6/5〜6/11のSANFRECCE Diary


<11.6.11> 「ホットニュース」と携帯サイトによると、森崎兄弟は風邪を引いて体調不良で、特に森崎浩は高熱で入院していたため今日は欠場が決定的。森崎和も鼻が詰まる症状があるようですが、何とか出場の方向です。対する新潟は、右大腿部の故障で離脱していたチョ・ヨンチョルが4試合ぶりに復帰するとのこと。ボランチとしての先発が予想されるトミッチか丸谷には、ミシェウ、ブルーノ・ロペスを加えた外国人3人に良いプレーをさせないよう頑張って欲しいと思います。
 今日の試合会場は東北電力ビッグスワンで、午後1時キックオフ。テレビはスカパー!のch181(SD画質)とch191(HD画質)、及びスカパー!e2のch801(SD画質)で生放送が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<11.6.10> 明日はJリーグ第14節で、アルビレックス新潟とアウェイで対戦します。
 黒崎監督の1年目を9位でフィニッシュした新潟でしたが、シーズン終了後にマルシオ・リシャルデスや永田、西らを引き抜かれました。しかし新加入のブルーノ・ロペスが「当たり」だったようでここまで3得点。また鈴木や酒井高らの成長もあって、ここまで勝点10で10位の成績です。今季の公式戦の戦績は次の通り。
1A ○3-0 福岡  【新】ミシェウ、ブルーノ・ロペス、藤田
7H △1-1 磐田  【新】チョ、【磐】ジウシーニョ
8A △1-1 C大阪 【新】ブルーノ・ロペス、【C】乾
9H ○1-0 神戸  【新】ブルーノ・ロペス
10A △0-0 大宮
11H ●0-3 柏   【柏】ジョルジ・ワグネル、近藤、工藤
12A ●1-2 G大阪 【新】ミシェウ、【G】アドリアーノ2
13A △1-1 浦和  【新】鈴木、【浦】エジミウソン
 前節浦和戦はこれまでの相性が悪い相手で、前半は押し込まれて先制点も許すなど苦しい展開となりました。しかし後半から小林を投入すると流れが一変。後半25分に同点に追いつくと、そのまま押し込みながら引き分けました。ナビスコ杯は組み合わせに恵まれたため先週はお休みだったので、2週間かけて広島対策を練っていたはず。明日は厳しい戦いになるのは間違いない、と思われます。
 対するサンフレッチェは代表から李と西川が戻ってきますが、李は疲れが溜まっているとのこと。また携帯サイトによると、森崎浩も体調を崩しているそうで「週末は厳しい」(ペトロヴィッチ監督)のだそうです。青山は一昨日から練習に復帰しているとのことですがまだまだ出場は無理。従って明日はボランチに誰を起用するか、がポイントとなりそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       西川

   石川  森崎和  横竹

     中島  丸谷

ミキッチ          服部

    高萩     李

       佐藤

SUB:中林、盛田、トミッチ、清水、大崎、ムジリ、山崎
 明日から26日までは、16日間で5試合を戦う過密日程となります。これを乗り切るのに必要なことは、何と言ってもチームとしての団結でしょう。苦しい時にはお互いに助け合って、上位に食らいついて行って欲しいと思います。
<11.6.9> 報知新聞の記事によると、ドイツ・ブンデスリーガのホッフェンハイムに続いて2クラブが李忠成選手の獲得に動いている、とのことです。ホッフェンハイムはキリン杯チェコ戦にスカウトを派遣したそうですが、これに続いてアウグスブルグが正式オファーを準備中だ、とのこと。ヘルタ・ベルリンも興味を示しているそうで、3クラブによる争奪戦となりそうな気配です。李は広島とは年俸3,000万円で複数年契約を結んでいるため違約金が発生しますが、推定1億円だとのことなのでそれほど問題にはならないはず。移籍するかどうかは、正式オファーがあったときに本人がどう考えるか、と言うことになりそうです。
<11.6.8> 中国新聞の記事によると、8/13に予定されている名古屋戦の会場として広島ビッグアーチが使えないため、コカコーラウェスト広島スタジアムで開催する可能性が高くなった、とのことです。ビッグアーチは広島市のスポーツ協会が利用受付などを行っていますが、8/20のMr. Childrenのコンサートの準備のために昨年秋から会場を抑えられていた、とのこと。その後サンフレッチェのホームゲーム開催のために協議を行ったものの、交渉は決裂した模様です。広島スタジアムの収容人数は公称15,000人ですが、半分以上は芝生席でJリーグの開催基準を満たしていないとのこと。仮設スタンドの増設などによる対応を考えているものの、「座席15,000人分」と言う要件を満たすのは難しいためJリーグに特別扱いをしてもらうことになるようです。サンフレッチェにとっては仮設スタンド増設のコストだけでなく、最も集客が期待できるお盆の時期の試合開催を小さなスタジアムで行わなければならない、と言うことになるわけで、経営面でのダメージも大きなものになりそうです。
 ビッグアーチはサンフレッチェのホームスタジアムだとは言え専用ではないため、このような事態は起こるべくして起きた、と言えます。広島市も広島県も「ビッグアーチがあるからいいじゃないか」と言うことでなかなか専用スタジアム建設に動いてくれなかったわけで、今回の問題が起きたことに対する責任の一端はある、と思います。スタジアムでのコンサート開催は、芝生を痛める原因にもなるためサッカーにとっては「大敵」とも言えるもの。今回の事態は、ビッグアーチをホームスタジアムとして使い続けることの是非を改めて問う機会になる、と言えるのではないでしょうか?
<11.6.7> 昨日サテライトが神戸と練習試合を行い、2-6で敗れました。サンフレッチェのメンバーは、GK:原、DF:西岡(→平田65分)、丸谷、脇本、MF:清水(→亀島62分)、トミッチ、鮫島、大崎、野津田(→森保71分)、柳川、FW:井波。対する神戸は、GK:紀氏(→嘉味田62分)、DF:近藤(→但馬70分)、宮本、林、MF:森岡、羽田、楠瀬(→高見39分)、大久保、FW:馬場、ポポ(→小林)、と言うメンバー。得点は前半3分に野津田、6分にポポ、10分に馬場、後半11分に高見、21分にポポ、27分に大久保、34分に森保、40分に小林でした。
<11.6.6> 昨日ビッグアーチで行われたナビスコカップ1回戦1st leg川崎F戦は、追いつ追われつの展開の末2-2で引き分けに終わりました。
 代表組と長期離脱組の6人に加えてミキッチ、山岸も大事を取ってお休みで、サンフレッチェは主力8人を欠く苦しい布陣で戦うことになりました。
       中林

   横竹  森崎和  盛田

     中島 森崎浩

石川(→清水80分)     服部

    高萩    山崎(→ムジリ54分)

       佐藤(→井波73分)

SUB:原、トミッチ、丸谷、大崎
 対する川崎Fは柴崎とジュニーニョが不在だったものの他はほぼベストメンバーで、GK:安藤、DF:田中裕、井川、菊地、小宮山、MF:中村、稲本(→田坂64分)、山瀬、登里(→大島73分)、FW:矢島、小林(→楠神68分)、と言う布陣でした。試合が動いたのは開始早々の前半2分。小宮山の左からのクロスを矢島が落とし、これをフリーで山瀬に決められます。まるで神戸戦の再現のような失点だったと言うことで、サンフレッチェはいきなり1点のビハインドを背負うことになりました。しかしその後は気持ちを立て直した広島のペース。森崎浩の散らしから何度もチャンスを作り、守備では森崎和の読みの良いディフェンスで追加点を許しません。広島は左の服部、右の石川が何度も深い位置まで進出して相手の両サイドを脅かし、山崎や寿人が入れ替わり立ち替わりDFラインにプレッシャーを与えます。33分には森崎浩のクロスを高萩が決定的なヘッドを放つなど相手を押し込み続け、41分についに同点に追いつきます。こぼれ球を拾った森崎浩が右に展開すると、石川が縦ではなく横に切れ込みます。そして中島からのパスで抜け出した山崎が右からふわりとしたクロス。これをペナルティエリア内で服部が頭で叩き込み、同点でハーフタイムを迎えました。
 後半早々は中村の攻撃参加から川崎に何度か決定的なシュートを打たれましたが、何とか凌ぎます。ムジリを投入して前線でのキープ率を上げようとしたもののなかなかうまく行かない時間帯が続きましたが、しかしその粘りが実ったのが後半16分のことでした。相手のクサビのパスのこぼれを拾った高萩が前を向いてドリブルを開始すると、同時にスタートを切ったムジリと寿人で数的優位を作ります。そして高萩からのパスを受けたムジリが走ってきたそのままの勢いを右足に乗せると、弾丸のようなシュートがゴールネットに突き刺さりついに勝ち越し点を奪いました。
 その後は何とか追いつきたい川崎の攻撃を広島が凌ぎ、カウンターを仕掛けると言う構図が続きます。波状攻撃を受け、両足を攣らせて倒れる石川。しかし全員が必死で身体を張って守りに集中します。後半42分にはカウンターから高萩がフリーになり、ムジリが溜めて井波にパス。完全にフリーで打った井波でしたが、しかし無情にもボールはポストを舐めるように外れて行きます。そしてその直後の川崎の攻撃から与えたCKで、ショートのボールを受けた小宮山が思い切って振り抜いたボールがネットに突き刺さって追いつかれてしまいます。その後ムジリの決定的なシュートがGKに弾かれる、と言うシーンはあったものの再び勝ち越すことはできず、悔しい引き分けに終わりました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「主力不在にもかかわらず、1-0とリードされながら、強い川崎に対してこれだけの試合ができたことは素晴らしいと言うしかない」と語っています。確かに代表組3人(西川、李、森脇)と怪我人5人(水本、ミキッチ、山岸、青山、高柳)はいずれもレギュラークラスの選手ですから、彼らがいない中で、しかも開始早々にあっさり失点する、と言うミスがあったにも関わらず勝てる寸前まで行ったことは評価できます。特に初先発の石川が足を攣るまで走り回り、持ち味を出したことは収穫でしょう。昨年以降離脱者が相次ぐ中で何とかやり繰りして戦ってくる中で、選手が成長して層が厚くなったのは間違いないところで、この試合の内容と結果はその現れだと言えます。ただ、今回出た選手は「控え」とは言え服部や盛田、山崎、中林ら経験豊富な選手が多かったのも確か。コンビネーションと試合勘の問題さえ無ければこれだけのサッカーが出来て当然、とも言えるわけで、そう考えればやはりこの引き分けは痛い、と言わざるを得ません。決定機を決められなかった井波や出場機会の無かった丸谷や大崎らのより一層の成長も必要だとも思いますし、そのへんも含めて課題もまた見えた試合だった、と言えるのでは無いでしょうか。

日刊スポーツスコア速報
中国新聞記事
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<11.6.5> 携帯サイトによると、今日は石川と盛田が今季初の先発となりそうです。怪我人続出で今日は苦しい布陣を強いられますが、逆にこれまで出場機会の少なかった選手にとっては絶好のチャンス。少なくとも運動量では相手に負けないように頑張って、、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後3時キックオフ。試合前イベントとしてはサンフレッチェカップU-10を兼ねた「Power to the KIDS サッカークリニック」が10時半から。前座試合の「フォリアチャレンジ」は午後1時15分ごろから行われます。2時からは広島県内唯一の女子高校生だけの和太鼓団体「文教太鼓」がビッグアーチを盛り上げます。またメイン側、バック側の総合案内所では、サンフレッチェクラブ会員やシーズンパス、大震災復興義援金等を受け付けます。
 メイン側おまつり広場では毎年恒例の「サンフレッチェ広島浴衣まつり」として、浴衣や甚平を着てご来場された方先着1,000名様にオリジナルうちわをプレゼント。また「ネイル・似顔絵イベント」「健康診断ブース」「広島にサッカースタジアム建設を要望する署名活動、およびパネル展示」「フェイスペイント」「応援メッセージ記入コーナー」「バルーンアート」等を行います。更に試合会場限定グルメとしては、浴衣まつりに因んでイカ焼きを300円で限定320食提供。6月の選手丼は青山選手の「ビビンバ丼」と高萩選手の「豚生姜焼き丼」をそれぞれ700円で販売します。
 テレビ放送はCSのフジテレビNEXTで生中継。また深夜0時50分からはテレビ新広島での録画放送があります。今日は都合によりブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は携帯サイトの速報などをどうぞ。
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