今週のSANFRECCE Diary


<12.1.7> サンフレッチェは昨日、内田健太選手の愛媛への完全移籍を発表しました。内田は「昨年は天皇杯でサンフレッチェと対戦し、広島ビッグアーチでプレーできたことをうれしく思います」とコメント。広島にとっては悔しい敗戦でしたが、内田にとっては良い思い出になる試合だったのではないでしょうか?今季からは愛媛の主力として、チームをJ1昇格に導くような活躍をして欲しいと思います。
 なお昨日は、草津の戸田和幸選手が今季からJ2で戦う町田ゼルビアに移籍する、との発表がありました。戸田選手にとっては町田は生まれ育った土地。「市民クラブ」を引っ張るような活躍をしてくれるのではないでしょうか?
<12.1.6> 元広島の選手の動向をまとめてみます。まず山形を放出された宮崎光平選手は徳島へ。また愛媛で契約満了となった吉弘充弘選手の東京Vへの移籍と池田昇平選手の岐阜への移籍も決まりました。またサンフレッチェユース出身で大宮の木原正和選手は福岡へ期限付き移籍します。一方、愛媛へレンタル中の内田健太選手ですがその後は不明。大宮の藤本主税選手、草津の戸田和幸選手と佐田聡太郎選手、北九州の桑原裕義選手、金沢の久保竜彦選手と山根巌選手はいずれも未定となっています。
<12.1.5> サンフレッチェは昨日、盛田剛平選手の甲府への完全移籍を発表しました。2004年のシーズン途中に大宮から広島入りした盛田は、2006年からDFに転向し昨年まで主に「クローザー」として活躍したほか、携帯サイトで「盛田ラーメン道」を連載しファン感謝デーでラーメンを振る舞うなど、サッカー以外の面でも大活躍でした。オフィシャルサイトによると盛田は「往生際悪く、まだこれからも頑張ります」とコメント。更に「ラーメンを食べるときくらいは、ぜひ僕のことを思い出してください」と、彼らしい別れの言葉を残して移籍することになりました。甲府ではぜひともレギュラーを確保して勝利に貢献して、またJ1に戻ってきて欲しいと思います。
<12.1.4> 報知新聞によると、李忠成選手が昨日イギリス就労ビザ取得のため成田空港から渡英しました。サウサンプトンからは2年半で年俸約1億円を提示されたほか、監督からも「シャドーストライカーで即レギュラーで使う」と伝えられるなど期待されているとのこと。特例でのビザ取得がうまく行けば、そのまま契約を結ぶことになりそうです。
<12.1.3> 昨日行われた高校選手権の2回戦で、広島県代表の山陽高は清水商高に0-6で敗れました。中国新聞によると優勝候補に対して全力でぶつかったものの前半からカウンターとOGで2失点。後半には23mの距離からFKを決められるなど失点が止まらず、カウンターから攻めたもののシュート1本に抑えられると言う完敗でした。なお他の中国地方の代表ですが、高川学園高(山口)は矢板中央高(栃木)に0-2で、大社高(島根)は桐生一高(群馬)に0-3で、米子北(鳥取)は桐光学園高(神奈川)に1-5で、作陽高(岡山)は中京大中京高(愛知)に0-0からPK戦の末敗れ、1日で全滅となってしまいました。
<12.1.2> 毎年恒例となっている西武池袋本店の「新春フェスティバル トークショー&サイン会」が、明日午後4時から行われます。今回出演するのは佐藤寿人、山岸智、森脇良太の3選手。会場は別館2Fの特設会場(西武ギャラリー)で、午後4時開会となっています。定員は着席が100名、立ち見が200名で、午前10時から先着順に整理券を配付します。噂によると早朝(4時ぐらい?)から並ばないと整理券は取れない、とのことですので、参加したい方はお早めにどうぞ。
<12.1.1> サンフレッチェサポーターの皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 さて、タイトル奪取を掲げて戦った2011年が終わり、新しい年が始まりました。5年半チームを率いたミハエロ・ペトロヴィッチ監督が退任し、生え抜きの森保新監督が就任して、新たなチーム作りを進めることになります。クラブは累積損失を圧縮するために「99%減資」と言う大ナタを振るいましたが、これはいざと言う時に金を借りてでもチャレンジする、と言うことができなくなることを意味します。そのような状況の中で、活躍した選手へも十分な年俸を提示できないと言う苦しい契約更改となりましたが、しかし今のところ李忠成選手以外の主力の流出はなさそうで、新たな補強も着々と進みました。森保監督がこれらの選手を上手に組み合わせて良いチームを作ることができれば、昨年以上の成績を挙げるのも不可能ではないと思います。ただ、当然のことながらうまく行かない可能性もあるわけで、そう言う時に打てる手はそれほど多くはありません。そして最悪の場合には、J2降格と選手の大量流出、と言う事態もあり得ます。
 J2から昇格したばかりの柏レイソルが優勝した昨シーズン、そしてJ2同士の決勝となった天皇杯に見られるように、Jリーグはどのチームが勝っても、どのチームが負けても不思議ではない実力伯仲のリーグです。その中で昨年7位の広島は、上を狙う可能性も降格を心配する可能性も、両方ある立場だと言えるでしょう。サンフレッチェの歴史において、ターニングポイントとなりそうな2012年シーズン。ここでサポーターがすべきことは、とにかくスタジアムを埋めること。その上で、サンフレッチェの監督と選手を信じて、彼らの戦いをしっかりとサポートすることなのではないでしょうか?
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