9/2〜9/8のSANFRECCE Diary


<12.9.8> 「ホットニュース」と携帯サイトの情報を総合すると、塩谷と辻尾の移籍後初先発は間違いなさそう。またボランチは鮫島と森崎浩の組み合わせになる可能性が高そうです。誰が出ることになってもボールの動きと人の動きを速くして、サンフレッチェらしいサッカーで勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場は福山市の竹ヶ端運動公園陸上競技場で午後3時キックオフ。テレビ放送の予定はありませんので、スタジアムに行けない方は携帯サイトの速報をご覧下さい。
<12.9.7> 明日は天皇杯の2回戦。サンフレッチェは福山でFC今治と対戦します。
 FC今治は1976年に地域クラブとして発足し、主に四国リーグで戦ってきました。そして2009年からは愛媛FCのアマチュアチームとして活動するため「愛媛FCしまなみ」と名称変更し、昨年は四国社会人リーグで初優勝を果たしました。しかし財政的な理由もあって地域リーグ決勝大会への出場を辞退し、今年から運営主体も変わってFC今治として再出発しています。今季は元サンフレッチェの木村孝洋氏が監督を務めていて、四国リーグでは8勝1分け2敗で首位。また天皇杯予選では8-1で決勝戦に勝利するなど四国のアマチュアでは最強と言って良いチームです。明日は夢だったJリーグクラブとの対戦が実現すると言うことで、全力で戦いを挑んでくるのは間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、明日は代表で西川、水本、ファンが不在です。天皇杯にも「ベストメンバー規定」はあるものの罰則はないため、主力の疲労を考慮してある程度フレッシュなメンバーを使う可能性が高そうです。と言うことで、私の希望も込めたメンバー予想は次の通り。
       増田

   森脇  塩谷  横竹

     鮫島 森崎浩

石川            辻尾

    大崎    石原

       平繁

SUB:原、千葉、森崎和、清水、高萩、井波、佐藤
 FC今治とは4月に練習試合を行って7-1で勝っていますが、その時とはメンバーも含めて両チームとも状態は大きく違うはず。その時のイメージで戦えば、痛い目に遭うのは間違いありません。昨年は金沢、一昨年は島根と戦い、勝ったとは言えあまり内容が良くなかった天皇杯の2回戦。明日はメンバーが変わってもサンフレッチェらしいサッカーで、しっかりと勝利して欲しいと思います。
<12.9.7> 日本代表は昨日UAEとの親善試合を行い、1-0で勝ちました。日本代表のメンバーは、GK:川島、DF:駒野、伊野波(→水本HT)、吉田、酒井宏(→酒井高79分)、MF:遠藤(→高橋87分)、長谷部(→細貝HT)、本田(→中村64分)、FW:ハーフナー、香川(→岡崎HT)、清武。日本代表は序盤から香川と本田を起点に何度もチャンスを作りましたが、FWとの連携がイマイチ。またUAEの集中も高くなかなか決定的な場面になりません。逆にUAEは惜しみない運動量と切り替えの速さで対抗し、思わぬところからシュートを打ってきてあわやと言う場面を作ります。その流れは後半も続き、日本が押し込みながらもなかなかゴールに近づけない展開が続きます。そして後半24分、駒野の左足のクロスがGKの頭の上を越えて逆サイドへ。ここに飛び込んだハーフナーがヘディングシュートを決めて先制点を奪います。そしてその後も岡崎が何度も相手ゴール前に侵入したものの決めきれず、そのまま試合を終えました。
 長友が大事を取ったため駒野を左に回して酒井宏を右SBに起用し、また清武を先発から使うなど新布陣で戦ったからか、ややスムーズさに欠けるような感じがした日本代表でしたが、この試合はむしろUAEの出来の良さが目立った、と言って良いでしょう。ロンドン五輪に出場したことからも分かるように若手育成の成果が出てきている感じで、W杯予選で敗退しているとは思えないほど良いチームでした。イラク戦を控える日本代表としては、このような良い「スパーリングパートナー」相手にいろいろなことを試すことができて、収穫も多かったのではないかと思います。
 なお水本ですが、ベネズエラ戦と同様に伊野波と交代で後半から登場して45分間プレーしました。全体的に落ち着いて安定したプレーで、勝利に貢献していたと思います。伊野波が何度か相手の突破を許したことを考えると、イラク戦では先発からの起用もあるかも知れません。
<12.9.6> サポーターグループのURSUSは、9/22に瑞穂陸上競技場で行われる名古屋戦のバスツアーの参加者を募集しています。旅程は9/22(土)の8時に広島西飛行場、8時半に広島駅新幹線口を出発し、小谷SA、福山SAを経て瑞穂陸上競技場に午後3時半に到着します。そして試合終了後に名古屋を発って翌日早朝に広島に戻ってくる予定です。参加費用はチケット代別で一般9,000円、22歳以下7,000円となっています。お申し込みとお支払いの期限は9/17(月)まで。お申し込み先等の詳細はURSUSホームページをご覧下さい。
<12.9.5> 週末に高円宮杯プレミアリーグウエストの第11節が行われ、サンフレッチェユースは6-2で岡山作陽高を下して首位をキープしました。メンバーは、GK:中村慧、MF:平田、西嶋、浅野間、末廣(→大谷尚61分)、野津田、宮原(→上村83分)、中野(→大谷真HT)、野口(→諸岡90分)、川辺、FW:越智(→藤村90分)。試合は開始早々に失点しましたが10分の川辺のゴールと13分の越智のゴールで逆転しました。後半14分にゴールを許して同点に追いつかれたものの35分以降に立て続けに4点を取って突き放しました。第11節の全結果と順位表は以下の通り。
【第11節】
広島ユース 6-2 岡山作陽高
富山第一高 1-3 神戸U-18
愛媛ユース 2-2 福岡U-18
東福岡高  1-1 名古屋U18 
C大阪U-18 4-0 京都U-18

       勝点 勝 分 負 得失差
1広島ユース   30  10   0   1   +25
2神戸U-18    25   8   1   2   +31
3C大阪U-18   18   6   0   5    +7
4京都U-18    18   6   0   5    +2
5富山第一高   18   6   0   4    -3
6名古屋U18    17   5   2   4    +3
7東福岡高    14   4   2   5   -10
8福岡U-18    11   3   2   6    -7
9愛媛ユース    5   1   2   8   -27
10岡山作陽高    4   1   1   9   -21

<12.9.4> 日本サッカー協会はAFC U-16選手権イラン2012のU-16日本代表を発表し、サンフレッチェユースから宮原と伊藤が選ばれました。今回選出されたのは以下の23人。
【GK】長沢(藤枝東高)、林(G大阪ユース)、田口(横浜FMユース)
【DF】酒井(新潟ユース)、宮原(広島ユース)、中谷(柏U-18)、宮本(清水ユース)、
    石田(磐田U-18)、佐々木(FC東京U-18)、大西(京都U-18)、茂木(浦和ユース)
【MF】杉本(帝京大可児高)、水谷、北川(清水ユース)、会津(柏U-18)、
    渡辺、鈴木(前橋育英高)、伊藤(広島ユース)、三好(川崎FU-18)
【FW】青山(名古屋U18)、中村(G大阪ユース)、小川(浦和ユース)、杉森(名古屋U15)
8月末のトレーニングキャンプのメンバーが追加招集も含めて全員そのまま選ばれています。このメンバーは9/10からアルメニアで行われる直前キャンプを経て9/21からAFC U-16選手権を戦うことになります。
<12.9.4> U-19日本代表は今週佐賀でトレーニングキャンプを行っていますが、広島から野津田が選ばれています。今回選出されている選手は以下の通り。
【GK】櫛引(清水)、池村(神奈川大)、杉本大(京都)、ポープ(東京Vユース)
【DF】遠藤(湘南)、松原(大分)、三鬼(町田)、佐藤(名古屋)、
    奈良(札幌)、川口(新潟ユース)、岩波(神戸)、秋野(柏U-18)、
    植田(大津高)
【MF】大島、風間宏(川崎F)、田鍋(名古屋)、杉本竜(東京V)、
    熊谷(横浜FM)、廣田(岐阜)、橋本(FC東京)、為田(大分)、
    矢島(浦和)、野津田(広島ユース)、松本(JFAアカデミー福島)
【FW】小野瀬(横浜FC)、南(東京V)、渡(北九州)、久保(京都)
 SBSカップのメンバーから鈴木(鹿島)が外れ、池村、杉本大、三鬼、奈良、秋野、大島、風間宏、田鍋、杉本竜、為田、南が復帰または新たに選ばれています。11月にUAEで行われるAFC U-19選手権2012に向けて、新戦力の発掘が行われているのではないでしょうか。
<12.9.3> 昨日天皇杯の1回戦が行われ、広島県代表の福山大はFC今治と対戦し延長の末1-2で敗れました。FC今治は「愛媛FCしまなみ」と言う名称だった2010年以来の2回戦進出で、9/8の1時からサンフレッチェと対戦します。
<12.9.3> 昨日吉田サッカー公園で広島修道大と練習試合を行い、6-1で勝ちました。前半5分に先制点を許したものの7分に平繁、23分に大崎、32分に井波がゴール。後半は10分に大崎、17分に平繁がゲットし、40分にはユースの上村が得点を決めました。
<12.9.2> 昨日ヤマハスタジアムで行われたJ1リーグ戦第24節磐田戦は1-1で引き分けに終わり、首位を明け渡して2位に後退しました。
 怪我で欠場したミキッチに代わって右サイドにはファン・ソッコが入り、また今季初めて森崎浩が先発出場して以下の布陣で戦いました。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和
     (→石原40分)
ファン           清水(→辻尾90+2分)

    森崎浩   高萩
    (→大崎80分)
       佐藤

SUB:増田、塩谷、横竹、石川
 対する磐田は、GK:八田、DF:千代反田、駒野、宮崎、菅沼駿、MF:小林裕、山田(→山崎90+1)、松浦(→ハン75分)、菅沼実(→山本脩90+1)、藤田、FW:前田、と言うメンバーでした。立ち上がり攻勢をかけたのは広島で、0分に寿人が右足で狙ったのに続いて4分には高萩のCKを清水がシュートを放ちます。しかしその後は磐田が流れを引き戻し、13分には駒野が右サイドを突破してシュート性のクロスを打ってきます。また18分には山田が強引に打ったシュートがポストを叩きましたが、ボールは運良く西川の方に跳ねて胸に納めます。そしてその直後にロングパスからCKを取ると、森崎浩のボールをニアで寿人が頭で押し込んでサンフレッチェが先制点を奪いました。
 ホームの磐田はその後攻勢をかけてきて、23分にはCKを前田にフリーで打たれましたが運良く左に逸れます。広島も29分には軽快なパス回しから青山の戻しを高萩が右足で狙いましたがわずかに右に外れます。そして32分、清水をかわして突破してきた駒野を倒してペナルティエリアのすぐ外でFKを与えます。そして駒野は壁の上からストンと落とすシュートを放ち、西川が飛びついたものの及ばず同点に追いつかれてしまいました。
 その後、青山が腰を痛めて退場したため森崎浩をボランチに下げて石原をトップ下に入れます。そして44分には森崎浩のロングフィードからファンがシュートを狙いましたが八田に止められます。前半は両者とも持ち味を出しつつ1点ずつを取って後半勝負となりました。
 後半立ち上がりも広島が攻め込みましたが、しかしその後は磐田の高い位置からのプレスをかわすことができずなかなかペースを握れません。9分にはスルーパスで抜け出した山田に打たれましたが右に外れ、18分にはハーフカウンターから前田のパスで抜け出した菅沼実に危ないシュートを打たれます。広島は高萩のキープからチャンスを作り、21分にはファンのパスで右サイドのスペースに抜け出した森脇のクロスに何人も飛び込んだもののわずかに合わず、25分には石原のパスで抜け出したファンのクロスに高萩がフリーで合わせましたが、シュートは枠を外してしまいます。また28分にも高萩のスルーパスで抜け出したファンのクロスに寿人が合わず、33分の森崎和のDFライン裏へのパスにも届きません。逆に39分には駒野のCKを藤田が頭で狙いましたが枠外。43分の山田のシュートは西川が横っ飛びでキャッチします。そしてロスタイムには大崎が惜しいシュートを放ったものの八田に止められ、両者の守備の集中力が勝ってそのまま勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 この試合、磐田は前からのプレスをかける時間と後ろでブロックを作る時間をうまく使い分けていたように思います。広島は相手のプレスを何とかかいくぐり、サイドからのクロスでチャンスを作ろうとしましたが、中央を固められてなかなか良い形でシュートできませんでした。逆に磐田もボールを持った時のアイディアが少なく崩される感じは無かったのですが、しかし駒野や山田、前田の個人技に何度も脅かされました。広島と磐田は今季3度目の対戦と言うことで、どちらも相手の戦い方を熟知していたと思うのですが、そんな中でもそれぞれの良さを出そうと精いっぱい戦った質の高い90分間だったと思います。少なくとも上位チーム同士の対戦にふさわしい、好ゲームだったと言えるのではないでしょうか?
 昨日は広島と磐田の他浦和も勝ち点1の積み上げに終わったのに対して、仙台は逆転勝ちで再び首位に立ちました。また鳥栖、名古屋、清水が勝って勝ち点38前後にひしめく混戦となっています。しかしサンフとしては他チームがどうこうよりも、1試合1試合勝ち点を積み重ねて行くだけです。来週の天皇杯を挟んでその後は仙台、名古屋、鳥栖と上位相手が続きますが、これらの試合をしっかり戦って少なくとも優勝争いから脱落しないように付いて行って欲しいと思います。

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