7/8〜7/14のSANFRECCE Diary


<12.7.14> 「ホットニュース」によると、前節怪我をした2人のうち青山は出場できそうですが、ミキッチは欠場が濃厚だとのこと。今日は右サイドでの先発が確実な石川の頑張りに期待したい、と思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後6時キックオフ。試合前イベントとしてはU-9, U-10, U-12による「サンフレッチェカップ」が2時から。4種による「フォリアチャレンジ」が5時20分ごろから、「キックターゲット&スピード」が5時から行われます。おまつり広場では3時から「海上保安庁PRブース」と「フレンドリータウン『世羅町ブース』」が、4時から「フェイスペイント」が、5時から「バルーンアート」が行われます。先着プレゼントは「広島信金オリジナルうちわ」を3,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは森脇選手の「プレミアムカード」となっています。
 試合会場限定グルメは、川崎で有名なコリアタウンに因んだ「ヤンニョムチキン」を500円で限定400食提供。今月の選手コラボメニューは、西川選手の「納豆カレー」600円と水本選手の「トンテキ丼」850円となっています。いずれも3時からの販売となっていますので、食べたい方はお早めにどうぞ。
 テレビ中継はスカパー!のch285(SD画質)とch607(HD画質)、及びスカパー!e2のCS250で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<12.7.13> 明日からJ1リーグは後半戦。サンフレッチェはホームに川崎フロンターレを迎えます。
 4月下旬に風間監督が就任した川崎Fは「ボールを支配し続ければ負けない」と言うコンセプトの元で新しいサッカーに取り組んでいます。そして第12節からは中断を挟んで3連勝し一時は4位に浮上しましたが、その後3試合無得点で勝ちがありません。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
8H ●1-4 広島  【川】伊藤、【広】山岸、石原、佐藤2
9H ○4-3 磐田  【川】大島、矢島2、田中裕、【磐】山本康2,阿部
10A ○3-2 名古屋 【川】田坂、矢島2、【名】ケネディ、藤本
11H ●0-2 柏   【柏】工藤、ジョルジ・ワグネル
12A ○2-0 大宮  【川】大島、楠神
13H ○3-2 仙台  【川】小林、登里、矢島、【仙】富田、ウイルソン
N5A ●2-3 C大阪 【川】楠神、レナト、【C】ケンペス、柿谷2
N6H ●0-1 磐田  【磐】山崎
14A ○1-0 鳥栖  【川】田坂
15H △0-0 横浜FM
16H ●0-1 神戸  【神】都倉
17A △0-0 清水
 前節は相手の清水が「クラブ創設20周年記念試合」と言うことで、お互いにパスを繋ぎながら相手ゴールに迫って数々のチャンスを作りました。しかしどちらも最後のシュートだけが決まらず終わって見ればスコアレス。目指すサッカーの完成まではもう少し時間がかかる、と言うことを示した試合となりました。試合後に風間監督は「簡単に言うと、あまりおもしろくない試合だったなと...自分が冷静になるよりも不安のほうが出てきてしまう。このへんのところが、あまりおもしろくなかったという理由です。そんなゲームでした」と課題を指摘していますが、ただ方向性については全く揺らいでいないだけに、この1週間のトレーニングで修正してきているはず。前回の対戦では苦杯を舐めていることも考えて、強い気持ちで広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、前節途中で退場したミキッチと青山の状態が気になるところ。試合後のインタビューなどを見る限りでは青山は大事に至ってないようですが、ミキッチは多少は時間がかかりそう。と言うことで、明日のメンバーは次のように予想します。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

石川            清水

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、横竹、中島、丸谷、井波、森崎浩、大崎
 森保一と風間八宏と言えば、サンフレッチェの草創期を支えた二大巨頭とも言うべき選手でした。その2人がどちらもパスサッカーを柱とするチームを率いて、広島の地で激突するの最初の試合、と言うことになります。明日はどちらのチームにとっても上位をキープするためには負けられない試合、ということになりますが、それよりも両チームのサッカーの激突がどんなゲームを紡ぎだすかが見ものです。どちらも自分たちのサッカーを貫いて、素晴らしい戦いを見せて欲しいと思います。
<12.7.12> インドネシアでは現在AFC U22アジアカップ2013予選行われていますが、この大会に参加しているU-19日本代表に広島ユースの野津田が選ばれています。今回のメンバーは次の通り。
【GK】櫛引政(清水)、杉本(京都)、中村(柏U-18)
【DF】松原(大分)、山中(柏)、犬飼(清水)、鈴木(鹿島)、
    川口(新潟ユース)、岩波(神戸U-18)、櫛引一(札幌)
【MF】植田(大津高)、熊谷(横浜FM)、廣田(岐阜)、橋本(FC東京)、
    荒野(札幌)、野津田(広島ユース)、秋野(柏U-18)、
    松本(JFAアカデミー福島)
【FW】渡(北九州)、鈴木(新潟)、木下(横浜FCユース)、久保(京都)

※ 熊谷は体調不良のため合流延期中
 日本はグループEで6チームによる総当たりを戦っています。ここまでの戦績は以下の通り。
日本 6-0 マカオ    【日】廣田、秋野、鈴木3、渡
 GK:杉本、DF:松原、犬飼、植田、鈴木、MF:廣田(→橋本77分)、
 荒野、秋野、野津田(→松本60分)、FW:鈴木、木下(→渡46分)
日本 3-1 シンガポール 【日】OG、渡、野津田
 GK:櫛引政、DF:川口、櫛引一、岩波、山中、MF:廣田(→鈴木82分)、
 橋本、松本、荒野、野津田(→秋野76分)、FW:渡(→木下68分)
日本 1-0 東ティモール 【日】松本
 GK:櫛引政、DF:松原、犬飼、植田、鈴木、MF:廣田(→川口70分)、
 橋本(→岩波83分)、松本、荒野、FW:木下(→久保46分)、渡
 U-19日本代表は今日3位のインドネシアと対戦し、勝てば(たぶん引き分けでも)本大会への出場権を獲得します。
<12.7.11> 日本サッカー協会は先週「国際ユースサッカー in 新潟」に出場するU-17日本代表を発表し、サンフレッチェユースから川辺と越智が選ばれました。
【GK】渋谷(関東一高)、阿波加(札幌U-18)
【DF】ハーフナー(名古屋U18)、内田(G大阪ユース)、内山(札幌U-18)、
    畠中(東京Vユース)、広瀬(浦和ユース)
【MF】谷村(盛岡商高)、森、北川(名古屋U18)、川上(FC東京U-18)、
    渡辺(国学院久我山高)、川辺(広島ユース)、三島(帝京大可児高)
【FW】南野(C大阪U-18)、越智(広島ユース)、宮市(中京大中京高)、
    高木(東京Vユース)
 大会は今週末で、U-17ハンガリー代表、U-17メキシコ代表、U-17新潟選抜とリーグ戦を戦います。
<12.7.10> 日曜日に行われた高円宮杯PLウエスト第8節で、サンフレッチェユースは愛媛FCユースに4-2で勝って首位をキープしました。メンバーは、GK:有賀、DF:伊藤、MF:平田、西嶋(→藤村66分)、浅野間、末廣(→山副82分)、宮原、中野(→難波76分)、川辺、FW:大谷真、越智。得点経過は前半21分に西嶋、後半1分に大谷真、3分に越智のゴールでリードを広げましたが10分に失点。34分に末廣のゴールで突き放したものの38分に失点しています。第8節の全結果と順位表は次の通り。
【第8節】
神戸U-18  1-2 京都U-18
富山第一高 1-3 名古屋U-18
岡山作陽高 1-3 福岡U-18
愛媛ユース 2-4 広島ユース
C大阪U-18 1-2 東福岡高

       勝点 勝 分 負 得失差
1広島ユース   21   7   0   1   +18
2神戸U-18    16   5   1   2   +18
3京都U-18    15   5   0   3    +7
4富山第一高   15   5   0   3    -1
5C大阪U-18   12   4   0   4    +4
6名古屋U18    10   3   1   3    +2
7福岡U-18    10   3   1   3    -4
8東福岡高     7   2   1   5   -15
9岡山作陽高    4   1   1   6   -13
10愛媛ユース    4   1   1   6   -16

<12.7.9> 昨日サガン鳥栖と練習試合を行い、1-2で敗れました。鳥栖のメンバーは、GK:奥田、DF:犬塚(→角永)、小林、守田、黒木恭、MF:岡田(→練習生)、黒木晃、船谷、國吉、FW:野田、トジン(→練習生→高橋)。広島のメンバーは非公開ですが、増田、横竹、丸谷、西岡、イ、鮫島、井波、ナステフスキ、大崎、森崎浩、平繁らが出場した模様。得点は鳥栖がトジンと船谷で、広島はイ・デホンでした。
<12.7.8> 昨日ビッグアーチで行われた第17節磐田戦は終盤の2ゴールで突き放し、2-0で勝って2位をキープしました。
 ファンは五輪代表に合流したため欠場して、横竹と井波を今季初めてリーグ戦でベンチに入れて以下の布陣で戦いました。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和
     (→中島71分)
ミキッチ          清水
(→石川17分)
    石原    高萩

       佐藤(→森崎浩82分)

SUB:増田、横竹、井波、大崎
 対する磐田は、GK:八田、DF:駒野、宮崎、菅沼、チョ、MF:小林、山崎(→押谷86分)、山田、山本康、藤田(→山本脩82分)、FW:前田、と言うメンバーでした。前半は両者の思惑がぶつかり合って「がっぷり四つ」と言う感じ。広島がボールを持つと磐田は高い位置からプレスをかけてきて、また中央の守備を厳しくしてクサビのパスを入れさせません。逆に広島は相手ボールになるとさっと引いてブロックを作り、サイドを突破されても中を固めてシュートを打たせません。広島は前半早々にミキッチが内転筋を痛めてベンチに下がりましたが、すかさず石川を入れて形を変えずに戦います。最初にビッグチャンスを作ったのは磐田で、前半22分に山崎が石川をかわしてペナルティエリア内に切れ込んだものの西川が横っ飛びでセーブ。逆に24分には素早いリスタートから石原がミドルを放ちましたがGKが弾きます。前半は広島と磐田のシュートは2本と3本。どちらも慎重さが目立つ展開でハーフタイムを迎えました。
 しかし後半に入ると広島が前からの圧力を強めて点を取りに行きます。2分には西川からのロングボールの処理に駒野がもたつく間に清水が奪って決定的シーンを作ると、3分には森脇のクロスに飛び出した寿人がフリーでシュートを打ちましたがポスト直撃。6分には森脇が、7分には寿人がいずれもセットプレーから狙いましたが枠を外します。また10分には高萩のクロスを千葉が折り返し、こぼれを清水が狙いましたが上に外してしまいます。更に12分には高萩のFKに水本がフリーで合わせたもののこれも右に外れます。逆に14分には山田が右から侵入して前田とのワンツーから打ってきましたが西川がキャッチし、19分には宮崎が突破してきて山崎にフリーでのシュートを許しましたが枠を外れて助かります。更に29分にはカウンターから山崎に決定的なシュートを打たれましたが西川が落ち着いてキャッチし、30分には山本康が危ういシュートを放ちましたが枠を外れます。そして31分、中盤でボールを拾った中島が石原へ預けて前線に走ります。そして石原のパスを寿人がヒールで角度を変えると、足元で受けた中島が左アウトサイドでゴールへ。これがころころとDFの間を抜けてゴールに飛び込み、遂に広島が先制点を奪いました。
 追いつきたい磐田は、個人の力を生かして中央突破でゴールに迫ろうとします。しかしそこには森崎和が立ちはだかり、2度、3度と相手ボールを奪います。また西川も42分の山田の難しいシュートを素晴らしい反応で弾きます。そしてロスタイムも2分が過ぎた頃、高萩からのパスを受けた森崎浩が素晴らしいトラップで前を向くとそのままシュート。これが見事にゴールネットに突き刺さって、粘る磐田を突き放しました。
 2位と3位の上位対決と言うことで、前半はお互いにお互いをリスペクトして相手の良さを出させない、と言う戦い方をしていたと思います。磐田は中央からの攻めが詰まるとサイドに展開して駒野、宮崎の突破とクロスに託しましたが、広島守備陣は仮に突破を許しても前田をフリーにせず、中央では人数をかけた粘り強い守備で良い形を作らせませんでした。逆に磐田は広島のDFラインにプレッシャーをかけて自由なビルドアップを許さず、また寿人や石原へのマークを厳しくして攻め手を作らせませんでした。お互いに負けたくないと言う気持ちが強い時にありがちな、緊迫感にあふれたロースコアゲームとなりました。
 それが一転してオープンな攻め合いになったのは後半から。まずはホームの広島がリスクを怖れずどんどん前に出てチャンスを量産すると、磐田も負けずにチャンスを作りました。何本ものパスと人数が関わった攻めの広島に対して、シンプルながら高い個人能力を生かして危険なシーンを作る磐田と、それぞれの特徴を生かした見応えのある後半だったと思います。そんな中でゲームを動かしたのは、途中交代で入ったベテランの2人でした。特に中島は試合後のインタビューで「気持ちは切らしていなかったですね。というか、俺は本当にずっとそういう中で、このサッカー界で生きてきた。だから別に、それ(出場すること)だけが全てではないと思っていますから。でもピッチに立てることは本当に喜ばしいこと。そこは、喜びに感じてやっています」語っているように、常に試合出場に向けて準備をしていたことがこの勝利に繋がったと言えます。この日はミキッチの途中退場により若手2人が両サイドでプレーして良い働きを見せましたが、これもこれまでチャンスがなくてもしっかりと準備してきた結果でしょう。この日の勝利によって今季前半の2位折り返しが確定したわけですが、それ以上にいつもの控え選手の活躍で勝利したことが、チームにとっては何よりの成果だった、と言えるのではないでしょうか?

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