5/20〜5/26のSANFRECCE Diary


<12.5.26> 「ホットニュース」と携帯サイトによると、今週は相手の出方にとらわれずに自分たちに何ができるか、と言う形でトレーニングをやってきた、とのことです。札幌は7失点で敗れた次の試合と言うことで戦い方を元に戻すか、あるいはそのまま続けるかは分かりませんが、いずれにせよ勝ちたい、勝たなければならないと言う気持ちは非常に強いはず。サンフレッチェとしては、まずはその気持ちの点で負けないことが重要なのではないでしょうか。
 今日の試合会場は札幌厚別公園競技場で、午後2時キックオフ。会場では「カモン!粉もん!春だもん!」と言うことで、広島風お好み焼きハーフサイズ400円での販売もあるそうです。テレビ放送はNHK-BS1とスカパー!のch185(SD画質)、ch585(HD画質)、及びスカパー!e2のch241で予定されています。今日もブログで速報しますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<12.5.26> 高萩、中島両選手による「東北人魂 広島プロジェクト」は明日、活動報告と今後についての説明会を開催することになりました。日時は明日の午後6時からで、場所はアステールプラザ中ホール。高萩、中島両選手からの活動報告があるほか、「東北人魂×ジャイキリ オリジナルカード」のプレゼントと両選手によるサイン会などを行います。入場方法は「広島プロジェクトTシャツ」または「トートバッグ」を持参すること。お持ちでない方でも会場でトートバッグを販売しますので、それをご購入頂ければ入場できます。定員500名で満員の場合はお断りすることもありますのでご注意下さい。
<12.5.25> 明日はJ1リーグ第13節。サンフレッチェはアウェイで札幌と対戦します。
 昨年、やや出遅れたものの夏ごろから調子を上げ、最後は3位でフィニッシュして4年ぶりにJ1復帰を決めた札幌は、主に攻撃陣を補強して今シーズンを迎えました。しかしやはりJ1の壁にぶち当たり、ここまで勝点4しか取れていません。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H △0-0 磐田
2A ●1-2 神戸  【札】山本、【神】近藤、都倉
N1H ●0-1 新潟  【新】アラン・ミネイロ
3H ●1-2 浦和  【札】山本、【浦】柏木2
4A ●0-1 清水  【清】高木
N2A ○2-1 横浜FM 【札】大島、榊、【横】松本
5H ●0-2 柏   【柏】工藤、近藤
6A ●1-3 名古屋 【札】古田、【名】金崎、OG、玉田
N3H ●1-2 鹿島  【札】榊、【鹿】ジュニーニョ、岡本
7H ●2-3 川崎F 【札】前田、高木、【川】中村、レナト、山瀬
8A ●1-2 大宮  【札】高木、【宮】カルリーニョス、青木
9H ○1-0 C大阪 【札】近藤
10A ●1-2 横浜FM 【札】古田、【横】中村、谷口
11H ●0-1 FC東京 【東】梶山
N4A △1-1 大宮  【札】前田、【宮】金
12A ●0-7 鹿島  【鹿】岩政、大迫、山村、興梠、本山、ジュニーニョ、遠藤
 9節にようやく初勝利を挙げた札幌でしたが、しかしその後も調子は上がらず3連敗。しかも宮澤、岩沼、李、前田と主力に次々と怪我人が出てますます苦しくなっています。前節はその影響もあったのか、鹿島に自在にパスを回され次々と失点を繰り返し終わって見れば7失点。大島、高木ら「今日の試合は恥」と怒りを露にしていた選手も多かったそうです。この屈辱を晴らすには、とにかくホームで勝つこと。明日はそれのみを思いながら、戦いに臨んで来るのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、U-23代表の増田は不在ですが出場停止はなく、また怪我人などの情報もありません。と言うことで、おそらく前節とほぼ同じメンバーで戦うものと思われます。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          山岸

    石原    高萩

       佐藤

SUB:原、ファン、中島、石川、森崎浩、大崎、平繁
 今季はこれまで3度2位に上がっているサンフレッチェですが、その次の試合ではいずれも敗れて順位を落としています。従って明日は何としても勝って、順位を落とさず中断を迎えたいところ。広島らしいパスサッカーで、順位通りの結果を出して欲しいと思います。
<12.5.25> 昨日日本サッカー協会はW杯最終予選に臨む日本代表を発表し、広島からは西川が選ばれました。今回選ばれたのは次の25人。
【GK】川島(リールス)、西川(広島)、権田(FC東京)
【DF】駒野(磐田)、今野(G大阪)、栗原(横浜FM)、伊野波(神戸)、
    長友(インテル)、槙野(浦和)、内田(シャルケ)、吉田(VVV)、
    酒井(柏)
【MF】遠藤(G大阪)、中村(川崎F)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、
    細貝(アウグスブルグ)、本田(CSKAモスクワ)、高橋(FC東京)
【FW】前田(磐田)、岡崎(シュツッツガルト)、ハーフナー(フィテッセ)、
    森本(ノバーラ)、香川(ドルトムント)、清武(C大阪)、
    宮市(ボルトン)
 アゼルバイジャン戦のメンバーから徳永(FC東京)、長谷川(FC東京)、原口(浦和)が外れ、今野、吉田、遠藤、ハーフナー、清武が復帰しています。今回のW杯予選は6/3にオマーン代表、6/8にヨルダン代表とホームゲームを行い、6/12にアウェイに遠征してオーストラリアと対戦します。
<12.5.24> またまた遅くなりましたが、紫熊倶楽部6月号(Vol. 172)を紹介します。巻頭のコラムでは「急ぐな若者たち」と言うタイトルで、現在の主力選手たちがレギュラーの位置を確立するまでにいかに時間がかかったか、と言う事を紹介しながら、「性急に物事を考えてしまう」若者たちにメッセージを送っています。また続く記事では「若者たちの時代まであと少し」と言うことで、石川、清水ら若手選手たちの現状を綴っています。更にモノクロページでは「サンフレッチェの指導者たち」の第1回目として横内コーチが登場。自らの選手生活を振り返りながら、若手選手の育成について述べています。
 インタビュー記事は2本で、仲良しで有名な西川選手と大崎選手が登場しています。西川選手は、まず監督交代が決定して以降のチームの状況と今年の自分のプレーについて、続いて大崎選手のことについて話しています。一方の大崎選手は、1分間だけ出場した開幕戦から始まって、清水戦での途中出場、鹿島戦での初先発と初ゴール、そしてその後のプレーと西川選手との関係について語っています。
 後ろのカラーページのサンフレッチェTVとのコラボ企画は、4/18の磐田戦と4/21の名古屋戦。いずれも森脇選手の終了間際のチャンスのシーンについて振り返っています。「マッチレポート」は鳥栖戦、磐田戦、名古屋戦、川崎F戦、新潟戦、柏戦。「創立20周年記念DVD」と「公式Facebook」の紹介、「SIGMA SHORT NEWS」を挟んで、最終ページでは高円宮杯で好スタートを切ったユースについて書いています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ホームゲーム会場とV-POINTの他、広島県内主要書店と東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマートでも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<12.5.23> 日本サッカー協会は一昨日、今年の天皇杯の概要を発表しました。それによると1回戦は9/1,2、2回戦は9/8,9に行われ、Jリーグ勢は2回戦から登場します。そして10/10に3回戦を行った後はしばらく中断があり、12月半ばから4回戦以降を行って元日の決勝に向かうことになります。今回の特徴は、4回戦以降の組み合わせを3回戦終了後に抽選で決めること。これまでは勝ち抜いたチームとは関係の無いスタジアムで開催されたりすることが多かったのですが、そのような問題は解消されるかも知れません。因みにサンフレッチェの初戦は9/8に福山で、広島県代表と愛媛県代表の勝者と対戦します。また3回戦は10/10に広島ビッグアーチで、相手は町田と北九州の勝者。このところ毎年J2相手の試合で負けているだけに、今年こそはここを勝ち抜いて欲しいものです。
<12.5.21> 昨日G大阪と練習試合を行いましたが、0-6で敗れました。
<12.5.21> 日本サッカー協会は先日トゥーロン国際大会に出場するU-23代表を発表し、広島から増田が選ばれました。今回選ばれたのは次の20人。
【GK】増田(広島)、安藤(川崎F)
【DF】比嘉(横浜FM)、大岩(千葉)、山村(鹿島)、鈴木大(新潟)、
    吉田(清水)、濱田(浦和)、酒井高(シュツットガルト)
【MF】山本康(磐田)、村松(清水)、水沼(鳥栖)、東(大宮)、
    扇原(C大阪)、宇佐美(バイエルン)、高木(ユトレヒト)
【FW】大津(ボルシアMG)、齋藤(横浜FM)、大迫(鹿島)、
    指宿(セビリア)
 4月に行われたトレーニングキャンプメンバーから権田(FC東京)、實藤(川崎F)、酒井宏、茨田(柏)、奈良(札幌)、金崎(名古屋)、山口(C大阪)、小林、杉本(東京V)、永井(名古屋)、宮吉(京都)が外れ、増田、鈴木大、酒井高、東、宇佐美、高木、大津、指宿が復帰しています。このU-23代表は5/23にトルコ、5/25にオランダ、5/27にエジプトとグループリーグを戦い、2位以内に入れば5/30に準決勝、6/1に決勝か3位決定戦を戦います。従って今回の代表メンバーは、J1リーグの第13節を欠場する事になります。
<12.5.20> 昨日ホームで行われた第12節ヴィッセル神戸戦は、いったんは逆転されたものの終盤に再逆転し2位に浮上しました。
 広島の先発は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          山岸(→ファン58分)

    石原    高萩

       佐藤(→森崎浩76分)

SUB:増田、中島、石川、大崎、平繁
 対する神戸は、GK:徳重、DF:イ、伊野波(→田中79分)、北本、MF:朴(→田代67分)、大屋、奥井、相馬、吉田(→森岡HT)、野沢、FW:小川、と言うメンバーでした。キックオフ直後にボールを奪われて吉田にファーストシュートを許し、3分にはクロスのこぼれを野沢に決定的なシュートを打たれるなど神戸の攻勢に押されましたが、しかしそれを凌ぐとその後は広島ペース。7分に水本がミドルシュートを打って反撃を開始すると、10分にはミキッチのクロスを石原が落として森脇がシュート。そこで得たCKを水本が蹴り込んで、広島が先制点を奪いました。
 その後も広島は攻撃の手を緩めず、22分にはCKを千葉がドンピシャで合わせたもののポストを直撃。23分には石原が遠目からドライブをかけたシュートを放ちましたが、これもバーに嫌われます。また32分には高萩が決定的なシュートを打ちましたがGKが横っ飛びでセーブ。神戸もその後広島ゴール前に攻め込むことが増えたものの、DFがしっかりと対応します。前半は広島がリードするものの追加点は奪えず、1-0で折り返す事になりました。
 後半に入ると安達ヘッドコーチは、早々にFWを1枚代えて反撃に出ます。森保監督はファンを左サイドに投入して、守備を落ち着かせようとします。17分にはカウンターから石原が抜け出し、高萩のパスを森崎和が打ったもののGKがファインセーブ。23分にはミキッチのクロスを寿人が打ちましたが枠を捉える事ができません。一進一退が続く中の後半30分、野沢のFKにイがジャンプしましたがそのままスルー。対応に行った西川は逆を取られてゴールを許してしまいました。
 押せ押せになった神戸は伊野波に代えて攻撃的な田中を投入し、勝ち越しを狙ってきます。そして34分の小川のシュートは西川が弾いたものの、35分に左サイドを崩され田中のクロスがファーサイドへ。これを森岡に押し込まれて逆転を許してしまいました。
 前節に続いてまたもやホームで逆転されてしまったサンフでしたが、しかしこの日は誰も諦めてはいませんでした。森脇が積極的に攻め上がると、38分には青山のスルーパスで抜け出した石原が冷静にゲット。41分に森脇のパスを高萩が押し込んだシーンはオフサイドを取られたものの、42分には高萩のスルーパスから森崎浩が決定的なシーンを作ります。そして後半ロスタイム、ミキッチのクロスのこぼれを拾った森脇が目の前のDFをかわして強烈なシュート。これが神戸ゴールに突き刺さってサンフが再びリードを奪います。更に48分には森崎浩が決定的なシュートを放つなど攻めながら試合をクローズして、サポーターとともに勝利を喜びました。
 試合後に森保監督は劇的な勝利を喜びながらも「勝ちきるためのゲーム運びは改善しないといけない」と厳しい表情だったそうです。また選手たちも「結果として、一度は逆転されたわけです。集中しなければいけないところで集中しきれていない」(水本)「失点するってことが、非常に悔しい」(西川)「良かったとは言えない...ミスも出ている。そこの質を上げないと」(高萩)と一様に反省の言葉を述べています。確かに前半に先制した後に畳みかけるチャンスがあったにも関わらず決めきれず、後半になって運動量が落ちたところで逆襲され一度は逆転されてしまったわけで、その部分を改善しないと安定した戦いを続ける事はできないでしょう。これで8試合連続で失点していることを含めて、もう一度試合の進め方(特に守備のやり方)をしっかりさせる必要があると思います。
 ただその一方でホームでこのような勝ち方ができたと言うことは、今後に向けても大きな事だったと思います。名古屋戦以降前節までのリーグ戦の成績は2勝1分け2敗でしたが、勝ちはいずれもアウェイゲーム。どちらも「鬼門」での大勝と言うことでチームにとって大きかったのは事実ですが、しかしホームのサポーターにとってはやや歯痒さもあったに違いないと思うのです。昨年までは一度追いつかれるとなかなか反発できないなど精神的なひ弱さを見せる事の多かったサンフですが、今年は違う。それをホームで結果として見せる事ができたのは、良かったと思います。昨日は清水が敗れたため今季4度目の2位浮上となりましたが、過去3回はいずれも次節敗れているので、まずは次の試合に勝って仙台に食らいついて行って欲しいと思います。

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