11/10〜11/16のSANFRECCE Diary


<13.11.16> J's GOALによるとダヴィは風邪でダウンし練習を2日間回避したそうで、今日の出場も危うい状態だそうです。ただ、本山や土居、梅鉢、野沢、ジュニーニョら得点力のある中盤が多いので、起用するメンバーに困ることはなさそう。むしろ粘り強く守って相手の隙を突く、と言う鹿島らしいサッカーを徹底してくる可能性が高く、ダヴィがいない方が厄介かも知れません。「タフな精神力と戦い方ができるチーム」(森保監督)である鹿島を上回る精神力を発揮できるかどうかが勝利の鍵になりそうです。
 今日の試合会場はカシマスタジアムで、午後3時キックオフ。チケットは全ての券種で当日販売があるそうですので、まだの方は現地でどうぞ。テレビはNHK-BS1で生放送が、またスカパーch581とch801で明日の午後9時から録画放送が予定されています。今日はブログの速報は行いませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方は携帯サイトの速報をご覧下さい。
<13.11.16> 報道によると、2006年から2008年の途中まで広島で活躍した戸田和幸選手が、今季限りの現役引退を決めたそうです。トルシエ監督時代の日本代表でボランチとして重用され、2002年の日韓W杯では「影のMVP」とも言われた戸田はその後イングランド・プレミアリーグのトッテナムに移籍。翌年はオランダのデンハーグでプレーして、2004年から日本に復帰しました。そして2006年に広島に期限付き移籍すると、当初は中盤の底でプレーしました。その後ペトロヴィッチ監督が就任するとリベロを任せられるようになり2006年はリーグ戦30試合に出場。翌年は31試合に出場するなど、キープレーヤーとして活躍しました。しかしJ2に降格した2008年は怪我もあってポジションを失い6月に千葉に期限付き移籍。その後は韓国Kリーグの慶南やJ2の草津、町田を経て、今季はシンガポールのウォリアーズでプレーしていました。戸田はサッカーに真摯に、ストイックに取り組む選手、と言う印象で、それゆえ所属クラブや監督との軋轢などもあったようですが、そんな中で紆余曲折を経ながら35歳までプレーを続けたこと、その合間に(時々ではあるものの)自らのブログで思いを発信してきたことは、きっと今後の人生に生きるのではないでしょうか。
<13.11.15> 明日は天皇杯の4回戦。サンフレッチェはアウェイで鹿島アントラーズと対戦します。
 今シーズンの最高順位は3位であまり上位争いには絡んでいなかった鹿島でしたが、最近6試合を5勝1敗の成績で上位との勝点差を詰めてきて首位との勝点差は3。完全に射程圏内に捉えています。9月以降の公式戦の戦績は次の通り。
天2 ○3-0 ソニー仙台【鹿】山村、野沢、遠藤
25A ●0-3 甲府  【甲】柏、佐々木、パトリック
26A ○3-2 磐田  【鹿】土居、ダヴィ、梅鉢、【磐】ペク、阿部
27H ○3-1 大分  【鹿】遠藤2、ダヴィ、【分】森島
28A ○4-1 FC東京 【鹿】遠藤、ダヴィ、小笠原、大迫、【東】平山
天3 ○2-1 京都  【鹿】遠藤、ダヴィ、【京】横谷
29H ●1-2 浦和  【鹿】大迫、【浦】那須、原口
30H ○4-1 川崎F 【鹿】土居、大迫、山村、遠藤、【川】OG
31A ○2-1 湘南  【鹿】小笠原、大迫、【湘】遠藤
 前節は素早いFKから先制点を奪い、また前半30分過ぎには相手に退場者が出て試合を有利に進めました。しかしJ1残留に燃える湘南は「10人とは思えないぐらいみんながハードワークして」(大野)数的不利を感じさせないような戦い方を展開し、後半ロスタイムにはリスタートから作って同点に追いつきました。しかし鹿島はその直後のキックオフから瞬く間に相手陣内に攻め入ると、大迫が見事にゴールを決めて勝っています。明日はその大迫が日本代表に招集されているため不在ですが、前々節出場停止だったダヴィが先発から出てくるはず。明日はホームの利を生かして勝つのが当然、と言う感じで広島を迎え撃つに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、西川が日本代表、ファンが韓国代表で不在です。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
       増田

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ           山岸

    石原    高萩

       寿人

SUB:原、パク、中島、岡本、清水、野津田、浅野
 天皇杯でJ1勢と対戦するのは2008年以来5年ぶりとなるサンフレッチェ。その5年前はJ1昇格を決めた後、準々決勝で柏と戦って延長戦の末敗れています。その時以来の天皇杯での上位進出を賭けて、そして最終節での「鹿島決戦」の前哨戦として、更には明後日の「ユース対決」に勢いを付けるためにも、明日は関東サポーターに久々の勝利をプレゼントして欲しい、と思います。
<13.11.14> 日曜日に行われたJユースカップの決勝トーナメント2回戦で、サンフレッチェユースは諸岡、加藤のゴールで清水ユースに2-1で勝って準々決勝に進みました。準々決勝は11/17(日)の午後2時から、味の素スタジアム西競技場で相手は鹿島ユースです。
<13.11.14> サンフレッチェ広島Jrユースは先週末に行われた高円宮杯U-15の中国地域大会で優勝し、全国大会出場を決めました。
【準決勝】
サンフレッチェ広島 3-0 サンフレッチェくにびき 【広】力安、上、山根

【決勝】
サンフレッチェ広島 2-0 ボアソルテ美都 【広】上2、山根
 全国大会は12/22〜28に大阪府のJ-GREEN堺で(1回戦のみ万博記念競技場、キンチョウスタジアム、セレッソ大阪舞洲Gでも)行われます。
<13.11.13> 一昨日いぶきの森球技場でヴィッセル神戸との練習試合を行い、1-2で敗れました。得点は前半14分に浅野、後半12分に有田、41分に練習生。メンバーは神戸はGK:紀氏、DF:茂木(→練習生46分)、三原、金聖基(→練習生46分)、林(→練習生72分)、MF:大屋、田中、和田、カンユング、高柳、FW:有田(→練習生46分)。広島は不明ですが、おそらくGK:増田(→原)、DF:宮原、中島、パク、MF:井波、岡本、野津田、山岸、清水、キム、FW:浅野、と言う感じだったのではないでしょうか。
<13.11.12> Jリーグでは「反則ポイント」として退場3ポイント、警告1ポイント、出場停止3ポイントずつ積算し、警告・退場のなかった試合1試合につき3ポイントを減算して最も少なかったクラブを「フェアプレー賞高円宮杯」、反則ポイント年間合計34ポイント以下のクラブを「ファアプレー賞」として表彰しています。昨年のサンフレッチェは年間通算の反則ポイントはわずかに10。2位の川崎F(反則ポイント23)を抑えて、優勝と高円宮杯のダブル受賞と言う史上初の快挙を成し遂げました。そして今年は、と言うとここまで31試合の反則ポイントは-10。2位の仙台(反則ポイント29)に大差をつけて首位となっています。森保監督の著書「一流」によると「リカバリーの意識を常に持っていること」「ミスの後に落ち着いて対応すること」の一つとして「無意味なファウルをしないこと」を日頃から意識づけしているそうですが、その結果警告や退場のなかった試合が既に昨年の14試合を1試合上回っています。また、無意味なファウルをしない、と言う意味では異議や遅延行為による警告は昨年は4つあったのに対してことしはわずかに1。これらの結果、昨年は4つあった出場停止も今年はまだ2つしかありません。昨年のこの時期は2位仙台に2差、3位浦和に8差を付けて優位に立っていたのに対して今年は混戦になっていますが、少なくとも「ミスの後に落ち着いて対応する」と言う点では昨年を上回っている今年のサンフレッチェ。出場停止リーチの高萩と水本がこのままイエローなしで行けるなら、きっと結果もついてくるのではないでしょうか。
<13.11.11> 昨日日立台で行われたJリーグ第31節柏戦は、先制されたものの青山のゴールで追いつき、1-1の引き分けに終わりました。
 先発も控えも含めてメンバーは前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本
       (→山岸74分)
     青山 森崎和

ミキッチ          ファン
(→清水86分)
    石原    高萩

       寿人

SUB:増田、中島、岡本、野津田、浅野
 対する柏は、GK:菅野、DF:谷口、近藤、増嶋、ジョルジ・ワグネル、MF:太田(→狩野89分)、栗澤、茨田、レアンドロ・ドミンゲス、FW:クレオ(→田中63分)、工藤、と言うメンバーでした。試合は立ち上がりから広島ペースで、ボールを支配して柏陣内に攻め込みます。3分には塩谷の強烈なFKがポストを直撃し、こぼれに反応した石原の横パスはDFがぎりぎりでクリアします。9分にはミキッチのクロスを受けた高萩が倒され、FKを寿人が蹴りましたが枠外。柏は17分に工藤がファーストシュートを放ちましたが、その後もペースは広島。19分にはミキッチのクロスに寿人が合わせましたが菅野に抑えられ、22分には石原が素晴らしい身のこなしで前を向きましたがシュートをふかしてしまいます。更に41分には石原のポストプレーから青山が相手陣内を斜めに横切るパスを出すとフリーのファンに通りましたが痛恨のトラップミス。44分には高萩が相手をかわしながらドリブルで持ち込み、ラストパスを寿人が押し込みましたがオフサイドを取られます。柏はロスタイムにレアンドロ・ドミンゲスがミドルを打ったもののほとんどシュートまでも持ち込めず、攻める広島、守る柏と言う構図のままでスコアレスで折り返しました。
 後半は最初にチャンスを作ったのは柏で、レアンドロ・ドミンゲスがペナルティエリア内で浮かして西川をかわしましたがゴール前で千葉がクリア。7分にはレアンドロ・ドミンゲスにミドルで狙われましたが西川が抑え、16分にはCKにクレオが合わせましたが枠外に外れます。広島はやや運動量が落ちたかなかなかチャンスを作れない時間帯が続きましたが、21分には塩谷のパスで抜け出した石原の右からのクロスが寿人に通りましたがコントロールできず。26分にはゴール正面でファンが前を向きましたが、フリーだったミキッチを使わずチャンスを逸し、27分には高萩のCKを水本が頭で落として打ったものの枠を捉えることができません。逆に28分、茨田からのロングクロスを谷口が落とすと太田が蹴り込み、柏が先制点を奪いました。
 勝たねばならない広島はこれで攻撃のギアを上げ、何度もチャンスを作ります。29分には高萩のパスで山岸が抜け出しましたがクロスはクリア。30分には高萩のクロスを菅野に弾かれ、32分には右から攻め上がったファンのシュートは菅野の好セーブに阻まれます。そして33分、右からチャンスを作って高萩がマイナスのパス。これを青山がインサイドキックで強烈なシュートを打って広島が同点に追いつきました。
 広島はその後も勝ち越しを狙って攻め込みますが、柏の守備は堅くなかなかシュートまで行かせてもらえません。40分には高萩がFKを狙いましたがバーの上。42分には山岸がFKを狙いましたがこれも枠を捉えることができず、45分の山岸のFKには寿人はわずかに届かずボールも枠を外れます。更にアディショナルタイムには高萩のCKに森崎和が頭で合わせましたがボールは菅野の正面に飛び、直後の青山の低いパスにニアで合わせた石原のシュートもわずかに枠を外します。逆に柏は何度かカウンターを仕掛けてきたものの素早い帰陣でシュートも打たせず、どちらも追加点を奪えないままに試合終了のホイッスルとなりました。
 スタッツを見ると、ボール支配率は57%対43%で、シュート数は広島の13本に対して柏は6本。決定機の数で言えば柏はゴールシーンも含めて2,3本だったのに対して広島は3倍ほどもあったのではないかと思います。広島は優勝争いを展開するチームらしく良いサッカーをしていたと思いますが、しかし柏にとってもそのような展開になるのは想定内のこと。引いてスペースを消し、寿人や石原らキープレーヤーを厳しくマークすることによって失点を防ぎ、カウンターと個人技で少ないチャンスを生かして逃げ切る、と言う戦略だったと思います。そして後半29分にロングボールを繋ぎ、太田の当たり損ね(本人談)が広島の守備の隙を突いて得点した、と言うところまではまさに作戦通りだったのではないでしょうか。しかしサンフはそこで下を向くのではなくリスクをかけて攻め込み、その5分後に同点に追いつくとその後も勝ち越しを狙って攻め続けた姿勢は評価されるべきだと思います。勝てなかったのは残念ですが若干の運が足りなかっただけ。この引き分けは、今後に繋がるものだったと言って良いでしょう。
 この節は横浜FMが敗れ浦和が引き分け、鹿島が勝ったと言うことで4チームが勝点1差ずつで並ぶことになりました。残り3試合と言うことを考えれば上位チームの方が有利なのは間違いないのですが、しかし結果次第では1試合でひっくり返る可能性も出てきたわけです。ここから先の「胸突き八丁」をどう乗り越えて行くか。今こそ、昨年の優勝の経験を生かす時なのではないでしょうか。

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<13.11.10> 「ホットニュース」によると森保監督は「柏とは今季5度目の対戦になるが、特別やりにくいと言うことはない」と語っています。これまでの4回の対戦成績は広島の2勝1分け1敗ですが、戦うたびに柏の「広島対策」は成熟して来ており今回も接戦になるのは間違いないところ。柏のマンマークを基本とした守りを粘り強く崩し、個人能力を生かした攻撃を集中してはね返すなら、きっと勝利の凱歌を上げることができるのではないでしょうか。
 今日の試合会場は日立柏サッカー場で午後1時キックオフ。当日券はホーム指定席以外は全てあるそうですので、チケットがまだの方も現地でどうぞ。テレビ放送はスカパー!のch181(SD画質)とch581(HD画質)及びCS801で生中継が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
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