8/7〜8/13のSANFRECCE Diary


<11.8.13> 「ホットニュース」によると、「盛田は少しふくらはぎに違和感を抱え、青山も一昨日、発熱があって練習を休んでいる。ムジリも万全ではない」(ペトロヴィッチ監督)とのこと。またピッチの状況が悪く名古屋がロングボールを使ってくる可能性を考えて、ヘディングが強い水本をベンチ入りさせることにしたそうです。これまでの勝率が0.71と相性の良い広島スタジアムでの試合と言うこともあるので、水本の復帰を勝利で飾りたいものです。
 今日の試合会場はコカ・コーラウエスト広島スタジアムで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップU-12」が午後2時から、「フォリアチャレンジ」が5時15分から行われます。ご来場プレゼントは「FOOTBALL ALLSTAR'S サンフレッチェ広島選手カード」を入場者全員に差し上げます。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、森崎浩司選手のプレミアム選手カード。試合会場限定グルメは、昨年大好評だった手羽を「今年も名古屋に勝つっ手羽」と名付けて3本300円で提供します。また8月の選手丼は、山岸選手の「ネバネバうどん」(600円)と水本選手の「牛すじカレー丼」(700円)となっています。アクセスですが、横川駅からの直行バスを午後3時から運行するほか、臨時駐車場として「遊水池駐車場」「広島西飛行場駐車場」「観音マリーナ駐車場」の順に開放します。またチケットは既に全席売りきれていますので、当日券の販売はありません。
 テレビは、スカパー!ch308(SD画質)とch605(HD画質)及びスカパー!e2のch253で生放送が予定されています。キックオフに間に合えばブログでの速報を行う予定ですが、都合で間に合わない可能性もあります。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報をご覧下さい。
<11.8.12> 明日はJリーグ第21節。サンフレッチェは広島スタジアムで名古屋と対戦します。
 3週間前に対戦したばかりの名古屋ですがその後も勝ち続け、14試合負けなしに加えて6連勝と圧倒的な強さを見せています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
6H ○3-2 広島  【名】闘莉王、OG、増川、【広】李、青山
19A ○3-0 福岡  【名】玉田、藤本、ケネディ
20H ○2-1 磐田  【名】小川、永井、【磐】金園
 前節は楢崎とダニルソンと言う守備の要を欠いて迎えました。しかし磐田に先制を許しながらもすぐに追いつき、後半に入ってから途中交代の永井の得点で突き放し、最後は磐田の猛攻を受けたもののしっかりと守って逃げ切る、と言う「横綱相撲」で勝っています。1試合消化が少ないにも関わらず首位との勝点差は2、と完全に射程に捉えた名古屋。明日からは中3日の3連戦となりますが、ここで追いすがるライバルを蹴落として連覇に向かって突き進もう、と思っているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、李が代表戦でフル出場したのがやや気になるところですが、体調さえ問題なければ先発を外れることは無いと思われます。と言うことで、メンバー予想は前節と同じで次の通り。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     中島 森崎浩

ミキッチ          服部

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、横竹、青山、山岸、石川、ムジリ、大崎
 前回の名古屋との対戦は敗れたとは言え内容は悪くなく、復活に向けての希望を感じさせるものでした。そして直後のナビスコ杯では運にも恵まれずに敗れたものの、続くリーグ戦は2連勝とようやく波に乗りかかってきています。明日は前回の対戦のリベンジと同時に、優勝争いに参加するためには絶対に勝たなければならない試合。選手達の気持ちの強さに期待したい、と思います。
<11.8.11> 昨日日本代表は韓国代表と親善試合を行い、3-0で勝ちました。日本代表のメンバーは、GK:川島、DF:駒野(→槙野56分)、今野、吉田、内田、MF:遠藤(→家長73分)、長谷部(→阿部66分)、FW:李、岡崎(→清武36分)、本田、香川(→細貝85分)。得点は、前半35分に香川、後半8分に本田、後半10分に香川。まだダイジェスト映像すら見ていないので試合内容については語れないのですが、「永遠のライバル」相手に親善試合とは言え快勝できたことはW杯予選に向けて最高の結果だった、と言えるでしょう。週末に出張から戻ったら、ビデオを見てまた改めて更新したいと思います。
<11.8.9> 日本サッカー協会は先日、カタールに遠征するU-18日本代表を発表し、広島からはユースの野津田が選ばれました。今回選ばれたのは次の23人。
【GK】池村(JFA福島)、杉本(京都U-18)
【DF】櫛引一(札幌)、松原(大分)、高橋(京都U-18)、山中(柏ユース)、
    佐藤(名古屋U18)、工藤(大宮ユース)、川口(新潟ユース)、
    岩波(神戸U-18)
【MF】相馬(柏)、田鍋(三菱養和ユース)、幸野(大分)、熊谷(横浜FMユース)、
    廣田(神戸U-18)、榊(札幌U-18)、橋本(FC東京U-18)、
    原川(京都U-18)、野津田(広島ユース)
【FW】三根(京都U-18)、南(東京Vユース)、高原(名古屋U18)、
    近藤(愛媛ユース)
 なおU-18代表はもう1セット選ばれていて、こちらはSBSカップに出場します。メンバーは次の20人。
【GK】櫛引政(清水)、中村(柏U-18)
【DF】相馬(柏)、遠藤(湘南)、松原(大分)、山中(柏ユース)、
    川口(新潟ユース)、岩波(神戸U-18)、植田(大津高)
【MF】大島(川崎F)、荒野(札幌U-18)、熊谷(横浜FMユース)、
    榊(札幌U-18)、橋本(FC東京U-18)、為田(大分U-18)、
    深井(札幌U-18)
【FW】南(東京Vユース)、高原(名古屋U18)、近藤(愛媛ユース)、
    久保(京都U-18)
 4月のアメリカ遠征の代表からは山田(山梨大付高)、宮本和(横浜FMユース)、西野(G大阪ユース)、越後(仙台ユース)、宮本拓(流経大柏高)、柏瀬(清水ユース)が外れ、池村、櫛引政、中村、松原、佐藤、川口、岩波、遠藤、植田、幸野、廣田、野津田、荒野、深井、南、高原が招集されています。この代表の目標は11月上旬に行われるAFC U-19選手権2012予選なので、この2つの大会である程度メンバーを絞り込んでチーム作りを進めることになるのではないでしょうか?
<11.8.8> 昨日中四国サテライトリーグの中国学生選抜戦が行われ、広島が5-1で勝ちました。メンバーは、GK:中林、DF:横竹、丸谷、水本(→脇本55分)、MF:石川、鮫島、青山(→西岡HT)、山岸(→柳川HT)、ムジリ(→平田HT)、大崎、FW:清水。得点は前半12分に横竹、25分に中国学生選抜、28分に大崎、32分に清水。後半は27分と32分に清水でした。
 ところでこの試合に、大怪我から復帰した水本選手が先発し55分間プレーしました。携帯サイトによると「試合前は不安だった」そうですが「試合に入ったら怖さはない。大丈夫」だとのこと。「練習を始めてから、1日でも早く試合に戻りたいと思っていた」そうで、できることなら名古屋戦からでも出たいと思っているそうです。先週の段階でペトロヴィッチ監督は慎重な姿勢でしたが、名古屋戦はともかく次の鹿島戦ぐらいからはベンチ入りできるかも。少なくとも今月中には、ピッチに立つ水本選手の姿を見ることができそうです。
<11.8.7> 昨日アウェイで行われた第20節甲府戦は李忠成、佐藤寿人の2ゴールで押しきり、J1で初めて甲府に勝ちました。
 前節の快勝の流れを重視したのか、サンフレッチェは前節と同じメンバーで戦いました。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     中島 森崎浩(→青山64分)

ミキッチ          服部(→山岸60分)

    李     高萩

       佐藤(→ムジリ84分)

SUB:中林、横竹、石川、大崎
 対する甲府のメンバーは、GK:荒谷、、DF:市川、ダニエル、金、内山(→柏77分)、MF:山本、伊東(→片桐HT)、内田(→井澤57分)、パウリーニョ、FW:ダヴィ、ハーフナー。甲府は立ち上がりからDFラインにプレッシャーをかけてきましたが、軽快なパス回しでかわすと何度もチャンスを作ります。1分にはミキッチのクロスを李がヒールで流し、最後は服部がシュートしましたが枠外。3分にもパスを回して森脇が左足で狙い、4分には寿人の戻しを高萩が打ちましたがGKが横っ飛びでセーブします。そして17分、西川のロングボールを受けた寿人がキープして高萩から李へ。李は横へドリブルしてシュートを狙おうとしたところで市川が後ろから押し倒してPKゲット。自らボールをセットした李は思い切り右隅に蹴り込んで、得点ランキングトップに並ぶ今季10ゴール目で先制点を奪いました。
 これでややペースを落とした広島に対し、甲府は運動量を上げて反撃してきます。19分にはCKにハーフナーが合わせましたが西川がナイスセーブ。26分にはパウリーニョが遠い距離から狙い、27分にはダヴィが単独突破を狙いましたが2人、3人と寄って行って何とか止めます。また31分にダニエルの折り返しはGKを外して枠に飛びましたが、ゴール前にいた高萩がクリアします。更に34分には金のクロスにダヴィがボレーで合わせましたが枠外に外れて助かります。先制後の広島のシュートは1本だけだったのに対して甲府は8本。内容的にも甲府が上だったものの広島守備陣は集中高く守りきり、1点リードでハーフタイムを迎えました。
 三浦監督は後半から片桐を投入し、前線を活性化します。そして片桐はドリブル突破やクロス、セットプレーで広島守備陣を脅かし、後半7分には片桐のクロスのこぼれをダヴィが狙ったものの枠外。9分には市川のクロスにハーフナーが合わせましたがこれも枠を外れます。また15分にはダヴィのパスでパウリーニョが抜け出したものの、西川が素晴らしい飛び出しで抑えます。広島は時折高い位置でボールをカットすると逆襲し、6分には高萩がミドルを打ったもののわずかにバーの上。20分には高萩がフリーになったもののシュートはGKに止められ、こぼれを拾った李が狙いましたが当たり損なって枠外に行きます。しかし28分、高萩の浮かしたパスを受けた寿人が前を向くと、GKの位置を良く見てループシュート。これが見事にゴールネットに収まり、広島が貴重な追加点を奪いました。
 何としても点が欲しい甲府は、前線の数を増やして3-4-3の布陣で攻めようとします。しかし逆に広島は精神的に落ち着いたのか、余裕を持ってパスを回します。甲府は左右からクロスを放り込み、またセットプレーからチャンスを作りますが、広島守備陣が集中を切らさず守ります。そしてロスタイムは5分と長かったものの相手にはほとんどチャンスを与えず、こちらがボールをキープしつつ終了のホイッスルを聞きました。
 三浦監督が進退を賭けて臨んだ試合だった、と言うこともあってか、この日の甲府はいつも以上にアグレッシブでした。広島も序盤は良くパスを繋いで戦っていたものの、いったん甲府のペースになるとなかなか盛り返すことができませんでした。甲府の攻撃は「最後はハーフナーの頭」とシンプルではあったのですが、しかしいくらやり方が分かっても守りきれるかどうかはまた別の話。ちょっとでも隙を見せればやられると言うことは、前回の対戦を思い返しても分かります。その経験を生かして、広島はチーム全体で粘り強く戦うことができていました。中でもペトロヴィッチ監督が語っているように「名古屋、川崎F戦のようなミスが出なかったこと」が大きかったと言えるでしょう。少ないチャンスを生かして2点を取った攻撃陣の能力の高さが勝利のための大きな力だったのは確かですが、それ以上に守備陣がしっかりと守り、かつマイボールになった時にしっかりとビルドアップできたことが、勝利の要因だったと言えます。とにかく蒸し暑さで運動量が上がらなかったとしても、アタマの回転を止めることなく集中しつづけること。暑い中で続く連戦の中でも勝利を積み重ねるための方法は1つではないものの、その1つの方向性が見えた試合だった、と言えるのではないでしょうか。

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