5/8〜5/14のSANFRECCE Diary


<11.5.14> 携帯サイトによると、トミッチと盛田の今季初のベンチ入りが有力視されています。横浜FMはヘディングの強い中澤、栗原らだけでなく、終盤になると193cmのキム・クナンを投入するなど高さを生かした攻撃を仕掛けてくることが予想されるだけに、彼らの「試合をクローズする」活躍に期待したいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後3時キックオフ。試合前イベントとしては、U-11によるサンフレッチェカップが10時から、U-8のPIVOX CUPが10時半から、フォリアチャレンジが午後1時15分頃から行われます。We Fight Togetherコーナーは、全国大会で22回の金賞を受賞し海外にまで活躍の場を広げている山陽女学園高等部バトン部のパフォーマンスで、2時から披露します。メイン側おまつり広場では、シューズなどを販売する「NIKEブース」が11時から。献血車両が来て献血を募るほか、「健康診断ブース」「呉市フレンドリータウンブース」「広島にサッカースタジアム建設を要望する署名活動」「フェイスペイント」「バルーンアート」「応援メッセージ記入コーナー」がそれぞれ11時から行われます。
 先着プレゼントは「サンフレッチェ広島バージョン ビクティニサンバイザー」を小学生以下2,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、李忠成選手のプレミアムカードです。試合会場限定グルメは豚の角煮とエビチリを包んだ点心2個が入った「包-PAO- 角煮・エビチリ」セットを500円で320食提供します。
 テレビですが、スカパー!ch181(SD画質)とch191(HD画質)、及びスカパー!e2のch801(SD画質)で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<11.5.13> 明日はJリーグ第11節横浜FM戦がホームで行われます。
 このところ中位が定位置となっていた横浜FMですが、今年は現実的な戦いにシフトチェンジし、堅守としたたかさで勝点を積み重ねて現在2位に付けています。これまでのリーグ戦の結果は次の通り。
1A △1-1 名古屋 【横】兵藤、【名】ケネディ
7A ○3-0 鹿島  【横】小椋、栗原、OG
8H △1-1 清水  【横】兵藤、【清】大前
9A ○2-0 浦和  【横】渡邉、大黒
10H ○3-2 福岡  【横】渡邉、小野2、【福】城後2
 前節はJ1初勝利を目指して燃える福岡に先手を取られ、前半2点のリードを許す苦しい展開となりましたが、後半早々に渡邉のゴールで1点を返すとその後はゲームを支配。そして途中から出場した若き10番・小野の活躍で試合をひっくり返しました。守備重視の戦い、とは言いながらここまでの総得点はリーグトップの10。戦術と個人能力の高さがバランスしていて、今最も戦いにくいチームの一つ、と言って良いのではないでしょうか?
 対するサンフレッチェは前節、青山、中島、水本の3人を怪我で失いながら何とか引き分けに持ち込みました。この中で水本と青山は長期離脱が決まっていますが、中島は一昨日から全体練習に参加しているそうなので、明日の出場は問題なさそうです。メンバーですが、携帯サイトによるとペトロヴィッチ監督は「ほぼ固めた」と言っているもののボランチに誰を起用するかは「まだ考慮中」だとのこと。高さ対策を考えてトミッチの起用や盛田のベンチ入りがあるかも知れません。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       西川

   森脇  中島  横竹

    森崎和  森崎浩

ミキッチ          山岸

   高萩       李

       佐藤

SUB:中林、盛田、石川、トミッチ、丸谷、ムジリ、山崎
 森崎浩司選手は「チーム内では自然とミズとアオのためにと言う気持ちがモティベーションになっている」と語り、佐藤寿人選手は「彼らが戻ってくるまで勝ち続け、上の順位をキープして復帰を待つ」と決意を見せるなどチーム全体の雰囲気は高まっているとのこと。明日は強い気持ちで戦って、怪我と戦うチームメイトに勝利を届けて欲しいと思います。
<11.5.12> 日本サッカー協会は先日U-18代表候補を発表しました。これによると広島からの選出は無かったのですが、サンフレッチェユース出身の川森が初めて選ばれました。今回のメンバーは次の26人。
【GK】櫛引政(清水)、山田(山梨学院大付高)、杉本(京都U-18)
【DF】遠藤(湘南)、櫛引一(札幌)、松原(大分)、高橋(京都U-18)、
    山中(柏ユース)、佐藤(名古屋U18)、工藤(大宮ユース)、
    宮本和(横浜FMユース)、為田(大分U-18)、西野(G大阪ユース)
【MF】川森(東洋大)、相馬(柏)、風間(清水商高)、杉本(東京Vユース)、
    熊谷(横浜FMユース)、廣田(神戸U-18)、近藤(愛媛ユース)、
    原川(京都U-18)
【FW】三根(京都U-18)、白崎(山梨学院大付高)、宮本拓(流経大柏高)、
    高原(名古屋U18)、榊(札幌U-18)

<11.5.11> プレスリリースによると、甲府戦で途中退場した青山選手は昨日広島市内の病院で内視鏡検査を受け、左膝内側半月板部分切除を行いました。全治は3週間と言うことで、どうやら長期離脱は免れそう。左膝は古傷なので心配しましたが、来月早々には戻って来れるのではないでしょうか?ただ、それでもリーグ戦数試合に欠場となるのは確実なので、丸谷やトミッチの奮起に期待したいと思います。
<11.5.11> 週末に行われた高円宮杯U-18プレミアリーグウェストの第5節で、サンフレッチェユースはアウェイで東福岡高を下し首位をキープしました。ユースのメンバーは、GK:有賀、DF:脇本、柳川、MF:平田、森保(→重行83分)、亀島、末廣(→藤井64分)、野津田、野口、川辺(→宮内89分)、FW:越智(→大谷85分)。得点は前半35分に末廣、37分に越智、後半30分に藤井。シュート数は東福岡が5本だったのに対して広島は30本と言うことで、内容的には圧倒した模様です。ただ森山監督によると「我々の好調はJリーグで言うと戦力的には恵まれていなくとも、全員でハードワークし魂込めて戦っている仙台のイメージ」だとのこと。次節は最下位に沈む立正大淞南高が相手ですが、気を抜くことなくしっかりと戦ってくれるのではないでしょうか?なお、第5節の他の試合の結果と順位表は次の通り。
C大阪U-18 3-1 広島観音高
富山第一高 0-1 福岡U-18
名古屋U18  2-0 愛媛ユース
京都U-18  1-0 立正大淞南高

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース  5   0   0    15   +12
2 京都U-18   3   1   1    10    +3
3 C大阪U-18  2   2   1     8    +3
4 福岡U-18   2   2   1     8    +1
5 名古屋U18   2   1   2     7    +2
6 広島観音高  2   0   3     6    -2
7 東福岡高   2   0   3     6    -2
8 愛媛ユース  1   2   2     5    -1
9 富山第一高  1   0   4     3    -3
10 立正大淞南  1   0   4     3    -4

<11.5.10> 5/21に予定されている第12節神戸戦のアウェイ応援バスツアーの〆切が迫っています。このツアーは5/21(土)の10時45分に広島西飛行場、11時15分に広島駅新幹線口に集合して出発し、小谷SA、福山SAを経て神戸着。試合終了後に帰途について、深夜1時に福山SA、1時20分に小谷SA、2時に広島駅新幹線口、2時15分に広島西飛行場に戻ってくる、と言うスケジュールです。料金はバス代とチケット代込みで大人(高校生以上)10,500円、小中学生9,000円。サンフレッチェクラブ会員はそれぞれ1,000円引きになります。お申し込み、お問い合わせはひろでん中国新聞旅行(セールスセンター082-512-1010、福山営業所084-923-2228)で、〆切は明後日(5/12)となっていますので、ご希望の方はお早めにどうぞ。
 なお、サポーターグループのURSUSもバスツアーを企画しています。こちらは朝8時5分に広島みなと公園駐車場、8時半に広島駅新幹線口に集合し、小谷SA、福山SAを経て午後1時半に神戸着。その後試合開始まで自由時間があって、試合終了後はオフィシャルツアーとほぼ同じスケジュールで帰ってくる予定になっています。参加費用はチケット別で一般5,000円、22歳以下4,000円。お申し込み〆切は5/14(土)の横浜FM戦当日となっています。お申し込み、お問い合わせ先など詳細はURSUSホームページをご覧下さい。
<11.5.9> 昨日サテライトが福岡とトレーニングマッチを行い、2-0で勝ちました。サンフレッチェのメンバーは、GK:中林(→原46分)、DF:石川、横竹、西岡、MF:清水、鮫島、トミッチ、服部、高萩(→井波60分)、大崎、FW:山崎。福岡のメンバーは不明。得点は後半22分に山崎、27分に清水でした。
<11.5.8> 昨日ビッグアーチで行われた第10節甲府戦は、前半10分に先制点を許したものの後半追いつき、勝点1ずつを分け合いました。
 サンフレッチェのメンバーは前節から2人入れ替え、ムジリが来日後初先発しました。
       西川

   森崎和 中島  水本(→横竹56分)
       (→ミキッチ45+3分)
     青山 森崎浩
     (→丸谷11分)
山岸            森脇

    ムジリ   李

       佐藤

SUB:中林、石川、高萩、山崎
 対する甲府のメンバーは、GK:荻、DF:小林、ダニエル、山本、吉田、MF:伊東、石原(→保坂5分)、内田(→内山70分)、永里、FW:阿部(→フジネイ77分)、ハーフナー、でした。甲府は引いて守りを固めてくるか、と思えばさにあらず。序盤は前から積極的にプレスをかけてきます。1分にはスローインから永里が抜け出してフリーでシュート。その後もDFラインへの速いプレスで、広島は思うように攻撃が構築できません。そして10分、後ろからのフィードを受けた永里がそのまま抜け出して右サイドからフリーでクロス。西川が飛び出したものの一瞬早くハーフナーが頭で叩き、先制点を許してしまいました。
 その直後に青山が立ち上がれなくなって担架で運び出されましたが、しかしサンフは力強い反撃を開始します。12分にはCKのこぼれをムジリが狙い、16分には細かいパス交換で相手陣内にボールを持ち込み、李がシュートしたもののボールはバー直撃。跳ね返りを拾った森崎浩が入れたクロスを寿人が頭で押し込みましたが、オフサイドを取られて認められません。33分にはムジリのスルーパスで抜け出した李がGKと1対1になりましたが、コースを狙って打ったシュートは荻がファインセーブ。38分には山岸が単騎でペナルティエリアに侵入して、GKの股の間を狙って打ったものの抑えられてしまいます。そして前半ロスタイム、足首を痛めた中島がピッチを去るとすかさずミキッチが投入され、1点リードされた上に先発2人を怪我で失うと言う状況でハーフタイムを迎えることになりました。
 後半も立ち上がりは甲府が前からプレスをかけてきて、何度か危ないシーンを作られます。1分には永里が抜け出してシュートしたもののサイドネット。6分にはファウル気味のプレーでボールを奪われ、ハーフナーが打ちましたが森崎和がブロックして凌ぎます。その後も阿部のヘッドやハーフナーのシュート、そしてポスト直撃の内田のシュートなど危ないシーンが続きます。更に広島は水本が頭を押さえながらベンチに下がり、交代枠を使い切ってしまいます。続けざまに困難に陥った広島でしたが、しかしピッチ上の選手たちは気持ちを入れ直して戦いに挑みます。16分には寿人の落としをムジリが打ったものの枠外。20分には山岸のクロスに寿人が飛び込み、25分にはCKに山岸が頭で合わせたもののGKに弾かれます。そして26分、右サイドから仕掛けたミキッチがペナルティエリア内で倒されPKをゲットします。ボールをセットした寿人はしっかりと力を込めて打ち込んで、広島が同点に追いつきました。
 この後も勝ち越しを狙って攻め続けるサンフ。31分にはミキッチのクロスから寿人、32分には森崎浩のパスを受けた李が狙ったもののボールはわずかに上に外れます。35分には森崎浩のパスで寿人が抜け出しましたがコントロールできず、37分には再び寿人がムジリのパスを叩き込みましたがオフサイドを取られます。更に40分には再びミキッチが倒されましたが、明らかに足にかかっていたにも関わらず主審はホイッスルを吹きません。終盤は主審がイエローを乱発して何とか試合をコントロールしようとし、お互いに不穏な雰囲気の中で終了のホイッスルとなりました。
 GW最後に迎えたホームゲーム、しかも相手は調子の上がらない甲府と言うことで、ジンクスを打破して勝点3をゲットするチャンス、と思っていた人も多かったのではないかと思います。ところが結果は引き分けで、がっかりした向きも多かったのではないでしょうか。確かに失点シーンは甲府にとっては「これしかない」というもの。逆に言えば十分対策を練ってきたはずのパターンだったわけで、やってはいけない点でした。「甲府が前から来る想定はあまりしていなかった」(森崎和。携帯サイトによる)と言うことで戸惑っていたことはあったとは思いますが、しかしそれにしてもこの失点により試合が難しくなってしまったのは確かでした。また攻撃面では、オフサイドで取り消された佐藤寿人の2点だけでなく、ツートップは何度も決定機を逃しました。戦術的な交代ができずに苦しい中でもチャンスを作り続けるクォリティがあったことを考えれば、勝ち点3が取れなかったのは残念だった、としか言いようがありません。
 ただ、逆に言えばこれだけ怪我人が続出する中で、選手たちは良く頑張ったとも言えます。前半早々に崩れ落ちるようにしてピッチから去った青山は、プレスリリースによると「左膝捻挫」との診断ですが、しかし左膝は以前も痛めたところだった事を考えると予断は許しません。また中島が痛めたと言う足首も確か古傷だったはず。交代時にはまだやれそうな雰囲気だったにも関わらず監督がすぐに交代カードを切ったのは、相当まずい事態を想定していたからではないか、と思われます。そして何より心配なのは水本です。きっかけは前半7分のセットプレーの場面で、ダニエルの肘打ちがもろに頭に入っただけでなく2度やられた、とのこと。プレスリリースによると「頭蓋骨骨折、急性硬膜外血腫により開頭血腫除去手術」を行ったそうですが、この急性硬膜外血腫と言うのは「頭部外傷に伴う頭蓋骨骨折に合併し、頭部外傷としては極めて重症に分類される」ものだそうです。このような酷い怪我とそれに至る悪質なプレーが見逃されたのも驚きですが、その後何事も無かったように1時間もプレーし続けたのは本当に驚きです。一応全治4ヶ月だとのことですが、脳へのダメージは後遺症になって残ることもあるだけに、その頑張りが仇にならないよう祈るばかりです。
 これまであまり大きな怪我がなく、順調に来ていた今年のサンフレッチェでしたが、「好事魔多し」とはまさにこのことだと言えるでしょう。これまでの好成績を支えてきた3人、しかも守備の要が次々と離脱すると言う事態で大変なことになった、と言うのが実感ですが、何とか残った選手がカバーして頑張って欲しい。今こそ、サンフレッチェのチームとしての団結力が問われるところなのではないでしょうか?

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