1/1〜1/5のSANFRECCE Diary


<13.1.5> 年末にサンフレッチェクラブ会員に届いた「Assist 2012・2013号」を紹介します。
 今回は「J1優勝記念特別号」で、いつもよりも16ページ多い56ページの増大号となっています。最初の記事は「J初制覇」を記念した写真集で、優勝が決まった後の選手たちの喜びの姿が踊っています。また監督や選手一人ひとりを取り上げて、今季の活躍を振り返っています。
 これに続くのは優勝までの軌跡を綴ったシーズンドキュメンタリー。「優勝を確信した名古屋戦」「期待ゼロで始まった2012年シーズン」「ピンチを救った二人の若き勇者たち」と言うそれぞれのテーマで今季を振り返り、「優勝を一つの通過点に、来季また厳しい戦いが待っている。J1残留を目指しながら、アジアでの激闘を誓う」と言う決意で締めています。また続くページでは、リーグ優勝に至るまでの軌跡を記録で振り返っています。
 「地元記者が選ぶMVP&MIP」は中国新聞の山崎記者と日野記者、エル・ゴラッソの寺田記者、広島アスリートの入澤記者がそれぞれの視点から選出。真ん中のページではサポーターたちの喜びの写真が紹介されています。また、広島に関わる有名人からのお祝いのメッセージがまとめられています。
 「Jリーグアウォーズ」の記事では、表彰された監督、選手の喜びの表情とともに、優勝チームとして初めてフェアプレー賞・高円宮杯を受賞したことについて「なんと誇らしいことか」と綴っています。また「FIFA Club World Cup」「J1優勝パレード&報告会」を写真でまとめています。
 サンフレ選手訪問記「横川をぶらり」では、ファン・ソッコ、増田卓也、イ・デホンの3人がお好み焼きを食べながら、主に韓国人2人の広島での生活について語っています。マツダとのタイアップ記事「ZOOM UP」では水本選手が「アテンザXD L Package」を試乗。「あの頃、僕は」では森崎浩司選手が取り上げられて、主に小学生時代からユース時代までを振り返っています。
 「サッカースタジアム建設〜早期実現を目指して〜」と言う記事では森保監督、佐藤寿人選手、千葉選手、水本選手がメッセージを寄せています。またユースの記事では「高円宮杯U-18チャンピオンシップ2連覇」と、トップに昇格する野津田選手のスペシャルインタビューが掲載されています。更に「普及活動・スクール情報」では19回目となったふれあいサッカーフェスティバルを紹介しています。
 サンフレッチェ広島アシストマガジン「Assist」は定価350円。広島市内の大手書店で扱っているはずですが、早めの売り切れが予想されます。またe-VPOINTでも昨日から発売開始(直リンクはこちら)となっていますがこちらも品切れが予想されますので、欲しい方はお早めにどうぞ。またサンフレッチェクラブ会員(フレッチェ会員、キッズ会員を除く)には自動的に送付されますので、入会がまだの方はこちらからぜひどうぞ。
<13.1.4> 今朝の中国新聞社説では「サッカースタジアム まちの将来像も議論を」と言うタイトルで、サッカー専用スタジアムの建設について取り上げています。内容についてはリンク先を見て頂けば分かるように総花的で、例えば建設地については中央公園一帯と宇品・出島地区の両方のみならず広島西飛行場跡地も挙げて「一長一短」と述べています。また「整備費用がハードルとなる」とか「税金を投入する際にも公益性が求められる」など、ネガティブな側面についても書いています。従ってサンフレッチェのファン・サポーターにとっては「まだまだ」と言う印象の記事なのですが、ただこれまでの中国新聞のサッカー専用スタジアムや市民球場跡地問題についての取り上げ方を考えると、大きな前進であると言って良いのではないでしょうか。これはやはり署名が34万名以上も集まったことと、サンフレッチェが優勝したことが世論形成に大きな役割を果たしている、と言うことなのだと思います。この社説にもあるように「にぎわいづくりにつなげる複合型スタジアム」の具体策を提案すること、そして「サッカー文化の裾野拡大を官民で図っていく」ことができるなら、サッカー専用スタジアム建設に向けて大きく前進していけるのではないでしょうか。
<13.1.3> 昨日高校サッカー選手権の2回戦が行われ、広島県代表の広島観音は福井県代表の丸岡と対戦し1-2で逆転負けを喫しました。なお他の中国地方の代表は立正大淞南(島根)が八千代に7-1で勝利。作陽(岡山)は富山一にPK戦の末勝ちましたが、聖光(山口)は滝川二に、米子北(鳥取)は旭川実にいずれもPK戦の末敗れました。なお今季広島入りする浅野を擁する四日市中央工は桐光学園に2-4で敗れ、浅野も良いところを見せることができませんでした。
<13.1.2> 昨日の中国新聞によると、広島市の松井市長と広島商工会議所の深山会頭が対談し、サッカー専用スタジアムの建設場所として中央公園一帯を候補として検討する可能性を示しました。ここで言う「中央公園一帯」とはは市民球場跡地から体育館、図書館、広島城などを含む約43ha(基町住宅を含めれば52ha)に及ぶ土地で、広島市は昨年11月に球場跡地の活用の議論に合わせて再整備案を作成しています。(詳しくはこちらの記事。)この案は老朽化した施設の廃止や移転も含めて30年以上先まで考えたものとなっていますが、そこにサッカー専用スタジアムも組み込む、と言うアイディアだと思われます。広島市は球場跡地の活用案と再整備案を今年度末までにまとめる方針だとのことなので、その中にスタジアムが組み込まれるかどうかが今後の焦点となりそうです。
 一方深山会頭はこの対談の中で、建設地として宇品・出島地区を推していたそうです。「観客数が3万〜4万人」とのことなので球場跡地には入りきれない規模を考えてのことなのかも知れませんが、アクセスについては「連結電車・バスの活用」程度の案しか持っていないようでそれが解決になるとは思えません。サンフレッチェの優勝と署名活動の成果でサッカー専用スタジアム建設に向けての機運が高まっているのは良いことですが、次のテーマとして市内中心部に建設する、と言う大きな世論を作って行かなければならないと思います。
<13.1.1> サンフレッチェサポーターの皆様、明けましておめでとうございます。
 昨年は悲願のJ1初優勝を果たしたサンフレッチェ広島。これは選手の頑張りと森保監督の指導と采配、そしてフロントの堅実な経営の成果ですが、それ以上に「育成クラブ」として長年培ってきたものが花開いた、と言えるでしょう。ディフェンディングチャンピオンとして迎える今年はACLも戦うことになり、アジアチャンピオンとして再びクラブワールドカップに出場する、と言う夢も広がりますが、小谷野新社長も語っていたように第一の目標は「J1残留の目処となる勝ち点40を取る」ことです。昨年、G大阪や神戸が戦力的に恵まれていたにも関わらず降格してしまいましたが、同じことはどのチームにでも起こりうる。そのような厳しいJリーグで1つ1つの試合を大事に戦って勝ち点を積み重ねて行くことが、栄冠に至る道でもあるのです。今季も楽な戦いは一つもないと思いますが、サポーターにできることはスタジアムを埋めて声援を送ることだけ。「森保サンフレッチェ」の2年目の戦いを、全力で応援して行きたいと思います。
 なお、昨年末までの選手の出入りの情報をまとめると次のようになっています。
【IN】
DF パク・ヒョンジン(高麗大)
MF キム・ジョンソク(春川機械工業高)
MF 野津田岳人(広島ユース)
MF 岡本知剛(鳥栖:期限付き移籍終了)
FW 浅野拓磨(四日市中央工高)

【OUT】
DF 森脇良太(浦和)
DF 西岡大輝(栃木:期限付き移籍)
DF 横竹翔(鳥取:期限付き移籍)
DF 辻尾真二(大分)
FW 平繁龍一(草津)
 出入りの数だけで言うとプラスマイナスゼロ。リーグ戦33試合に出場した森脇の不在は痛いのですが、鳥栖でレギュラーだった岡本が戻って来ています。また他の移籍選手のリーグ戦の出場時間は合わせて41分間だったので、大きな戦力低下は無い、と言えます。ただ、DFは4人を放出したのに対して新加入は1人だけ。今のところDF登録の選手が5人だけで紅白戦もできない状態なので、今後の補強があるかも知れません。
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