9/16〜9/22のSANFRECCE Diary


<12.9.22> 「エルゴラッソ」によると週の前半に石原(体調不良)と青山(腰痛)が別メニューだったそうですが、おそらく今日の出場は大丈夫。またミキッチが練習に復帰しているらしく、先発はともかくベンチ入りの可能性はありそうです。
 今日の試合会場は名古屋市の瑞穂陸上競技場で、午後7時キックオフ。ビジター側の当日券はゾーン指定席100枚のみが販売されるそうですので、見に行く予定でチケットがまだの方はお早めにお買い求め下さい。テレビ放送はスカパー!のch180(SD画質)とch580(HD画質)、スカパー!e2のCS800、及びNHK-BS1で生放送が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<12.9.21> 明日はJ1リーグ戦第26節。サンフレッチェはアウェイで名古屋と対戦します。
 主力(特にFW)に怪我人が続出し、一時は闘莉王をワントップで起用するなど苦しんできた名古屋ですが、永井、玉田、ケネディが次々と復帰。それに伴って闘莉王をDFラインに戻した効果が出たか、このところ3試合連続完封で3連勝して、順位も9位から5位に上げてきています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
7A △1-1 広島  【名】田中隼、【広】森脇
8H ●1-2 浦和  【名】金崎、【浦】マルシオ・リシャルデス
10H ●2-3 川崎F 【名】ケネディ、藤本、【川】田坂、矢島2
11A ○1-0 神戸  【名】玉田
12A ●0-4 仙台  【仙】梁、OG、ウイルソン、菅井
13H ●0-1 C大阪 【C】ケンペス
14A ○3-2 鹿島  【名】永井2、金崎、【鹿】興梠、本山
15H ○2-0 磐田  【名】藤本、永井
9A △2-2 G大阪 【名】永井2、【G】中澤、二川
16A △1-1 横浜FM 【名】永井、【横】マルキーニョス
17A ○2-1 柏   【名】ケネディ、【柏】レアンドロ・ドミンゲス
18H △0-0 仙台
19A ●1-2 札幌  【名】闘莉王、【札】山本、上原
20H ○5-1 神戸  【名】闘莉王4、小川佳、【神】小川慶
21A ●2-3 清水  【名】田口、ダニルソン、【清】OG、高木、大前
22H ●0-5 G大阪 【G】レアンドロ、遠藤、今野、佐藤、パウリーニョ
23A ○1-0 川崎F 【名】金崎
24H ○1-0 柏   【名】玉田
25A ○2-0 C大阪 【名】田口、ケネディ
 スポナビの記事によると、名古屋は明日の試合に賭ける気持ちが非常に強くいつも以上に入念な準備をしているとのこと。明日は永井が出場停止ですが、玉田がいるので全く問題ないと思われます。堅い守備をベースに強力な「個の力」でこじ開ける、と言うこれまで通りの戦い方で、勝利とその先の優勝を狙って来るに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、出場停止などはなく新たな怪我人の情報も無いので、前節と同様のメンバーで臨むものと思われます。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

石川            清水

   森崎浩    高萩

       佐藤

SUB:増田、塩谷、横竹、辻尾、井波、石原、大崎
 名古屋にとっては広島との勝ち点差を3に詰めるチャンスですが、逆にこちらにとっては差を9に広げるチャンス。「引き分けでも良い」と言う考えるのではなく、「勝ち点3を取って突き放す」と言う強い気持ちが大切なのではないかと思います。明日はチャレンジャーの気持ちを忘れずに、チーム一丸で戦い抜いて欲しいと思います。
<12.9.21> 一昨日のスポニチに、ACミランとウディネーゼが水本に興味を示している、と言う記事が出ていました。ザッケローニ監督が古巣の両クラブに推薦した、と言うことですが、携帯サイトによると水本自身は「何も聞いていない」とのこと。「評価されるのは嬉しい」と言う一方で「海外に特別行きたいわけじゃない」と語っています。
 今回の記事はスポーツ紙の「飛ばし」に近いと思いますが、ただイタリアでは景気減退の影響で各クラブとも強化に大金を使う傾向は無くなっているとのこと。従って安く手に入るのであれば日本人を獲得したい、と言う話が出てきても不思議ではない、と思われます。
<12.9.20> プレスリリースによると、高麗大学のパク・ヒョンジン(朴亨鎮)選手の来シーズンからの加入が内定しました。パク選手は左サイドのプレーヤーですがCBやボランチの経験もあるそうで、対人守備に強くキックの精度も高いのが売りだそうです。U-20韓国代表やユニバーシアードの韓国代表、U-23韓国代表の経験がありますが五輪代表は逃したそうですが、広島で成長して欲しいものです。
<12.9.19> 週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第13節で、サンフレッチェユースは京都サンガU-18を2-1下して首位をキープしました。メンバーは、GK:中村慧、MF:平田、西嶋、浅野間、末廣(→藤村80分)、中野、野口、川辺、上村(→諸岡90分)、FW:大谷真(→野津田HT)、越智。前半23分に京都に先制点を許しましたが、後半7分に野津田、30分に川辺のゴールで逆転しています。これでサンフレッチェユースは9連勝。しかもここ3試合は先制されながらの逆転勝ちと言うことで圧倒的な強さを見せています。高円宮杯は残り5試合となりましたが、最後まで気を抜かずに優勝まで突き進んで欲しいものです。
【第13節】
富山第一高 1-0 東福岡高
岡山作陽高 0-1 名古屋U18
広島ユース 2-1 京都U-18
神戸U-18  4-0 福岡U-18
C大阪U-18 4-1 愛媛ユース

       勝点 勝 分 負 得失差
1広島ユース   36  12   0   1   +28
2神戸U-18    28   9   1   3   +33
3名古屋U18    23   7   2   4    +8
4C大阪U-18   21   7   0   6    +6
5京都U-18    21   7   0   6    +2
6富山第一高   21   7   0   6    -4
7東福岡高    17   5   2   6    -8
8福岡U-18    14   4   2   7    -9
9愛媛ユース    5   1   2  10   -33
10岡山作陽高    4   1   1  11   -23

<12.9.18> サンフレッチェは昨日広島市内で、森保監督と選手22名、スタッフ45名の総勢68名で「サッカースタジアム建設早期実現に向けて」の街頭署名活動を行いました。中国新聞によると試合と同じ90分間取り組んだそうで、3,361人分が集まったとのことです。署名活動が始まってから約35,000人分が集まったそうですが、目標の20万筆まではまだまだ。署名用紙は公式サイトの署名活動ページからダウンロードできますので、ぜひご協力下さい。
<12.9.17> プレスリリースによると、ファン・ソッコ選手は左足関節捻挫で全治3週間と診断されました。ファンは韓国代表のトレーニング中に負傷したそうで、再来日後に広島で検査をしたとのこと。復帰は早くても第29節の柏戦あたりになりそうです。
<12.9.16> 昨日ビッグアーチに今季2番目に多い25,352人を集めて行われたJリーグ第25節仙台戦は、森崎和と高萩のゴールで競り勝って首位を奪回しました。
 西川、水本、青山は戻ったもののファンはベンチにも入らず、以下のメンバーで戦いました。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和
     (→石原74分)
石川            清水(→辻尾90分)
(→塩谷90+2分)
   森崎浩    高萩

       佐藤

SUB:増田、横竹、井波、大崎
 対する仙台は、GK:林、DF:菅井、鎌田、上本、朴、MF:富田(→中原86分)、角田、太田、梁、FW:赤嶺(→柳沢80分)、ウイルソン(→関口76分)、と言うメンバーでした。広島のファーストシュートは2分で、森脇がスローインのボールを受けて左足で打ったものの枠外。仙台は5分に角田が遠目から狙います。10分には森崎浩のFKが枠を捉えていましたがGKがキャッチ。12分には高萩のスルーパスから石川がクロス。こぼれを繋いで清水のパスに高萩が飛び込みましたがわずかに届きません。仙台はあまり前からプレスはかけずにクサビのパスを狙うと言う感じで、19分にはハーフカウンターから太田がシュートを打ってきますが枠外に外れます。22分には高萩のパスで寿人が抜け出しましたが、マイナスのパスは森崎浩には合わず。28分にはカウンターから繋いで青山がミドルを打ちましたがボールはバーの上に外れ、34分にはウイルソンが強引に打ってきましたが宇宙に飛んで行きます。前半のシュート数は仙台が多かったものの決定的な形は広島がやや上回ったと言う感じでしたが、お互いに守備は崩れずスコアレスで折り返しました。
 後半の立ち上がりは仙台が前からプレスをかけてきましたが、広島は落ち着いてこれをかわすと後半2分、森崎和が遠目から思い切って打つと上本に当たってそのままゴールネットへ。チーム全員で西川選手を抱えてのゆりかごパフォーマンスで先制点を喜びました。
 その後仙台は同点を狙ってどんどん広島陣内に攻め込んできます。しかし広島も前からボールを奪いに行って2点目を狙います。9分には青山のクロスに寿人が飛び込みましたがDFがぎりぎりクリア。その直後のCKではこぼれを森脇が打ちましたが林のファインセーブに阻まれます。12分には左からのクロスにウイルソンが合わせましたが枠外。20分には千葉のファウルで与えたFKを梁が狙いましたがバーに当たって上へ。そのこぼれを狙われたものの西川ががっちりと抑えます。しかし後半24分、角田のスルーパスで抜け出した太田がクロス。これを赤嶺に頭で決められ同点に追いつかれてしまいました。
 これで勢いがついた仙台は、26分のウイルソンに危ないシュートを打たれます。広島も28分、清水のクロスを森崎浩が狙いましたが上に外してしまいます。しかし後半32分、森崎浩のパスを受けた清水が仕掛ける姿勢を見せながら逆サイドに振ると石川が拾ってクロス。GKが弾いたボールを高萩が叩きつけるようにしてボレーで決めて、ついに広島が勝ち越しました。
 その後柳沢、中原を投入して攻めの圧力を強める仙台。しかし広島もがっちりとゴール前にブロックを作り、しかも前から行く時にはしっかりと押し上げてボールを奪いに行きます。43分には右から切れ込んだ柳沢に危ないシュートを打たれましたが西川が横っ飛びでキャッチ。ロスタイムにはロングボールのこぼれを太田に狙われますが枠外に外れます。最後はロングボールをはね返したところで終了のホイッスルが鳴り大観衆が勝利に沸きました。
 残り10試合で勝ち点差1で首位を争う両チームと言うことで、前半は慎重でした。特に仙台は得意の前からの守備を封印し、前線とDFラインの間隔を狭めてクサビのパスを奪ってカウンター、と言う狙いだったと思います。それに対して広島は無理して中央突破を狙うのではなく、両サイドを効果的に使って攻め込みました。前半最も得点の可能性を感じたのは、12分に清水のDFライン裏へのワンタッチパスに高萩がわずかに届かなかったシーンと、22分の高萩のスルーパスで寿人が抜け出したシーンでしたがどちらもシュートは打てず。逆に仙台は何度か遠目から狙ってきたものの可能性の低いシュートばかりで、「首位決戦」と言うわりには静かな前半だったと思います。
 それに対して後半はお互いに攻めの持ち味を出した展開となりました。まず広島の先制点は青山が相手の横パスをカットしたところから。広島が中盤でパス交換をしている間に仙台が自陣にブロックを作り、清水と石川の上がりを警戒して森崎和の展開のパスを待ち構えていた、と言う場面でした。今季はボランチながら最後尾からの組み立てに専念し、ここまでゴールの無かった森崎和がボールを持っていたと言うことで当然の選択だったと思いますが、しかしそこで思い切って打ったシュートが上本の足に当たってコースが変わり、見事にゴールネットに突き刺さりました。広島にとっては幸運が味方した得点でしたが、しかし味方がしっかりと動いていたからこそシュートチャンスが生まれたのは確か。また相手の思わぬプレーをすることが得点に繋がると言うことを考えれば、必然の得点だったとも言えるでしょう。
 また、広島のその後の落ち着いた戦いも素晴らしいものでした。相手にボールを回されてもしっかりと対応して何度もインターセプトしていましたし、得意のサイドからのクロスも中央でしっかりと競って自由に打たせませんでした。相手の同点弾は質の高いものでしたが、それで気持ちを落とすことなくしっかりと立て直しました。そして左右からのクロスで相手を振り回して、中央で高萩が見事なボレーで決めた同点弾。終盤の心憎いばかりの時間稼ぎも含めて、広島が勝つべくして勝った試合だった、と言って良いのではないでしょうか。
 この結果サンフレッチェが1節で首位を奪還したわけですが、しかし2位との勝ち点差はわずかに2。また3位の浦和も仙台と同じ勝ち点で迫ってきていますし、4位、5位の磐田と名古屋との勝ち点差も6しかありません。従ってまだまだ優勝を意識するのは早いのですが、しかしユースの森山監督が常々言っているように「ボールは思いの強い方に転がってくる」ものです。選手とスタッフだけでなく、ファン・サポーターも含めて「優勝」への思いを強く持つことによって、最終的に勝ち取ることができるのだと思います。94年のチャンピオンシップ、95年、96年、99年、2007年の天皇杯、そして2010年のナビスコ杯と、この20年間で6回も目の前で優勝を逃しているサンフレッチェとしては、絶対にこのチャンスを逃すわけにはいきません。次節は名古屋、その次は鳥栖と次々と難敵と戦うことになりますが、「一戦必勝」で優勝に近づいて行って欲しいと思います。

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