9/11〜9/17のSANFRECCE Diary


<11.9.17> 携帯サイトによると、新潟戦でハムストリングを傷めた森脇は痛みが再発しているそうで、「福岡戦に間に合ってくれればいいと思うが明日は難しい」とのこと。今日は盛田か横竹がストッパーとして先発する事になりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、U-10, 11, 12による「サンフレッチェカップ」が午後2時から。4種による「フォリアチャレンジ」が5時15分ごろから行われます。また「WE FIGHT TOGETHERコーナー」では、心肺蘇生法とAEDのデモンストレーションを行います。
 メイン側おまつり広場では、安芸高田市のブースでは3時から「収穫の秋、安芸高田市を満喫しよう!」と言うイベントを行います。またいつものように「広島にサッカースタジアム建設を要望する署名活動」「応援メッセージ記入コーナー」「フェイスペイント」「バルーンアート」も行われます。午後5時からは「子育て応援!カルビーパーク」でキックターゲットとキックスピードを行います。
 先着プレゼントはポテトチップス「かき醤油味」を2,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、服部選手のプレミアム選手カードです。試合会場限定グルメは、うなぎの蒲焼きに衣を付けた「うなぎカツ」を500円で限定320食販売。選手丼は、8月の「ぶっかけネバネバうどん」(山岸選手)600円と「牛すじカレー」(水本選手)700円を今日まで提供します。なお、これらのイベントは天候によって中止される可能性もありますので、ご注意下さい。
 テレビ放送は、スカパー!ch181(SD画質)とch191(HD画質)及びスカパー!e2のch801(SD画質)で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<11.9.16> 明日はJリーグ第26節。サンフレッチェはホームにジュビロ磐田を迎えます。
 前田の故障などもあって夏場以降調子の上がらなかった磐田でしたが、前節はその前田が復帰。入れ替わりに金園が足首の捻挫で離脱したものの、アキレス腱断裂でずっと戦線を離脱していた西が今季初先発するなどようやくベストメンバーで戦って、静岡ダービーを制しています。7月以降の公式戦の戦績は次の通り。
2H ○3-0 神戸  【磐】那須、金園、OG
3H ●1-2 横浜FM 【磐】那須、【横】渡邉、中村
4A ○3-2 C大阪 【磐】金園、駒野、山田、【C】キム・ボギョン、丸橋
5H △1-1 浦和  【磐】前田、【浦】柏木
6A △2-2 G大阪 【磐】金園、【G】山口、イ・グノ
N1A ○3-0 福岡  【磐】加賀、ジウシーニョ、荒田
19H ●1-2 G大阪 【磐】那須、【G】中澤、ラフィーニャ
20A ●1-2 名古屋 【磐】金園、【名】小川、永井
21H ○6-1 柏   【磐】山本脩、藤田、ロドリゴ・ソウト2、金園、OG、【柏】レアンドロ・ドミンゲス
22A ●0-1 横浜FM 【横】小野
23H △1-1 仙台  【磐】OG、【仙】赤嶺
24A ●0-2 大宮  【宮】東、渡邉
25H ○2-1 清水  【磐】駒野、前田、【清】大前
N2A △0-0 仙台
 水曜日には連覇がかかるナビスコ杯の2回戦がありましたが、リーグ戦を考えて川口、駒野、前田、西らベテランを温存。ホームチームに攻め込まれたものの粘り強く守って勝点1を確保しています。明日は休養十分の主力を並べて、勝点3を狙って来るのでは無いでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節出場停止だった森崎浩が戻ってきます。と言う事で、先発予想は次の通り。
       西川

   森脇  森崎和  水本

     森崎浩 中島

ミキッチ          山岸

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、盛田、横竹、青山、服部、石川、ムジリ
 前節、信じられないような逆転負けを喫したサンフレッチェですが、携帯サイトによるとペトロヴィッチ監督は「C大阪戦は、相手より得点できなかったから負けた。私はそう考えている」と語っていて、失点した事を悔やむよりもより攻撃的に行く意思を明確にしていたそうです。守備からチームを作る、と言うのがサッカーの常識ですが、しかし相手を攻撃で圧倒すれば負けない、と言うのもバルセロナに代表される現代サッカーのトレンドの一つ。サンフレッチェはまだまだ未完成のチームかも知れませんが、だからと言って方針が揺らぐようでは本当に強いチームはできないと思います。先週の屈辱を晴らすためにも、ホームでは攻撃サッカーを貫いて、勝利と言う結果を出して欲しいと思います。
<11.9.15> 日曜日に高円宮杯プレミアリーグウエストの第11節が行われ、サンフレッチェユースは愛媛ユースに6-0で圧勝してがっちり首位をキープしました。広島のメンバーは、GK:有賀、DF:脇本、柳川、MF:平田、森保、亀島、野津田(→石坂82分)、野口(→末廣76分)、川辺(→重行86分)、FW:藤井、越智(→大谷真89分)。得点は前半36分に平田、45分に川辺、後半35分に平田、39分に末廣、40分に藤井、そして後半ロスタイムに石坂でした。第11節の試合結果と順位表は次の通り。
【第11節】
富山第一高  1-5 京都U-18
立正大淞南高 2-2 広島観音高
愛媛ユース  0-6 広島ユース
東福岡高   0-1 名古屋U18
福岡U-18   1-0 C大阪U-18

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース 10   0   1    30   +28
2 京都U-18   7   3   1    24   +12
3 C大阪U-18  6   2   3    20    +9
4 名古屋U18   6   2   3    20    +9
5 福岡U-18   4   3   4    15    -2
6 東福岡高   3   3   5    12    -5
7 愛媛ユース  3   3   5    12   -10
8 富山第一高  3   1   7    10   -10
9 広島観音高  2   2   7     8   -12
10 立正大淞南  1   1   9     4   -19

<11.9.14> サンフレッチェは昨日、流通経済大のGK増田卓也選手の来季の加入が内定した、と発表しました。増田は広島市の出身で、高陽FCから広島ピジョンFC、広島皆実高を経て流通経済大学に入学。U-18代表からずっと年代別代表に選ばれていて、昨年はU-21代表としてアジア大会に優勝しています。(ただし出場はキルギス戦の1試合だけ。)またU-22代表は当初はメンバーに入っていなかったものの、6月のオーストラリアとの親善試合からメンバー入りしてロンドン五輪アジア3次予選のメンバーにも選ばれています。増田は「サッカーを始めた頃から、サンフレッチェに入る事を目標にしていた」とコメント。高校の先輩である下田コーチを目標に、「チームの歴史に残るような守護神を目指す」と語っています。サンフレッチェには西川だけでなく中林、原と能力の高いGKが揃っていますが、彼らと競い合う事によって大きく成長して欲しい、と思います。
<11.9.13> スポニチと中国新聞によると、流通経済大はU-22代表のGK増田卓也選手が広島に加入する、と発表しました。増田は広島皆実高出身で、2年生からレギュラーに定着。高校選手権のベスト8進出に貢献し優秀選手に選ばれるなど、高校時代から注目の選手でした。高校卒業後は流通経済大に進学して1年生からレギュラーを取り、また各年代別代表に選ばれるなどこの世代では屈指のGK。これまで何度もサンフレッチェの練習に参加していたようで、クラブとは「相思相愛の仲」と言えます。サンフレッチェには現役A代表の西川がいますが、かつての前川と下田のように切磋琢磨して、GK王国を作って欲しいと思います。
<11.9.12> 昨日、中四国サテライトリーグの試合が行われ、徳島に3-2で勝ちました。広島のメンバーは、GK:中林、DF:横竹(→水田85分)、丸谷、盛田、MF:石川、森崎浩(→西岡46分)、鮫島、服部、高柳(→西嶋69分)、ムジリ(→清水46分)、FW:大崎。得点は前半20分に大崎が先制ゴールを決めたものの、33分にドゥグラス、40分に杉本に決められて前半は1点のリードを許してしまいました。しかし後半10分に横竹のゴールで追いつくと、29分に大崎が決めて勝ちました。
<11.9.11> 昨日長居スタジアムで行われた第25節C大阪戦は前半3点リードしたものの後半に5点取られて、信じられないような大逆転負けを喫してしまいました。
 累積警告で森崎浩を欠いていたものの、代表組の西川、李は元気に先発して、以下の布陣で戦いに臨みました。
       西川

   森脇  森崎和  水本
   (→横竹69分)
     青山  中島
     (→丸谷78分)
ミキッチ          山岸

    李     高萩
    (→ムジリ62分)
       佐藤

SUB:中林、盛田、服部、石川
 対するC大阪は、GK:キム・ジンヒョン、DF:酒本、茂庭(→藤本8分)、上本、丸橋、MF:扇原、山口(→キム・ボギョンHT)、ファビオ・ロペス、清武、倉田、FW:杉本(→播戸HT)、と言うメンバーでした。序盤はC大阪が若さを前面に出して前から来ていて、0分には清武、2分には酒本がシュート。その直後のCKからは杉本が頭で狙うなどどんどんシュートを狙ってきます。しかし5分に茂庭が倒れて立ち上がれなくなり、治療したものの断念して藤本に交代すると流れが一変し広島がペースをつかみます。18分には李が突破を狙って倒され、ゲットしたFKを自ら蹴ったものの壁の中にいた味方に当たって枠外。19分には高萩が反転してシュートします。そして20分、中島の展開のパスを受けたミキッチが思い切って中へ。これが飛び出そうとしたGKの逆を突いてゴールネットに飛び込み、広島が先制点を奪いました。
 これで勢いがついた広島は、いつものサッカーで何度も相手陣内に攻め込みます。逆にセレッソは若さが出たか、攻撃に出るものの単発的で脅威にはなりません。そして32分、ミキッチがペナルティエリア内で相手をかわして入れた低いマイナスのクロスを高萩が押し込んで、広島が追加点をゲットしました。更にその後も広島が攻め続け、43分には青山のパスを受けた寿人が見事なステップで前を向くと右足でシュートを打つと、これが見事にゴールネットに収まります。その後もミキッチのシュートなど広島が攻撃の姿勢を緩めず、3点リードで前半を折り返しました。
 後半に入るとC大阪のクルピ監督は、交代カード2枚を切って背水の陣を取ってきます。そしてそれが実ったのが開始からわずか1分。清武が右から切れ込んで左足で打ったシュートがDFに当たって方向が変わってゴール。ハーフタイムには盛大なブーイングを受けていたC大阪は、このゴールですっかり蘇ってしまいました。
 この後広島も追加点を奪うべく攻めに出て、3分には寿人が、8分には山岸がそれぞれ良い形でシュートに持ち込みましたが枠を外してしまいます。逆に9分には丸橋の左からのクロスを播戸に押し込まれて1点差。更にその2分後にはファビオ・ロペスのクロスをまたもや播戸に決められて同点に追いつかれてしまいました。
 これで落ち着いたC大阪は、低い位置にブロックを作って広島を誘い込み、カウンターを仕掛けると言う戦いにシフトします。広島はムジリを投入し、前線のキープとスルーパスからチャンスに繋げようとします。しかしなかなかチャンスを作れないうちに後半26分、CKのこぼれを拾えず、繋がれてキム・ボギョンがシュートするとこれがまたもやDFに当たってゴール。広島はついに逆転を許します。更に後半32分には、清武の右への展開を酒本が低いクロス。ニアに飛び込んだ播戸がDFより一瞬早く触って流し込んで、リードは2点に広がりました。
 焦る広島は、その後も何とか守備をこじ開けようと攻撃を続けます。37分にはミキッチが切れ込んでシュートしたもののGKが弾き、40分には抜け出そうとした寿人が後ろから倒されます。また43分にはムジリのクロスに水本が飛び込みましたがわずかに合いません。45分にはミキッチのクロスに寿人が飛び込み、芸術的なシュートを決めて1点差に迫ったものの、ロスタイムの中島のシュートはGKに止められ、直後の丸谷の突破もシュートを打てず。結局1点差を詰めることができずに勝点1も取れずに終わりました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「今、私はショックな状態である。こういったゲームを落とすことは、あり得ないというしか表現できない。あり得ないことが、現実的に我々に起こってしまった」と語っていますが、携帯サイトの選手のインタビューを見るとほぼ同じようなコメントをしています。「パーフェクトなゲーム」(ペトロヴィッチ監督)だった前半を終え、気を引き締めて臨んだはずの後半がこんな事になってしまうとは、誰が想像したでしょう?まさにサッカーの怖さを思い知らされた試合だった、と言えます。もちろん、一つ一つのプレーを見れば、失点に至った原因はあるでしょう。例えば清武の1点目は、シュートに来るところへの詰めが甘くてフリーで打たれたところに原因があったわけですし、播戸の3点はいずれもフリーでクロスを上げられ、播戸へのプレッシャーも甘い中でやられています。3点もリードしていたのに1点取られただけで慌ててしまい、あっという間にリードを吐き出しただけでなく逆転まで許してしまう。プロとしてはあるまじき失態で、これは間違いなく自分たちの責任です。特にまだリードしていたにも関わらず攻めるか守るかはっきりしなくなり、チーム全体の意思がバラバラになってしまったのは大きな問題だ、と言えます。ただ、どんな試合でもそう言う場面はあるわけだし、そういつもいつも相手のゴールが決まるわけでは無いとも思います。従ってこんな事になったのは相当運が悪かった、とも思います。まさに、サッカーの厳しさを思い知らされた試合だった、と言えるように思います。
 このような敗戦は、選手にとってもサポーターにとってもダメージが大きいものです。ただ、だからと言ってネガティブになる必要も無いと思います。ペトロヴィッチ監督は「このようなゲームができるというのも、サッカーの醍醐味の1つ。見ている方にも、広島のようなサッカーを、素晴らしいゲームを見せられたのは、負けはしたものの、ポジティブに捉えたい」と語っていますが、それは決して負け惜しみではないことは敵将の「Jリーグ全体を通しても、今季一番見応えのある試合になった」と言う言葉からも分かると思います。この試合の広島は「盛り上げ役」になってしまいましたが、しかし前半に3点取ったこと、そして逆転されてからも点を取って追いすがった事は確かです。日本で一番面白い試合をしたこと、それができるクォリティのあるチームであるのは間違いありません。残念ながら上位はますます離れてしまいましたが、しかし優勝が遠ざかったからと言って諦めるのは許されない、と思います。この屈辱は、決して忘れてはいけないし、また教訓にしなければならない。セレッソにできたことが、広島にできないはずは無いわけで、どんなに苦しい状況になっても逆転を信じて戦うのがプロ、と言うものでしょう。選手も監督もあまりの結果にぼう然、と言う感じかも知れませんが、この悔しさは何度も何度も噛みしめなければならない。我々サポーターも含めて、この屈辱は必ず晴らさなければならない、と思います。

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