3/18〜3/24のSANFRECCE Diary


<12.3.24> 「ホットニュース」などによると、石原は別メニューでの調整が続いていたそうで、今日の試合出場は難しそう。その代わりに今週の練習では大崎と野津田がシャドーのポジションで主力組でプレーしていたそうです。森保監督はどちらを先発起用するか決め兼ねているようで「これまでのトレーニングや昨日の練習を見て、チームとしてどういうつながりをもてたか、というところを考えて決めたい」と語っていますが、どちらが先発するにしろもう1人も途中出場の可能性は高そう。今日は若手2人がどんなプレーをするかが勝敗を分けることになりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後1時キックオフ。試合前イベントとしては、U-9とU-11による「サンフレッチェカップ」と「スクールカップ」が午前9時から。「フォリアチャレンジ」が11時15分ごろから行われます。ファンクラブサロン前(場内)では「キックターゲット&スピード」を11時から。おまつり広場(場外)の日本郵便ブースでは「佐藤寿人選手のJ1通算100ゴール達成試合を当てよう!!」が10時から開催されます。また「広島テレビ Piece for Peace HIROSHIMA 広島発"平和へのひと筆"プロジェクト文字収集イベント」「ゲーフラを作ろう」「どこでもJリーグライブブース」「フェイスペイント」「バルーンアート」も行われます。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、集合写真の「プレミアムカード」を先着3,000名様に。試合会場限定グルメは「ハマグリと蓮根のフライ盛り合わせ」を一皿500円で限定320食提供します。また3,4月の選手丼は佐藤寿人選手の「牛塩カルビ丼」800円と青山敏弘選手の「クリームシチュー(パンを添えて)」500円です。
 TV放送はスカパー!ch180(SD画質)とch580(HD画質)、及びスカパー!e2のch800(HD画質)で生中継が予定されています。今日は私は「スカパー!オンデマンド」で観戦予定なので、可能であればブログでの速報を行います。
<12.3.23> 明日はJ1リーグ第3節として、ホームに鹿島アントラーズを迎えます。
 昨年はナビスコカップは取ったもののリーグ戦は6位に終わった鹿島は、かつて選手として黄金期を支えたジョルジーニョを新監督に迎えました。また野沢、田代らを失った変わりに川崎からジュニーニョ、福岡から岡本を補強。更に9クラブの争奪戦となった山村も獲得して今季を迎えています。ここまでの戦績は次の通り。
1H ●0-1 仙台  【仙】上本
2H ●0-1 川崎F 【川】レナト
N1H ○2-0 神戸  【鹿】大迫、遠藤
 開幕から2試合をまさかの2連敗でスタートした鹿島は、ナビスコ杯もほぼベストメンバーで戦って今季初勝利を挙げました。新しいチームを落ち着かせるためにはとにかく勝利が欲しかった、と言うことなのだろうと思いますが、ただリーグ戦の2試合も決して内容が悪かったわけではなく、新しく導入したダイヤモンド型の中盤がフィットしていなかっただけ。2試合で無得点とは言ってもチャンスは作れていて、あとはきっかけだけが必要でした。そして火曜日のナビスコ杯では、相手がメンバーを落としてきたとは言え鹿島らしい自在なサッカーで完封勝利を収めています。明日はその勢いとともに、何としてもリーグ戦初勝利を挙げることを目指して全力で来るはず。広島としては、いつも以上に手強い相手を迎えることになります。
 対するサンフレッチェですが、ナビスコ杯はお休みだったため今週はじっくりと吉田で練習を重ねてきました。前節怪我で途中退場した石原の状態が気になるところですが、今のところ怪我の情報は無いので明日は元気に出場してくれるのではないでしょうか?と言うことで、私の先発予想は次の通り。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          山岸

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、石川、野津田、中島、大崎、平繁
 浦和戦、清水戦とも試合全体としては自分たちのサッカーができたものの、立ち上がりの悪さで苦戦することになりました。従って明日の課題は、とにかく試合の入り方を良くすること。相手がどうであろうとも主導権を取るサッカーができるなら、結果は自ずから付いてくるのではないでしょうか?
<12.3.22> 日本サッカー協会はモンテギュー国際大会に出場するU-16日本代表を発表し、広島からはユースの伊藤が選ばれました。
【GK】伊東(FC東京U-18)、小島(名古屋U18)
【DF】酒井(新潟ユース)、宮本(清水ユース)、佐々木(FC東京U-18)、
    前谷(G大阪ユース)、伊藤(広島ユース)
【MF】杉本(帝京大可児高)、青木(流経大柏高)、手塚、会津(柏U-18)、
    三好(川崎FU-18)、神谷(東京VJrユース)
【FW】藤本(神戸U-18)、中村(G大阪ユース)、鈴木(前橋育英高)、
    杉森(名古屋U15)、吉岡(ソレッソ熊本/JFAアカデミー熊本宇城)
 前回のUAE遠征のメンバーから田口(横浜FMユース)、水谷(清水Jrユース)、潟中、及川(ACNジュビロ沼津)、岡田(川崎U-15)、井手口(G大阪Jrユース)、小林(甲府Jrユース)、鎌田(新潟Jrユース)が外れ、小島、会津、三好、神谷、杉森が選出されています。 
<12.3.21> 先週から昨日にかけて行われたサニックス杯国際ユースサッカー大会。サンフレッチェユースはグループリーグ3位に終わったものの、3,4位のチームで行われたグローバルアリーナ杯では順調に勝ち進んで「優勝」しました。
【予選Dグループ】
広島ユース 0-3 東海大五高
広島ユース 3-3 シテ・スコレール・ブリフォ(フランス)
     PK1-4
広島ユース 3-0 四日市中央工高

【グローバルアリーナ杯】
広島ユース 5-0 鹿児島城西高
広島ユース 3-1 鹿児島実業高
広島ユース 3-0 桐蔭学園高
 一方予選Aグループで戦ったU-17日本代表は2勝1敗で2位になりましたが、1,2位グループの順位決定戦の結果3位に終わりました。(因みに優勝は東福岡高、2位は神戸ユース。)
【予選Aグループ】
U-17日本代表 0-1 インテルユース(イタリア)
U-17日本代表 5-0 U-17タイ代表  【日】渡辺、森3、越智
U-17日本代表 3-0 梅灘高(韓国) 【日】大山、宮市、OG

【順位決定戦】
U-17日本代表 3-1 シテ・スコレール・ブリフォ 【日】越智、川上、松本
U-17日本代表 1-2 東福岡高 【日】内山
U-17日本代表 2-1 福岡U-18 【日】川辺、内山
 サンフレッチェユースの川辺と越智はU-17代表に選ばれていて、越智はインテルユース戦の後半14分からと梅灘高戦の後半17分から途中出場。U-17タイ代表戦では先発フル出場して1ゴールを決めています。また順位決定戦の1回戦では先発して1ゴール。福岡U-18戦でも先発して54分間プレーしました。一方の川辺はU-17タイ代表戦で右SBとしてフル出場し、梅灘高戦とシテ・スコレール・ブリフォ戦では後半から途中出場。東福岡高戦では右SBとして、福岡U-18戦ではボランチとしてフル出場し、ゴールも決めています。2人とも尻上がりに調子を上げたようで、しっかりとアピールできたのではないでしょうか。
<12.3.20> 4/14(土)に行われるサガン鳥栖戦のアウェイ応援ツアーの募集が始まっています。今回は「応援バスツアー」と「応援ツアー【新幹線利用】」の2種類。どちらのツアーもチケット代を含んでいて、バスツアーは大人11,800円、小中高生9,800円。新幹線利用は大人19,800円、中高生18,800円、小学生11,800円。サンフレッチェクラブ会員とちゅーピークラブ会員はそれぞれ1,000円引きになります。バスツアーのスケジュールは、4/14の午前11時15分に広島駅新幹線口、11時45分に広島西飛行場に集合して、深夜1時過ぎに戻ってくるとのこと。新幹線利用は午後2時14分福山発、2時38分広島発ののぞみ25号で行って、午後11時台に広島に戻ってくるスケジュールになっています。お申し込み、お問い合わせは「ひろでん中国新聞旅行(セールスセンター:082-512-1010、福山営業所:084-923-2228)」またはホームページからどうぞ。
 なお、サポーターグループのURSUSもバスツアーを行います。こちらは4/14の朝8時に広島駅新幹線口、8時半に広島みなと公園で乗車して、深夜3時頃に広島に戻ってくると言うスケジュールで、チケット代別で6,000円の予定です。詳細はURSUS weblogに発表される予定だとのことですので、そちらをどうぞ。
<12.3.19> サンフレッチェは昨日吉田サッカー公園でレノファ山口とトレーニングマッチを行い、3-0で勝ちました。得点は前半7分に清水、後半13分に井波、20分に鮫島。メンバー等は非公開となっています。
<12.3.19> プレスリリースによると、イ・デホン選手が3/26から行われるU-19韓国代表のトレーニングキャンプに選ばれました。
<12.3.18> 昨日日本平で行われた第2節清水戦は、2点のビハインドに追いつくことができず連勝はなりませんでした。
 先発メンバーは前節と同じながら、怪我から復帰した中島をベンチに入れて次の布陣で臨みました。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          山岸

    石原    高萩
    (→大崎11分→野津田73分)
       佐藤

SUB:増田、ファン、石川、中島、清水
 対する清水は、GK:林、DF:吉田、岩下、ヨンアピン、李、MF:村松、小野(→高原59分)、大前、河井(→小林77分)、FW:アレックス、高木、と言うメンバーでした。立ち上がりから激しくプレスをかけてきた清水に対して、広島は自分のペースをつかむ事ができず慌てるシーンが続きます。0分には森脇のバックパスが流れて西川が危うくクリア。3分には高木のFKが枠を捉えて西川がぎりぎりで弾き、7分には大前がアーリークロスを入れてきます。そして8分、バックパスを西川が繋ごうとしたところを相手に拾われ、ヘッドで流したボールに西川が飛び出したもののクリアしきれずこぼれ球をアレックスに決められて先制点を奪われてしまいました。
 これで目を覚ましたサンフは、いつものサッカーを取り戻してサイドから、中央から清水陣内に攻め込みます。11分には森脇のクサビを受けた寿人が突破を図り、17分には石原に代わって今季初出場の大崎がチャレンジ。23分には高萩のFKのこぼれを千葉が狙いましたがDFにブロックされます。先制点を奪った清水は後ろに構えてカウンターを狙ってきましたが、守備陣の早いチェックでシュートを許しません。31分には大崎の突破から山岸のシュートが逸れ、これを寿人が押し込んだもののオフサイド。ロスタイムには水本がドリブルで攻め上がってシュートを狙い、こぼれを山岸が狙ったもののGKに抑えられて前半終了のホイッスルとなりました。
 後半も立ち上がりは広島の攻勢が続き、3分には綺麗なミドルパスが繋がってミキッチが抜け出し、クロスに高萩が頭で合わせましたがGK正面を突いてしまいます。逆に5分、突破を狙った大崎が倒され、奪われたボールを繋がれて最後は高木に決められて清水のリードは2点に広がりました。
 その後広島は、早い段階で追いつこうと攻めに攻めます。12分には相手のFKをはね返して大崎が突破を図ったもののペナルティエリア内で3人に囲まれてシュートは打てず。22分にも寿人のパスで大崎が抜け出しましたが、ぎりぎりで村松にはね返されてしまいます。29分にはミキッチの低いクロスにニアで寿人が合わせたものの枠を捉えることができず。30分には波状攻撃で何度も相手ゴールに迫ったものの、なかなかシュートが打てず最後はトラップミスでチャンスを逃します。37分にも野津田の左足のFKがドライブ気味に相手ゴールに迫りましたが、飛び込んだ水本も千葉も触れずボールも枠を捉えることができません。更に40分にはクリアミスを拾った寿人がフリーでシュートしましたが林がわずかに触ってボールは枠外に逸れます。その直後のCKのボールを千葉が頭で決めて1点差に迫ったものの、反撃はそこまで。最後は運動量的に厳しくなってミスも増え、清水の逃げきりを許すことになりました。
 この試合のポイントは、立ち上がりの10分間だったと言って良いでしょう。試合後にゴドビ監督が「しっかりとエネルギーを持って、スピードを持って、方向性を持ってゴールに向かうことができていました。特にプレスをしっかりかけることができ、ボールを奪うことができていました」と語るように、前半と後半の立ち上がりに点を取りに来ていました。それに対して広島は「清水が立ち上がりからアグレッシブに来るということは予想していた」(森保監督)にも関わらずそれをかわすことができず、失点してしまいました。千葉や山岸も試合後に語っているように、相手が来ても慌てずにボールを繋ぎ、また裏を狙うようなロングボールを織り交ぜながら相手のラインを下げさせるような戦いができればいいはず。失点以降はずっと広島ペースで試合ができたわけですから、相手がハイプレスをかけてきてもその時間帯を我慢して疲れるまで待てば良いはずです。今後も相手が同じような戦いを挑んでくる可能性は高いので、そこにどう対処するかが今後の課題として残ったと言えます。
 ただその一方で、収穫もあった試合でした。その中で一番大きかったのは、大崎と野津田がそれぞれ持ち味を出したことだと思います。前半11分に急きょ出場した大崎は、寿人とのバランスも良く前線でのアクセントになっていました。その中で何度か決定機を作ったことも良かったと思いますが、ただそこで決めることができなかったこと、また時間が60分ちょっとしか持たなかったことが今後の課題として残りました。昨年は期待されながらもリーグ戦は出場無しに終わり失意のシーズンだった大崎にとってはここからが勝負。昨日のように積極的なプレーを見せることができるなら、きっと次のチャンスもあるのではないかと思います。一方の野津田はやや味方と合わないシーンもあったものの、高校3年生とは思えないような落ち着いたプレーを見せました。視野の広さと正確なパス、そして質の高い左足のキックはポテンシャルの高さを示すもので、特に森崎浩が不在の中では貴重な戦力になるに違いありません。
 全体として、キャンプから開幕戦まで続いた良い流れが「小休止」となった感のある試合でしたが、これで下を向く必要はないばかりか課題が抽出された試合だった、とポジティブに捉えて良いでしょう。石原の早い段階での退場が痛かったのは確かですが、こう言うことはこれからも起きること。「森保サンフレッチェ」のチャレンジは、まだまだこれからです。

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