5/6〜5/12のSANFRECCE Diary


<12.5.12> 「ホットニュース」と携帯サイトによると、今週のトレーニングでは柏戦でのイメージが残っていたのか素晴らしい攻撃の連携が見られていた、とのこと。仮に横浜FMが引いて守ってきたとしても、何とかこじ開けてチームを勝利に導いて欲しい、と思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後3時キックオフ。試合前イベントとしては、いつものように「サンフレッチェカップ」や「フォリアチャレンジ」「キックターゲット&スピード」や「母の日イベント」「呉市PRブース」等が行われます。また試合会場限定グルメとしては「杏仁豆腐&ごま団子セット」が400円で限定320食提供されます。TV放送はスカパー!のch285(SD画質)とch607(HD画質)、及びスカパー!e2のch250で予定されています。今日は速報は行いませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方は携帯サイトの速報をどうぞ。
<12.5.11> GW中はアウェイが多かったサンフレッチェでしたが、ここから2つのリーグ戦はいずれもホームゲーム。まずは明日、ホームに横浜Fマリノスを迎えて第11節を戦います。
 昨年までチームを率いた木村監督を解任して樋口コーチを昇格させた横浜でしたが、開幕から公式戦10試合未勝利と言う最悪に近いスタートとなってしまいました。ただ、結果が出ない中でも内容的には徐々に良くなり、第8節に今季初勝利を挙げるとその後3連勝。一時は17位まで沈んでいたリーグ戦の順位も、13位まで上げてきています。ここまでの今季の戦績は次の通り。
1A △3-3 柏  【横】大黒、酒井、谷口、【柏】酒井、田中、レアンドロ・ドミンゲス
2H ●0-1 仙台 【仙】赤嶺、太田
N1A △1-1 大宮 【横】齋藤、【宮】カルリーニョス
3A ●0-1 鳥栖 【鳥】水沼
4H △0-0 鹿島
N2H ●1-2 札幌 【横】松本、【札】大島、榊
5A △0-0 新潟
6H △1-1 大宮 【横】小野、【宮】長谷川
N3A ●0-1 清水 【清】アレックス
7A ●0-1 磐田 【磐】山田
8H ○3-1 神戸 【横】小野、谷口、中澤、【神】大屋
9H ○2-1 浦和 【横】齋藤、マルキーニョス、【浦】槙野
10H ○2-1 札幌 【横】中村、谷口、【札】古田
 「攻守に主導権をとるサッカー」を目標に掲げながらなかなか結果が出なかった横浜でしたが、内容的に改善されるとともに結果も出るようになった、と言う感じ。フィニッシャーとして期待されていたマルキーニョスも加入後初めての公式戦出場となった浦和戦でいきなり結果を出すなど、はっきりと上昇気流に乗ってきています。明日はこの勢いを持続して上位に進出して行く事を目標に、連勝を目指して戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、明日は特に怪我人や出場停止などはありません。と言う事で、メンバー予想は柏戦と同じで次の通り。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          山岸

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、中島、野津田、清水、森崎浩、平繁
 前節は今季最多の5得点を奪うなど好調の広島攻撃陣ですが、守りを固められると苦しい、と言うのは鳥栖戦と新潟戦で経験済み。横浜がどのような出方をしてくるか分かりませんが、仮に中澤、栗原らが守りを固めて来たとすると、それを崩すのはなかなか困難なことになるだろうと思われます。先に点を取って試合を優位に進めるために始めから攻撃重視で行くのか、あるいは慎重に戦いを進めるのか。明日はそのへんも含めて、チーム全体での試合のマネージメントが勝敗を分ける事になるような気がします。
<12.5.10> 日曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第5節福岡U-18戦は、広島が4-2で勝って首位を守りました。メンバーはGK:有賀、DF:大谷尚(→上村88分)、伊藤(→中野64分)、MF:平田、浅野間、末廣(→藤村84分)、宮原、野口、川辺、FW:大谷真、越智。、前半2分に越智(→難波88分)。2分に越智、15分に野口がゴールを決めて、前半は有利に進めました。しかし後半24分に佐々木(福岡)のゴールで1点差に迫られ、その後苦しい時間帯があったそうですが、34分の野口、36分の越智のゴールで突き放し、終盤の福岡の攻撃を1点に抑えて勝ちました。第5節の全結果と順位表は次の通り。
【第5節】
富山第一高 2-1 C大阪U-18
広島ユース 4-2 福岡U-18
神戸U-18  6-0 東福岡高
岡山作陽高 0-0 愛媛ユース
京都U-18  1-3 名古屋U18

       勝点 勝 分 負 得失差
1広島ユース   12   4   0   1    +9
2神戸U-18    10   3   1   1   +14
3C大阪U-18    9   3   0   2    +5
4京都U-18     9   3   0   2    +2
5富山第一高    9   3   0   2    -1
6名古屋U18     7   2   1   1    +4
7福岡U-18     4   1   1   2    -3
8岡山作陽高    4   1   1   3    -9
9東福岡高     4   1   1   3   -10
10愛媛ユース    1   0   1   4   -11


<12.5.8> 昨日福岡と練習試合を行い、1-2で敗れました。メンバーは両チームとも非公開で、得点は前半15分と44分に木原(福岡)、後半17分に横竹でした。
<12.5.7> ゴールデンウィーク連戦の最後となった昨日の第10節柏戦は、2点のリードを追いつかれたものの終盤突き放し、5-2で勝って3位をキープしました。
 出場停止の森崎和が復帰し、川崎F戦と同じ先発メンバーで戦いました。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          山岸(→ファン59分)

    石原    高萩(→野津田90+1分)

       佐藤(→森崎浩67分)

SUB:増田、中島、清水、平繁
 対する柏は、GK:稲田、DF:酒井、増嶋、渡部(→大谷55分)、橋本、MF:レアンドロ・ドミンゲス、安、茨田、ジョルジ・ワグネル、FW:リカルド・ロボ(→工藤75分)、北嶋(→田中59分)、と言うメンバーでした。立ち上がりにペースを握ったのは広島で、1分に青山が強烈なミドルを放って相手を脅かすと、4分には森脇がミドルシュート。その後も石原が何度も突破を図って柏ゴール前に攻め込みます。そして10分、高萩のスルーパスを右サイドで受けた石原がゴール前に鋭いクロス。これを寿人が頭で押し込んで広島が先制点を奪いました。
 これで目が覚めた柏は、レアンドロ・ドミンゲスを起点に攻め込んできます。広島は押し込まれながらもしっかりと我慢して、虎視眈々と逆襲の機会を狙います。20分頃からは天気が怪しくなってきて、柏は自陣から吹いてくる強い風に乗って攻めてきます。19分には橋本のドリブルからのクロスにリカルド・ロボが合わせましたが西川がキャッチ。27分には右からのクロスにレアンドロ・ドミンゲスがフリーで合わせましたがボールは枠を外れて助かります。30分ごろからは雨も強くなってきて土砂降りになってきましたが、広島は集中を切らさず走り回ります。そして45分にはFKのこぼれを森脇が決定的なシュートを打つなどチャンスも作りつつ、1点リードでハーフタイムを迎えました。
 雨が上がった後半、立ち上がりにレアンドロ・ドミンゲスにフリーで打たれて危なかったものの、すぐに広島がリードを広げます。2分に相手ゴールからやや遠めで得たFKを青山がグラウンダーで高萩へ。高萩は素早く前にスルーパスを送るとDFラインのギャップでフリーになっていた寿人にどんぴしゃ。慌てて前に出ようとするGKの動きを良く見て寿人が綺麗なシュートを決めて、9年連続2桁得点に王手をかけました。
 何とか挽回したい柏は、レアンドロ・ドミンゲスとジョルジ・ワグネルを起点に圧力を強めます。特に右サイドからのセットプレーでは、危険なボールが何度も広島ゴール前に飛びます。選手を次々と入れ替えて流れを変えようとするネルシーニョ監督。そしてそれが結果として出たのが後半14分のことでした。安が出したパスを田中が胸で受けると、マークに付こうとした千葉をものともせずにそのまま振り向いてシュート。西川は反応したものの指先で触るのが精いっぱい。これで広島のリードは1点に縮まりました。
 柏はその後も勢いに乗って攻め込んできて、21分にはCKをレアンドロ・ドミンゲスが逸らせて狙いましたが高萩がクリア。22分にはロングスローをレアンドロ・ドミンゲスがバイシクルで狙い、29分にはジョルジ・ワグネルのシュートに襲われましたが西川が足でクリアします。そして後半33分、何度目かのロングスローをはね返したもののクリアボールがジョルジ・ワグネルの足元へ。DFが詰めたものの及ばず決められ、ついに同点に追いつかれてしまいました。
 勢いに乗った柏は勝ち越しを狙って更に攻勢を強めます。35分には酒井がミドル。37分にはレアンドロ・ドミンゲスが単独突破して広島ゴールを脅かします。疲れのためか足が止まって押し上げられなくなった広島でしたが、しかし球際での粘りから何とかマイボールにして逆襲します。40分には森崎浩からのパスを受けた高萩のシュートがポストを叩いて「ああダメか」と思いましたがしかしその直後、こぼれを拾ったミキッチが中央にクロスを送ると高萩が回り込んでダイレクトでシュート。これが見事にゴールネットを揺らしてベンチのメンバーも総出で高萩を祝福しました。
 これで更に前に出る柏。しかし広島は球際で粘ってボールを奪い、しっかりと繋いで押し返します。後半44分には森崎和とソッコが競り合いからボールをキープすると高萩が前線にパスを送り、抜け出した石原がGKの股を抜いてゲット。更にロスタイムにはカウンターから野津田のDFラインの裏へのパスで抜け出した石原が再び決めて、天候も試合内容も二転三転した乱戦にケリをつけました。
 こちらは中2日のアウェイゲームだったのに対して、相手は中4日でしかも3試合連続ホームゲーム。体力的にかなりの不利が予想される試合で、サンフレッチェが選んだのは積極的な戦い方でした。前半の立ち上がりはボールを追い回す勢いもゴールを狙う勢いも相手を大きく上回り、柏はかなり戸惑っていたように見えました。10分の先制点の起点は森脇の中央へのロビングのパスでしたが、パスが出た瞬間には石原が右のスペースに走り出していましたし、石原がドリブルで突破を図ると寿人だけでなく山岸も後ろから飛び込んできていました。柏を応援する立場から考えれば、なぜこの瞬間にこれだけ多くの選手がフリーになっていたのか不思議だったのでは無いかと思うのですが、これは攻撃のスイッチを入れた瞬間に2人目、3人目の選手が勇気を持って上がって行ったからこそできた形。前半の早い時間帯に得点を取って有利に試合を進めるのだ、と言うチーム全体の覚悟が作ったシーンだったと言えるでしょう。
 また終盤になると予想通りに押し込まれ、言わば力づくで同点に追いつかれてしまったわけですが、ここから再びリードすることができたのは、やはりチーム全体で強い気持ちを持ち続けたからだと思います。例えば3点目のシーンですが、綺麗にパスを繋いで良いシュートを打ったにも関わらずポストに弾かれてしまい、ルーズボールがいったんは相手に渡っています。しかしサンフの選手たちは前からのプレスで奪い返して、再び自分たちのチャンスにしました。また、ミキッチのアーリークロスに飛び込んだのは直前にシュートを決めれなかった高萩。決定機を外した後にも決して足を止めず、次のチャンスに向かって走っていたからこそゴールできたのだと思います。更に4点目は左サイドに流れたパスを高萩がぎりぎりでキープし、これをファンと森崎和が身体を張って繋いで高萩に渡したことが石原の頑張りを呼び、決定的なゴールとなって結実したわけです。これらのシーンから見ても、チーム全体が心を一つにして戦えている事が今季の好調の要因である事が、良く分かる試合だったと言えるでしょう。
 この試合は寿人と石原が2ゴールずつを挙げたほか、高萩の今季初ゴールなど「実績組」が存在感を示すものとなりましたが、その一方で途中出場のファンも野津田も持ち味を見せました。特にファンは初めての左WBでプレーして、新しい可能性を示す事ができたと思います。この試合は首位との勝ち点差を縮めて「中位」との差を広げる事もできましたし、いろいろな意味で収穫の多い試合だった、と言えるのでは?この勢いを次節以降も持続して、上位に食らいついて行って欲しいと思います。

フォトレポート
日刊スポーツスコア速報
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<12.5.6> 携帯サイトと「ホットニュース」によると、昨日の練習では身体の重さは感じられず「動きにキレがあり表情もよかった」とのこと。今日の試合は必ず苦しい時間帯があると思いますが、そこを気持ちで負けないようにしっかりと戦って、勝点3でゴールデンウィークを締めて欲しいと思います。
 今日の試合会場は日立柏サッカー場で、午後3時キックオフ。ビジター側は指定席、自由席ともに当日販売があるようですので、前売り券を買い忘れた方もぜひ会場にお越し下さい。テレビ放送はスカパー!ch306(SD画質)とch603(HD画質)、及びスカパー!e2のBS242で生放送が予定されています。今日のスカパーは無料放送の日ですので、契約上見れない方もぜひどうぞ。また今日も私は現地観戦の予定ですので、ブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&TVを見れない方は携帯サイトの速報をどうぞ。
<12.5.6> 5/3に行われた高円宮杯プレミアリーグの京都U-18戦は、終了間際に決勝ゴールを許して1-2で敗れました。広島のメンバーは、GK:有賀、DF:大谷尚、伊藤(→難波67分)、MF:平田、浅野間、末廣(→上村80分)、宮原、野口、川辺、FW:大谷真(→藤村84分)、越智。得点は前半17分にCKから松川に決められ先制点を許します。後半11分に川辺がドリブルで持ち込んで同点に追いつきましたが、後半ロスタイムに田村に決められて敗れました。サンフレッチェユースは得失点差で首位を守ったものの、1〜3位が同勝点で並ぶ混戦となっています。今日は午後1時から吉田サッカー公園で第5節福岡U-18戦ですが、ここはきっちりと勝って行きたいものです。第4節の全結果と順位表は次の通り。
【第4節】
東福岡高  2-5 富山第一高
愛媛ユース 0-4 C大阪U-18
福岡U-18  2-2 神戸U-18
京都U-18  2-1 広島ユース
名古屋U18  5-1 岡山作陽高

       勝点 勝 分 負 得失差
1広島ユース    9   3   0   1    +7
2C大阪U-18    9   3   0   1    +6
3京都U-18     9   3   0   1    +4
4神戸U-18     7   2   1   1    +8
5富山第一高    6   2   0   2    -2
6名古屋U18     5   1   1   1    +2
7福岡U-18     4   1   1   1    -1
8東福岡高     4   1   1   2    -4
9岡山作陽高    3   1   0   3    -9
10愛媛ユース    0   0   0   4   -11

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