12/15〜12/21のSANFRECCE Diary


<13.12.21> 明日は天皇杯の準々決勝。サンフレッチェはホームでヴァンフォーレ甲府と戦います。
 昨年J2で優勝して1年でJ1に戻ってきた甲府は、総得点はリーグ最少ながら堅い守備をベースに粘り強く戦ってきました。そして第11節から8連敗と言う泥沼を経験しながらも的確な補強で穴を埋めて、1節を残してJ1残留を決めています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
23H ○2-0 広島  【甲】柏、保坂
24A △1-1 磐田  【甲】パトリック、【磐】山田
天2 ○1-0 福島  【甲】ポッチケ
25H ○3-0 鹿島  【甲】柏、佐々木、パトリック
26A △1-1 浦和  【甲】青山直、【浦】阿部
27A ●1-2 清水  【甲】パトリック、【清】
28H △0-0 横浜FM
天3 ○1-0 湘南  【甲】三幸
29A ●0-2 柏   【柏】渡部、クレオ
30H △1-1 FC東京 【甲】平本、【東】徳永
31A ○2-1 大宮  【甲】OG、パトリック、【宮】ノヴァコヴィッチ
天4 ○1-0 札幌  【甲】パトリック
32H △0-0 大分
33A △0-0 名古屋
34H △0-0 鳥栖
 前回の対戦はこちらの調子が落ちていた、と言うこともありましたが、しかし早い時間帯に先制点を奪われるとその後は堅い守備を崩せず、逆に保坂にスーパーシュートを決められ3連敗のきっかけとなる敗戦を喫しています。リーグ終盤は3試合連続スコアレスドローと、その粘り強さにますます磨きがかかっている感じの甲府は、サンフレッチェにとっては最も厄介な相手の一つだと言えそうです。
 対するサンフレッチェですが、リーグ最終節の翌日から4日間のオフを取ってリフレッシュ。また今週も2日間のオフを挟んで明日の試合に備えてきました。怪我人等の情報はありませんが、鹿島戦でレッドカードを受けたファン・ソッコは出場停止。と言うことで、私はメンバーを次のように予想します。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ           山岸

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、パク、中島、岡本、清水、野津田、浅野
 昨年まで4年連続で下位カテゴリーのチームに敗れてきたサンフレッチェが、前回準々決勝に進出したのは2008年。J2を圧倒的な強さで勝ち抜き、東京V、川崎FとJ1勢を倒して2年連続でベスト8に進出しました。そして柏との対戦は2度リードされながらその都度追いついて延長に持ち込んだものの、最後は猛攻及ばず敗れています。またその前年はJ2降格と言う結果の後に奮起して決勝まで進出したものの、逆転優勝を果たした鹿島の勢いに押されて準優勝に終わっています。今年のサンフレッチェは言わばその時の鹿島と同じ立場なわけで、2冠を目指す資格は十分にあります。明日は「勝者のメンタリティ」を発揮して、甲府の堅守を打ち破って欲しいと思います。
<13.12.20> Jリーグは昨日、2/22(土)に国立競技場で行われる「FUJI XEROX SUPER CUP 2014」のチケット販売方法を発表しました。これによると「早割販売」は来週木曜日(12/26)から。販売席種はバックスタンドの指定席(SA、SB、パノラマシート、パノラマサイド)とゴール裏の自由席のみ全席500円引きで、Jリーグチケットで1/5の深夜まで行われます。また1/8〜1/14は車椅子席を除く全席種を対象に「先行販売(インターネット抽選)」が行われ、パノラマサイド指定席では大人と小中高生がセットの「SAYONARA国立シート」を販売します。更に一般販売は1/19〜2/21となっています。詳細はJリーグオフィシャルサイトをご覧下さい。
<13.12.20> 中国新聞によると、今年が2年契約の1年目の佐藤寿人選手は新たに来季からの2年契約の提示を受けた、とのことです。サンフレッチェでは30歳以上は単年契約となるのが普通ですが、寿人の場合は特別。今季は終盤こそ取れなくなったもののトータル17ゴールで、彼自身のキャリアの中では昨年の22ゴール、2005年と2006年の18ゴールに続く4番目(J1に限る)の多さとなっています。2年連続となるフェアプレー個人賞や10年連続2桁ゴールなど31歳にして進化し続ける佐藤寿人選手。ぜひとも天皇杯では得点を挙げて、良いイメージで来季に繋げて欲しいと思います。
<13.12.19> 今朝の中国新聞によると、浦和からのオファーに関して西川は「天皇杯が終わってから。今は封印したい」と答えていたとのことです。数日前の日刊スポーツには「浦和が広島GK西川獲得決定的」との情報が出ていましたが、それに対して西川本人の言葉が出たのはたぶん初めて(これまでは「代理人に任せているので情報はない」と言っていた)。天皇杯を控えている時に周りを騒がせたくない、と言う意図でこのように言っているのだと思いますが、深読みすれば既に心は決めているとも取れるように思います。その一方で今日の日刊スポーツには、仙台の林が「(広島からの)オファーがあったことは事実。それ以上のことは現段階では言えない」と語った、との記事が載っており、こちらも話が進んでいる様子。リーグ連覇の立役者の一人を失うことになるのは痛いのですが、ダメージは最小限に抑えられる、と考えた方が良いかも知れません。
 なお中国新聞によると他の主力選手はほぼ残留しそうな見込みで、特に今年が2年契約の1年目だった高萩と千葉には新たな2年契約を提示しているとのことです。また織田強化部長は「底上げのために広島に合う選手を獲得したい」と語り前線、中盤、サイドで2,3人の補強に動いているとのこと。3月にプロ契約した川辺、宮原に加えて中央大の宮原、東京学芸大の茶島、立正大湘南高の高橋、ユースの大谷の6名の新加入が決まっており、来季開幕時の所属選手は30人程度になるそうです。来季はW杯が入るため今年以上の過密日程になるのは確実。レギュラーにベテランが多いことを考えれば、選手を入れ替えながら(そして若手を育てながら)戦って行かなければなりません。
<13.12.18> 昨日Jリーグ合同トライアウトが行われ、サンフレッチェから契約満了が発表された西岡大輝選手が参加して、第一試合と第二試合(1試合は30分)に出場しました。その他の元広島の選手で参加したのは李漢宰(岐阜)のほかユース出身の宮本卓也、木原正和(福岡)、冨成慎司(藤枝)で、それぞれ1〜2試合ずつ出場しています。一方広島との契約満了が発表された横竹翔選手は参加していなかったので、鳥取に残るかあるいは他のクラブへの移籍が決まっているものと思われます。
<13.12.17> 来季広島入りが内定している皆川佑介選手が昨日、同じくJリーグ入りが決まっているDF高瀬(大宮)、GKシュミット(仙台)、FW澤田(熊本)と共に中央大学多摩キャンパスで記者会見を行いました。皆川は身長186cmの大型ストライカーで、昨年9月の前十字靭帯断裂から復活して今夏のユニバーシアードでは銅メダル獲得に貢献しています。ゲキサカの記事によると夏に練習参加した時に「寿人には持っていないものを持っている。可能性がある」と高い評価を受けた、とのこと。また広島の選手の人間性にも大きく惹かれたそうで、「相思相愛」の関係だった様子です。広島のFWは寿人が170cm、浅野が171cm、石原が173cmと小柄でスピードのある選手ばかりですが、身長の高い選手がいれば戦い方の幅が広がるのは間違いないところ。来季は即戦力としての活躍に期待したい、と思います。
<13.12.16> サンケイスポーツの記事によると、来年のJリーグ開幕を告げるゼロックススーパーカップは、2/22(土)に国立競技場で行われることになりました。例年通りだとリーグ戦の開幕は翌週土曜日なので、来季は今季と同様にゼロックス、ACL初戦、J1リーグ開幕戦を中2,3日で戦うことになりそうです。
<13.12.16> 中国新聞によると昨日は若手選手の契約更改交渉が行われ、井波は80万円減の400万円で一年契約を結びました。また浅野、川辺、宮原はいずれも3年契約の2年目で、それぞれ480万円で契約更改をしたとのことです。
<13.12.15> 昨日旧広島市民球場跡地で「J1優勝報告会」を行い、ファン・サポーターら13,000人が集まりました。かなり寒い気候だったそうですが、熱気に充ち満ちていたとのこと。連覇を祝うとともに、天皇杯優勝に向けて、またサッカー専用スタジアム実現に向けて、改めて決意を固める場になったのではないでしょうか。
<13.12.15> 書き忘れていたのですが、先週末に高円宮杯の最終節が行われ、サンフレッチェユースは京都U-18に勝って3位でフィニッシュしました。メンバーは、GK:中村、DF:大谷、宮内、伊藤、MF:川辺、野口、宮原、中野、FW:諸岡、横山、加藤(→山副90+1分)。先制点は後半4分で、川辺のパスを受けた横山のクロスを加藤が頭で決めました。続いて後半8分にはCKから諸岡が決めて追加点を奪いました。後半20分にはパスカットから攻め込まれて同点に追いつかれましたが、38分に横山、44分に宮原が決めて突き放しました。第18節の全結果と最終順位は次の通り。
名古屋U18   1-2 C大阪U-18
広島ユース  4-1 京都U-18
東福岡高   0-2 福岡U-18
大津高    1-7 神戸U-18
G大阪ユース 3-1 富山第一高

        勝点 勝 分 負 得失点差
1 神戸U-18   37   12   1   5   +18
2 東福岡高   32   10   2   6   +12
3 広島ユース  32   10   2   6    +8
4 C大阪U-18  31   10   1   7    +4
5 京都U-18   31   10   1   7     0
6 名古屋U18   24    7   3   8    +3
7 G大阪ユース 23    7   2   9    +2
8 富山第一高  19    6   1  11   -11
9 福岡U-18   17    4   5   9    -8
10 大津高    12    2   6  10   -28
 神戸U-18は初優勝で、今日の午後1時からプレミアリーグEAST王者の流経大柏高とチャンピオンシップを戦います。
 なお昨日から広島県内(エディオンスタジアム広島、広島広域公園第1球技場、補助競技場、呉総合グラウンド)で「プレミアリーグ参入決定戦」が行われています。1回戦の結果は次の通り。
【1回戦】
前橋育英高(関東1)1-1(PK1-4) 藤枝東高(東海2)
帯広北高(北海道) 1-3 東山高(関西3)
大阪桐蔭高(関西1)0-1 市立船橋高(関東3)
仙台ユース(東北1)1-2 新潟ユース(北信越2)
磐田U-18(東海1) 1-2 柏U-18(関東2)
大分U-18(九州)  0-1 愛媛ユース(四国)
星稜高(北信越1) 5-3 盛岡商高(東北2)
瀬戸内高(中国)  1-3 京都橘高(関西2)
 2回戦は明日の11時からエディオンスタジアム広島と広島広域公園第1球技場で行われます。
SANFRECCE Diaryトップページに戻る