9/4〜9/10のSANFRECCE Diary


<11.9.10> 携帯サイトによるとペトロヴィッチ監督は西川の起用は明言したものの、李については状態を見極めるとのこと。昨日の練習では主力組でプレーしていたそうですが、その後の状態を見ながら判断することになりそうです。
 今日の試合会場は大阪長居スタジアムで、午後6時キックオフ。当日券は全種類あるようですが、カテゴリー4と5は残りわずかになっているそうですのでご注意下さい。またテレビ中継はスカパー!ch353(SD画質)とch616(HD画質)及びスカパー!e2のch301で放送予定となっています。今日はブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<11.9.9> 代表ウィークが終わって明日からJリーグが再開しますが、サンフレッチェは明日アウェイでC大阪と戦います。
 初参加のACLでは見事ベスト8進出を勝ち取ったC大阪ですが、Jリーグはなかなか調子が上がらず現在12位となっています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
3A ○3-1 広島  【C】倉田、清武、小松、【広】李
4H ●2-3 磐田  【C】キム・ボギョン、丸橋、【磐】金園、駒野、山田
5A ●1-4 神戸  【C】キム・ボギョン、【神】松岡、ポポ、朴、大久保
6H ○4-0 清水  【C】キム・ボギョン2、倉田、乾
19H ●1-3 鹿島  【C】乾、【鹿】田代2、小笠原
20A ○2-1 川崎F 【C】清武、倉田、【川】登里
21H △1-1 G大阪 【C】キム・ボギョン、【G】中澤
9A ●1-2 鹿島  【C】キム・ボギョン、【鹿】大迫、増田
22A △3-3 清水  【C】播戸3、【清】小野、高木、高原
23A ●1-2 横浜FM 【C】杉本、【横】兵藤、中村
24H ○3-1 浦和  【C】山口、扇原、倉田、【浦】高崎
 乾がドイツ・ブンデスリーガに移籍し、マルチネスとキム・ボギョンが怪我の治療のためチームを離れ、更に小松、高橋も負傷離脱するなど苦しいメンバー構成を強いられているC大阪。しかしその中で抜擢された若手の扇原、杉本、山口らが頑張り、ベテラン播戸や新外国人のファビオ・ロペスも噛みあって、何とか踏ん張っています。そして前節はその山口とのゴールで粘る浦和を振り切る等、やはり順位以上の力があることは明白。昨年以来、香川、家長、乾と次々と攻撃の核を失いながら、若手の成長で切り抜けてきたチームですから、ACLの準々決勝に向けて勝利で勢いをつけよう、と考えているのではないでしょうか?
 対するサンフレッチェですが、森崎浩が累積警告で出場停止となります。また李が今日の練習から合流するとのことなので、起用するかどうかは状態を見極めてからになりそうですが、ただ特に問題が無ければ先発で出るのではないでしょうか。と言うことで、私の予想は次の通り。
       西川

   森脇  森崎和  水本

     青山  中島

ミキッチ          山岸

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、盛田、横竹、石川、服部、ムジリ、大崎
 10試合を残して首位と勝点差14、ACL圏の3位とも11差と厳しい状況にありますが、自分たちのサッカーを貫けばどんなチームにでも勝てるはず。良い形で打ってもゴールが入らない、と言う状況にありますが、これもいずれは好転すると信じて、勝利のみを目指して戦い抜いて欲しい、と思います。
<11.9.8> 怪我人情報ですが、新潟戦で負傷して劇場への「出演」も無かった森脇選手は、1週間ほどの静養を命じられたそうですがちょうどオフの期間だったため問題は無さそう。練習試合でプレーした高柳だけでなくトミッチもチーム練習には合流しているとのことで、リハビリ中で別メニューの井波と代表組以外は、元気に練習に参加している模様です。なおその代表組ですが、チームへの合流は明日になるとのこと。西川はともかく、2試合連続で先発し、しかもチャンスに決めれなかった李のメンタルが気になります。
<11.9.7> 昨日行われたW杯3次予選ウズベキスタン戦は、前半8分に失点したものの後半に追いつき、勝点1を獲得しました。日本代表のメンバーは、GK:川島、DF:駒野(→槙野82分)、今野、吉田、内田、MF:遠藤、長谷部、阿部(→清武HT)、FW:岡崎、香川、李(→ハーフナー65分)。阿部をボランチに起用し長谷部をトップ下に入れる、と言う新布陣でスタートした日本代表は立ち上がりからチャンスを作ったものの、8分にウズベキスタンのスローインからのクロスのクリアが小さく、ペナルティエリア内からダイレクトで蹴り込まれて先制点を許してしまいました。その後は日本がボールを支配し、ウズベキスタンがカウンターからチャンスを作る、と言う展開。日本は駒野の攻め上がりなどからチャンスを作ったものの李のシュートがポストに弾かれるなど運にも恵まれず、ウズベキスタンのリードで前半を折り返しました。
 後半に入るとザッケローニ監督は清武を投入。ウズベキスタンもバカエフに代えてトゥルスノフを入れて、激しい戦いが続きます。そして後半20分、長谷部の展開から内田が攻め上がり、クロスに岡崎が飛び込んで日本がようやく同点に追いつきました。この後、日本は香川の抜け出しやハーフナーのシュートなど決定機を作り、ウズベキスタンもシャツキフから何度かチャンスを迎えましたがいずれもGKがファインセーブで防ぎ、追加点の無いままに勝点1ずつを分け合いました。
 この試合のポイントは、阿部の起用だったと思います。本田不在で戦った北朝鮮戦では柏木を同じポジションで起用したものの、あまりうまく行かずに苦戦しました。また後半に入って長谷部がどんどん高い位置に進出することによりチームを活性化し、最後のぎりぎりのところでの決勝ゴールに結びつけました。従ってこの試合では最初から長谷部をトップ下に入れて攻撃の指揮を執らせ、また守備の強い阿部を入れることでウズベキスタンの攻撃を食い止めよう、と言う意図だったのだろうと思います。ところがこのぶっつけ本番の布陣は機能せず、むしろ中盤の混乱によりゲインリヒやバカエフに自由にさせ過ぎたように思います。もともと力のあるウズベキスタンがホームゲームでしっかりと自分たちのサッカーをやってきた事が主要因ではあったと思うのですが、それ以上に日本側の(珍しく)出来の悪さが苦戦の原因だった、と言えるでしょう。そしてそんな中でも相手を崩し、決定的チャンスを作ったにも関わらず決めれなかったのは痛かった。特に李は北朝鮮戦ほどの動きはできなかったにも関わらず2度も決定的なチャンスを外したのは、チームでの不振をそのまま引きずっていたと言えるかも知れません。これが原因で外される、と言うことはないと思いますが、代表での地位確立のためには今後の数試合でぜひとも1、2点は取りたいところ。そのためにもまずはチームでの得点量産を期待したい、と思います。
<11.9.6> 昨日、サンフレッチェは大学生との30分×2の練習試合を2試合行い、いずれも7-1で勝ちました。まず吉備国際大と対戦したチームのメンバーは、GK:原、DF:西岡、丸谷、盛田、MF:石川、鮫島、野津田、清水、森崎浩、FW:大崎。前半3分に失点したものの11分に森崎浩が同点ゴール。続いて29分に西岡、37分に森崎浩が得点すると、その後大崎が4点取っています。見に行った人の話によるとDFラインが怖かったそうですが、それ以上に注目は長期離脱していた高柳がフル出場した、と言うことではないでしょうか?
 続いて行われた広島修道大との試合のメンバーは、GK:中林、DF:横竹、森崎和、水本、MF:ミキッチ、中島、青山、服部、ムジリ、高萩、FW:寿人。得点は前半のうちに寿人が3得点。後半8分に失点したものの、その後高萩の3ゴールと中島のゴールで突き放しています。次節は森崎浩が出場停止なので、この試合で出た中盤の4人(と李)がポイントになるはず。残り4日間でしっかり調整して欲しい、と思います。
<11.9.5> 週末に各地で天皇杯の1回戦が行われました。広島県代表の広島経済大学は石川県代表のツエーゲン金沢と福山で対戦しましたが、前半28分と32分に平林に決められ2点のリードを許して折り返すと、後半8分に3点目を失い、更に後半ロスタイムに2点取られて0-5で敗れました。(因みに久保はベンチスタートで、後半36分からの登場だった。)この結果、サンフレッチェの天皇杯初戦となる2回戦はツエーゲン金沢との対戦となりました。
<11.9.5> 昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第10節で、サンフレッチェユースは3-0で広島観音高を破り首位をがっちりとキープしました。携帯サイトによると、先制点は前半3分。越智のシュートのこぼれを野口が押し込みました。そして後半に入って藤井が左サイドから切れ込んで強烈なシュートを叩き込むと、最後は森保の左からのクロスにダイビングで飛び込んで決めて、粘る広島観音高を突き放しました。第10節の試合結果と順位表は次の通り。
【第10節】
富山第一高 1-1 東福岡高
名古屋U18  2-0 福岡U-18
広島観音高 0-3 広島ユース
京都U-18  1-1 愛媛ユース
C大阪U-18 4-0 立正大淞南高

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース  9   0   1    27   +22
2 京都U-18   6   3   1    21    +8
3 C大阪U-18  6   2   2    20   +10
4 名古屋U18   5   2   3    17    +8
5 福岡U-18   3   3   4    12    -3
6 愛媛ユース  3   3   4    12    -4
7 東福岡高   3   3   4    12    -4
8 富山第一高  3   1   6    10    -6
9 広島観音高  2   1   7     7   -12
10 立正大淞南  1   0   9     3   -19

<11.9.4> 昨日、ロンドン五輪予選の第2戦を戦った女子代表は、韓国の粘りに苦戦しながらも2-1で逃げ切り、勝点6でトップに立ちました。W杯以来久々にベストメンバーを組んだ女子代表は、序盤は自在にパスを繋ぎ、またこぼれ球をことごとく拾って韓国を圧倒。その流れから前半10分に宮間のFKから阪口が頭で決めて先制点を奪いました。ところがその後は韓国に徐々に押し返され、30分には池笑然にミドルを決められて同点に追いつかれてしまいました。しかし前半ロスタイム、澤が左サイドでキープすると中央へのパス。これを川澄が繋いで最後は大野が決めて、1点リードで前半を折り返しました。そして後半に入ると、韓国が運動量で上回り日本を圧倒。日本はボールキープもままならず、DFラインではね返すのがやっとと言う状態で我慢の時間が続きました。しかし全員の力で耐えると永里優の突破や前線の時間稼ぎで時計を進め、そのまま勝利しました。
 立ち上がりにほとんど相手に攻撃機会を与えずに先制点を奪った時には、さすが世界一のチームは違う、と思ったものです。若い選手の多い韓国は雰囲気に飲まれていたか、そのまま行けば日本が何点取るか分からない、と言う感じでした。ところが試合が落ち着き同点ゴールが生まれると、その後はほとんどの時間帯が韓国のペース。途中から運動量が落ちた日本は、なかなか流れを取り戻すことができませんでした。ただ、そんな中でも良い時間帯に勝ち越しゴールを決め、その後も押し込まれながらも逃げ切った戦いぶりは「さすがチャンピオン」と言えるかも。特に終盤、みんなが苦しい時にしっかりとボールをキープし味方に繋いだ澤の動きと、カウンターとボールキープで後ろを休ませた永里優や大野の働きは秀逸だった、と思います。内容よりも結果が必要な五輪予選。しかも過密日程で戦わなければならない中で、しっかりと勝点3を取ったと言うことは価値が大きいと思います。次はまたもや中1日で、しかも相手はタイから6点を取って勝ったオーストラリアになりますが、頑張って欲しいと思います。
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