6/10〜6/16のSANFRECCE Diary


<12.6.16> 「ホットニュース」と携帯サイトによると、森保監督は清水について「自分の持っているものをすべてグラウンドの上で出そうとしているし、課題にも積極的に取り組んでいる...期待したいと思う」と語っています。先発が確定、と言うわけでは無さそうですが、試合に出たら思い切ったプレーで自分の良さを出して欲しい、と思います。
 今日の試合会場は大阪・長居のキンチョウスタジアムで午後7時キックオフ。テレビ放送はスカパーのch363(SD画質)とch616(HD画質)、及びスカパー!e2のch301で予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<12.6.15> 代表ウィークが終わって、J1リーグは明日から再開。サンフレッチェはアウェイでC大阪と対戦します。現在11位のC大阪の前回の対戦(ナビスコ杯)以降の戦績は以下の通り。
N4H ●2-1 C大阪 【C】ブランキーニョ、キム・ボギョン、【広】佐藤
12H ●1-2 柏   【C】ケンペス、【柏】レアンドロ・ドミンゲス、田中
13A ○1-0 名古屋 【C】ケンペス
N5H ○3-2 川崎F 【C】ケンペス、柿谷2、【川】楠神、レナト
N6A ●0-1 仙台  【仙】梁
 ナビスコカップでは清武、キム・ボギョン、キム・ジンヒョンら代表組を欠きながら「代役」が活躍し、1勝1敗で2位に付けています。明日はこのところ好調のケンペスや代表組を含めたフルメンバーでアウェイチームを迎えることになりそうです。
 対するサンフレッチェですが、西川とファンは代表から戻ってチームに合流しているものの、山岸は別メニュー調整が続いているとのこと。従って明日は、左サイドに誰を起用するかがポイントとなりそうです。と言うことで、私の予想は次の通り。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、中島、石川、森崎浩、平繁、大崎
 このところC大阪戦と言うと、主審のジャッジに泣かされることが多いような印象なのですが、そうなってしまうのはゴール前で危ないシーンを作られているから。相手には個人能力の高い選手が多いので、危険なエリアで自由にプレーさせないことが重要だと言えるでしょう。明日は打ち合いに負けずにしっかりと点を取って、勝ち点3を積み上げて欲しいと思います。
<12.6.14> 選手発売の「紫熊倶楽部」7月号(Vol. 173)のテーマは「全ての守備は攻撃のために」で、表紙には水本、森脇の両ストッパーが並んでいます。
 最初に掲載されているのは、佐藤寿人選手の9年連続2桁ゴールを讃える記事。続いて特集の最初は「超守備的広島が生んだJ最強守備陣」と言うタイトルで、2000年を振り返っています。この年の広島は1試合平均失点1.00とJ1最少を記録していましたが、その要因はずらりと並んだ守備のスペシャリストたち。上村、ポポヴィッチ、伊藤、フォックスらを擁するDFラインは、強力な守備だけでなくセットプレーでの得点源として怖れられていました。しかし翌年ヴァレリー監督が就任すると戦術を大転換し、超攻撃的サッカーにシフトします。その中で1試合平均失点は倍増してしまいましたが、しかしその攻撃的守備が終盤に安定したことがステージ3位の成績に繋がっています。2つの極端とも言える過去の守備陣は、「森保広島」の源流となっているとも言えます。またこれに続く記事では、「攻撃のための守備」に着目して今シーズンのこれまでを振り返っています。
 インタビュー記事は2本で、取り上げられているのは表紙にも出ている水本、森脇両選手。水本選手は昨年の頭蓋骨骨折から始まって、今季の戦いを振り返りつつ、今後に向けての抱負を語っています。一方の森脇選手のインタビューは「全て100%僕が悪い」と言う言葉から。「ストッパー」として初めて本格的なトレーニングを始めた、と言う今季のこれまでのプレーを振り返るとともに、神戸戦での「ZONEの体験」等について語っています。
 「サンフレッチェの指導者たち」で取り上げられているのは、サンフレッチェのJリーグでの初アシストを記録した片野坂コーチ。広島での日々から移籍と引退、そして若者たちとの対峙等、彼のサッカー人生を振り返りつつ若手に向けての思いを語っています。後ろのカラーページで取り上げられている2つのシーンは、札幌戦での石原選手と神戸戦での高萩選手。「マッチレポート」では横浜FM戦、神戸戦、札幌戦とナビスコ杯のC大阪戦をまとめています。そして最終ページは、神戸戦の日の朝から行われた「おとなサッカースクール」の交流会を紹介しています。
  サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ホームゲーム会場とV-POINTの他、広島県内主要書店と東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマートでも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<12.6.13> 昨日W杯最終予選のオーストラリア戦が行われ、1-1の引き分けに終わりました。日本代表のメンバーは、GK:川島、DF:今野、栗原、長友、内田(→酒井73分)、MF:遠藤、長谷部、本田、FW:前田、岡崎(→清武86分)、香川(→伊野波92分)。序盤はオーストラリアのパワーと高さに押し込まれ、またピッチコンディションの悪さにも苦しんで厳しい試合展開を強いられたそうです。しかし前半終了間際に内田が惜しいシュートを放つなど徐々に押し返し、後半10分にミリガンが2枚目のイエローカードを受けて退場。数的有利になった日本はその後ゲームを支配して、20分に本田の折り返しを栗原が押し込んで先制点を奪いました。しかしその後はオーストラリアも逆襲し、25分には怪しいジャッジから与えたPKを決められて同点に追いつかれ、その後もポスト直撃のシュートを打たれるなど危ないシーンを作られました。そして最後は栗原が退場となりながらも逃げ切って勝ち点1を確保しました。
 私はこの試合はチラ見しただけなので内容については語れないのですが、とにかく主審が怪しいジャッジ連発だったとのこと。特に最後にFKのボールをセットしたところで終了のホイッスルを吹かれると言う、信じられないシーンもあったそうです。またピッチの悪さやオーストラリアのフィジカルを生かしたサッカーにも相当苦しめられたようで、いかにも「アジアの戦い」と言う感じだったのではないかと思われます。そんな中でも日本代表は大きく崩れることなく勝ち点1を確保したわけで、まずはそこを評価すべきなのではないでしょうか。今後も中東でのアウェイゲームなど様々なことが日本代表を待っているはず。ブラジルW杯に向けて頑張って欲しい、と思います。
<12.6.12> 先月末から今月初めにかけて2セットに分けて海外遠征していたU-16日本代表は、以下の成績を残しました。まずカスピアンカップに出場したU-16代表(ユースの白岡、岡村、阿部が選出されている)の戦績は次の通り。
【グループリーグ】
U-16日本代表 0-2 ウズベキスタン
U-16日本代表 3-6 グルジア   【日】大島、藤本2
U-16日本代表 2-1 トルコ    【日】藤本、中村

【7位/8位決定戦】
U-16日本代表 3-0 キルギスタン 【日】岡田、藤本、鈴木
 U-16日本代表はグループリーグは最下位で、全体で7位に終わりました。なお白岡はウズベキスタン戦とトルコ戦にフル出場、岡村はグルジア戦とキルギスタン戦に先発し途中交代しました。阿部はウズベキスタン戦とグルジア戦の前半とキルギスタン戦の後半に出場し、トルコ戦ではフル出場しています。
 一方、AFF U16ユースチャンピオンシップに出場したU-16日本代表(ユースから柄脇、宮原、椿本が選ばれている)の戦績は以下の通り。
【リーグ戦】
U-16日本代表 1-1 オーストラリア 【日】三好
U-16日本代表 3-0 タイ      【日】渡辺2、青山
U-16日本代表 3-0 ラオス     【日】杉本、渡辺、川田

【決勝】
U-16日本代表 3-1 オーストラリア 【日】宮本、川田、三好
 U-16日本代表はリーグ戦を無敗で終えて決勝も制して優勝し、加えてフェアプレー賞も受賞しました。サンフレッチェユースの選手ですが、柄脇はタイ戦に先発フル出場。宮原は3試合に先発フル出場しタイ戦も途中から出場しています。また椿本はオーストラリアとの2試合とラオス戦に先発し途中交代しました。
<12.6.11> 報知新聞によると、イタリアのトゥットスポルト紙は今季限りでのユベントス退団が決まっているデルピエロ選手にサンフレッチェからオファーが届いている、と報道しているそうです。デルピエロには他にも多くの国とクラブからのオファーが届いているそうですが、彼は大の親日家として知られているため本当であれば全く可能性がない、と言うことでもないかも知れません。
<12.6.11> 昨日デッツォーラ島根と練習試合を行い、4-1で勝ちました。見に行った人によると、出場していたのは、原、横竹、西岡、丸谷、鮫島、井波、イ、大崎、平繁で、ユースの選手か練習生が加わっていたとのこと。前半はサンフがプロの貫録を見せて平繁の2ゴール(16分と31分)と大崎のゴール(30分)で3-0でリードしました。しかし後半は運動量が落ちて互角の戦いになったそうで、5分に失点してしまいました。しかし42分にイが得点を奪って試合を終えました。
<12.6.10> 昨日のナビスコカップ予選リーグ第6節鳥栖戦は、森崎浩と石原の2ゴールなどで5-1で鳥栖を下し、初勝利を挙げました。
 出場停止から戻った青山と森脇を先発起用。また森崎浩が今季初めてスタートから出場して、以下の布陣で戦いました。
       増田

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和(→中島HT)

石川            清水
(→横竹85分)
    森崎浩   高萩

       佐藤(→石原75分)

SUB:原、鮫島、平繁、大崎
 対する鳥栖は、GK:赤星、DF:犬塚、キムクナン、呂、磯崎、MF:水沼、藤田、岡本、國吉(→金民友58分)、FW:トジン(→豊田73分)、野田(→早坂HT)、と言うメンバーでした。前半はどちらも慎重で、相手ボールになるとさっと守備の組織を固めて待ちかまえる、と言う感じ。鳥栖はボールを持っても崩しのアイディアに乏しく、両サイドからのクロスやロングスローで放り込んでくるものの増田を中心にしっかりと対応します。逆に広島は両サイドから攻めを構築し、2分には清水のクロスに森崎浩が頭で合わせたものの枠外。森崎浩は5分にもCKに合わせましたがGK正面を突きます。また32分にはCKから青山のシュートはバーを直撃し、こぼれを寿人が押し込んだもののオフサイドの判定に泣きます。また45分にはDFラインの裏に抜け出した高萩がフリーで打ちましたが枠を捉えることができません。そのままスコアレスで折り返すか、と思われた前半ロスタイム、高萩がゲットしたFKを森崎浩が蹴るとDFの頭に当たってそのままゴールへ。広島は良い時間帯で先制点を奪ってハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとトジンのワントップにし、早坂をその下に入れて攻撃を再構築しようとした鳥栖でしたが、しかし広島は握ったペースを譲りません。1分にはカウンターから石川が惜しいシュートを放ち、5分には森脇が攻め上がってシュート。そして7分、石川の深い位置からのクロスに飛び込んだ高萩が倒されてPKを獲得。これを寿人がしっかりと決めて、リードを2点に広げました。
 しかし鳥栖が金民友を入れると流れが変わり、押し込まれるシーンが増えて行きます。そして17分にはCKのこぼれを水沼に押し込まれてリードが1点に縮まります。更に鳥栖は豊田を投入して圧力を強め何度も広島ゴールに迫ります。広島はカウンターから何度かチャンスを作りますが、なかなか突き放すことができません。そこで森保監督は切り札・石原を投入。するとすぐにその結果が出ます。高萩がドリブルで攻め上がると右のスペースにパスを出そうとしましたが、これが相手に当たって石原へ。これをしっかりと前に持ち出すとGKの脇を抜いてしっかりゲット。更に35分には中島が相手ボールを奪うと前線にループパス。これを石原が冷静に決めて、あっという間にリードを3点差に広げました。
 これで余裕が出た広島は、その後も縦横に攻めます。38分には森脇が決定的なシュートを放ち、44分には高萩の横パスを森崎浩がしっかりゲット。また45分には相手ミスから中島が惜しいシュートを打ちます。気持ちが萎えてしまった鳥栖にはもうはね返す力はなく、そのまま試合終了のホイッスルとなりました。
 前節の敗戦でナビスコ杯の勝ち抜きが無くなり、この日は広島にとっては消化試合。また青山、森脇が戻ってきたとは言え西川、ミキッチ、山岸、ファンが不在で、両サイドは経験の少ない石川と清水。更に森崎浩も「今はまだスタメンで出られる状況ではない」と思っていると言うことで、少々難しい試合だった、と思います。ただ、ホームで2連敗するわけには行かないと言う気持ちもあるでしょうし、リーグで負けた相手にまた負けるわけにはいかないと言う思いもあったでしょう。そう言う諸々を含めて、チーム全体が気持ちを一つにして戦うことができていたのがこの結果に繋がったのだと思います。来週から再開されるリーグ戦に向けての良い準備になったと言うことも含めて、良い試合だったと言えると思います。
 この中で、得点に絡んだベテラン選手たちの働きはさすが、と思える素晴らしいものだったと思いますが、それ以上に良かったのは増田、石川、清水が勝利に貢献できたことだ、と思います。増田は1失点はしたものの終始落ち着いたセービングを見せましたし、相手のクロスへの対応も良かったと思います。また前節は悔しい思いをした石川と清水は、失敗を怖れず何度もチャレンジを繰り返していました。特に石川は前半はボールが足に付かないシーンもありましたが、後半はスペースにどんどん飛び出してパスを引き出していました。ここまで良いサッカーをしながらもなかなか結果に結びつかなかったナビスコ杯でしたが、進んできた道が間違いなかったことを示した試合だった、と言えるでしょう。タイトルのチャンスが無くなったのは残念ですが、しかしリーグ戦に集中できると言うのは悪いことではないでしょう。次の相手のC大阪は、ナビスコ杯で悔しい思いをさせられた相手です。まずはその借りを返すこと、そしてリーグで首位に立つことを狙って欲しいと思います。

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