7/24〜7/30のSANFRECCE Diary


<11.7.30> 「ホットニュース」によると、ペトロヴィッチ監督は「なかなか結果はついてこないが、ここ2試合は素晴らしい内容のゲームができていた。それを続けていくだけだ」と語っています。このところアンラッキーが続いていますが、そう言う運・不運はいずれは好転するはず。今日は良い結果が待っている、と信じて戦い抜いて欲しい、と思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、U-13,14,15による「サンフレッチェカップ」は1時から、U-9は2時半から、「フォリアチャレンジカップ」は5時15分ごろから行われます。メイン側おまつり広場では、「世羅町フレンドリータウンPRブース」は3時からで世羅っとした梨ランニングウォーター、ブルーベリー、世羅町内牧場のジェラートなどを販売します。また「TJ Hiroshimaブース」ではTJ Hiroshima 8月号の「サンフレッチェ広島バージョン」を特別に販売します。更に「広島にサッカースタジアム建設を要望する署名活動」「ガラポン抽選会」「応援メッセージ記入コーナー」「フェイスペイント」「バルーンアート」も行われます。
 先着プレゼントは「サンフレッチェ広島オリジナルうちわ」を2,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、青山選手のプレミアム選手カードです。試合会場限定グルメは、豚の冷しゃぶ、錦糸玉子、もみじおろしを添えた「茶そば」を500円で限定320食提供。森崎兄弟の「選手丼」(親子丼650円としらす丼700円)は今日が最終日となりますので、まだ食べていない方はお忘れなく。
 テレビはスカパー!のch184(SD画質)とch194(HD画質)、及びスカパー!e2のch804で生中継が予定されています。ブログでの速報は今日もできないと思いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報などをご覧下さい。
<11.7.29> 暑く苦しい戦いが続いた7月の「Hot6」も今週末がフィナーレ。サンフレッチェはJリーグ第19節を、ホームで清水エスパルスと戦います。
 主力メンバーが大きく変わったため序盤戦は苦戦し6試合で1勝しかできませんでしたが、ゴドビ監督の戦術が浸透するにつれて徐々に勝点を積み重ね、気付いてみれば広島よりも勝点1多く順位も7位に上がっています。前回の対戦以降の公式戦の成績は次の通り。
9H ●0-1 広島  【広】ムジリ
10A △1-1 名古屋 【清】アレックス、【名】玉田
11H ●1-5 神戸  【清】高原、【神】大久保2、都倉2、ボッティ
12A ○4-1 大宮  【清】アレックス、高原2、辻尾
13H △0-0 磐田
N1A ●0-1 甲府  【甲】ハーフナー
14A △2-2 G大阪 【清】太田、大前、【G】アドリアーノ、宇佐美
15H ○2-1 山形  【清】高原、アレックス、【山】大久保
16A ○3-1 浦和  【清】ボスナー2、高原、【浦】梅崎
17H ●2-3 川崎F 【清】アレックス、小野、【川】稲本、山瀬、小林
18H ○1-0 仙台  【清】アレックス
2H △0-0 鹿島
3A ○2-1 甲府  【清】小野、大前、【甲】パウリーニョ
4A △0-0 仙台
5H ○2-1 新潟  【清】小野、高原、【新】石川
6A ●0-4 C大阪 【C】キム・ボキョン2、倉田、乾
N1H ○2-0 甲府  【清】小野、高木
 前節は立ち上がりのチャンスを生かせず、セットプレーとカウンターから失点を重ねて後半だけで4失点し、7月初の黒星を喫しました。しかし一昨日のナビスコ杯1回戦のリターンマッチでは初めて3バックにするなど新しい布陣を試してまずまずの手応えを得ると、後半からいつもの4バックに戻して2点を奪って2試合トータルで逆転し、2回戦進出を決めました。前回の対戦ではチームとしての完成度の差を見せつけて広島が「日本平のジンクス」を振り払う勝利を挙げましたが、明日の清水は全く違うチームとなった姿を見せるはず。清水とは逆に7月は1勝しかできていない広島が相手と言うことで、アウェイながら勝点3を狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、携帯サイトによるとムジリは怪我をしているようで明日の出場は微妙。またベンチスタートだったミキッチ、山岸、森崎浩も途中からプレーしているので、十分に休めたとは言えません。ただその一方で、川崎F戦では高萩、石川、服部が好プレーを見せるなど収穫もありました。従って明日はこれらの選手の中から、ベストと考えられるメンバーを並べて戦うことになりそうです。と言うことで、私の予想は次の通り。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     中島 森崎浩

ミキッチ          服部

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、横竹、青山、丸谷、石川、山岸、大崎
 川崎F戦で不当なジャッジで退席となったペトロヴィッチ監督は明日はベンチ入りできず、再び横内コーチが指揮を執る事になります。選手達から父親のように慕われる監督がいない事による影響の大きさは、柏戦や福岡戦で体験済み。従って明日もまた厳しい戦いになることが予想されますが、しかしこの2試合と違ってペトロヴィッチは観客席から見守ることになるはずです。苦しいチーム状況から逃れるためには、まずは自分たちで立て直すこと。今まで自分たちが積み重ねてきたサッカーを信じて戦えば、きっと結果は付いてくるはずです。明日は監督とサポーターが安心して見ていられるような試合展開で、1ヶ月ほど続いている勝ち無しの状況を打ち破って欲しいと思います。
<11.7.29> 日本サッカー協会は昨日8/1〜3に札幌で行うトレーニングキャンプの日本代表候補を発表し、広島からは李、西川、森脇に加えて青山が初めて招集されました。今回招集されたのは次の23人。
【GK】東口(新潟)、西川(広島)、権田(FC東京)
【DF】岩政、西(鹿島)、今野(FC東京)、栗原(横浜FM)、
    森脇(広島)、太田(清水)、鈴木(新潟)、酒井(柏)
【MF】藤本、永井(名古屋)、増田(鹿島)、谷口(横浜FM)、
    青山(広島)、柏木、山田直、原口(浦和)、
    清武(C大阪)、東(大宮)
【FW】李(広島)、ハーフナー(甲府)
 キリンカップの代表のうち海外組は選ばれず、今回は国内組のみ。またスルガ銀行杯を戦う磐田からも選出も無いので、続けて選ばれているのは東口、西川、今野、栗原、森脇、李の6人だけとなっています。特に青山やU-22代表組など初選出が8人もいるのが特徴で、ザッケローニ監督としては選手層を厚くすることを最大の目標としているのではないでしょうか?
<11.7.28> 昨日等々力で行われたナビスコカップ1回戦の2nd legは1-3で敗れ、悔しい1回戦での敗退となってしまいました。
 ムジリは遠征に参加せず、ミキッチ、山岸、森崎浩、盛田がベンチスタート。その一方で高萩、石川、服部、横竹が先発して、以下のメンバーで戦いました。
       西川

   森脇  森崎和  横竹(→ミキッチ64分)

     中島  青山(→森崎浩58分)

石川            服部(→山岸60分)

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、盛田、丸谷、大崎
 対する川崎Fのメンバーは、GK:相澤、田中、井川、菊地、小宮山、MF:田坂、大島(→福森89分)、山瀬、登里(→久木野70分)、FW:ジュニーニョ(→楠神70分)でした。序盤から積極的に行ったのは広島で、速いパスを繋いでチャンスを作ります。2分にはペナルティエリア内からの李のクロスに寿人が飛び込んだものの届かず、7分には高萩のスルーパスで李が抜け出そうとしたもののファウルで止められます。逆に10分、川崎の速攻から右サイドでフリーになった田中がシュート。西川が弾いたもののこれがちょうど小林の前に転がって押し込まれ、痛い先制点を与えてしまいました。
 その後やや川崎の時間帯が続きましたが盛り返し、20分には高萩のチャレンジから波状攻撃を仕掛けて最後は青山がミドルで狙ったもののGKがキャッチ。28分には寿人のスルーパスで抜けた服部がGKとDFの間にクロスを入れましたが誰も触れず、その1分後にもロングパスで抜け出した寿人が井川と競りあいながらシュートしましたが、強く打てずにGKが抑えます。そして39分、DFラインで高萩のパスを受けた寿人がうまく反転して前を向いてシュートを決めて、前半のうちに広島が追いつきます。その後ロスタイムには川崎に危ないシーンを作られたものの凌ぎ、同点でハーフタイムを迎えました。
 後半は4分に登里に危ないシュートを打たれたものの、6分には服部のクロスで飛び出した寿人が左足で合わせたもののわずかに外。その直後にも服部のクロスに寿人が頭で合わせましたが、相澤のスーパーセーブに防がれます。更に7分にも石川の切れ込みから服部のクロスに寿人が合わせたましたが、またしても相澤が立ちはだかります。そして後半8分、カウンターから攻め上がった登里のシュートをカズがいったんはブロックしたものの、こぼれ球を押し込まれて川崎が追加点。更に16分には登里のスルーパスで抜け出した小林に決められて、リードは2点に広がってしまいました。
 その後広島はミキッチを投入し、森脇を左サイドに回して攻撃の姿勢を強めます。後半20分にはミキッチのクロスを李がスルーし高萩がシュートしましたが目の前のDFがブロック。25分には寿人のポストから高萩がシュートしたものの枠外。27分にはミキッチの突破を小宮山が肘打ちで止めましたがお咎め無しに終わり、その直後のFKのチャンスもモノにできません。32分には小宮山が手でボールを抱えてボールをキープしたにも関わらずファウルにならず、逆にタックルで止めた高萩にイエロー。しかもペトロヴィッチ監督が勘違いで退席処分を受け、キャプテンとして抗議した寿人にまでイエローが出されます。その後カウンターから危ないシーンを作られたものの西川が立ちはだかり、42分にはCKから高萩のヘッドは枠を捉えていましたが相澤が横っ飛びで防ぎます。またロスタイムには森脇の上がりから決定的なシーンを作りましたが相澤がセーブ。最後には右サイド高い位置でフリーになったミキッチが柔らかなクロスを入れたもののGKが抑え、ロスタイムの7分を生かすことはできませんでした。
 名古屋戦からメンバーを入れ替えた広島と、怪我人続出で若手を起用した川崎。どちらもメンバー的にはいわゆる「レギュラー」ではありませんでしたが、しかし試合はどちらも持ち味を出したエキサイティングなものだったと思います。特に両チームのGKが大当たりで、そう言う意味では良い試合でした。失点シーンは1点目も2点目もこぼれ球が相手に転がったのに対し、こちらのビッグチャンスはすべてGKに止められこぼれてこなかった、と言うのも不運と言えば不運。今年のナビスコ杯は勝ち抜くターンでは無かった、と諦めて、リーグ戦に向けて気持ちを切り替えるしかないでしょう。むしろこの日のように良く動いてしっかりと自分たちのサッカーをやり抜けば、結果は必ず付いてくるはず。やっていることに対する確信を失わず、チーム全員が団結して戦い抜くことが最も重要だと思います。
 ただ一方で、この好ゲームの気分をぶち壊したのはまたしても審判でした。小宮山のハンドを見逃したことも許せないのですが、それ以上におかしかったのはペトロヴィッチ監督の退席処分。このシーンはたまたま撮っていた映像がYouTubeに出ているのですが、第4審の足に当たって転がったボトルを川崎の誰かが「ペトロヴィッチ監督が蹴った」と言ったのを真に受けて、確認もせずに退席を命じています。川崎の選手の二つの卑怯な行為も許せないのですが、それ以上に許せないのは確認を怠った審判団だと言えます。せっかくの好ゲームを後味の悪い事にしたと言うことは、ぜひとも反省して欲しいものです。C大阪戦の退場処分と言い、なかなかPKを取ってもらえない事と言い、このところ不運が続くサンフレッチェですが、悪い事ばかりが続くことは無いはず。次こそは運が巡ってくると信じて、応援したいと思います。

日刊スポーツスコア速報
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<11.7.28> 先日紹介した「東北人魂 広島プロジェクト」にSANFRECCE Diaryとして協賛します。ロゴデザインはこちらで、MサイズとLサイズを各10枚とXLサイズを5枚注文しました。配布は実費で、送料別で1500円にするか、送料込みで2000円(因みにプロジェクトでは2000円で販売することを推奨しています)にするかは検討中。8月に入ってからTシャツ制作に入るそうで、3週間で届くらしいので詳細はその頃改めてお知らせします。
<11.7.27> 昨日のUSTREAMでの中野和也さんによると、前日練習ではいつもよりもしっかりとトレーニングしていた、とのこと。ペトロヴィッチ監督も「選手たちがそれほど疲れているとは思っていない」と語っているので、今日は人もボールも動く広島らしいサッカーを見せてくれるのではないでしょうか?対する川崎Fですが、離脱者の状況は不明ながら若手中心で来る可能性が高そうです。
 今日の試合会場は等々力競技場で午後7時キックオフ。テレビはフジテレビNEXT(スカパー!ch704(SD画質)とスカパー!ch613(HD画質)及びスカパー!e2のch306)で生放送が、またフジテレビONEで深夜11時50分から録画放送が予定されています。今日も仕事の関係でブログの速報はできませんので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は携帯サイトの速報などをご覧下さい。
<11.7.27> 昨日行われたクラセンのグループリーグ第3戦でサンフレッチェ広島ユースは鹿島ユースに0-3で敗れ、勝点6でグループ2位に終わりました。この結果ノックアウトラウンド進出は2位チームの間の成績で決まることになりましたが、勝点6のチームが4チーム並んだ中で得失点差が+17の神戸U-18(因みにこのグループは、松本山雅U-18が何と得失点差-35)と+4の東京Vユースが上回り、得失点差が+2だった広島ユースは悔しい敗退となりました。
<11.7.26> 明日はナビスコ杯1回戦の2nd legとして川崎F戦がアウェイで行われます。
 第11節から8試合連続負けなしで走っていた川崎Fですが、7月以降は勝ったり負けたりで現在4位にいます。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
16H ○2-0 広島  【川】矢島、菊地
17A ○3-2 清水  【川】稲本、山瀬、小林、【清】アレックス、小野
18A △2-2 鹿島  【川】田中、小林、【鹿】田代、中田
2A ●1-2 横浜FM 【川】柴崎、【横】大黒、渡邉
3H ○3-2 福岡  【川】稲本、中村、ジュニーニョ、【福】岡本2
4A ●0-2 浦和  【浦】原口、永田
5H ○3-2 柏   【川】矢島、小林、ジュニーニョ、【柏】OG、レアンドロ・ドミンゲス
6A ●0-1 新潟  【新】ブルーノ・ロペス
 中村、稲本が体調不良で休んでいる上に矢島と柴崎も怪我で欠場。更に井川も出場停止と言うことで苦しいメンバー構成を強いられる中、ジュニーニョや山瀬がチャンスを作ったものの攻めきれず苦手・新潟にまたしても勝つことができませんでした。明日はどれだけのメンバーが戻ってくるか分からないのですが、しかし引き分けでも勝ち抜けが決まると言うことを考えるとあまり無理はしてこないはず。レギュラーが揃う守備陣を広島がどう崩すか、そして高い能力を持つ川崎F攻撃陣の速い攻撃をいかに抑えるか、が明日のポイントになるのではないでしょうか?
 対するサンフレッチェですが、1st legは出場停止だった森脇は出場可能で、他の選手にも特に離脱者はありません。連戦が続いていることを考えると多少のメンバーの入れ替えはありえますが、しかし昨年目の前で逃したナビスコ杯を取るためには絶対に負けられない試合と言うことを考えると、ベストメンバーで戦う可能性が高そうです。と言うことで、私の予想は次の通り。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     中島 森崎浩

ミキッチ          山岸

    李    ムジリ

       佐藤

SUB:中林、横竹、石川、丸谷、青山、服部、高萩
 ここ4試合の成績が1分け3敗と不調のどん底にいるサンフレッチェ。また相性の悪い川崎Fとの等々力での対戦、などネガティブな材料に事欠きませんが、ただこの間ジャッジに恵まれなかったり監督が離脱したりと不運があったのも確か。また名古屋戦では敗れたとは言え内容的には悪くないサッカーができているので、このまま行けばきっと運は巡ってくるはずです。明日は自分たちの力を信じて戦って、ナビスコ杯制覇のために前進して欲しいと思います。
<11.7.25> 土曜日から「adidas CUP 2011 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」(通称クラセン)が開幕し、C組の広島は2連勝で首位に立ちました。
 まず7/23に行われたグループリーグ初戦のC大阪U-18戦は野津田の2点と末廣の得点で3-0で勝ち、一週間前の高円宮杯PLの雪辱を果たしました。続く7/24の第2戦はアビスパ福岡U-18と対戦し、前半に三苫に先制ゴールを許したもののその後、越智、森保、平田のゴールで逆転し、3-1で勝ちました。なお、このグループは勝点6の広島を勝点4の鹿島ユースが追う展開。ノックアウトラウンド進出のためには1位抜けか2位の中の上位2チームに入らないといけないため、次の試合は勝つか引き分けで終わりたいものです。グループリーグ最終戦の鹿島ユース戦は、前橋総合運動公園で午後3時キックオフです。
<11.7.24> 昨日アウェイで行われた第6節名古屋戦は、李のゴールで先制したもののセットプレーなどで3点を失い、終盤追いすがったものの及ばず2-3で敗れました。
 久々に指揮を執ったペトロヴィッチ監督は中島を先発に復帰させて、次の布陣で臨みました。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     中島 森崎浩

ミキッチ          山岸(→服部78分)
(→高萩89分)
    李    ムジリ(→青山59分)

       佐藤

SUB:中林、横竹、石川、丸谷
 対する名古屋のメンバーは、GK:楢崎、DF:田中隼、闘莉王、増川、阿部、MF:中村(→永井70分)、ダニルソン、藤本、FW:小川(→ブルザノビッチ80分)、ケネディ、玉田(→千代反田49分)。立ち上がりから両チームともゴール前のシーンを多く作り、3分にはFKから闘莉王のヘディングが広島ゴールを襲います。またその直後にカウンターから寿人がDF2人に押し倒されましたがファウルはもらえません。しかし6分、盛田からのロングパスを胸トラップした李がそのまま蹴り込んで、早い時間帯に広島が先制点を奪いました。
 この後名古屋は、闘莉王がどんどん上がって攻め込んできます。6分の藤本のクロスに合わせた玉田のシュートはわずかに枠を外れ、8分の闘莉王のヘディングは西川がキャッチ。10分の小川のシュートもGKの正面を突きます。しかし15分、右サイドからのクロスの落としを玉田が戻したボールを闘莉王に見事なシュートを決められて追いつかれてしまいました。
 この後両者とも攻め合い、17分には森脇からのロングボールで抜け出した李がペナルティエリアの中からシュートしましたがわずかに枠を捉えることができず。21分に玉田がペナルティエリア内で粘ってシュートしましたが何とかCKに逃れます。24分にミキッチの深い位置からのクロスにムジリが頭で合わせましたが枠外。直後の藤本のミドルは上に外れます。25分カズのロングパスを受けた寿人がGKをかわしてシュートしましたがDFが身体を入れ、28分ダニルソンのFKは西川がキャッチ。32分ムジリが持ち込んでそのままシュートしましたがGKの胸に収まります。35分の藤本のFKからの闘莉王のシュートをクリアするとその後は両チームとも決定的な形は作れず、同点のままで前半を折り返しました。(つづく)

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