9/23〜9/29のSANFRECCE Diary


<12.9.29> 「ホットニュース」と携帯サイトによると、森保監督は試合のポイントとして「ファール寸前のプレーで来ることもあるが、そこでイライラしてコントロールを失ってはいけない」と語っています。今年、サンフレッチェがもらったイエローカードの数は試合数よりも少ない24枚。これは、シーズンを通して冷静に戦えている証拠だと思いますが、今日の試合こそその力を発揮すべき時。「泥臭く、しぶとく、タフに粘り強く戦う」のみならず頭はクールに保って、今日の試合を勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後1時半キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」が9時から。「親子サッカー教室」が10時から、「フォリアチャレンジ」が11時50分から行われます。場内のファンクラブサロン前では、新ジャガのつかみ取りが楽しめる「カルビーパーク2012」が10時半から。場外のおまつり広場では、「サッカースタジアム建設署名ブース」「JICAブース」「ピンクリボンキャンペーンブース」「広島北法人会ブース」「三次市PRブース」「人権擁護PRブース」が10時から、「フェイスペイント」が10時半から、「バルーンアート」が11時半から行われます。先着プレゼントはサニクリーンの「商品カタログ+サニピカDX」を1,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、清水選手のプレミアム選手カードです。
 テレビですが、地上波は中国放送が生放送。またスカパー!はch306(SD画質)とch603(HD画質)、及びスカパー!e2のBS242での放送予定となっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<12.9.28> 明日はJ1リーグの第27節。サンフレッチェはホームに鳥栖を迎えます。
 J1昇格1年目の今季は手堅い戦いで勝ち点を積み重ねてきた鳥栖は、夏場以降勢いを加速し第18節以降の9試合で勝ち点17。広島と同勝ち点で「後半戦首位」の成績を残しています。その後半の戦績は次の通り。
18H ○1-0 FC東京 【鳥】トジン
19A △1-1 仙台  【鳥】豊田、【仙】赤嶺
20H ○2-0 鹿島  【鳥】水沼、豊田
21A ○2-1 川崎F 【鳥】OG、豊田、【川】中村
22H ●0-1 清水  【清】村松
23A △0-0 神戸
24H ○4-1 G大阪 【鳥】藤田、豊田2、小林、【G】明神
25A ●0-1 大宮  【宮】菊地
26H ○3-1 柏   【鳥】呂、藤田、金、【柏】レアンドロ・ドミンゲス
 前節は柏に攻め込まれながらも耐えて少ないチャンスを生かして2得点。これで流れをつかむと後半も加点し、連係ミスで失点したもののそのまま逃げ切って5位に浮上しています。明日はアウェイゲームと言うことを考えて、前回の対戦以上に守備を固めて来るのは間違いないところ。精度の高いセットプレーで得点して、そのまま逃げ切ろうと言うゲームプランで戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、右WBに石川が先発するか、あるいはミキッチが戻ってくるかがポイントです。と言うことで、私の予想は次の通り。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

   森崎浩    高萩

       佐藤

SUB:増田、塩谷、辻尾、石川、石原、大崎、平繁
 仙台・名古屋と続いた上位対決2連戦に連勝して勢いに乗ってきたサンフレッチェですが、今回の相手はある意味この2チーム以上の難敵だと言えるでしょう。明日もまたこれまで通りにチーム一丸となって戦って、優勝に向けて勝ち点を積み重ねて欲しいと思います。
<12.9.28> AFC U-16選手権は現在イランで開催されていますが、これに出場しているU-16日本代表はグループリーグを2勝1敗で突破しました。これまでの戦績は以下の通り。
【グループC】
日本 2-0 サウジアラビア 【日】佐々木、杉本
 GK:長沢、DF:佐々木、宮原、茂木、宮本、MF:水谷、
 鈴木、渡辺(→三好52分)、FW:杉本(→杉森87分)、青山(→中村69分)
日本 1-3 韓国 【日】小川
 GK:長沢、DF:石田、宮原、酒井、伊藤、MF:水谷、中谷、
 鈴木(→三好63分)、FW:北川(→杉森45分)、会津(→青山79分)、小川
日本 3-0 北朝鮮 【日】中村、杉本、小川
 GK:林、DF:宮原、茂木、宮本、MF:水谷(→大西82分)、
 鈴木、杉本、三好(→会津72分)、FW:石田、中村、青山(→小川56分)
 30日に行われる準々決勝で勝てば、来年UAEで開催予定のU-17W杯の出場権を獲得します。
<12.9.27> 明後日行われる鳥栖戦の観戦会が東京で行われます。場所は下北沢、小岩、麻布十番の3ヶ所で、サンフレッチェグッズの持参やドリンクなどの注文が必要となっています。事前予約が集まらなければ開催中止になるそうですので、行きたい方はサンフ応援オヤジのブログを見てお申し込み下さい。
<12.9.27> 10/16に行われるW杯アジア最終予選の韓国代表にファン・ソッコ選手が選ばれました。韓国代表は3試合を終えて勝ち点7でグループAの首位ですが、イランが勝ち点3差で追っています。次節はその韓国とイランとの直接対決。アウェイの韓国としては、まずは守備を固めて勝ち点を落とさないように戦うことになるのではないでしょうか?前回の代表招集では怪我をして出場機会もなく戻って来たファンですが、今度はぜひ出場して、そして元気に戻ってきて欲しいものです。
<12.9.26> 広島でのサッカースタジアム建設早期実現を求める署名活動ですが、昨日からオンライン署名が始まりました。9/24時点での署名数が38,380件でしたが昨日は38,860件だったので、1日で500件近く増えたことになります。ただ、目標とする12月末までは残り100日足らず。これまでにあと16万件以上集めなければならないことを考えると、この3倍以上のペースで集めなければならないことになります。ぜひとも全国のサンフレッチェサポーターの力を結集して、署名を集めたいと思います。
<12.9.25> 週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第14節でサンフレッチェユースは福岡U-18に2-4で敗れ、連勝は9で止まりました。メンバーは、GK:中村慧、DF:大谷尚、MF:平田(退場90+2分)、西嶋、末廣(→大谷真HT)、野津田、中野(→上村69分→藤村83分)、野口、川辺、FW:越智。前半6分に先制点を許したものの15分に大谷尚、18分に野津田が決めて、1点リードで前半を折り返しました。しかし後半12分に同点に追いつかれると、23分、26分に続けて失点しそのまま敗れました。第14節の全結果と順位表は次の通り。
【第14節】
東福岡高  0-0 神戸U-18
愛媛ユース 2-3 岡山作陽高
名古屋U18  2-1 京都U-18
福岡U-18  4-2 広島ユース
C大阪U-18 5-2 富山第一高

       勝点 勝 分 負 得失差
1広島ユース   36  12   0   2   +26
2神戸U-18    29   9   2   3   +33
3名古屋U18    26   8   2   4    +9
4C大阪U-18   24   8   0   6    +9
5京都U-18    21   7   0   7    +1
6富山第一高   21   7   0   7    -7
7東福岡高    18   5   3   6    -8
8福岡U-18    17   5   2   7    -7
9岡山作陽高    7   2   1  11   -22
11愛媛ユース    5   1   2  11   -34

<12.9.24> 昨日、神戸とのトレーニングマッチを行い1-4で敗れました。サンフレッチェのメンバーは不明で、神戸はGK:嘉味田(→植草71分)、DF:奥井、イ、高木、岩波、MF:アンデルソン、羽田(→山本86分)、朴(→本澤76分)、森岡、FW:フェルナンド、ぺ。得点は前半9分に大崎、後半5分と14分に森岡、20分と22分にフェルナンドでした。
 ところでサンフレッチェのメンバーですが、名古屋戦に出ていないメンバーで元気そうなのを並べると、GK:増田(原)、DF:横竹、塩谷、西岡、MF:辻尾、鮫島、イ、井波、大崎、FW:平繁、となるので、石原かユースのメンバーを加えてこの試合を行ったのではないか、と思われます。この10人の今季のリーグ戦の出場時間は486分。対する神戸は11人で4780分ですから、派手な逆転負けも止むを得なかった、と言えるかも。
<12.9.23> 昨日アウェイで行われたJリーグ第26節名古屋戦は、終了間際の森脇の「決勝ゴール」で勝ち点を50に乗せました。
 先発は前節と同じながらベンチにミキッチが戻ってきて、以下のメンバーで戦いました。
       西川

   森脇  千葉  水本

     青山 森崎和

石川            清水
(→ミキッチ69分)
   森崎浩    高萩
   (→石原85分)
       佐藤

SUB:増田、横竹、塩谷、辻尾、大崎
 対する名古屋は、GK:楢崎、DF:田中隼、ダニエル、闘莉王、阿部(→小川72分)、MF:藤本(→田中輝81分)、田口、ダニルソン、FW:金崎(→増川HT)、ケネディ、玉田、と言うメンバーでした。名古屋は3分に金崎がファーストシュートを打ってくるなど立ち上がりは積極的でしたが、その後は前からのプレスはかけずに慎重さが目立つ戦いをしてきます。また広島も時折石川を走らせて崩そうとしますが、しかしクロスは味方に合わずチャンスに繋がりません。しかし広島はパスをしっかり繋いで徐々にペースをつかむと、26分には高萩のスルーパスで寿人が名古屋のゴール前に飛び出してビッグチャンスを作ります。27分には森崎浩がためてシュートしたものの楢崎の正面に行ってしまい、30分には速攻から高萩のクロスを受けた青山が強烈なシュートを放ったもののわずかに上に外れます。この後名古屋も押し返して広島陣内でのプレーが増えますが、しかししっかりとブロックを作って良い形を作らせません。そして前半39分、名古屋がDFラインまでプレスをかけてきたもののしっかりと繋いで前線へのフィード。これを高萩が流すと清水が単独突破を試みます。そして見事なフェイントで1人抜いてシュートを放つとニアサイドのネットに突き刺さって、広島が1点リードして前半を折り返しました。
 後半に入るとストイコビッチ監督は、増川を投入して3バックにシフトして攻めの圧力を強めてきます。そして4分にはDFラインから持ち上がった闘莉王が右サイドに展開するとそのまま前へ。田中隼からのクロスをマークをものともせずに高い打点から叩き込まれて、同点に追いつかれてしまいました。
 この後も名古屋は攻勢を強め、何度も広島陣内に攻め入ります。そして13分には左サイドの崩しからケネディがヒールで狙ったものの西川が好反応で弾き、15分にはDFラインを抜かれてフリーになりかかったものの西川が飛び出して頭でクリアします。流れを変えたい森保監督は怪我から復帰したばかりのミキッチを投入。これに対応して名古屋も同サイドに小川を入れてきます。28分にはミキッチのクロスに森崎浩が頭で合わせたものの惜しくも枠外。32分には田中隼のクロスにケネディが合わせましたが、西川が落ち着いてキャッチします。名古屋は田中輝、広島は石原と攻撃の切り札を投入して何とか勝ち越そうとしますが、それが実ったのは広島の方でした。後半48分、カウンターから抜け出した石原はいったんは囲まれてスローダウンしたものの、高い位置でキープしつつ良く見て逆サイドへロビングのパスを送ります。ここにDFラインから脱兎のごとく上がってきた森脇が頭で折り返すと、逆サイドのポストを叩いてゴールへ。広島は試合終了間際の劇的ゴールで、優勝に向かって大きく前進する勝ち点3を取りました。
 怪我人が戻り、広島対策を十分に練って戦いを挑んできた名古屋でしたが、しかし前半は慎重さが目立つ戦い方だったと思います。それに対して広島はいつものサッカーで、相手がブロックを作ればパスを回して穴を探し、上がってくれば低い位置でしっかりと守って裏のスペースを突く、と言う戦い方を貫きました。そしてそれが見事にはまったのが先制点のシーン。名古屋の高い位置からのプレスをパスを繋ぐことでかわして、一気に前線にフィードして清水を走らせました。得点は清水のスピードとシュートの技術のお陰だったと思いますが、そこに至るまでのプロセスはまさに練習通り。いつも通りに戦った広島と、「よそ行き」だった名古屋の違いが現れた前半でした。
 ところが後半の名古屋は違いました。3バックにして後ろの守備を固めると、両サイドを高くして次々と広島陣内に侵入してきました。同点弾のシーンは闘莉王のドリブルから始まって、そのまま上がって行ってクロスを圧倒的高さで叩き込む、と言うまさに名古屋の狙い通りのもの。その後も押し込まれる時間帯が長く続いて、いつ次の1点を奪われても不思議ではない、と言う感じでした。
 ところがそこで投入されたミキッチがまず輝きます。ブランクを感じさせないスピードで右サイドを切り裂くと、正確なクロスで決定機を演出。名古屋は慌てて選手を代えて対応したものの、完全に流れを変えたと言えます。また石原の投入も効果的で、チームに前への推進力をもたらしました。そして、何と言っても勝利の直接的な要因は、最後の森脇の決断でしょう。チームとしては「引き分けでも仕方がない」と言う雰囲気だったと思うのですが、そこで自分のマークを捨てて前線まで走って行けたのは、まさに「持っている男」森脇だからこそ、だと言えます。相手の時間帯をチーム一丸となって耐えたことも含めて、まさに広島らしさが凝縮した90分間だった、と言えるのではないでしょうか?
 この日は2位の仙台もロスタイムゴールで勝ち越して、勝ち点3を積み上げました。それに対して浦和はG大阪に完敗し、4位の磐田も引き分けてやや差が広がりました。従って今後は広島と仙台のマッチレースになりそうな感じですが、ただストイコビッチ監督も語っているようにJリーグは「最後まで何が起こっても不思議ではない」リーグ。磐田や鳥栖、名古屋が今後全勝すれば勝ち点が65, 6まで行くわけで、こちらもあと15以上は積み上げないととても「優勝できる」とは言えません。今後も鳥栖、横浜FM、柏と強敵相手の試合が続きますが、これらに1つ1つ勝って行って、初めて優勝を手にすることができるのです。

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