2/17〜2/23のSANFRECCE Diary


<13.2.23> 「ホットニュース」によると森保監督は試合のポイントとして「まず走ること。球際をしっかりと制したい」と語っています。柏は新しく取り組んでいる3バックで戦うのか慣れ親しんだ4バックで来るのか、自分たちの形で戦うのかそれとも広島の良さを消す戦いをしてくるのか分からないのですが、相手がどのような戦い方をしようとも「走ること」と「球際で勝つこと」ができなければ勝利はありません。シーズン開幕を告げる公式戦をただ2チームだけプレーできる喜びを噛みしめながら、今季最初のタイトルに向けてしっかりと走って戦って欲しいと思います。
 今日の試合会場は国立競技場で、午後1時35分キックオフ。メインスタンドのS指定席、バックスタンドのSA指定席、SB指定席、パノラマシート、パノラマサイド、及びゴール裏自由席の当日券を販売予定です。会場では10時40分から「U-18Jリーグ選抜×日本高校サッカー選抜」が前座試合として行われるほか、「Jクラブグルメ大集合!」や「Jリーグ40クラブファンゾーン」「マスコット大集合」「フェイスペインティング」等のイベントが予定されていますので、ぜひ会場でお楽しみ下さい。
 テレビ放送は日テレで生放送が予定されています。私は現地観戦しますのでブログの速報はありません。スタジアムに行けない&TVを見れない方は、携帯サイトの速報をご覧下さい。
<13.2.22> 明日はいよいよ今季初の公式戦。サンフレッチェはJリーグ王者として、天皇杯覇者の柏レイソルと対戦します。
 昨年は序盤の出遅れが響いてリーグ戦は6位に終わった柏でしたが、堅い守備と高い個人能力による攻撃で天皇杯を勝ち抜いて、2年連続でのタイトルとACL出場権を獲得しています。そして今季に向けて広州恒大からクレオを、釜山からキム・チャンスを獲得。また五輪代表の鈴木大輔や谷口、狩野ら実績豊富な選手を獲得して、選手層の厚みを増して今季を戦おうとしています。先週行われたちばぎんカップでは今季から取り入れた3バックが機能せず、また新戦力のチームへのフィットも今一つで0-3で敗れてしまいましたが、しかし知将・ネルシーニョ監督のことですから必ず修正してくるはず。柏の「広島対策」をどう打ち破るか、がポイントになるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、森脇移籍の穴は塩谷が、ミキッチの穴は石川が埋めて練習試合では良い結果を出してきています。また昨シーズン末に骨折した西川も順調に回復して、出場に向けての障害はなさそう。従ってサンフレッチェの先発メンバーは次のようになる可能性が高そうです。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  森崎和

石川            清水

    森崎浩   高萩

       佐藤

SUB:増田、パク、中島、山岸、岡本、野津田、石原
 サンフレッチェのゼロックススーパーカップ出場は2008年に続いて2度目ですが、当時は天皇杯準優勝でしかもそのシーズンはJ2で戦うことが決まっていました。そして試合でも鹿島に内容的に圧倒されたものの守備が頑張り、また途中から出場した久保の活躍もあってPK戦でようやく勝利できました。しかし今回はリーグチャンピオンとしての出場と言うことで、勝利を勝ち取るだけでなく内容的にもハイレベルのものを見せたいもの。シーズン開幕を告げるこの試合で、王者のプライドを見せつけて欲しいと思います。
<13.2.22> 昨日宮崎キャンプ最後の練習試合がJFLのホンダFCと行われ、2-0で勝ちました。得点は前半20分に川辺、後半31分に浅野。中国新聞によるとイのパスで抜け出すと右足でネットを揺らした、とのことです。なお2日後にゼロックススーパーカップを控える主力は午前中のみで練習を打ち上げ。森保監督と佐藤寿人選手は今日のキックオフカンファレンスのために東京入りしたとのこと。森保監督は「開幕前にやることはやれた」と充実した表情でキャンプを振り返っていたそうです。
<13.2.22> 日本サッカー協会は一昨日、ACLのテレビ放送スケジュールを発表しました。これによると今季から日本テレビが放映権獲得したのに伴い、生放送はG+、日テレプラスなどで行い、日本テレビやBS日テレでは深夜の録画放送のみになるとのこと。サンフレッチェの第1節ブニョドコル戦と第2節の北京国安戦はいずれも生放送は日テレプラスとなっています。日テレプラスはスカパー!のch619(HD画質)、ch278(SD画質)などで視聴できますが「JリーグMAXプレミアム」等のセットには含まれていないので、生で見たい人は別に契約しなければなりません。
<13.2.21> 昨日、宮崎産業経営大との30分×3の練習試合を行い、トータルスコア5-1でした。まず1本目のメンバーは、GK:西川、DF:塩谷、千葉、水本、MF:石川、青山、森崎和、清水、高萩、森崎浩、FW:佐藤。得点は35分(ロスタイムをとってやっていたらしい)に森崎浩のサイドチェンジから高萩、寿人と繋ぎ最後は青山が決めました。2本目のメンバーは、GK:増田、DF:野口、大谷、井波、MF:越智、中島、岡本、山岸、イ、キム、FW:石原。10分に岡本のスルーパスで抜け出した石原が抜け出して倒されると、自らPKを決めました。また19分には山岸のクロスをイが繋ぎ、キムがヒールで流して山岸がゲットしました。3本目のメンバーは、GK:原、DF:パク、大谷、鮫島、MF:越智、野津田、川辺、野口、キム、浅野、FW:イ。7分に野口のクロスにイが飛び込んで1点目を奪いましたが、11分に右サイドでボールを奪われて失点してしまいました。しかし23分に野口の右からのクロスをキムがファーで押し込んで勝ち越しました。
 中国新聞によると山岸は右MFでプレーしたとのこと。ミキッチ、ファンの離脱により手薄になった右サイドを強化するのが目的だと思われますが、良いクロスを入れゴールも奪うなど「思った以上にできた」と手応えをつかんでいたそうです。また携帯サイトによると森保監督は「1本目から3本目までやろうとしたことができた」と評価。特に3本目に出た若手が思い切ってプレーしたことを「良かった」と語っています。今週土曜は、いよいよゼロックススーパーカップ。この後すぐにACLのブニョドコル戦、そしてJリーグの浦和戦といきなり連戦が続きます。選手の状態を見極めて、その時その時でベストのメンバーを組んで戦うこと。そして起用された選手だけでなく、ベンチのメンバーも入れなかった選手も一丸となることが、厳しい戦いを乗り越えるカギとなるのではないでしょうか。
<13.2.20> 宮崎キャンプ9日目の昨日は雨の中の練習。オフ明けと言うこともあってゆっくり身体を動かすメニューからスタートして、徐々にギアを上げていったそうです。そしてその後は6対6や3/5コートでの13対13などのメニューで調整を行いました。今日は午後2時から宮崎産業経営大との練習試合が予定されていますが、これも携帯サイトでの速報が予定されています。おそらく主力が出場して、ゼロックススーパーカップに向けての最終調整を行うことになるのではないでしょうか。
<13.2.19> 遅くなりましたが、「紫熊倶楽部」3月号(Vol. 181)を紹介します。まず巻頭のカラーページは今季の全選手とスタッフの集合写真。日本代表が初めてW杯出場を勝ち取った1997年11月16日のイラン戦のテレビ放送で山本浩アナウンサーが口にした「日本代表の選手たちは、私たちにとっては『彼ら』ではありません。私たちそのものです」と言う言葉を引用しながら、選手、スタッフだけでなくサポーターも含めたサンフレッチェファミリーが「一丸」となることの大切さを説いています。
 今回のインタビュー記事は3本で、最初に登場するのは「新10番」高萩洋次郎選手。昨年の優勝、震災やクラブワールドカップなど、様々な経験をすることによって成長してきた彼が、なぜ今季二桁得点を口にするようになったのか。「落ち着きと余裕、人生に対する一つの考え方を持つ大人として成長した」姿を見せています。
 2人目として取り上げられているのは岡本知剛選手。鳥栖でいかに成長してきたのか。また鳥栖から広島の戦いぶりをどのように見ていたのか。レンタルから復帰して森崎和幸と言う大きな壁にチャレンジする彼が、その思いを色々な角度から語っています。
 「サンフレッチェ広島のアジア挑戦を展望する」と言う原田大輔氏の記事と「READERS AREA」を挟んで、3人目のインタビュー記事で取り上げられているのは石川大徳選手。「サプライズ・プロポーズ」で現実になった結婚から、昨年の自分自身のプレー、C大阪戦での初得点、またミキッチに挑む今季の思いなどについて語っています。
 そして後ろのカラーページは霧島市で行われた一次キャンプの紹介記事。中野編集長が広島を出発するところから始まって、深夜ドライブで戻ってくるまでの12日間を綴ったドキュメンタリーとなっています。そして最終ページは、清水選手が新人だった頃から大ファンだった、と言う長沼聖美さんを紹介しています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTと広島県内主要書店の他、東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマート、及び銀座の広島ブランドショップ「TAU」でも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<13.2.18> 昨日の甲府との練習試合は、主力組が出た1本目、2本目は1-0で勝ったものの、若手にユースを加えた3本目、4本目は1-7で敗れました。
 携帯サイトによると1本目と2本目のメンバーは、GK:西川、DF:塩谷、千葉、水本、MF:石川、青山、森崎和、清水、高萩、森崎浩、FW:佐藤。序盤から広島がボールを支配してチャンスを作るのに対して、甲府がカウンターからチャンスを作る、と言う流れだったそうです。そして先制点は31分で、ゆったりとしたボール回しから千葉のボールを青山がループパスを出し、これを高萩が引きつけてループシュートを沈めました。その後も高萩のポスト直撃のシュートや寿人の決定的なチャンス(3回ほどあったらしい)、森崎浩のシュートなどで脅かし、逆に相手の攻撃にはしっかりと対応してそのまま逃げ切りました。
 広島の3本目からのメンバーは、GK:増田(→原45分)、DF:鮫島、中島、パク、MF:井波(→野口75分)、岡本、野津田、山岸、イ(→キム75分)、浅野(→川辺45分)、FW:石原。18分に平本のドリブル突破を許してクロスを河本に決められましたが、20分には山岸のクロスを石原がダイビングヘッドで決めて同点に追いつきました。しかし25分にCKの折り返しを津田に決められて1-2で前半を折り返すと、後半は5分、12分、28分、40分、42分に次々と失点してしまいました。
 試合後のインタビューによると森保監督は主力組について、「やろうとしていたことは攻守にわたってある程度はできた」と評価。決定的チャンスを数多く作ったにも関わらず1点しか取れなかったことは不満足だったものの、全体的には良かったと語っています。また特に新しい組み合わせとなる石川、塩谷の右サイドについては、攻めについても守りについても及第点を与えました。一方大敗した3、4本目については「スタートは悪くなかった」ものの「失点して前がかりになったところでカウンターを受けて失点が重なった...いろんな選手が替わりながらやっていたので、難しかったと思います」として、結果自体はあまり重視していない様子。むしろそんな状況でも個々の選手についての収穫はあった、と捉えているようです。試合経過とコメントなど詳しくは携帯サイトをご覧下さい。
<13.2.17> 宮崎キャンプ6日目の昨日は、過去最高の74名となった「キャンプ応援ツアー」の参加者が見守る中で行われました。午前中の練習ではハーフコートの8対8を行った後、3/5コートでの紅白戦を行ったそうで、携帯サイトによると前半は主力組が貫録を見せたものの後半は控え組が運動量で上回って意地を見せた、とのこと。今日の11時から予定されている甲府との練習試合では、来週のゼロックススーパーカップを想定したメンバーで戦うことになりそうです。一方午後の練習では、攻撃と守備の2グループに分かれて、クロスからのシュートとその対応やセットプレーの練習などを行いました。今日も携帯サイトでは練習試合の速報を行いますので、宮崎に行けない人はぜひそちらをどうぞ。
<13.2.17> ガイナーレ鳥取のプレスリリースによると、今シーズンの主将に広島からレンタル中の横竹翔選手が選ばれました。2010年にJFLを制してJ2に昇格した鳥取ですが、2011年は20チーム中19位、昨年は22チーム中20位となかなか成績が上がっていません。特に昨年はなかなか戦術が定まらずに降格圏ぎりぎりを彷徨う期間が長く、ぎりぎりで残留を果たしたこともあって今季から元広島の小村徳男氏が監督に就任しています。昨年はキャンプ中に心房細動を発症しカテーテル手術を受ける、と言う苦難のスタートとなり、その後回復したもののリーグ戦出場はゼロに終わった横竹にとって、今季はいろいろな意味で重要な年になります。主将としてチームを引っ張りながら、大きく成長して欲しいと思います。
SANFRECCE Diaryトップページに戻る