1/20〜1/26のSANFRECCE Diary


<13.1.26> 鹿児島キャンプ2日目の昨日は主にフィジカルを鍛えるもので、体幹トレーニングからインターバル走、そしてハーフコートでの1対1と2対2と言うことで、切り替えの速さと中距離をしっかりと走りきる体力を付けるトレーニングを行っていた、とのことです。また携帯サイトによるとCWC後に骨折の手術をした西川選手のリハビリは順調に進んでいるそうで、一昨日は久しぶりに手でボールを扱うこともできるようになった、とのこと。今後はゼロックススーパーカップ出場を目指して、宮崎キャンプでの完全合流を目標にリハビリを進めていくとのことです。
<13.1.26> 中国新聞によると広島商工会議所の深山会頭は一昨日の定例記者会見で、「経済界も参画して建設に尽力したい」とサッカー専用スタジアム建設に協力する考えを示したそうです。そして重視すべき点として採算性を挙げ、スタジアムの規模として「3,4万人ぐらい」と個人的な見解を述べたとのこと。建設場所については「総合的な検討を進める中で適切な場所が決まってくる」と明言を避けましたが、その裏には「市民球場跡地にはそれだけのスタジアムは造れない」と言う考えがある模様で、今後宇品・出島地区への建設を提案してくる可能性もありそうです。
 この深山会頭が言う「採算性」が重要なのは確かで、そのためには入場者数をなるべく多く確保することが重要ですが、しかしスタジアムの規模として3万人以上のものが必要かどうかは良く考える必要があります。確かに昨年のホーム最終戦では32,724人が集まり、しかも前売り券が10日以上も前に完売するなど「サンフレッチェ」と言うコンテンツには4万人を集客するポテンシャルがあることを示しました。また昨年は開幕戦でも3万人近い入場者があり、仙台戦や柏戦でも2万5千人が入場していることを考えると、3万人ぐらいのキャパシティがあった方が良いのは確かだ、と言えます。
 ただその一方で少ない方を見れば、第31節の札幌戦は13,204人。初優勝に向けて加速していた時期でさえ、平日開催ではその程度しか集まらない、とも言えるのです。採算性を上げるためには年間の数試合で満員になるだけでは不十分で、むしろいかにコンスタントに観客を集めるかを考えなければなりません。そのために何よりも重要なのは、シーズンパスの販売数を上げること。今は「シーズンパスは前売り券価格の最大50%割引」を売りにしていますが、むしろ「チケットが売り切れてしまうような試合でも確実に入場できる」ことがメリットにならなければならないのです。そう考えると常に3万人以上の観客席を用意しておくよりも、人気のあるゲームのチケットはすぐに売りきれてしまう、と言う程度のキャパの方がシーズンパスは売れるはず。従ってスタジアムのキャパシティとしては2〜2.5万人程度が最適なのではないでしょうか。
<13.1.25> サンフレッチェは昨日鹿児島県の霧島市入りして、1次キャンプをスタートさせました。携帯サイトによると、昨日の練習は午後4時から。新調されたトレーニングウェアに身を包み、フィジカルトレーニングから鳥かご、3/4コートを使った12対12のゲーム形式のトレーニングなどを2時間にわたって行ったそうです。腸炎にかかっていた、と言う森崎和幸選手も元気に練習復帰するなど選手たちのコンディションも順調な上に、寒くもなくピッチコンディションも上々で良い環境で調整ができそうだ、とのこと。ハードな日程が待ち構えている今季の戦いに向けての、良い基盤作りをして欲しいと思います。
<13.1.25> 中国新聞によると、昨日広島県の湯崎知事と広島市の松井市長が県庁で会談し、サッカー専用スタジアム建設について協議会を設置することで一致しました。松井市長は建設に向けた課題として、(1) 施設の規模と設備の内容、(2) 資金調達と管理・運営方法、(3) 建設場所、(4) ビッグアーチなど既存施設との棲み分けの4点を挙げた、とのこと。これらについて県や経済界を含めて幅広く議論したいと言うことで、県・市とともに広島商工会議所を交えた3者で構成団体を詰める予定だそうです。松井市長は「市がリードするわけではなく、横一線の立場で議論したい」、湯崎市長は「実現に向けた必要な協力をしたい」とどちらもリーダーシップを取るつもりは無さそうですが、少なくともスタジアム建設に向けて具体的な動きとなったのは大きな前進だと言えるでしょう。

<13.1.24> サンフレッチェは昨日、ACLの北京国安戦と浦項スティーラーズ戦のオフィシャル応援ツアーについて発表しました。
 まず3/13の北京戦応援ツアーは、9時40分に広島空港を出て仁川空港経由で北京へ。到着後に早めの夕食を済ませてから試合を観戦し、翌日は朝8時に北京を出て午後8時に広島空港に戻ってくる、と言うスケジュールになっています。料金はアウェイサポーター席の入場券付きで、2名1室利用で大人74,800円、小人(2歳〜11歳)は71,800円。(一人部屋追加料金は5,000円。)なお燃油特別付加運賃と韓国国際旅客サービス料、中国出国税を合わせて16,840円が別にかかるとのことなのでご注意下さい。
 一方4/10の浦項戦は、博多港からの高速フェリー「ビートル」を使うツアーと、広島空港からのアシアナ航空便を使うツアーの2種類が用意されています。まずビートル利用のツアーは4/10の朝6時50分に広島駅を出て新幹線で博多に向かい、釜山から専用車で浦項のホテルへ。早めの夕食を済ませて試合を観戦し、翌日は釜山市内を観光して午後8時36分に戻ってくるスケジュールとなっています。料金は大人49,800円、小人(2歳〜12歳)41,800円(一人部屋追加料金6,500円)で、燃油特別付加料金等の経費が別途3,960円かかります。飛行機のツアーは4/10の朝9時40分に広島空港を出て仁川空港、金浦空港を経て浦項に着いて、早めの夕食を食べてから試合を観戦。翌日は浦項市内を観光して午後8時5分に広島空港に戻ってきます。料金は大人68,800円、小人(2歳〜12歳)65,800円(一人部屋追加料金5,500円)で、燃油特別付加運賃等の経費が別途8,550円かかります。
 いずれのツアーも、お申し込み、お問い合わせはひろでん中国新聞旅行(広島082-512-1010、福山084-923-2228)まで。また、中国新聞ちゅーピーくらぶとサンフレッチェクラブ会員は2,000引きとなりますので、会員番号をお知らせ下さい。
<13.1.23> Jリーグは昨日、ACL出場クラブに対して1次リーグから決勝トーナメント1回戦までのアウェイゲームにかかる渡航費の8割を補助する、と発表しました。渡航費がどれだけかかるかは行き先によりますが、例えば今季最も遠いウズベキスタンに行くには1人最低でも15万円ぐらい。従ってチーム全体で300万円〜400万円はかかるわけで、その8割を負担してもらえると言うのは非常に大きいことだと言えるでしょう。前回のACLではいきなり3連敗スタートでグループリーグ突破はなりませんでしたが、今季はせめてそれ以上の成績は残して欲しいもの。Jリーグからのサポートを有効に使って、結果を残して欲しいと思います。
<13.1.23> Jリーグは昨日、今季の第1節と第2節の対戦カードを発表しました。サンフレッチェは既報の通り開幕戦の対戦相手は浦和で、舞台は「エディオンスタジアム広島」。2年連続で因縁の相手との対戦となります。また第2節は3/9(土)に新潟とのアウェイ戦を戦うことになりました。
<13.1.23> 広島県サッカー協会とサンフレッチェ、サンフレッチェ後援会は一昨日広島市の松井市長を訪ね、サッカー専用スタジアム建設を求める署名を提出しました。署名数は約37万筆で、目標としていた20万筆の2倍弱。Jリーグ各クラブのサポーターからもおおいに協力してもらっているため広島市民だけの署名ではありませんが、松井市長が当選した時の選挙の得票数の2倍以上だったことを考えればかなりの圧力になるのは間違いありません。中国新聞によると松井市長は「県民、市民ぐるみで対応するべきだ。早急に協議会を立ち上げたい」と語っているとのことですが、市民球場跡地への建設には否定的な意見を持っている人もいる、とのことなので、スタジアム建設が具体化するまで運動を止めるわけにはいきません。
<13.1.22> 韓国サッカー協会はイギリスに遠征する韓国代表メンバーを発表し、サンフレッチェのファン・ソッコ選手が選ばれました。今回の韓国代表はクロアチアとの親善試合に向けてのものですが、ヨーロッパ組を含めたベストメンバーを組んでいる模様。Jリーグクラブ所属の選手で選ばれたのは、FC東京のチャン・ヒョンスと2人だけとなっています。昨年11月のオーストラリア戦で代表デビューしたファンとしては、代表に馴染んで少しでも出場時間を増やしていくことが目標になるのではないでしょうか。
<13.1.21> オフィシャルサイトによると、予約販売受付開始後1日でほぼ完売となった今季のレプリカユニフォームですが、今回の予約販売数量は2/27に確実に届けられる最大数で決めているらしく、改めて調整した上で3月上旬から一般販売を行うそうです。因みに別バージョンが予想されるACL用ユニフォームについてはまだ情報はなし。3年前は2/19から予約受付を開始しましたが予定の250着はわずか10分間で完売してしまったため、急きょ2/28から2回目の予約を受け付け、最終的には5月下旬の引き渡しとなっていました。今季もACL用ユニフォームが発売されればまた争奪戦となることが予想されるので、できる限り多くのサポーターが買えるように準備して欲しい、と思います。
<13.1.20> 先週発売の「紫熊倶楽部」2月号(Vol. 180)の表紙は優勝パレードの森保監督と久保会長の写真で、タイトルは「栄光と希望と新たな挑戦」となっています。そして最初のクラブワールドカップのレポートをめくると、そこからは森保監督、久保会長、本谷前社長、小谷野新社長のロングインタビューが4本続いています。まず森保監督の記事では監督就任からキャンプ、そして昨年シーズンを振り返りながら、若手の成長や優勝に向けての戦いについて語っています。続く久保会長の記事のタイトルは「決断の日々」。経営環境が厳しい中で、様々な決断を下しながらクラブを率いてきた会長が、本谷前社長の5年間や小谷野新社長のこと、そして森保監督を選んだ理由などについて語っています。3人目の本谷前社長のインタビューは「その表情には一片の曇りもなく、やるべきことは全てやり切った男としての充実感に満ちていた」中で行われた、とのことで、「サポーターと戦い続けた5年間」を万感の思いを込めて振り返っています。そして小谷野社長のインタビューは、小谷野氏自身についてとサンフレッチェの今後について。経営の立て直しを進めながら広島のサッカーを維持しつつ進化させていく、と言う決意を述べています。
 「READER'S AREA」を挟んで、後ろの特集記事は吉田安孝さんと中国新聞の日野記者との特別対談。昨年のシーズンのサンフレッチェを見守り続けた2人のジャーナリストが、その道のりと今後について存分に語っています。そして最終ページはサンフレッチェユースの高円宮杯3連覇とJrユースの戦いについて書いています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTと広島県内主要書店の他、東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマート、及び銀座の広島ブランドショップ「TAU」でも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<13.1.20> 昨日から予約販売受付が始まった今季のユニフォームですが、昨日の段階でほとんどが売り切れとなってしまったそうです。オフィシャルサイトによると1stのオーセンティックはV-POINTにSサイズがわずかに残っているだけ。レプリカも残っているのは1stの子供サイズと2ndだけで、1stの大人サイズは完売となっています。レプリカについては3月上旬の一般販売に向けて調整を行っているそうですが、オーセンティックの販売予定はない、とのこと。手に入れることができた人にとっては「お宝」となりそうです。
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