11/24〜11/30のSANFRECCE Diary


<13.11.30> 中国新聞によると、今季限りでの引退を決めた中島選手のメンバー入りが濃厚だ、とのことです。今季これまでと同様にベンチスタートになるものと思われますが、短い時間でも良いのでぜひ出場して欲しいもの。早い時間帯に差をつけて、余裕を持って交代出場できるようにして欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては9時から「サンフレッチェカップU-8」が、12時20分ごろからは「フォリアチャレンジ」が行われます。ファンクラブサロン前(場内)では「キックターゲット&スピード」が12時から。その外ではサンフレッチェクラブ会員限定の「ご来場ポイント引き換え企画」が行われますので、クラブから送られたハガキをお持ち下さい。メインスタンド前のおまつり広場では、中国電力・中電工による「ふわふわドーム、高所作業車体験」「THANKS FOR ALL2013サンフレッチェ広島パネル展」「TJ Hiroshima12月号サンフレッチェバージョン販売」「中国新聞ブース オリジナルミニカレンダー販売」「フレンドリータウン 北広島町ブース」「サッカースタジアム建設PRブース」「フェイスペイント」が10時から。「バルーンアート」が12時から行われます。
 来場者プレゼントは「オリジナルスタジアムクッション」を先着3,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは高萩選手のプレミアムカードです。試合会場限定グルメは、「釜揚げしらす丼」を600円で限定800食提供。選手コラボメニューは10月と同じで、西川選手の「ねぎ肉うどん」600円と千葉選手の「具だくさんの豚汁とジャンボ天むす」600円となっています。
 テレビ放送はNHK広島とスカパー!ch285(SD画質)とch607(HD画質)及びCS250で生中継が予定されています。今日もブログで速報をしますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<13.11.29> J1リーグも明日がホーム最終戦。サンフレッチェは湘南ベルマーレとの対戦です。
 平均年齢24歳と若手中心で3年ぶりのJ1に臨んだ湘南は、その若さを生かした走力を武器にJ1残留を目指して粘り強く戦ってきました。しかし終盤の大事な時期になかなか勝点を積み重ねることができず、前節ついにJ2降格が確定しています。9月以降の公式戦の戦績は次の通り。
天2 ○4-0 琉球  【湘】武富3、宇佐美
25A ●0-1 鳥栖  【鳥】OG
26A ○2-1 大分  【湘】武富2、【分】安川
27H △2-2 浦和  【湘】ウェリントン、遠藤、【浦】槙野、柏木
28H △1-1 名古屋 【湘】大野、【名】ケネディ
天3 ●0-1 甲府  【甲】三幸
29A ●1-2 C大阪 【湘】ステボ、【C】杉本、柿谷
30A ●2-3 新潟  【湘】永木、OG、【新】川又3
31H ●1-2 鹿島  【湘】遠藤、【鹿】小笠原、大迫
32A ●1-2 FC東京 【湘】高山、【東】チャン・ヒョンス、ヴチチェヴィッチ
 勝利以外に残留の道はなかった湘南は、試合開始から終了まで球際で身体を張り足を止めずに戦う、と言うサッカーを貫き、後半21分についに先制点を奪いました。しかしその2分後に同点に追いつかれると、後半ロスタイムには途中出場のネマニャ・ヴィチチェヴィッチに勝ち越しゴールを決められ万事休す。J1残留を目指した戦いは終わりを告げてしまいました。ただ、湘南はどんなことになっても自分たちのサッカーを貫く、と言う点で徹底しているチーム。従って、降格が決まったからと言って戦い方を変えることはないはずです。むしろ明日は残留争いのプレッシャーもなくなり、伸び伸びとしたプレーでディフェンディングチャンピオンを倒しに来るのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、首位との勝点差は5に広がったため残り2試合に連勝するしか優勝の道はありません。このところ試合内容は悪くないのですが、4試合で2得点となかなか点が取れていないことを考えると多少メンバーの入れ替えがあるかも。と言うことで、私は次のようにメンバーを予想します。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          山岸

    石原    高萩

       寿人

SUB:増田、ファン、パク、中島、岡本、野津田、浅野
 明日はホーム最終戦、そして中島選手の引退と言うことで、試合終了後にはセレモニーが予定されています。そのセレモニーを笑って行うためにも、勝利で今シーズンのホームでの戦いを締めくくって欲しいと思います。
<13.11.28> オフィシャルサイトによると、12/22(日)に行われる天皇杯準々決勝甲府戦のクラブ取り扱いチケットが、11/30から発売されることになりました。席種は座席指定のSS席とS席、ゾーン指定のSA席、及び自由席の4種類で、前売り価格はSS席が5,000円、S席が4,000円、SA席が3,000円、自由席が一般2,000円、高校生1,500円、小中学生1,000円となっています。店頭販売はV-POINTとサンフレッチェ広島事務所及びホームゲーム会場で、天皇杯オリジナル台紙での販売となっています。またオンラインはチケットぴあのクラブ販売専用ページから購入可能ですが、こちらはチケットぴあの汎用台紙での発券となっています。なお車いす席チケットは広島県サッカー協会での取り扱いとなっていますので、082-212-3851までお電話でお問い合わせ下さい。
<13.11.27> Jリーグは昨日、大宮と広島のファン・サポーターを「チェアマン特別賞」として表彰する、と発表しました。これは5/6のJ1リーグ戦第10節で富山選手と接触した増田選手に対して大宮側から「増田コール」が起きたこと、またその次の対戦となった7/31のJ1リーグ戦第18節で両選手が相手チームのサポーター席に挨拶に行き、両チームが彼らの回復と復帰を祝ったことを対象にしています。Jリーグはこの2つの試合を通じて大宮と広島のファン・サポーターが「敵味方なくサッカーを愛する仲間として、お互いを思いやる気持ちを行動に表したことを讃え」て、この賞を贈ることにしたとのことです。
 今回、表彰されることになった一連の出来事のきっかけは大宮サポーターが増田コールをしたことなのですが、それ以上に素晴らしかったのは試合終了後に広島の選手たちが大宮サポーター席に挨拶に行ったことだったと思います。そもそもアマチュアのレベルでは試合後に両チームの選手たちが相手チームの応援団の前に行って挨拶してエールを交換する、と言うのが普通ですが、プロになるとめったに見ることはありません。むしろ相手に対して(あるいは不甲斐ない戦いをした自チームに対して)ブーイングするのがサポーターである、と言うような考えを持っている人も多いようで、実際に浦和に移籍した元広島の選手が広島サポーター席に挨拶に行こうとして止められた、と言うこともあったように記憶します。今回のこの一連の出来事は、プロでもアマチュアと同様に相手チームをレスペクトすること、そのような気持ちは選手・サポーターを含めてスタジアムを埋める全員が共有するべきものであることを、改めて確認することになったと言う意味があるのだと思います。そしてそのための大きな一歩となったのが、試合中もフェアプレーを貫く広島の選手たちであったことを、私は誇りに思います。
<13.11.26> サンフレッチェは昨日、中島浩司選手の今季限りの現役引退を発表しました。
 仙台育英高から1996年に当時JFLのブランメル仙台入りした中島は、主にボランチとして1999年には26試合に出場しました。しかし2001年と2002年は一度も出場機会のないままに解雇され、トライアウトを経て千葉入り。オシム監督のもとでハードワークのできるプレーヤーに変貌して、4年間でリーグ戦80試合に出場しました。しかし監督交代により出場機会を失い、2008年末に再びゼロ円提示を受けて広島に加入。ボランチまたはリベロとして、ペトロヴィッチ監督時代のチームを支えました。昨年からは千葉の加入と森崎和のボランチ起用もあって出場機会が激減しましたが、第18節磐田戦では途中出場から貴重な先制ゴールを挙げて勝利に貢献しました。また今シーズンもリーグ戦出場は1試合にとどまったものの全試合にベンチ入り。ACLのブニョドコル戦と北京戦ではフル出場するなど、貴重なバイプレーヤーとして、また吉田で練習する若手の良いお手本としてチームに貢献しました。中島選手の今後についてはまだ発表はありませんが、中国新聞によると広島で起業することを考えている、とのことです。
 一方サンフレッチェは、栃木SCに期限付き移籍中の西岡大輝選手の契約終了も合わせて発表しました。福岡教育大から2011年に広島入りした西岡は、2年間の在籍中に試合出場はありませんでした。そして栃木SCにレンタル移籍した今季もシーズン当初は出場機会がありませんでしたが、6/1のG大阪戦で初先発を飾り、9/11の愛媛戦以降は5試合連続で先発出場するなどリーグ戦9試合、天皇杯2試合に出場しました。しかし昨日は栃木からも期限付き移籍期間満了のプレスリリースが出ており、栃木に残ることはなさそう。既に話があるのか、あるいはこれから探すのかは分かりませんが、少なくとも来季は広島、栃木以外のチームでプレーすることになりそうです。
<13.11.25> 昨日高円宮杯PLウエストの第16節が行われ、サンフレッチェユースはアウェイで富山第一高を3-2で下しましたが神戸と東福岡、京都がいずれも勝って、優勝争いは上位4チームに絞られました。出場選手などは今のところ不明で、得点者は諸岡、川辺、大谷でした。
【第16節】
大津高    0-3 東福岡高
富山第一高  2-3 広島ユース
名古屋U18   3-4 京都U-18
G大阪ユース 4-0 福岡U-18
神戸U-18   2-1 C大阪U-18

        勝点 勝 分 負 得失点差
1 神戸U-18   31   10   1   5   +10
2 東福岡高   29    9   2   5   +12
3 広島ユース  29    9   2   5    +7
4 京都U-18   28    9   1   6    +2
5 C大阪U-18  25    8   1   7    +1
6 名古屋U18   24    7   3   6    +6
7 G大阪ユース 20    6   2   8    +3
8 富山第一高  19    6   1   9    -9
9 大津高    12    2   6   8   -21
10 福岡U-18   11    2   5   9   -11
 残りの2節ですが、広島ユースは東福岡高、京都U-18との直接対決を残しています。首位神戸U-18は名古屋U18、大津高との対戦となっていて2勝すれば優勝が決まりますが、1つでも引き分け以下になれば広島ユースの優勝の可能性が出てきます。従ってまずは残り2試合に連勝することが必要条件です。
<13.11.24> 昨日アウェイで行われたJリーグ第32節C大阪戦は、1点が遠く0-1で敗れました。
 西川とファンが復帰して、メンバーは柏戦と同じで以下の布陣で戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本
       (→野津田80分)
     青山 森崎和

ミキッチ          ファン(→山岸61分)

    石原    高萩

       寿人

SUB:増田、中島、岡本、清水、浅野
 対するセレッソは、GK:キム・ジンヒョン、DF:藤本、丸橋、酒本、山下、MF:扇原、山口、南野、シンプリシオ、FW:柿谷、エジノ、と言うメンバーでした。どちらもこの試合に勝つことが優勝争いに生き残る条件と言うことで、前半は両チームとも高い集中力で戦います。5分には青山のロングパスを寿人が狙ったもののGKがキャッチ。13分には高萩が遠目から狙いましたがGKががっちり抑えます。33分には高萩の低いCKを受けた塩谷がフリーで狙いましたがシュートは上に浮いてしまい、38分にはDFラインの裏でボールを受けた石原がシュートしたもののこれもGK正面。41分にはファンが良いタイミングで走り込んできて打ちましたがこれも浮いてしまいます。逆にセレッソの前半の決定機は15分に山下がCKに合わせたシーンぐらいでしたが、これは西川が横っ飛びでセーブします。結局前半は両チームともに堅いサッカーに終始して、スコアレスで折り返しました。
 後半は4分に高萩のワンタッチパスで抜け出した寿人が決定的なシュートを放ちましたが、残念ながらボールはクロスバーの上を越えて行きます。逆にセレッソは6分に柿谷がシュートの素振りを見せながらスルーパス。これで抜け出したシンプリシオがシュートを決めて、C大阪に先制点を許してしまいました。その後は同点を狙う広島がボールを支配する一方で、セレッソがカウンターから逆襲を狙う、と言う展開になります。特に広島は山岸の投入後は左サイドの崩しからチャンスを作ります。25分には森崎和のパスを寿人が裏に出して、抜けた高萩が決定的なシュートを放ちましたがGK正面。29分にはカウンターから山口に危ういシュートを打たれますが枠を外れます。31分、33分にはいずれも山岸の突破から決定的なチャンスを作り、34分には森崎和が決定的なシーンを作ります。終盤は広島が波状攻撃を仕掛け、高萩や青山が次々とチャンスを作りましたが決めきれません。結局広島の攻撃はC大阪の集中した守備を崩せず、選手たちは終了のホイッスルとともにがっくりと膝をつきました。
 両チームともこの試合に勝たなければ後がないと言うことで、まるでトーナメントの準決勝あたりのようなゲームでした。両チームともこの試合までの31試合の総失点は28。どちらもパスを繋いでしっかりと相手を攻め崩すのが持ち味ながら、そのベースにあるのは安定した守備だと言うある意味「似た者同士」のガチンコの戦いは、1点を争う緊迫感に溢れた試合だったと言えます。その中で最初にビッグチャンスを掴んだ佐藤寿人がシュートを外してしまったのに対して、その2分後に相手陣内で前を向いた柿谷が素晴らしいパスで得点を演出した、と言うことが、結局は試合を決めることになりました。広島の方がボール支配率が高く、また決定機も多かったとは思うのですが、一つ二つの運不運で結果が転がるのがサッカー。チームは最後まで勝利を目指して全力を尽くしたのは間違いないのですが、それでも負けてしまったことは残念ではあるものの受け入れるしかありません。今節は上位陣では浦和と鹿島も敗れたものの横浜FMが勝ったため、横浜FM以外の優勝の可能性はかなり低くなってしまいました。ただだからと言ってサンフレッチェの優勝の可能性が無くなったわけではありません。他力本願ではあるものの、運命を引き寄せるためには最後まで勝利を目指すこと、そして結果を出すことです。まずは次節のホーム最終戦に勝利して、可能性を残して欲しいものです。

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