3/17〜3/23のSANFRECCE Diary


<13.3.23> 昨日のサニックス杯第2日、予選リーグ最終戦を鵬翔高と対戦したサンフレッチェユースは、前半に先制点を奪ったものの後半に逆転され、1-2で敗れました。この結果、ユースはB組の2位となり、今日の決勝トーナメント1回戦でC組1位の九州国際大付高と対戦することになりました。この試合に勝てば、今日の午後に行われる準決勝ではD組1位のG大阪ユースとA組2位の杭州緑城ユースの勝者と対戦することになります。
 なおこの大会にはU-17日本代表も出場していましたが、予選リーグは2勝1敗で得失点差で3位に終わり、9位以下の順位を決めるグローバルアリーナ杯に回ることになりました。
<13.3.22> 昨日から行われている「サニックス杯国際ユースサッカー大会」に参加しているサンフレッチェユースは、最初の東福岡高戦に2-0、2試合目のトルロカレッジ戦に5-1で勝って、グループBの首位に立ちました。この結果勝ち点は8(*)となり、2位以上での決勝トーナメント進出が確定しました。

(*) この大会の予選リーグは1試合70分で戦い、勝ったチームに勝ち点4が与えられます。また引き分けに終わった場合は延長を行わずにPK戦を行い、勝ったチームは勝ち点2.5、負けたチームは勝ち点1.5となります。
<13.3.21> 日本サッカー協会は先日U-18日本代表候補を発表し、サンフレッチェユースからは越智が選ばれました。
【GK】渋谷(横浜FC)、阿波加(札幌)、高木和(清水ユース)、志村(市船橋高)
【DF】ハーフナー(名古屋)、三浦(清水)、大戸(藤沢清流高)、
    鴨池(FC東京U-18)、内田(G大阪ユース)、内山(札幌U-18)、
    畠中(東京Vユース)、広瀬(浦和ユース)、光永(福岡U-18)
【MF】望月(名古屋)、松本(大分)、谷村(山形)、深井(札幌)、
    大山(大宮ユース)、菅嶋(東京Vユース)、川上(FC東京U-18)
    渡辺(国学院久我山高)、汰木(横浜FMユース)、前(札幌U-18)
【FW】南野(C大阪)、金子(JFAアカデミー福島)、田村(京都U-18)、
    越智(広島ユース)、宮市(中京大中京高)、大津(C大阪U-18)、
    高木(東京Vユース)
 この年代の代表は、昨年の7月に新潟で行われた「第16回国際ユースサッカー」を戦ったU-17代表以来。今回のメンバーはその時のメンバーがほとんど選ばれていて、外れたのは森、北川(名古屋U18)、川辺(広島ユース)、三島(帝京大可児高)の4人。代わりに高木和、志村、三浦、大戸、鴨池、光永、望月、松本、深井、大山、菅嶋、汰木、前、金子、田村、大津が選ばれています。この代表はこれから秋にかけてチーム作りを進めて、10月末から行われる予定のAFC U-19選手権2014予選に臨みます。
<13.3.20> やや遅くなりましたが、紫熊倶楽部4月号(Vol. 183)を紹介します。まず表紙は、今季1つ目のタイトルとなったFUJI XEROX SUPER CUPの優勝カップを掲げる姿。また最初のページのコラムは「闘う気持ちは前提。その次に来るもの」と題して、アジアを勝ち抜くために必要なことについて書いています。ロングインタビューは青山敏弘選手で、キャンプでの取り組み方やチームメイトについて、ACLに向けて、そして「試練を喜びに変えること。それが僕の人生」と言う考え方や5年契約を結んだことなど、彼の人柄が良く分かるインタビューとなっています。
 続くロングインタビューは千葉和彦選手で、昨年を振り返りつつ今季に向けての思いを語っています。また「闘う若者たちのレポート」では、キャンプでなかなか結果が出ない中でも成長しようともがき苦しんでいる若手選手たちへの思いが綴られています。更に「ユースレポート」では、宮崎キャンプに参加したユースの選手たちの姿を追っています。
 「READER'S AREA」を挟んで後ろのカラーページは、ゼロックススーパーカップからACLのブニョドコル戦、そして浦和戦へと続く過酷な開幕3連戦についてで、コラム、写真、マッチレポートと続いています。「THE SCEAN OF SANFRECCE」で取り上げられているのは、今季から背番号10を背負うことになった高萩洋次郎選手と、2008年以来5年ぶりにキャンプから開幕を迎えることになった森崎浩司選手です。また、サンフレッチェのオフィシャルDVDのディレクターである西尾浩二さんが「欧州サッカースタジアム紀行・序章」を書いています。そして最終ページでは毎年恒例の「宮崎キャンプ応援バスツアー」を紹介しています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTと広島県内主要書店の他、東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマート、及び銀座の広島ブランドショップ「TAU」でも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<13.3.19> 昨日吉田サッカー公園でFC今治との練習試合を行い、2-1で勝ちました。得点は後半18分に中島(今治)、20分にイ、39分に野津田でした。
<13.3.19> 中国新聞の記事によると、広島市は旧広島市民球場跡地の活用について「スポーツ複合型」を外し、緑地広場と文化芸術の二つを組み合わせた策をまとめる方針を固めた、とのことです。これによるとホールやギャラリーなど中規模の集客施設を設ける一方、催し会場に使える緑地を比較的広めに取る、とのことで、当面はサッカー専用スタジアムの建設は考えない、と言うことになります。ただこの記事によると、サッカー専用スタジアムの建設候補地として球場跡地が挙がれば「市は再考を拒まない」とも書いてあって、まだまだ可能性が無くなったわけではない様子。むしろ記事のタイトルが「サッカー施設の再考余地残す」ですから、むしろ今後の変更の可能性も残されているないことが見てとれます。石橋竜次議員がブログで書いていることからも分かるように、行政の動きを変えるのはエネルギーが要ることで、それは市長であっても同じことなのだと思います。それよりも37万人もの署名による要望をいかに実現して行くか。そしてそれをどのように旧市民球場跡地の活用と結びつけて行くのか。石橋さんのように「コレからですよ。コレからです♪」と考え、行動して行くべきなのではないでしょうか。
<13.3.18> 昨日ホームで行われたJリーグ第3節鹿島戦は、オフサイドの判定に泣いてスコアレスドローに終わりました。
 清水がメンバーから外れる一方でミキッチが復帰して、次の布陣で戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  森崎和

石川            山岸(→パク86分)
(→ミキッチ77分)
    森崎浩   石原(→野津田90分)

       佐藤

SUB:増田、中島、岡本、イ
 対する鹿島は、GK:曽ヶ端、DF:西、岩政、青木、中田(→昌子90分)、MF:小笠原、柴崎、野沢、FW:ジュニーニョ(→中村79分)、大迫、ダヴィ(→遠藤85分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは広島でしたが、5分に右からのクロスにダヴィが合わせたボールを西川が弾くと、その後は鹿島のペースとなります。9分にはジュニーニョに右サイドを破られクロスに大迫が合わせたもののシュートミスに救われ、11分には波状攻撃を受けましたが何とか持ちこたえます。広島もその後反撃し、17分には逆襲から山岸がペナルティエリア内で倒されましたが、岩政はボールに行っていなかったにも関わらずホイッスルはなし。21分には青山が左足でミドルシュートを打ちましたがわずかに上に外れ、23分には石原のキープからフリーで飛び出した山岸が決定的なシュートを放ったものの曽ヶ端の正面を突いてしまいます。32分には左サイドの高い位置でボールを奪われ、大迫のクロスをダヴィに押し込まれましたがオフサイドの判定に救われます。34分にはジュニーニョのクロスのこぼれを野沢に打たれましたが西川が足を伸ばして弾き、40分には中田のクロスにジュニーニョが頭で合わせましたが枠を外して助かります。広島も36分にクサビのパスを中央で受けた石川がDFを引きつけてマイナスのパス。ここに走り込んだ森崎浩がフリーで打ったものの枠を捉えることができません。前半は鹿島のペースだったものの西川を中心にはね返し、広島も何度か良い形を作りながらも決めきれずに両者無得点のままハーフタイムを迎えました。
 前半は鹿島に押し込まれる場面が多かったのですが、後半に入ると広島が圧倒します。2分には森崎浩がミドル。5分にはセットプレーから千葉が狙い、15分には森崎浩のクロスに石川が合わせましたが上に外れます。広島はDFラインからのクサビのパスが正確で、しかも石原が強いフィジカルを生かしてマイボールにするためどんどん相手陣内に攻め込みます。19分には千葉の攻め上がりから寿人がループで狙ったものの曽ヶ端がキャッチ。20分には寿人のクロスを石原がペナルティエリア内でトラップしたものの、飛び込んできた岩政にクリアされます。鹿島の攻撃は単発的だったものの、22分には大迫のパスをダヴィに打たれましたが運良く枠を外してくれます。24分には青山のスルーパスでフリーになった石川がペナルティエリア内から打ったものの曽ヶ端がスーパーセーブ。24分にはCKのこぼれを塩谷がグラウンダーで決めたものの、前にいた千葉がプレーに関わった、との鹿島の抗議が受け入れられてゴールを取り消されてしまいます。広島は今季初めてミキッチが登場し、右サイドを何度も切り裂きます。36分にはミキッチのクロスを石原がバイシクルで打ちましたが枠外。38分には山岸の仕掛けから最後は森崎和が打ちましたがこれも枠を捉えることができません。広島は最後まで攻め続けたものの鹿島のゴールは割れず、逆に後半ロスタイムにはDFラインでボールを奪われ大迫と遠藤に決定的なシュートを打たれましたが西川がスーパーセーブ連発で得点を許さず。結局この激闘は両者痛み分け、と言うことになりました。
 昨年のJ1王者が今季の優勝候補の一つである鹿島を迎えた試合だったと言うことで、非常に見応えのあるゲームだったと思います。鹿島は高い技術を持つ中盤がしっかりとボールを繋ぎ、またジュニーニョが何度も左サイドを破ってチャンスを作りました。また大迫、ダヴィのツートップも素晴らしいコンビネーションから広島ゴールを脅かしました。昨日は西川の好守に救われて無得点に抑えることができましたが、かなり運が良かった、と言う側面もあったと思います。ベテランが要所を抑え若手と新加入選手がアクセントを加えると言う感じで、今年の鹿島が昨年よりもレベルアップしているのは間違いない、と言えるでしょう。
 それに対するサンフレッチェですが、怪我人続出があるとは言えやはり主力が揃うと質が高い、と言うことを感じさせる内容でした。前半の前半は運動量的に厳しかったのかややぎくしゃくした感じでしたが、前半途中からと後半はミドルレンジのパスがどんどん繋がって相手守備陣を振り回しました。特に石原のポストプレーの巧さは見事なもので、前線でのボールの収まりの良さが攻撃のリズムを作っていたのは間違いない、と思います。また石川、山岸の両サイドも何度もチャンスに絡んでいましたし、今季初出場のミキッチもさすがのプレーを見せました。今季ここまでどちらかと言うと苦しい戦いが続くサンフレッチェですが、少なくともJ1リーグではトップに絡むだけの力を持っていることを改めて示した試合だった、と言えるのではないでしょうか。2/22のゼロックススーパーカップから3週間で6試合と言う過密日程を戦ってきたサンフレッチェですが、来週はW杯予選があるためお休みになります。ここでしっかりと身体のケアと練習をして、月末から再び始まる過密日程に備えて欲しい、と思います。

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<13.3.17> 「ホットニュース」によると、北京から戻ってから行われた練習には佐藤寿人選手も合流し、主力組が何度もコンビネーションから見事なゴールを決めていた、とのことです。連戦が続いてかなり疲れがたまっていると思いますが、今日の試合を終えれば2週間の休みに入るので、最後まで走りきって勝利を引き寄せて欲しい、と思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後1時キックオフ。試合前イベントとしてはU-8とU-12による「サンフレッチェカップ」が9時から。前座試合の「フォリアチャレンジ」が10時20分ごろから行われます。また昨日発表された今年のサンフレッチェレディースの紹介も11時55分ごろから行われます。
 場内のファンクラブサロン前では「キックターゲット&スピード」が10時半から。場外のおまつり広場では9時から「日本郵便PRブース」(「J1ホーム通算500ゴールを決めるのは誰だ!」プレゼントクイズの開催と、サンフレッチェJ1優勝記念切手を販売)を、9時半からは「NIKE物販ブース」「ゲーフラを作ろう」「勝ち栗入りぜんざい」「サッカー専用スタジアム建設署名」「表彰物展示コーナー」を、10時からは「フェイスペイント」を、11時からは「バルーンアート」を開催します。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、新加入選手の「プレミアムカード」を3,000名様に。試合会場限定グルメは、鹿島の特産のはまぐりに因んだ「はまぐりのクラムチャウダー」を400円で限定400食提供します。また3月の選手コラボメニューは、石川選手の「そばめし」が650円、清水選手の「高菜明太子丼」が600円となっています。今日も周辺道路や駐車場の混雑が予想されますので、なるべく横川駅からのシャトルバスかアストラムラインを取りよう下さい。
 テレビ放送はスカパー!のch180(SD画質)とch580(HD画質)、及びCS800で生中継が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
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