残っています。テレビ放送はスカパー!ch181(SD画質)とch191(HD画質)、スカパー!e2のch801(SD画質)、及び静岡放送で生中継が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<11.5.2> GW中の静岡2連戦。サンフレッチェは明日の第9節を清水エスパルスと戦います。
 岡崎、藤本、兵働、本田拓らがチームを離れ、顔ぶれが大きく変わった今年の清水。新監督の合流が遅かったこともあってチーム作りが遅れ、開幕戦では昇格組の柏に完敗を喫してしまいました。そして震災後の中断期間中には長い休みをおかずにチーム力アップに努めて来ましたが、オランダ遠征の疲れもあったのかまだまだこれから、と言うところ。再開初戦は勝ちはしたものの内容では福岡に圧倒されていたそうです。
1A ●0-3 柏   【柏】ワグネル、パク、レアンドロ・ドミンゲス
7H ○1-0 福岡  【清】大前
8A △1-1 横浜FM 【清】大前、【横】兵藤
 前節は最終ラインを高めに引いて相手ボールにプレッシャーをかけ、左右に開いた小野、大前を起点に相手を攻め立て一度はリードを奪いました。しかし横浜の逆襲を受けると6分後に失点し、その後も攻め立てられながらも何とか持ちこたえて勝点1を確保しています。明日はホーム、しかも日本平では15年間負けていない広島が相手と言うことで、勝ちを狙ってくるのは間違いないところ。理論家・ゴドビ監督がどのような策を立ててくるのかが気になります。
 対するサンフレッチェは前節終了後も静岡県内に留まり、明日の試合に向けて調整して来ました。短い間隔での連戦と言うことで誰かを休ませる可能性もありますが、遠征に参加しているメンバーは18人と言うことなので大きく変えることは無いものと思われます。と言うことで、私のメンバー予想は前節と同じで次の通り。
       西川

   森崎和 中島  水本

     青山 森崎浩

ミキッチ          森脇

    高萩    李

       佐藤

SUB:原、横竹、丸谷、石川、山岸、ムジリ、山崎
 鬼門・日本平での試合と言うことでサンフレッチェとしては「ジンクスとの戦い」でもありますが、ガンバに勝利し前田を封じた流れを信じて戦えば、必ず結果は出るはず。明日は自分たちのサッカーを貫いて、日本平で久々に勝利の凱歌をあげて欲しい、と思います。
<11.5.1> 昨日高円宮杯プレミアリーグウェストの第3節を戦ったユースは4-2で富山第一高を下し、3連勝で首位をキープしました。メンバーはGK:有賀、DF:脇本、柳川、MF:平田、森保、亀島(→宮内90+1分)、末廣(→越智34分)、野津田、野口(→津川89分)、川辺、FW:藤井(→大谷84分)。得点は前半41分に越智、後半6分に森保、9分に野津田、33分に川辺。失点は後半27分に川西、44分に貫場でした。なお、ウェスト第3節の他の結果と順位表は次の通り。
名古屋U18  1-1 C大阪U-18
立正大淞南 0-3 愛媛FC
福岡ユース 1-2 広島観音高
東福岡高  0-2 京都U-18

順位      勝 分 負 勝点
1 広島ユース  3   0   0     9
2 京都U-18   2   1   0     7
3 広島観音高  2   0   1     6
4 東福岡高   2   0   1     6
5 福岡U-18   1   1   1     4
6 愛媛ユース  1   1   1     4
7 立正大淞南  1   0   2     3
8 C大阪U-18  0   2   1     2
9 名古屋U18   0   1   2     1
10 富山第一高  0   0   3     0

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