4/8〜4/14のSANFRECCE Diary


<12.4.14> 「ホットニュース」によると森保監督は、相手の速いプレッシャーをかいくぐるために「速い判断と動き出し」をキーポイントとして挙げています。また相手のロングスローに対しては、「ターゲットとなるところで競り負けないこと。そしてセカンドボールに対していかにボールウォッチャーにならず、マークを離さずに拾って行けるか」を重要だとしています。もともとサンフレッチェのサッカーの基本である「動くこと」で相手を上回ることが、今日の勝利のカギとなるのではないでしょうか?
 今日の試合会場は鳥栖のベストアメニティスタジアムで、午後6時半キックオフ。テレビ放送はスカパー!ch185(SD画質)とch585(HD画質)、及びスカパー!e2のBS241となっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<12.4.13> 明日はJリーグ第6節。サンフレチェはアウェイでサガン鳥栖と対戦します。
 昨年見事に2位でフィニッシュして悲願の昇格を果たした鳥栖は、エースFWの豊田をはじめとして主力のほとんどが残留。仙台から高橋を呼び戻し、横浜FMからキム・クナンと水沼を補強して戦力アップして今季に臨みました。そしてナビスコ杯第1節に初勝利を挙げるとその後のリーグ戦に連勝し、現在9位に付けています。ここまでの戦績は次の通り。
1H △0-0 C大阪
2A ●1-2 磐田  【鳥】豊田、【磐】山田、駒野
N1H ○2-1 川崎F 【鳥】岡田、野田、【川】矢島
3H ○1-0 横浜FM 【鳥】水沼
4H ○3-0 神戸  【鳥】野田、豊田、池田
N2A ●0-2 仙台  【仙】松下、角田
5A ●0-1 名古屋 【名】永井
 これまで堅い守備とハードワークを武器に戦ってきた鳥栖ですが、徐々にJ1の水にも慣れてきたのか前々節は好調・神戸を一蹴。また前節も名古屋に先制点を許したものの、その後は前線の高さとロングスローを生かして何度も相手ゴールを脅かし、楢崎のビッグセーブ連発がなければどうなっていたか分からない、と言う試合を展開しました。明日は、ここまでナビスコ杯を含めて負けの無いホームゲームと言うことで、当然勝ちを計算しているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、前節途中交代したミキッチも、練習試合で怪我をした石川も練習に復帰している様子。山岸はまだ別メニューが続いているようですが、その他は良いコンディションを保っているようです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
       西川

   ファン 千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          森脇

    大崎    高萩

       佐藤

SUB:増田、中島、丸谷、石川、清水、石原、平繁
 現在首位と勝ち点差1の2位と言うことで、この試合で勝てば首位に立つ可能性もあるサンフレッチェですが、しかしそれよりも大事なのは目の前の試合。ハードワークを武器に戦う鳥栖相手には、それ以上に厳しく、運動量を上げて戦う必要があると思います。明日もまたサンフレッチェらしい「人もボールも動くサッカー」で、勝利を目指して欲しいと思います。
<12.4.12> 高円宮杯プレミアリーグ優勝のご褒美で、サンフレッチェユースは先週からイタリアに遠征していました。携帯サイトによると、試合の結果は次の通り。
【練習試合】(4/4)
広島ユース 0-2 レッジアーナU-18(25分×3)

【練習試合】(4/5)
広島ユース 0-6 チェゼーナ(トップチーム)

【サッソォーロ国際ユース】(4/7〜9)
広島ユース 2-3 CSKAモスクワ【広】野口、越智
広島ユース 3-3 チェゼーナ 【広】末廣3
広島ユース 4-0 サッソォーロ【広】川辺、大谷真2、末廣
 サンフレッチェユースは全ての試合で良いゲームをしたものの、結果は勝ち点4でグループリーグ3位。残念ながら準決勝進出は逃しました。ただ、内容は良かったらしくまたフェアプレー賞を受賞するなど上々の結果だったとのこと。今週末から始まるプレミアリーグに向けて、良い準備になったのではないでしょうか?
<12.4.11> モンテギュー国際大会に出場していたU-16日本代表は、12チーム中7位の成績で全日程を終了しました。結果は以下の通り。
【予選リーグ】
U-16日本代表 1-1 U-16イングランド代表 【日】杉本
U-16日本代表 1-1 U-16モロッコ代表 【日】中村

【順位決定戦】
U-16日本代表 1-1 U-16アメリカ代表 【日】杉森
      PK3-4
U-16日本代表 3-0 U-16中国代表 【日】中村、三好、鈴木
 サンフレッチェユースから選ばれている伊藤は、イングランド代表戦は後半35分から途中出場。モロッコ代表戦とアメリカ代表戦は先発フル出場し、イングランド代表戦は後半35分から、中国代表戦は後半9分から出場しています。またU-16日本代表はこの大会でフェアプレー賞を受賞しました。
<12.4.10> 中国新聞によると、先日引退が明らかになった久保竜彦氏が昨日、廿日市市の真野市長を訪問し、廿日市SCのコーチとして始めた活動について報告したそうです。同クラブとの契約は来年3月までで、週2回の小学生向け教室を中心に指導し要望があれば学校の部活動にも出向く、とのこと。「選手として育ててもらった広島で、経験を次世代に伝えたい」と抱負を語っていたそうです。
<12.4.10> 見逃していたのですが、3/29に発表されたU-19日本代表に野津田が選ばれています。今回のメンバーは次の23人。
【GK】櫛引政(清水)、池村(神奈川大)
【DF】櫛引一、小山内(札幌)、山中、(柏)、犬飼(清水)、
    佐藤(名古屋)、鈴木隆(鹿島)、岩波(神戸U-18)、植田(大津高)
【MF】大島(川崎F)、田鍋(名古屋)、幸野、橋本(FC東京)、
    杉本竜(東京V)、熊谷(横浜FM)、原川(京都)、
    野津田(広島ユース)、石毛(清水ユース)
【FW】南(東京V)、榊(札幌)、鈴木武(新潟)、木下(横浜FCユース)
 トレーニングキャンプのメンバーから杉本大(京都)、中村、秋野(柏U18)、遠藤(湘南)、前、奈良(札幌)、川口(新潟ユース)、水野(名古屋)、差波(青森山田高)、和泉(市船橋高)、白崎(清水)、近藤(新潟)が外れ、小山内、犬飼、鈴木隆、幸野、橋本、石毛、南が復帰あるいは新たに選ばれています。このメンバーは4/5〜14の期間にUAEに遠征し、U-19UAE代表と親善試合を行います。
<12.4.9> 昨日神戸との練習試合を行い、2-5で敗れました。広島のメンバーは非公開ですが、増田、西岡、中島、鮫島、丸谷、石川、森崎浩、清水、石原らが出場していた模様。対する神戸は、GK:嘉味田、DF:近藤、林、岩波、大屋、MF:朴、小川(→羽田55分)、橋本(→松田89分)、田中、FW:茂木(→山本90分)、森岡、と言うメンバーでした。得点は前半6分に茂木、28分に森岡、38分に石原。後半3分に清水のゴールで追いついたものの、22分と37分の茂木のゴールで突き放され、44分の朴の得点でダメ押しされました。
<12.4.8> 昨日のJ1リーグ第5節G大阪戦は、佐藤寿人選手のJ1通算100得点となる2ゴールと平繁のゴールで4-1で快勝しました。
 膝の痛みが出た山岸が欠場したため、ファン・ソッコをリーグ戦で初めて先発起用して以下の布陣で戦いました。
       西川

   ファン 千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          森脇
(→石川83分)
    大崎    高萩
    (→石原62分)
       寿人(→平繁73分)

SUB:増田、中島、丸谷、清水
 対するG大阪は、GK:藤ヶ谷、DF:加地、中澤、今野、藤春、MF:武井、遠藤、倉田(→佐々木80分)、二川(→寺田58分)、FW:佐藤晃、ラフィーニャ(→横谷71分)、と言うメンバーでした。試合はガンバのキックオフで始まり、そしていきなり波状攻撃を受けます。0分には遠藤のFKのクリアボールがゴール枠に飛んで、西川がぎりぎりでクリア。その後もCKが続き、佐藤晃のヘッドに狙われます。対する広島は逆襲に出てもパスが合わないシーンが多く、G大阪に攻め込まれます。ところが8分、相手のパスをカットした青山が前線へのスルーパス。DFの間で受けた寿人が見事なトラップとシュートを見せて、広島が先制点を奪いました。
 これで落ち着きを取り戻した広島。ガンバも同点を狙って積極的に攻めてきます。14分には佐藤晃に決定的なシュートを打たれましたが西川が横っ飛びで防ぎ、17分には高い位置でパスカットしたミキッチがそのまま打ちましたがGK正面。19分にも森脇が鋭い出足でカットし、寿人のクロスを青山がフリーで打ちましたが浮いてしまいます。更に25分にはミキッチのクロスが左に流れ、上がってきた森脇が狙いましたがこれも枠を捉えることができません。しかし30分、カウンターから攻め上がった水本はいったんは止められたものの、こぼれを拾って高萩がスルーパス。ペナルティエリア内に飛びだした大崎が倒されてPKをゲットします。そして100ゴールまであと1点に迫っていた寿人がGKの動きを良く見てゴールに沈め、選手全員で寿人を讃えるパフォーマンスを行いました。これで意気消沈したガンバに対して自由自在なサッカーを展開する広島。しかし41分の寿人のシュートが止められるなど追加点は奪えず、2点リードで前半を折り返しました。
 後半も立ち上がりは広島がペースを握ったか、に見えましたが、しかし2分に自陣でボールを繋ごうとした千葉が足を滑らせて藤春にボールを奪われます。そして西川の股を抜くパスを通され佐藤晃に決められて、1点差に迫られてしまいました。
 これで勇気を得たG大阪は、運動量を上げて広島ゴールに迫ります。8分には二川のクロスに佐藤晃が合わせ、13分には西川が触れなかったボールをラフィーニャに拾われましたが、クロスが不正確で助かります。続く24分には加地のクロスのこぼれに反応した寺田を森崎和が倒してしまい、PKを与えてしまいます。決まれば同点、と言うピンチでしたが、しかしそこに立ちはだかったのは西川。読み通りの方向に飛んできたシュートを横っ飛びで弾いて、危機を脱出しました。
 これで再び反撃態勢を整えた広島は、28分の平繁のヘッドや33分の森脇のミドルなどで攻め込みます。そして39分、ファンのオーバーラップからのクロスを受けた石原のシュートはバーに弾かれたものの、こぼれを拾った平繁が相手に引っ掛かりながらも冷静に押し込んで3点目。更に42分には石川のクロスに平繁が合わせ、素早く起き上がってGKが弾いたボールを頭で押し込みダメを押しました。
 監督交代によってチームの雰囲気が変わり、どん底から抜け出しつつあるG大阪が相手と言うことで苦戦が予想されましたが、実際に苦しい時間帯が長く厳しい試合となりました。立ち上がりは前線から強い圧力がかかり、なかなかパスが繋げず相手の波状攻撃を受け続けました。また後半1点を取られてからしばらくはガンバの攻勢を受け続け、もう1点取られていたら逆の結果になっていても不思議ではなかった、と思います。ガンバが新監督就任直後で守備の再構築にまで手が回っていなかったことと、西川がPKを止めたからこそ勝てたようなもので、ある意味ツキにも恵まれたと言えるでしょう。
 ただ、運を引き寄せたのは選手たちの力だった、と言うのも事実でしょう。例えば先制点のシーンの起点は千葉のクサビのパスで、いったんは奪われたものの大崎と青山がすぐにプレスをかけて高い位置でボールを奪った事が寿人のゴールに繋がりました。また2点目はカウンターからの水本の攻め上がりがきっかけでしたが、水本のパスが奪われたところにすぐに大崎がプレスをかけて奪い返し、その後大崎がパスを出した後にすぐにボールを受けに動いたことで高萩のスルーパスを引き出しPKをゲットしました。更に3点目はカウンターでしたが、DFラインでボールを奪ってからファン、石川、高萩、石原、平繁と実に5人もの選手が攻め上がって得点に繋げていますし、4点目もDFラインからのスルーパスがきっかけで最後は5人がゴール前に詰めています。まさに全員で攻め全員で守ると言う広島らしいサッカーを貫くことができたからこそ、このような快勝劇に繋がったと言えます。初先発のファンに加えて途中出場の平繁、石原、石川がいずれも素晴らしい活躍を見せたことも含めて、チーム全体が良い流れにいることを示した試合でした。
 そして、何と言ってもこの日の主役は佐藤寿人選手でした。J1通算100ゴールまであと2つとなって「壁」があるかと思えばさにあらず。前半8分にリーチをかけると、その23分後にはしっかりと目標を達成してくれました。昨年はチャンスに外すことも多くやっとのことで「年間10ゴール」を決めた、と言う感じの佐藤寿人選手でしたが、今年は全盛期(年間18ゴールを決め代表にも選ばれた2005,6年頃)を越えるようなキレの良さを見せています。彼がこの調子を維持し続ける限りは、広島の躍進もまた約束されている、と言えるのでは?まだ5試合を終えたばかりで気の早い話かも知れませんが、今年こそ昨年の目標である「奪取」が現実のものになってくるかも知れません。

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