2/26〜3/3のSANFRECCE Diary


<12.3.3> プレスリリースによると、今年の「オフィシャルイヤーブック」が今日から発売となります。A4カラー80ページで1,200円で、今日の開幕イベントとV-POINTで販売されるほか、e-VPOINTとホームゲーム会場、及びフタバ図書等の広島県内大型書店で販売されます。私は例年購入していたのですが、昨年はうっかり買いそびれてしまったので、今年は忘れないようにしたいと思います。
<12.3.2> 中国新聞によると、宮崎キャンプから戻ったサンフレッチェのメンバーは2日間のオフを経て、一昨日から吉田サッカー公園での練習を開始しました。その中で重要なニュースは、背中の張りで別メニュー調整中だった青山が2週間ぶりに完全合流したこと。青山の離脱中は野津田がボランチでプレーして結果を出していましたが、やはり経験豊富な選手の復帰はチームにとって大きな力になる、と思います。森保監督は開幕に向けて「コンセプトの精度を高める」と強調していたとのこと。日曜日にはC大阪と練習試合を行って、開幕に向けて最終的な調整を行うことになります。
<12.3.1> 日本代表は昨日W杯3次予選の最終戦をホームで戦い、ウズベキスタンに0-1で敗れました。この日のメンバーは、GK:川島、DF:内田、今野、吉田、長友(→駒野84分)、MF:沿道、長谷部、香川、FW:藤本(→乾60分)、岡崎、ハーフナー(→李66分)。立ち上がりからボールを支配した日本は前半20分過ぎから攻勢をかけ、22分には香川のパスを受けた岡崎のシュートがバーを叩き、25分には長友のシュート?クロス?にハーフナーが足を伸ばしたものの届かず。30分には香川のシュート、44分にはCKに吉田が合わせたものの枠を捉えることができません。そして後半もペースを握ってスタートしましたが、9分にカウンターから押し込まれて先制点を許します。そしてその後は運動量が落ち、途中投入の乾や李も効果的な動きができず。逆にカウンターから何度もピンチを迎えるなど良いところ無く敗れました。
 最終予選進出が決まっているとは言え、この試合はホームゲーム。また欧州組を招集してフルメンバーで戦ったと言うことを考えれば、少々情けない結果だったと言えます。特に後半から投入された乾や李が流れを変えることができず、むしろ悪い流れに埋没してしまったことを思うと、収穫の少ない試合だったと言わざるをえません。オーストラリア、韓国を始めとする強敵と戦わなければならない最終予選を考えると少々不安な気持ちにもなるものです。ただ、どんなチームでも浮き沈みはあるもの。特に今はJリーグは開幕前で選手のコンディションも整っていないのと裏腹に、欧州組はシーズン終盤に差し掛かって体力的にも精神的にも厳しくなる時期です。この日の日本代表が後半途中までは良かったのに、そこから落ちてしまったのはそう言う事情と無関係ではないでしょう。2年前のW杯でベスト8目前まで行った日本代表にとって、目標は単なるW杯出場ではなくW杯で上位に進出すること。だとすれば、ここで一度チームを解体し、新たなレベルアップを目指すのは悪いことではないと思います。百戦錬磨のザッケローニ監督が今後どのようにチームを作って行くのか、ある意味楽しみな結果だった、と言えそうです。
<12.2.29> プレスリリースによると、3/3(土)に広島駅南口地下で「サンフレッチェ広島2012開幕イベント WE FIGHT TOGETHER 団結」が開催されることになりました。開場は午前10時で、入場無料。ただしサイン会参加のためにはグッズを1,000円以上購入し、先着480名に配布される整理券をもらわなければなりません。イベントは午後2時50分からで、スタジアムDJの貢藤十六さんとサッカーコメンテーターの吉田安孝さんが進行役となって、オープニングセレモニーや選手トークショー、サイン会が行われます。また今年のオフィシャルイヤーブックも販売されますので、ぜひご購入下さい。
<12.2.28> プレスリリースによると、開幕戦となる浦和戦のSS指定席が完売になった、とのことです。他の指定席や自由席は当日券販売予定となっていますが、今後完売した場合は改めてアナウンスするとのこと。少なくともSA指定席は一度ネット販売が完売になって追加販売されているので、当日券が無くなる可能性は高そう。観戦に行こうと思って悩んでいる方は早めにどうぞ。
<12.2.27> 一昨日川崎フロンターレと45分×4の練習試合を行い、1試合目(1本目と2本目)は2-0で勝ったものの2試合目(3本目と4本目)は0-5で敗れました。
 携帯サイトによると1試合目のサンフレッチェのメンバーは、GK:増田、DF:ファン(→森脇45分)、千葉、水本、MF:ミキッチ(→石川79分)、野津田(→大崎45分)、森崎和、山岸(→清水77分)、高萩、FW:寿人、石原。対する川崎Fはメンバーは不明ながら、山瀬、小宮山、田坂や実績組とレナト、ジェシら新戦力をミックスした布陣だったそうです。そしてゲームは「押し込まれる時間帯もあったが、組織的な守備も機能し危なげなかった」(中国新聞による)とのこと。3分に野津田を起点に高萩の決定的なシュートが飛び出すと、5分にはCKから石原がフリーでヘッド。8分にも森崎和から野津田が絡んで素晴らしい連動を見せ、その後もチャンスを作り続けます。そして20分、野津田のパスを受けたミキッチが単独で突破し強烈なシュートを決めて先制点を奪いました。その後も広島は野津田のミドルや高萩の美しいシュート等で川崎ゴールを脅かします。広島の運動量低下に乗じて川崎も39分にクロスに小林が飛び込んで決定的シーンを作り、41分には縦パスに田坂が飛び出しましたが増田が立ちはだかって、1本目は1-0で終わりました。そして2本目も広島ペースが続いて、11分には森崎和の展開からミキッチのクロスを寿人が落とし、石原がゲットしてリードを2点に広げます。13分にはFKからレナトのシュートがポストを直撃すると言うシーンを作られますが、20分には石原が抜け出して大崎にパスを出して決定機を作り、その後の川崎の反撃も千葉、水本を中心にしっかりと守ってそのまま逃げ切りました。
 2試合目の広島は、GK:原、DF:西岡、丸谷、石川、MF:練習生、イ、平田、清水、FW:平繁、大崎、井波。対する川崎は、稲本や楠神、井川、黒津ら実績豊富なメンバーに小松、レネら新加入選手を組み合わせて来たそうです。そして1分にいきなりDFラインでボールを奪われ、黒津に先制点を許してしまいました。しかしその後広島のメンバーは身体を張って川崎に挑み、22分には大崎がドリブルからシュート。22分にも大崎が決定機を迎え、44分には平繁が決定的なヘディングシュートを放つなどチャンスを作ります。しかし30分には連係ミスから黒津のゴールを許し、ロスタイムにはクリアボールを楠神に押し込まれて3点リードされて折り返しました。後半(4本目)は7分、丸谷が良いパスカットから攻め上がったものの奪われ、カウンターから福森に決められてしまいます。その後も広島は粘り強く戦ったものの、36分に福森にFKを決められてそのまま敗れました。
 携帯サイトによると、1試合目の終了間際に相手の圧力に押し込まれるシーンがあり、森保監督からは「試合の終わらせ方!」と言う語気鋭い指示が飛んでいたそうですが、しかし課題と言えばそのぐらい。裏を取られるシーンがあったもののさほど多くはなく、安定した試合ができていたそうです。千葉をリベロで使える目処が立ち、森崎和をボランチの位置で固定できていることが大きいようで、後は開幕に向けて調整し、青山や森崎浩らが戻ってくれば十分に戦える体勢が整った、と言えるのではないでしょうか。一方の若手組ですが、ミス絡みで次々と失点してしまったものの「戦う姿勢」と言う意味ではこれまでとは段違いだった、とのこと。特に前半はスコアこそ0-3だったものの試合内容はむしろこちらが上回っていたほどだったそうです。主力組でプレーした大崎、清水、石川も良い動きを見せるなど、主力の充実だけでなく若手の成長にも手応えを感じた宮崎キャンプだった、と言えそうです。
<12.2.26> 日本サッカー協会は昨日、ウズベキスタン戦に向けての日本代表を発表し、広島からは西川が選ばれました。
【GK】川島(リールス)、山本海(清水)、西川(広島)
【DF】駒野(磐田)、今野(G大阪)、栗原(横浜FM)、伊野波(神戸)、
    長友(インテル)、槙野(浦和)、内田(シャルケ)、吉田(VVV)
【MF】遠藤(G大阪)、中村(川崎F)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、
    細貝(アウグスブルグ)、柏木(浦和)
【FW】藤本(名古屋)、李(サウサンプトン)、岡崎(シュツッツガルド)、
    乾(ボーフム)、宮市(ボルトン)
 アイスランド戦の代表から林(仙台)、岩政、増田、柴崎(鹿島)、近藤、田中(柏)、森脇(広島)、阿部(浦和)、磯村(名古屋)、石川(FC東京)、前田、金園(磐田)、大久保(神戸)、久保(京都)が外れ、川島、長友、内田、吉田、長谷部、細貝、李、岡崎、乾が復帰。また宮市が初めて選出されました。アジア3次予選の突破は決まっているため「消化試合」となりますが、集まる機会が少ない日本代表にとっては連係を深めると言う点では重要な試合。「海外組」と「国内組」がどう融合し、そしてレベルアップして行くかが問われる試合になるのではないでしょうか?
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