4/1〜4/7のSANFRECCE Diary


<12.4.8> 「ホットニュース」によると森保監督は自チームの準備状況には自信を見せているものの、G大阪について「手負いの獅子」と警戒心をあらわにしています。昨日の練習では森脇を左サイドで起用したものの清水の先発起用も選択肢に入っている、とのこと。今日は清水とファンの状態と相手の布陣を考えつつ、先発メンバーを選ぶことになりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、U-10による「サンフレッチェカップ」が午後1時から。「フォリアチャレンジ」が5時15分ごろから行われます。場内のファンクラブサロン前では「キックターゲット&スピード」が5時から。場外のおまつり広場では「長沼電業社・長沼商事ブース アンジュヴィオレ広島PR」「リフティングパフォーマンスbyモンキークルー」「ゲーフラを作ろう」が3時から、「フェイスペイント」が4時から、「バルーンアート」が5時から行われます。試合会場限定グルメは、3年連続Jリーグスタジアムグルメベスト11に選出され初代殿堂入りした「たこ家道頓堀くくる 大たこ入りたこ焼き」を500円で提供。選手コラボメニューは、佐藤寿人選手の「牛塩カルビ丼」と青山敏弘選手の「クリームシチュー(パンを添えて)」をそれぞれ800円と500円で販売します。またサンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは青山選手のプレミアムカードとなっています。
 テレビは、スカパー!ch181(SD画質)とch581(HD画質)、及びスカパー!e2のch801で生放送が予定されています。今日もブログで速報をしますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<12.4.7> 日刊スポーツによると、昨年限りでツエーゲン金沢を退団した久保竜彦選手が現役を引退したことが分かった、とのことです。久保は1995年に筑陽学園高から広島入り。類い稀な身体能力とサッカーセンス、そして練習日誌をつけ続けると言う研究熱心さもあってFWとして開花し、日本代表にも選出されました。しかし2003年のJ2降格とともに横浜FMに移籍。岡田監督の元で優勝に貢献するとともに、ジーコ監督の日本代表の主力としても活躍しました。しかしその後、怪我に泣かされたこともあってW杯出場を逃しリーグでの試合出場も減り、横浜FCを経て2008年に広島に復帰。2年間プレーして2010年に金沢に移籍していましたが、昨年末に上野監督の退任とともに構想外となっていました。今後は廿日市市のNPO法人である廿日市スポーツクラブのコーチに就任するとともにアンバサダーとして活動するとのこと。口下手な久保のことですから果たしてサッカーの指導ができるのか微妙だと思いますが、ぜひ広島と日本のサッカーに貢献して欲しいと思います。
<12.4.6> 明日は中2日で迎えるリーグ戦。サンフレッチェはホームでガンバ大阪と戦います。
 すったもんだの末にセホーン監督・呂比須ヘッドコーチと言う体制で今季を迎えたガンバでしたが、開幕から全く噛み合わずに公式戦5連敗。しかも磐田戦では選手の意見を聞いて昨年同様の戦い方を選択したものの、中盤から下と前線のコンビネーションが悪く敗戦を重ねる、と言う体たらくでした。そこでクラブは監督とコーチを解任し、チーム生え抜きの松波監督を指揮官に指名しました。今季ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
ACL1 ●0-3 浦項  【浦】キム・テス、レンデュリッチ、アサモア
1H ●2-3 神戸  【G】パウリーニョ、ラフィーニャ、【神】大久保2、橋本
2A ●1-2 C大阪 【G】パウリーニョ、【C】ブランキーニョ、ケンペス
ACL2 ●0-2 アデレード・ユナイテッド【ア】ミューレン2
3H ●1-2 磐田  【G】倉田、【磐】山本康、前田
4A △1-1 新潟  【G】ラフィーニャ、【新】アラン・ミネイロ
ACL3 ○3-1 ブニョドコル【G】遠藤、ラフィーニャ2、【ブ】ソリエフ
 監督交代の結果はポジティブで、新潟戦ではPKで追いついて今季初の勝ち点を獲得。続くブニョドコル戦では次々と得点を重ねて相手の心を折り、初勝利を挙げています。もともと力のある選手の多いガンバのことですから、選手の気持ちが一新されチームの戦い方が整理できれば結果は付いてくる、ということ。明日はリーグ戦での初白星を目標に、勝ちに来るに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると山岸が左膝痛で欠場しそうだ、とのこと。「代役」として清水かソッコの出番がやって来そうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

    大崎    高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、中島、丸谷、石川、野津田、石原
 新監督効果で上昇気流に乗ったガンバですが、新監督の戦術が浸透するまでにはある程度の時間がかかるはず。となれば、監督就任から3ヶ月が経っているこちらの方にアドバンテージがあります。いずれ上がってくる相手であろうことを考えれば、ぜひともここで叩いておきたいところ。明日はホームの利も生かして、ぜひとも勝ち点3を取って欲しいと思います。
<12.4.5> 昨日ホームで行われたナビスコカップ第2節川崎F戦は、セットプレーから先制されたものの終盤の猛攻で追いつきドローに終わりました。
 過密日程を考慮して森崎和、ミキッチ、山岸がお休み。また森脇と寿人もベンチスタートとなった一方で4人を今季初めて先発で起用して以下の布陣で戦いました。
       西川

   ファン 千葉  水本

     青山  中島

石川            清水
(→森脇84分)
    大崎    高萩(→野津田62分)
    (→佐藤62分)
       石原

SUB:増田、丸谷、鮫島、平繁
 対する川崎は登里が今季初出場した以外はベストの布陣で、GK:安藤、DF:田中、ジェシ、森下、小宮山、MF:中村、柴崎、田坂(→小林88分)、登里(→山瀬65分)、FW:矢島(→小松74分)、レナト、と言うメンバーでした。立ち上がりは緊張感からかぎくしゃくした感じで、1分にはファンのパスミスから矢島の危ないシュート。2分には登里に抜け出されて千葉が危うくクリアして、直後にはCKから矢島が頭で狙います。7分にも田坂の深い位置からのクロスに矢島が合わせたものの枠外。8分にはレナトのミドルを西川が横っ飛びで弾き、その後の波状攻撃も何とか凌ぎます。しかし10分過ぎから徐々に流れを掴んできて、14分には石川が突破してクロス。26分には清水が切れ込んでシュートしたもののGKに正面でキャッチされます。また31分には石川のクロスが逆サイドまで飛び、駆け上がってきた清水がボールタッチ後に倒されたもののファウルをもらうことができません。逆に川崎も何度かカウンターを仕掛けてきて、38分にはクロスにレナトが頭で合わせたものの西川が反応します。前半はお互いに攻め合ったものの守備の集中が高く、シュートの1つ前で潰されるシーンが多くスコアレスで折り返しました。
 後半も両チームとも切り替えが速く、目まぐるしい展開が続きます。そして後半12分、厳しいジャッジで与えたFKの場面でレナトのカーブをかけたボールをジェシに先に触られそのままゴールへ。川崎はブラジル人2人の力で先制点を取りました。
 追いつきたい広島は、攻撃のギアを上げて相手陣内に攻め込みます。15分にはCKのこぼれを拾ったファンがカーブをかけたシュートを放ちましたが、相手DFに当たって惜しくもバー。24分には清水がDFラインとGKの間にクロスを通したものの誰も触れず、32分には千葉のグラウンダーのパスを寿人がペナルティエリア内で受けたもののボールを収めることができません。続いて34分にはカウンターから右に展開し、石川が、ファンが一瞬フリーになったもののシュートは打てずに終わります。そして後半39分、ファンが低い位置で奪ったボールを繋いで相手ゴール前でフリーになっていた青山へ。寿人は相手DFからすっと離れてフリーになると、青山のクロスに難なく頭で合わせて同点ゴールを決めました。更に43分には森脇のクロスに石原、寿人が飛び込んだもののわずかにシュートできず、ロスタイムには清水のクロスを森脇が折り返し、野津田がフリーで打ったもののわずかに右に外れます。結局これがラストプレーとなって安藤のゴールキックとともに長い笛が鳴り響き、両者とも勝ち点1ずつを分け合う事になりました。
 サンフレッチェにとってこの試合の最大のポイントは、若手育成がどこまでうまく行っているのか、と言うことでした。大崎がブレイクしつつある中で、彼に続く選手は誰なのか。他の若手の成長がどこまでどこまで進んでいるのか。チームが躍進するためには層が厚いことが必須ですが、若手がどこまでレギュラーに迫れるか。ここで先発させたファン、石川、清水がどれだけ試合でプレーできるのか。チームの中で機能できるのか、が最も知りたいことだったと思います。その結果、試合当初こそバタついたもののすぐに修正すると、その後はしっかりと持ち味を出していました。左サイドから何度も仕掛け、深い位置からのクロスを供給し続けた清水。フィジカルの強さを生かした守備と積極的な攻め上がりを見せたファン。スペースへのパスに快足を生かして走り続けた石川。途中出場で技術の高さを見せ、最後の決定機を作った野津田を含め、どの選手も印象に残るプレーを見せてくれました。相手がほぼベストメンバーだったことを考えれば、十分な結果を出したと言って良いでしょう。
 もちろん、何度もあった決定機を決められなかったことや、後半唯一の相手のチャンスで決められてしまったこと等、反省点はあります。また苦手川崎にやっぱり勝てなかった、と言う思いも残ります。しかしこれからの長いシーズンを考えれば、ここで落とした勝ち点2はいくらでも取り返すチャンスがあると思います。ぎりぎりで追いついたのは青山と寿人、と言うレギュラー選手の力でしたが、それを導いたのは若手の頑張り。森保サンフレッチェは、また一つ前進したと言って良いように思います。

ブログ速報 前半 後半
日刊スポーツスコア速報
J's GOALゲームサマリー
川崎F公式サイト
Jリーグプレビュー&レポート

<12.4.4> 「ホットニュース」と携帯サイトによると、森保監督は「今季、初先発になる選手が何人かはいると思う」と語っています。これまで時間の短い途中出場だけだった野津田、ファン、石川や、まだ出場機会のなかった中島、清水らが候補ですが、誰が出るにしてもチームとしての規律を守り、その上で自分らしさを発揮してチームを勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては午後5時15分ごろから4種による「フォリアチャレンジ」が、ファンクラブサロン前では「ナビスコキッズイレブン」が、おまつり広場では「フェイスペイント」が行われます。サンフレッチェクラブ会員限定の来場プレゼントは「プレミアムカード(新加入選手)」を先着3,000名様に。スタジアムグルメは、今日は「2012サンフレッチェ広島公認弁当」のみの提供となっています。
 テレビはスカパー!のch585(HD画質)とスカパー!e2のBS241で生放送が予定されています。ナビスコカップを観るためには、スカパー!HDの「JリーグライブMAX+HD」、スカパー!e2の「JリーグセレクションMAX」または「e2サッカーセレクションMAX」の契約が必要ですので、3月以前の契約のままの方はご注意下さい。また今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムを見れない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<12.4.4> サンフレッチェは昨日、大崎選手とプロA契約を締結した、と発表しました。大崎は2009年のナビスコ杯大分戦でデビューし、約1ヶ月後の磐田戦でリーグ戦に初出場。翌年はACLとリーグ戦で3ゴールを決めるなどブレイク寸前のところまで行っていました。しかし昨年はなぜか監督の評価が低く、出場は天皇杯の21分間だけ。公式戦の出場時間も300分台で足踏みしたまま今季を迎えていました。今シーズンは開幕から戦力となっていたので出場時間が450分に到達するのは時間の問題となっていましたが、ここでA契約を結んだことで新たなスタートを切ることになります。次は確固としたポジション獲得に向けて、自分を高めて欲しいと思います。
<12.4.4> サウサンプトンの李忠成選手は怪我のため離脱中でしたが、右足人さし指の骨折であることが分かって先週末に手術したとのこと。復帰は来季開幕戦の見込みだ、とのことです。
<12.4.3> 明日はナビスコカップの第2節。サンフレッチェにとっては初戦となるホームゲームを川崎Fと戦います。
 相馬監督2年目のフロンターレは、長年チームを支えたジュニーニョを放出して外国人選手を一新。レナト、ジェシらを補強しました。そして開幕から2連勝と上々のスタートを切ったものの、その後カップ戦を含めて2連敗。新加入選手がフィットしていない感じで、なかなか波に乗りきれていません。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ○1-0 新潟  【川】實藤
2A ○1-0 鹿島  【川】レナト
N1A ●1-2 鳥栖  【川】矢島、【鳥】岡田、野田
3H ●0-1 C大阪 【C】キム・ボギョン
4A △1-1 浦和  【川】矢島、【浦】ポポ
 前節浦和戦は前半早々に失点するなど浦和に主導権を握られました。しかし後半になると流れは一変。14分に追いつくと、その後は浦和に退場者が出たこともあって一方的に攻め続ける展開となりました。しかし結局は気迫の守りを崩しきることができずにそのままタイムアップ。勝ち点1を獲ったと言うより勝ち点2を失った、と言う形に終わっています。明日はカップ戦ではあるものの、3試合勝利がないと言う流れを変えたい思いは強いはず。相性の良い広島が相手と言うこともあるので、勝つつもりで遠征してくるに違いありません。
 対する広島ですが、第1節はお休みだったためこの試合がナビスコ杯の初戦となります。2年前に取り損なったタイトルを奪いに行くためには1試合でもおろそかにはできないところですが、しかし若手の調子が上がっている事や、5試合消化するまでは「ベストメンバー規定」も気にしなくて良いことを考えると、ここは大きくメンバーを入れ替える可能性もありそうです。と言うことで、私の希望も込めた予想は次の通り。
       西川

   ファン 中島  水本

     青山  丸谷

石川            清水

    野津田   高萩

       石原

SUB:増田、森脇、千葉、森崎和、大崎、佐藤、平繁
 川崎Fとはキャンプ中に練習試合を行い、レギュラー組は2-0で勝ったものの若手組は0-5で敗れています。従ってその時に出た選手にとっては、これが絶好の「リベンジ」の機会。思い切ったプレーで、チームを勝利に導いて欲しい、と思います。
<12.4.2> FC東京戦のスタッツを見ると、ボール支配率は東京の62%に対して広島は38%。スポニチによると権田は「開始1分から(DFラインを)引かれて、相手は自分たちのサッカーを放棄してやってきた。それに負けたのが悔しい」と語っていたそうですが、見ていた印象は違っていました。後半の後半こそ足が止まって自陣近くでのプレーが多くなったものの、全体的にラインは高め。むしろ最終ラインと中盤の間をコンパクトにして、バイタルエリアを潰す守備をしていました。東京は前線へパスを入れることができないため自陣でボールを回すだけ。やむなくサイドから攻め上がってクロスを狙うものの、サイドでの対応も中央でのマークをしっかりしていたため危険性はありませんでした。逆に攻撃面では、相手ボールをカットすると広大に空いたスペースを使って速い攻撃を繰り出して、何度も相手陣内に攻め込みました。東京のシュート7本のうち本当に危なかったのは2本ぐらいだったのに対して、広島のシュートは5本とも決定的。それ以外にもチャンスは何度も作っていて、東京はファウルで止めるしかありませんでした。試合後のサンフレッチェの選手のインタビューによると、東京のカウンターを警戒するとともにルーカスへのクサビのパスを入れさせないように気をつけていたそうですが、まさにその戦略が当たった試合だった、と言えるのでは?今年は昨年よりも守備が堅くなり、安定して戦えるようになったサンフレッチェですが、スカウティングをきっちりして相手の出方を考えて試合に臨むと言う点も、昨年と違うところなのではないかと言う気がします。この日は前半は強い南風が吹いていたのに対して後半は風向きが変わり冷たい雨が降り続ける、と言う安定しない天気でしたが、そのような状況の変化に対してもきっちりと対応する柔軟性があってこそ、目指すサッカーもできるというもの。森保監督のサンフレッチェは、ペトロヴィッチ監督が築いたサッカーをベースにしながらも、臨機応変な「大人のサッカー」ができるようになりつつあるように思います。
<12.4.1> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第4節FC東京戦は佐藤寿人のゴールを守りきって1-0で勝ち、順位を1つ上げて4位になりました。
 石原が復帰したもののベンチに控え、2試合連続で大崎が先発して以下の布陣で戦いました。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          山岸
(→ファン89分)
    大崎    高萩
    (→野津田85分)
       佐藤(→石原84分)

SUB:増田、中島、丸谷、清水
 対する東京は、GK:権田、DF:徳永、森重、加賀(→平山89分)、太田、MF:高橋、田邊、石川、羽生(→大竹65分)、谷澤(→渡邉65分)、FW:ルーカス、と言うメンバーでした。ルーカスが前線を自由に動き、両サイドのスペースに徳永と太田を走らせる、と言う形で攻めてくる東京に対して、広島はコンパクトな3ラインを引いて待ちかまえます。前半1分には徳永がドリブルからシュート。6分には石川のドリブルで引きつけ最後は田邊が狙いましたが、DFに当たったシュートに西川がきっちり反応します。これに対してサンフレッチェは相手ボールを奪うと素早いパス交換から相手ゴールに迫り、19分には森脇のスルーパスで抜け出したミキッチのクロスに寿人が決定的なタイミングで合わせましたが枠外。26分にはCKの流れから大崎が狙いましたがわずかに相手に当たってコースが変わって枠を外れます。34分には森崎和のロングパスのバウンドが変わって権田の頭を抜けて大崎がキープし、マイナスのパスを青山がループ状に狙いましたが惜しくも枠を捉えることができません。前半はボールを回そうとする東京の攻撃を広島ががっちりと受け止め、逆に速攻から3度の決定機を作ったものの得点は奪えずスコアレスで折り返しました。
 後半最初のシュートは決定機は東京で、3分に太田の左からのクロスにルーカスが頭で合わせましたが枠を外れます。逆に後半6分には中盤で相手ボールを奪った青山がそのまま突進し、寿人のスルーパスで抜け出しましたがDFが身体を投げ出してCKに逃げます。そして11分、ミキッチがドリブルで攻め上がって相手を抜ききらないうちにグラウンダーのクロス。DFラインの裏に抜け出した寿人がきっちりを決めて、広島が待望の先制点を奪いました。
 続いて16分には寿人のスルーパスを受けた大崎が徳永に押し倒されましたが場所はぎりぎりペナルティエリアの外。FKは寿人が直接狙ったものの曲がりきれずにバーの上を越えて行きます。そしてその後はやや体力が落ちたかDFラインが下がり気味となり、東京にボールを支配されます。更に19分には渡邉と大竹が入って東京が攻撃の圧力を強めます。広島はゴール前に下がってスペースを消して相手の攻撃を受け止め、相手ボールを奪うと素早いカウンターで度々脅かします。41分には森脇が素晴らしいカットから持ち上がったものの、パスを出すタイミングを失って潰されます。ロスタイムにはカウンターから高萩と野津田のコンビで相手ゴールに迫ったもののシュートはできず。逆に東京も何度も攻め込んだものの、広島の守備陣はシュートを許しません。結局4分のロスタイム中にも何事も起きることなくタイムアップ。広島は相性の良い味の素スタジアムで、またも勝利の凱歌を上げました。

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