8/19〜8/25のSANFRECCE Diary


<12.8.25> 「ホットニュース」と携帯サイトによると、ファン・ソッコは五輪後に10日ほど休んだそうで「コンディションはまだ100%ではない」ようですが、しかし「実力が上がっていることは、練習の中でも随所に出ている」(森保監督)とのこと。「広島でサッカーをしながらフル代表を目指したい。そのためにも、水本選手や森脇選手からポジションをとらなければいけない」と語っていて、今日の試合でベンチ入りはするのではないでしょうか。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしてはU-10とU-12による「サンフレッチェカップ」が午後2時から。「親子サッカー教室」が4時から、「フォリアチャレンジ」が5時20分頃から行われます。また足立梨花さんが来場して「ゲーフラコンテスト」が行われます。更に清水選手の7月の「J LEAGUE BEST GOAL AWARD」(スカパー!)受賞セレモニーが行われます。
 ファンクラブサロン前では「キックターゲット&スピード」が5時から。おまつり広場では「NEC PRブース」「フレンドリータウン 岩国市ブース」「サッカースタジアム建設署名ブース」「イナズマイレブンGOがやってくる!ブース」「みらさかピオーネブース」が3時から行われます。また「フェイスペイント」が4時から、「バルーンアート」が5時から開催されます。
 先着プレゼントは「NECビッグローブうちわ」を10,000名様へ、「Jリーグチップス」を8,000名様へ。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントはミキッチ選手のプレミアムカードです。試合会場限定グルメは、東京・両国の名物ちゃんこ鍋を夏仕様にアレンジした「冷やしちゃんこ鍋」を500円で限定400食提供。選手コラボメニューは西川選手の「納豆カレー」(600円)と水本選手の「トンテキ丼」(850円)で、いずれも3時から販売を開始します。
 テレビ放送はスカパー!のch180(SD画質)とch580(HD画質)、及びスカパー!e2のch800で生中継が予定されています。今日もブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<12.8.24> 明日は3週間ぶりのホームゲーム。サンフレッチェはJ1リーグ戦第23節をFC東京と戦います。
 リーグ戦序盤は上位で戦っていたFC東京でしたが、夏場に入って徐々に勝てなくなりリーグ戦は5試合連続勝利なし。順位も12位まで落ちています。中断明け以降の公式戦の成績は次の通り。
14A ●0-1 横浜FM 【横】兵藤
15H ○2-0 C大阪 【東】長谷川、ルーカス
9H ●0-1 柏   【柏】増嶋
16A ●1-3 磐田  【東】河野、【磐】山本脩、宮崎、チョ
17H ○3-2 G大阪 【東】中村、ルーカス2、【G】遠藤、佐藤
18A ●0-1 鳥栖  【鳥】トジン
NQFA △2-2 仙台  【東】田村、ウイルソン、【仙】渡邉、石川
19H ●0-2 新潟  【新】三門、アラン・ミネイロ
20A △2-2 浦和  【東】椋原、長谷川、【浦】宇賀神、マルシオ・リシャルデス
NQFH ○2-0 仙台  【東】石川、渡邉
21A △1-1 柏   【東】ルーカス、【柏】ジョルジ・ワグネル
22H ●0-1 大宮  【宮】ノヴァコヴィッチ
 五輪でチームを離れていた権田と徳永が復帰し、高橋も出場停止が明けてベストメンバーで臨んだ前節は、シュート18本を放つなど決定機を量産したものの無得点。逆にノヴァコヴィッチの個人技による一発にやられて敗れています。天皇杯覇者として自信を持って臨んだシーズンでしたが、負けが溜まってくれば2年前の降格の悪夢も蘇る、というもの。明日は勝ち点3を取らなければと言う切羽詰まった気持ちで、広島に乗り込んでくるのではないかと思います。
 対するサンフレッチェですが、出場停止や怪我の情報はないので現状のベストメンバーで臨むのではないか、と思われます。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、塩谷、辻尾、石川、ファン、森崎浩、大崎
 苦手だった「オレンジ」相手のアウェイ2連戦で連勝し、首位でホームに戻ってきたサンフレッチェ。次に成すべきことは、屈辱的な逆転負けを喫した清水戦の借りをホームで返すこと、だと思います。明日は夏休み最後のホームゲーム。「首位」らしい戦いで、サポーターを喜ばせて欲しいと思います。
<12.8.23> 先日U-16日本代表のトレーニングキャンプのメンバーが発表され、サンフレッチェユースの宮原が選ばれました。
【GK】長沢(藤枝東高)、林(G大阪ユース)、田口(横浜FMユース)
【DF】酒井(新潟ユース)、宮原(広島ユース)、中谷(柏U-18)、
    石田(磐田U-18)、佐々木(FC東京U-18)、大西(京都U-18)、
    宮本(清水ユース)、茂木(浦和ユース)
【MF】杉本(帝京大可児高)、北川(清水ユース)、会津(柏U-18)、
    渡辺、鈴木(前橋育英高)、三好(川崎FU-18)
【FW】青山(名古屋U18)、中村(G大阪ユース)、小川(浦和ユース)、
    杉森(名古屋U15)
 先月行われたイラン遠征のメンバーからは白岡(広島ユース)、加藤、川田(大宮Jrユース)、前谷(G大阪ユース)、大桃(長岡Jrユース)、齋藤(浦和ユース)、酒井(大分U-18)が外れ、林、田口、酒井、中谷、中村が選ばれています。先週行われた「豊田国際ユース」ではメンバーをがらりと入れ替えて戦っていましたが、今回のメンバーの中から来月のAFC U-16選手権2012の代表が選ばれるのではないでしょうか?
<12.8.22> 遅くなりましたが、紫熊倶楽部9月号(Vol. 175) を紹介します。
 まず最初は編集長のコラムで「楽しい厳しさ」と言う記事。苦しいことの多かった20年の歴史を振り返りながら、首位に立って見える新しい風景について書いています。これに続いて吉田安孝氏が「美しい広島の攻撃」について分析しています。またその次は、「美しい攻撃」のキープレーヤーの一人である石原選手のインタビュー記事。無名の存在からプロ入りしたものの監督交代によりチャンスを失い、怪我による長期離脱でクビの可能性もあったそうです。しかし恩人・菅野監督の就任によりブレイクし、その後大宮への移籍を経て広島入りして今に至っています。様々な壁を乗り越えながら成長してきた石原選手の記事は、必見です。また「若者たちの肖像」もFWで、平繁龍一選手が取り上げられています。
 「READER'S AREA」を挟んで後ろのインタビュー記事は、「美しい攻撃」のもう一人のキーマンである高萩選手を取り上げています。「サッカー選手としても、一人の人間としても大きく進化した」高萩選手の記事は、彼の妻であり作詞家でもある高萩理奈さんの料理の紹介も含めて10ページにも及ぶ大特集となっています。
 マッチレポートは川崎F戦、鹿島戦、清水戦。そして最後は「SIGMA SHORT NEWS」とユースのクラセンベスト4の記事となっています。
  サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ホームゲーム会場とV-POINTの他、広島県内主要書店と東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマート、及び銀座の広島ブランドショップ「TAU」でも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<12.8.21> 先週静岡で「SBSカップ国際ユースサッカー大会」が行われ、U-19代表が優勝しました。今回の代表メンバーは次の通り。
【GK】櫛引政(清水)、ポープ(東京Vユース)
【DF】遠藤(湘南)、松原(大分)、佐藤(名古屋)、鈴木(鹿島)、
    川口(新潟ユース)、岩波(神戸)、植田(大津高)、熊谷(横浜FM)
【MF】廣田(岐阜)、橋本(FC東京)、矢島(浦和)、野津田(広島ユース)、
    松本(JFAアカデミー福島)
【FW】小野瀬(横浜FC)、渡(北九州)、久保(京都)
 先月行われたAFC U-22選手権のメンバーからは杉本(京都)、中村、秋野(柏U-18)、山中(柏)、犬飼(清水)、田鍋(名古屋)、荒野(札幌)、鈴木武(新潟)が外れ、ポープ、遠藤、佐藤、矢島、小野瀬、久保が復帰、または新たに選ばれました。大会の成績は次の通り。
U-19日本代表 3-1 U-18ポルトガル代表 【日】松本、矢島、久保
 GK:櫛引、DF:川口(→松原77分)、遠藤、岩波、鈴木(→佐藤60分)、MF:熊谷、
 野津田、廣田(→矢島56分)、松本(→植田80+2分)、FW:久保、渡(→小野瀬69分)

U-19日本代表 7-2 静岡ユース 【日】久保5、松原、野津田
 GK:ウィリアム、DF:岩波、松原、植田、佐藤、MF:矢島、熊谷(→橋本52分)、
 野津田(→廣田54分)、松本(→鈴木61分→川口70分)、FW:久保(→渡52分)、小野瀬

U-19日本代表 0-0 U-19韓国代表
      PK4-3
 GK:ウィリアム、DF:川口、岩波、植田、佐藤、MF:矢島(→廣田66分)、熊谷、
 野津田、松本、FW:久保、渡(→小野瀬70分)

<12.8.20> 昨日吉田サッカー公園でファジアーノ岡山ネクストと練習試合を行い、0-1で敗れました。
<12.8.20> 昨日、クラセンU-15のラウンド16を戦ったサンフレッチェJrユースは、1-6で神戸U-15に敗れました。
<12.8.19> 昨日アウェイで行われた第22節新潟戦は、寿人と石原のゴールで2-0で勝って首位をキープしました。
 前節途中出場したミキッチが久々に先発。また塩谷が移籍後初めてベンチ入りして、以下のメンバーで戦いました。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          清水(→辻尾79分)
(→石川大66分)
    石原    高萩

       佐藤(→森崎浩86分)

SUB:増田、塩谷、鮫島、大崎
 対する新潟は、GK;東口、DF:村上(→村上57分)、鈴木大、石川直、坪内、MF:三門、本間(→小暮66分)、藤田、田中、FW:ミシェウ(→アラン・ミネイロ76分)、ブルーノ・ロペス、と言うメンバーでした。徹底して守備を固めてきた第9節とは違い、昨日の新潟は比較的高い位置からプレッシャーをかけてきます。そして3分には清水のクリアミスからブルーノ・ロペスが打ってきましたが西川が戻りながらジャンプしてクリア。5分には藤田が右サイドの高い位置まで上がってきてマイナスのクロスを入れてきましたが、シューターには合わずに助かります。なかなかゲームを作れなかった広島でしたが、8分に寿人が頑張ってキープしたボールを高萩が強烈なミドルシュートで東口を脅かします。18分には清水のパスが味方に合わず、速攻から三門に危ういシュートを打たれます。いささか劣勢を強いられていた広島でしたが、しかし一発のパスとシュートが流れを変えます。前半25分、青山がDFラインの間を狙って鋭いミドルパスを出します。これを追って抜け出した寿人が飛び出してきたGKの鼻先で浮かしてゴールに流し込み、見事な形でサンフが先制点を奪いました。
 この後も新潟は前からプレスをかけ、またパスを繋いで攻めてきます。しかし27分の坪内のシュートは枠外に外れ、36分にはFKを動かして三門が強烈なミドルを打ってきましたがわずかに外れます。また42分には波状攻撃からミシェウが決定的なシュートを打たれましたが、西川が胸に当ててゴールを許しません。逆に広島も何度か決定的なチャンスを作り、31分にはミキッチのクロスを寿人が胸トラップからシュートしたものの枠外。41分にはミキッチのクロスを石原が落とし高萩が決定的なシュートを放ちましたがわずかに右に外れます。更に43分にはカウンターから高萩のパスをミキッチがフリーで打ちましたが東口のスーパーセーブに防がれます。結局お互いに持ち味は出したものの決定力の差で広島がリードして、前半を折り返すことになりました。
 後半も序盤は新潟のペース。1分には千葉が自陣ゴール前でボールを奪われかけましたが森脇のサポートに助けられ、2分にはカウンターからブルーノ・ロペスに抜け出されましたがシュートミスに救われます。更に7分にもカウンターからミシェウがラストパスを狙いましたが味方に合わずに助かります。逆に広島は9分、清水のヒールパスを受けた寿人がペナルティエリア奥深くまで侵入してマイナスのパス。これを石原がきっちり決めて、リードを2点に広げました。
 この後は何とか点を取ろうと前掛かりになる新潟に対して、広島がカウンターからチャンスを作ります。14分には右サイドの広大なスペースへのパスにミキッチが追いつき素晴らしいクロスを入れましたが、ニアの石原もファーの清水もわずかに合わず。17分には高萩が相手の陣形をじっくり見ながら寿人のポストを使って決定的なシュートを打ちましたが東口のスーパーセーブに防がれます。続く19分にもカウンターから高萩が強烈なシュートを打ち、30分には石原が突破してシュートしましたが東口が素晴らしい反応で追加点を許しません。高い気温と湿気で体力が削ぎ落とされる中、両チームとも最後まで攻めあいましたがその後はゴールは生まれず、広島守備陣が新潟の攻撃を封じてそのまま逃げ切りました。
 前回の対戦では守りを固めてきた新潟でしたが、この日はもっと積極的な守備が目に付きました。特にプレースタイルを熟知している千葉の縦パスを狙い、また最終ラインまでプレスをかけてボールを奪おうとしていました。サンフはいつもよりもパスミスでボールを失うことが多かったのですが、それは新潟が狙い所をはっきりさせてボールを奪いに来ていたからでしょう。実際彼らの狙い通りにボールを奪い、ショートカウンターから何度もチャンスを作られていました。従って相手のシュート精度がもっと高ければ逆の結果になっていた可能性もあったわけで、柳下監督が「まったくチャンスがなかったわけではない...そこを確実に入れられるかどうか」と悔しがった気持ちも分かります。そう言う意味では、運が味方した結果だったと言えるかも知れません。
 ただ逆に、両者の現在の順位を考えれば妥当な結果だったと言うこともできます。例えば先制点は青山のパスと寿人のシュートと言う2つのスーパープレーが重なった結果生まれたものでしたが、これは個人とチームの練習の成果だし、またここまでずっと結果を出してきた自信がなせるものだと思います。また2点目を含めてカウンターから何度も良い形を作っていましたが、これらも厳しい条件下の試合でも人数をかけるところはかける、人数が少なければ単独で行って攻めきる、と言うような判断ができていたからだと思います。更に守備でも何度か危ないシーンがあったにも関わらず選手同士が助けあい、最後のところで集中を切らさず守ることができていました。今の広島が「強いから首位にいる」とはまだ言えないかも知れませんが、しかし「首位にいるからこそ自信を持って戦える」とは言えます。少なくとも決して勢いだけで今の順位にいるのではない、と言うことを示した試合だったと言えるでしょう。昨日は広島が勝ち点3を積み重ねたのに対して2位の仙台が引き分けに終わり、2位との勝ち点差が4に広がりましたが、残りはまだ12試合。これを1つ1つ勝って行くことだけが、栄冠への道です。開幕前は思いもよらなかった「優勝」と言う目標に向けて、チーム一丸となって突き進んで欲しいと思います。

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