12/1〜12/7のSANFRECCE Diary


<13.12.7> 携帯サイトと「ホットニュース」によると、森保監督は「最終節に優勝争いができることは選手に感謝しています...これ以上頑張れと言うのではなく、これまでやって来たことを一人ひとりの力を出しきって、チームのために戦おう」と述べています。勝たねば優勝はないだけでなく、負ければACLの出場権を失う可能性もある今日の試合ですが、これまでどおりにチーム一丸となって戦えば、きっと結果はついてくるに違いありません。
 今日の試合会場はカシマサッカースタジアムで、午後3時半キックオフ。当日券は2M指定席、2Bゾーン、サポーターズシートが販売されます。テレビ中継はNHK-BS1とスカパー!のch181(SD画質)、ch581(HD画質)及びCS801で生放送が予定されています。今日は私は現地で応援しますので、ブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は携帯サイトの速報をどうぞ。
<13.12.6> 長きにわたった今季のJリーグも明日が最終節。サンフレッチェはアウェイで鹿島アントラーズと対戦します。
 2000年に史上初の3冠を達成したトニーニョ・セレーゾ監督が8年ぶりに復帰した鹿島は、覇権奪還と若手への切り替えと言う2つのミッションを掲げてシーズンをスタートし、柴崎、大迫などを主力に育てつつ安定した戦いを続けてきました。しかしナビスコカップは予選リーグを突破したものの準々決勝で敗退。天皇杯もベスト16で消え、リーグも数字上は優勝の可能性を残すものの得失点差を考えると非常に難しく、ACL出場権獲得が現実的な目標となっています。明日は勝てば2位が確定しますが、負ければ他チームの結果次第では5位に落ちる可能性があります。広島には天皇杯で敗れているだけにリベンジの気持ちも強いはず。明日は「強い鹿島」として、サンフレッチェの前に立ちはだかるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが出場停止はなく、怪我人の情報もありません。従ってメンバーも前節と同じになる可能性が高そうです。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          ファン

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、中島、岡本、山岸、清水、野津田、浅野
 天皇杯4回戦では鹿島を圧倒して勝ったサンフレッチェ。その試合には大迫がいなかったので同じようには行かないと思いますが、しかしチーム全体で走り戦えばその試合の再現も可能だと思います。「一丸」のスローガンの元に戦ってきた2013年シーズンを締めくくるためにも、この試合はサポーター席も含めてサンフレッチェファミリー全体の力で勝利して、川崎F×横浜FMの結果を待ちたい、と思います。
<13.12.5> 報道によると広島市の松井市長は昨日、「誤解を招く発言をしてファンの方に深くおわびする」と陳謝しました。森脇広報部長のフェイスブックでの書き込みや田辺さんのtweetがネット上に拡散した結果、広島市には抗議の電話やメールが昼までに100件ほど寄せられたとのこと。これを受けて松井市長は「優勝すると、ますます自分の責任が重くなるという思いだった。優勝してほしいと当然思っている」と釈明したそうです。「3度優勝すればスタジアム」と言う松井市長の発言がどれだけ本気だったのかは知りませんが、こうなった以上本当に3度優勝となれば後には引けないはず。リーグ戦だけでなく天皇杯も制して、「3度優勝」を突きつけてやろうではありませんか。
<13.12.4> サンフレッチェで企画・広報部長を務める森脇豊一郎さんのフェイスブックによると、広島市の松井市長は昨日行われた広島写真記者クラブ懇親会で「カープはCS進出に満足せず優勝してください。サンフレッチェは、優勝されるとスタジアム問題が土俵際に追い込まれるので、2位でいい」と挨拶したそうです。松井市長は昨年の優勝パレードのあと「新スタジアム建設」を約束する一方で、関係者に対して「3度優勝すれば考える」と語っていたとのこと。今回の発言はそれを考えてのことなのかも知れませんが、しかしだからと言って「2位でいい」は無いでしょう。優勝を目指してここまで頑張ってきたクラブと選手に対して非常に失礼ですし、優勝を願い、後押ししている広島市民に対する背信行為であるとさえ言えます。今のところマスコミ報道はなく森脇さんの書き込みの他には田辺一球さんのtweetがあるだけのようですが、このような発言に対して頬被りすることは許されません。この発言を聞いていたマスコミ関係者の方々にはぜひ追求して欲しいし、またサポーターも黙っていてはいけない、と思います。
<13.12.4> プレスリリースによると、サンフレッチェとサンフレッチェ広島後援会、広島県サッカー協会は12/7(土)の鹿島アントラーズ戦のパブリックビューイングを開催することになりました。場所は旧広島市民球場跡地で、会場は午後2時半。入場無料でペットボトルと水筒の持ち込みは可ですが、食事やビン缶の持ち込みは不可となっています。サンフレッチェの連覇に向けて大事な一戦、広島から大きな声援を送るとともに、広島市民球場跡地に大きな歓声を響かせて欲しいと思います。
<13.12.3> 週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第17節で、サンフレッチェユースは東福岡高に2-4で敗れ優勝の可能性は無くなりました。サンフレッチェユースのメンバーは、GK:中村、DF:大谷、宮内(→島田81分)、伊藤、MF:川辺、野口、宮原、中野、FW:諸岡、横山、加藤。前半24分に松田にパスをカットされてそのまま持ち込まれてシュートを決められ先制点を許しましたが、その4分後に宮原の浮き玉のパスを諸岡がヘディングシュート。いったんは弾かれたもののこぼれ球を左足で押し込んで同点に追いつきます。そして後半14分にはPKを野口が決めて逆転に成功しました。しかし後半20分、福岡左サイドからのクロスをU-18日本代表候補の木戸に決められて同点に追いつかれると、33分に藤本、45分に草野にゴールを許しそのまま敗れました。前節首位に立っていた神戸U-18はこの日も勝って勝点34で、優勝の可能性を残すのは事実上神戸と東福岡高に絞られました。第17節の全結果と順位表は次の通り。
【第17節】
福岡U-18  1-0 富山第一高
C大阪U-18 3-1 G大阪ユース
神戸U-18  2-0 名古屋U18
京都U-18  2-1 大津高
広島ユース 2-4 東福岡高

        勝点 勝 分 負 得失点差
1 神戸U-18   34   11   1   5   +12
2 東福岡高   32   10   2   5   +14
3 京都U-18   31   10   1   6    +3
4 広島ユース  29    9   2   6    +5
5 C大阪U-18  28    9   1   7    +3
6 名古屋U18   24    7   3   7    +4
7 G大阪ユース 20    6   2   9    +1
8 富山第一高  19    6   1  10   -10
9 福岡U-18   14    3   5   9   -10
10 大津高    12    2   6   9   -22

<13.12.2> 昨日IPU環太平洋大学(中国学生リーグ1部)との練習試合を行い、6-3で勝ちました。得点は前半23分、27分、45分、後半30分に浅野、前半43分にイ・デホン、後半20分に野津田。失点は前半31分、後半8分、及び43分でした。
<13.12.1> 今季ホーム最終戦のJリーグ第33節湘南戦は、青山のゴールで1-0で勝ち最終節に優勝の可能性を残しました。
 サンフレッチェのメンバーは、控えも含めて前節と同じで以下の通り。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          ファン(→山岸67分)
(→清水90分)
    石原    高萩

       佐藤(→野津田75分)

SUB:増田、中島、岡本、浅野
 対する湘南は、GK:サンターナ、DF:鎌田、大野、亀川、MF:古林(→荒堀83分)、岩尾、永木、高山、FW:梶川(→ステボ73分)、ウエリントン、中川(→武富56分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは湘南が激しいプレスをかけてきましたが、それをパスワークでかわすとその後は広島が主導権を握ります。6分にはミキッチが突破してクロス。13分には寿人のワンタッチパスで抜け出したミキッチが左足でクロスを上げましたが合わず、14分、17分にもミキッチが突破してチャンスを作ります。19分には湘南の攻撃を受けたもののしっかりと守り、21分にはミキッチのクロスを後ろ向きでトラップした石原が反転してシュートしましたがGK正面を突きます。そして前半35分、中盤での激しい競り合いからボールを奪うと、青山がそのままドリブルで持ち込みます。そしてタックルに来たDFをかわしてミドルレンジから右足を振り抜くと、これがDFの間を縫ってゴールネットに突き刺さり広島が先制点。フィールドプレーヤー全員で中島選手の背番号35の人文字を作りました。
 その後もペースは広島。41分にはミキッチのクロスを石原がバイシクルで狙い、42分には波状攻撃から森崎和が左足で打ちます。そしてロスタイムにも緩急の変化から高萩がスルーパスを出しましたが石原はわずかに及ばず、広島の1点リードで前半を折り返しました。
 後半立ち上がりは湘南も攻め込むシーンを作りましたが、その後は広島がゲームを支配します。13分には塩谷の攻め上がりから寿人が右足で狙ったもののDFに当たり、15分には高萩のクロスを寿人が頭でゴールネットに収めたもののオフサイドのジャッジに泣きます。その後も広島がパスを繋ぎ相手陣内に攻め込んだもののなかなかシュートを打てず。27分には塩谷がループ気味に狙いましたがわずかに枠を外れます。山岸と野津田を投入して追加点を狙う森保監督。しかし徐々に運動量が落ちて湘南に攻め込まれるシーンが増えて行きます。36分にはウエリントン、38分には武富、43分には荒堀と湘南にシュートまで行かれるシーンが増えて行きますが、しかし広島の守備は堅く決定機は作らせません。最後は相手陣内でボールをキープして時間を使い、そのまま1点リードで終了のホイッスル。試合後のスタジアムは、シーズン終了と中島選手の引退のセレモニーで盛り上がりました。
 試合終了後の湘南の監督や選手のコメントによると、「広島のボールを簡単にロストしないところやサポートは、さすがにレベルが高いと感じた」(チョウ監督)「やはり広島の選手は、見ていても今日実際に戦っても、判断のところでミスが少ない。僕らは自分たちで自分たちの首を絞めてしまっているシーンがあることは否めない」(岩尾選手)等と広島とのレベル差を感じた、と言う言葉が目に付きます。実際試合全体の流れで見ると、広島がテンポ良くパスを繋いで何度も相手陣内に攻め込んでいたのに対して、湘南は組み立てでのミスが多く、特にバイタルエリアに入ってからのパス精度が低くこの順位に居るのも止むを得ない、と言う感じはしました。ただ、湘南の守備の集中力の高さと終盤になっても落ちない運動量はさすが1年間J1で戦って来ただけのものはあった、と言う感じ。仮に湘南が守りを固めてカウンター、と言う戦い方を選択していれば、もっと難しい試合になっていたかも知れません。湘南は広島対策をしてきた、とのことですが、それでもどちらかと言えば「正直なサッカー」をしてきたため戦いやすかったし、それによって順当に広島が勝利した試合だった、と言えます。
 ただ相手がどんな戦い方をしてきても、それにしっかり対応して勝点を積み重ねてきたのが今年の広島。この日も前半のうちに先制点を奪い、追加点を狙いつつしっかりと守ってそのまま逃げ切る、と言う危なげない戦いを見せてくれました。ディフェンディングチャンピオンとして迎えた今シーズン、どのチームも「広島対策」を立てて戦いを挑んでくる中で、あるいは昨年は無かった連敗を経験しながら選手もチームも成長してきました。前節終了時点で連覇は絶望的、と言われる状況になっても、そこで決して精神的に揺らぐことなく平常心で戦って勝ったのは、その成長の故でしょう。まさに1年間を通して自分たちのやるべきことを続けてきたことが、この日の結果に繋がっているのです。
 今節は首位・横浜FMが敗れて広島との勝点差は2に縮まりました。得失点差は広島が+20なのに対して横浜FMは+19。従って次節横浜が引き分け以下で広島が勝てば、広島の2年連続優勝が決まります。逆にC大阪に勝った鹿島との勝点差は1なので、次節に敗れれば3位に後退。同時に4位浦和が勝てば広島よりも勝点で上回って、広島は4位に落ちることになります。要するに優勝のためには勝利が必須で、ACL出場権獲得のためには引き分け以上の結果が欲しい、と言うことになります。1つ1つの試合次第でシーズンの結果が大きく変わる終盤の戦いは、どのチームもプレッシャーとの戦いにもなりますが、そこで最も重要なのは平常心で戦うことでしょう。常に次の試合に集中して戦ってきたこと、また昨年仙台との競り合いを制して優勝を遂げたこと。それらの経験を含めて、これまでの全てを次の試合にぶつけることができるなら、素晴らしい結果が待っているに違いありません。

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