8/12〜8/18のSANFRECCE Diary


<12.8.18> 携帯サイトによると森保監督は塩谷について「戦術的にはまだ100%ではないが、十分に戦力になってくれると思っている」と語っています。中島の離脱で千葉に何かあった時にリベロができる選手が(森崎和しか)いないことを考えると、少なくともベンチ入りはしそうです。
 今日の試合会場は東北電力スタジアムビッグスワンで、午後7時キックオフ。前座試合としてなでしこリーグカップのアルビレックス新潟レディースとINAC神戸レオネッサの試合が3時から行われます。J1リーグ戦のチケットがあればこちらの試合も観戦できますので、早めに行ける方はぜひどうぞ。
 テレビ放送はスカパー!ch183(SD画質)とch583(HD画質)及びスカパー!e2のCS805で生中継が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<12.8.18> クラセンU-15の1次ラウンド第3試合が行われ、サンフレッチェJrユースは川崎FU-15に2-1で勝ちました。ラウンド16は明日の11時からで、B組2位のヴィッセル神戸U-15と戦います。
<12.8.17> 明日はJ1リーグ戦第22節。サンフレッチェはアウェイで新潟と戦います。
 開幕から不振が続く新潟は第12節限りで黒崎監督を解任。第14節から柳下監督が就任すると、その後の戦績は3勝3分け2敗。17位だった順位も15位に上げて、更に上を狙う勢いが出てきています。前回の対戦以降のリーグ戦の戦績は以下の通り。
9A ○1-0 広島  【新】菊地
10H ●0-2 FC東京 【東】梶山、谷澤
11A △1-1 浦和  【新】ブルーノ・ロペス、【浦】マルシオ・リシャルデス
12H ●1-6 磐田  【新】OG、【磐】チョ・ビョングク、前田、小林、松浦、前田、山田
13A ●0-2 柏   【柏】OG、澤
14H ○1-0 清水  【新】藤田
15A ●0-1 神戸  【神】小川
16H △1-1 鹿島  【新】ミシェウ、【鹿】ドゥトラ
17A ○1-0 札幌  【新】田中
18H △0-0 浦和
19A ○2-0 FC東京 【新】三門、アラン・ミネイロ
20H △1-1 柏   【新】矢野、【柏】ジョルジ・ワグネル
21A ●2-3 横浜FM 【新】田中2、【横】中澤2、マルキーニョス
 前節は五輪代表の鈴木に加えて本間、矢野、ブルーノ・ロペスの3人を出場停止で欠く、と言う苦しい布陣ながら横浜FM相手に健闘し、一時は逆転するなど勝ち点までもう一歩、と言う試合でした。2004年にJ1に昇格して以来これまで99勝してきた新潟は、ホームゲームで記念の100勝目を挙げたいと思っているはず。明日はベストメンバーで広島を迎え撃つのではないか、と思われます。
 対するサンフレッチェですが、前節1ヶ月ぶりに試合に出場したミキッチが先発するかどうかがと言うことと、怪我をした中島の代役、そして五輪代表から戻ったファンがベンチ入りするかどうかがポイントです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、塩谷、辻尾、石川、森崎浩、大崎、平繁
 大宮戦では内容が良くないなりに効率の良いサッカーで勝利を手にしたサンフレッチェ。暑い時期の戦い方としては良いと思うのですが、しかしサンフレッチェのベースとなるのは選手もボールも動くサッカーです。2試合連続のアウェイゲームと言うことで体力的には厳しい試合になりますが、明日の試合ではしっかりと走って、広島らしいサッカーで勝利して欲しいと思います。
<12.8.17> 一昨日から始まったクラセンU-15に出場中のサンフレッチェJrユースは1次ラウンドの2試合を戦い、2連勝でラウンド16への進出を決めました。2試合の成績は以下の通り。
広島Jrユース 5-2 山形FCJrユース 【広】河本3、山根、前田、【山】高橋2
広島Jrユース 2-1 鳥栖U-15    【広】山根、竹本、【栖】村上
 1次ラウンドの3試合目は今日の13時から、同じく2連勝の川崎FU-15と戦います。
<12.8.16> 日本代表は昨日ベネズエラ代表との親善試合を行い、1-1の引き分けに終わりました。メンバーは、GK:川島、DF:駒野(→槙野87分)、伊野波(→水本HT)、長友、吉田、MF:遠藤、長谷部(→細貝62分)、本田、FW:前田(→中村74分)、岡崎(→藤本74分)、香川。前半6分にベネズエラに決定的なシュートを打たれたもののその後は日本代表がペースをつかみ、15分には駒野の突破からのクロスに遠藤が飛び込んで先制点を奪いました。そしてその後も日本がボールを支配して何度もチャンスを作ったものの決めることができず、逆に後半17分、フェドールの個人技にやられて失点してしまいました。その後も日本は攻撃の姿勢を崩さず攻めましたが、後半30分には駒野のクロスを受けた香川がドフリーでシュートしてバーに当てる、と言う逸機など決めきれないシーンが続き、そのまま引き分けに終わりました。結果としてはやや消化不良気味の試合となったわけですが、ただシーズン中の国内組とシーズン開幕前、あるいは開幕直後の欧州組、と言うコンディション的にばらばらな選手を合わせる機会を作れた、と言うことは収穫。また内田、今野、栗原が不在となるイラク戦に向けてDFラインのテストができたのも良かった、と言えるでしょう。
 ところで4年半ぶりの代表復帰となった水本ですが、合格点を与えられる出来だったと言えるのではないでしょうか?後半5分には決定的なシュートに後ろ向きの体勢ながら足を伸ばしてブロックし、その他の場面でも落ち着いた守備対応を見せました。後半はベネズエラが引き気味だったためビルドアップに関わることは無かったのですが、同じポジションの伊野波が何度か前へのパスを引っかけられていたことを考えると、監督の中の「序列」が変わった可能性もありそう。少なくとも9/6のUAE代表との親善試合に呼ばれるのは間違いない、と思われます。
<12.8.15> プレスリリースによると、昨日の練習中の接触プレーで中島選手が負傷し、右内転筋腱損傷で全治6週間と診断されました。
<12.8.14> サンフレッチェと大分は昨日、丸谷拓也選手の大分への期限付き移籍を発表しました。丸谷は2008年に境高から広島入り。2009年はリーグ戦1試合(しかも途中出場途中交代)とナビスコカップ1試合の出場に終わりましたが、翌年からボランチにポジションを移すと主に途中からの起用ながらリーグ戦16試合、ナビスコカップ4試合、天皇杯1試合、ACL2試合に出場しました。しかし昨年は序盤こそ使われたものの後半からベンチ入りも少なくなって出場はわずか6試合。今季はベンチ入りもほとんどなく、ナビスコカップで1試合6分間のプレー機会しか与えられていませんでした。丸谷は「チームのみんなと一緒に優勝することができず残念ですが、自分が成長するために移籍を決めました」と語っていますが、成長のためには試合に出るのが一番重要なこと。大分のボランチはベテランの宮沢とルーキーの為田が務めていますが、本来のレギュラーだった井上の復帰が遅れていて決して層は厚くないので、まずは彼らとの競争に勝って出場機会を掴んで欲しい、と思います。
<12.8.13> 昨日南津守でセレッソ大阪と練習試合を行い、2-1で勝ちました。広島のメンバーは非公開で、C大阪はGK:松井(→荻野HT)、DF:高橋、山下、金、丸橋、MF:舩津、黒木、村田、吉野(→井上39分)、FW:永井、播戸(→後藤65分)。得点は前半14分にイ・デホン、35分に西岡、40分に井上でした。
<12.8.12> 昨日NACK5スタジアム大宮で行われた第21節大宮戦は、オウンゴールと清水のゴールで3試合ぶりの勝利を挙げました。
 ミキッチが久々にベンチ入りしたものの先発は前節までと同じで、以下の布陣で戦いました。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

石川            清水(→辻尾88分)
(→ミキッチ63分)
    石原    高萩
    (→森崎浩80分)
       佐藤

SUB:増田、横竹、中島、大崎
 対する大宮は、GK:江角、DF:渡部、片岡、菊地、下平、MF:渡邉、青木、金澤(→植田81分)、チョ(→ノヴァコヴィッチ79分)、FW:長谷川、ズラタン(→金久保65分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは大宮の長谷川で、最初の決定機も大宮。7分に長谷川の縦パスに飛び込んだズラタンが頭で狙いましたが西川が好セーブを見せます。逆に広島は動きだしが遅くなかなか攻撃を組み立てることができませんでしたが、先制点を奪ったのは広島でした。前半24分、菊地がバックパスを出しましたが前に出ていた江角に合わずにそのままゴールへ。1人追った寿人が触る前にそのままゴールラインを割って、あっさりとリードすることができました。
 思わぬ形で失点したホームチームでしたが、しかしその後も気持ちを落とさずに前に出てきます。前からの圧力を強めて広島を自陣に押し込むと、34分には渡邉の飛び出しからズラタンがフリーでシュート。そして38分にはハイボールのこぼれをドリブルで持ち出した長谷川を千葉が倒してPKを与えてしまいます。そしてズラタンのキックに西川が反応したものの止めることができず、同点に追いつかれてしまいました。その後石原の決定的なシュートがあったものの両者追加点は奪えず、同点のまま後半を迎えることになりました。
 後半のファーストシュートも大宮でしたが、しかし広島はコンビネーションを使ってチャンスを作ります。そして4分には縦パスが相手のハンドを誘って得た相手ゴール前正面からのFKで、寿人の蹴ったボールが壁に当たってこぼれたところを清水がダイレクトに打ってゴールにねじ込み、広島が追加点を奪いました。
 何としても追いつきたい大宮は、高さを生かした攻撃を繰り出してきて6分には長谷川の決定的なヘディング。13分にはズラタンのヘディングが枠外に外れ、33分には下平、チョに頭で狙われましたがいずれも枠外に外れます。広島も後半はボールが良く回って、8分には石原の左への展開から清水がフリーでシュートし、11分にはクロスの落としを寿人がシュート。35分には森崎浩のFKを寿人が狙いましたが江角に弾かれます。更に後半ロスタイムには森崎浩が決定的なシュートをしたものの枠外に外れます。終盤大宮は続けざまにロングボールを放り込んできたものの、広島のDFは集中を切らさずはじき返して、1点のリードを保ったままで逃げ切りました。
 昼前の試合で仙台が敗れたと言うことで、勝てば再び首位に立つことが分かっていた試合でしたが、暑さと高い湿度のせいで広島らしいサッカーができた時間帯はそれほど長くは作れなかったように思います。特に先制点はラッキーな形で与えられたもので、失点もペナルティエリアの外か中か微妙なファウルが原因。前半は1-1でしたが両者にとって均等に幸運と不運があった、と言う展開でした。ところが後半は一転して広島ペース。先制点はセットプレーからでしたがその前のシーンは広島らしいボール回しから作ったもので、その後も同じような形から何度もチャンスを作りました。1点リードしていたため無理に攻め込むことはせず、守備をしっかりと固めて相手のハイボール攻撃に備えました。相手のシュートの精度が悪かったことに助けられたと言う面はありましたが、それでも全体としては試合をコントロールしていた後半だったと思います。昨年までのサンフはむしろ大宮の立場で「悪くはなかったのにいつの間にか負けている」と言うことが多かったように思いますが、この日のような勝ち方ができるようになったのは両者の順位の違いが大きい、と思います。この日のように悪いなりに余裕を持って戦うことができるならば、今後も勝ち点を積み上げていけるのではないでしょうか。
 森保監督は試合後に「これで最初の目標としていた勝ち点40に到達した」と語っていますが、この勝利でまずはJ1残留を確実なものとしたサンフレッチェ。前節不甲斐ない敗戦を喫したままズルズルと落ちていくのではなく、次の試合でしっかりと踏みとどまったことは成長の現れなのだと思います。次節も残留を争う新潟とのアウェイゲームになりますが、次の目標に向かって歩みを続けて欲しいと思います。

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