3/3〜3/9のSANFRECCE Diary


<13.3.9> 「ホットニュース」によるとキャンプからそのままスーパーカップ、ACL、浦和戦に突入したと言うことで、選手にも疲労があったとのこと。「今週は心身ともにリフレッシュしていい準備ができた」(森保監督)らしいので、今日は自信を持って戦えば結果は自ずから付いてくるのではないか、と思います。
 今日の試合会場は東北電力スタジアムで、午後1時キックオフ。テレビ放送はスカパー!のch180(SD画質)、ch580(HD画質)、CS800の他、新潟総合テレビでも予定されています。今日はブログでの速報はありませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方は携帯サイトの速報などをどうぞ。
<13.3.8> 明日のJリーグ第2節、サンフレッチェはアウェイで新潟と対戦します。
 昨年は最終盤の連勝で奇跡的なJ1残留を果たした新潟は、石川と鈴木を失ったもののDFラインに金根煥を補強。また昨年は得点力不足に苦しんだことを教訓に、田中達也や川又、岡本ら攻撃陣に経験豊富な選手を加えて今季に臨みました。そして前節は一瞬の隙を突かれて敗れたものの、シュート15本を放つなど「内容は非常によかったので、別に頭を下げず、前を向いて...次のゲームに向けて準備していきたい」と柳下監督が振り返ったほどの出来でした。明日はホーム開幕戦と言うことで、今季初勝利を狙ってくるのは間違いないところ。同じく開幕戦を落とした広島にとって、厳しい戦いになるのは間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると高萩は一昨日も別メニューでの調整だったそうで明日の出場も難しそう。またミキッチとファンも「怪我人に無理をさせて長引かせてもいけない」(森保監督)と言うことで、鹿島戦からの復帰を目指しているそうです。従って浦和戦のメンバーを基本に明日の試合と北京戦を乗り切ることになるのではないでしょうか。と言うことで私のメンバー予想は次の通り。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  森崎和

石川            清水

    森崎浩   石原

       佐藤

SUB:増田、パク、中島、岡本、山岸、野津田、イ
 中国新聞の記事によるとサンフレッチェはJ1通算900得点に王手をかけているそうですが、新潟のビッグスワンは通算600得点と700得点を挙げている相性の良いスタジアムだ、とのこと。明日はその「相性」を生かして立ち上がりから積極的に戦って、先制点を奪って一気に勝ちきって欲しい、と思います。
<13.3.7> Jリーグは3/2から、Jクラブ下部組織の16歳以下の選手を対象とした「2013 JリーグU-16チャレンジリーグ」を開催しています。これは「トップレベルの選手を育成するために重要な年代へ試合出場の機会を提供する」のが目的で、初めて行われたのは2009年。16歳以下は「個の育成」のために重要な年齢層であるにも関わらず、高校では一番下の学年になるため試合出場の機会が少ない、と言う問題があります。この大会はこの問題を解決するための一つの方法として行われるもので、2006年から国体の少年男子がU-16対象になっていることと同じ狙いだと言えます。今回サンフレッチェの下部組織が参加するのは3/16,17にJ-GREEN堺で行われるグループ2の大会で、仙台、岐阜、京都、G大阪、鳥取、福岡、鳥栖、熊本、大分と同組となっています。5チームずつ2グループに分けて、20分ハーフで総当たりで戦うとのことです。
 なお3/16からは中国高校サッカー新人大会も行われます。こちらは各県代表によるトーナメントで、広島県からは瀬戸内高、山陽高、如水館高、福山葦陽高が出場して、3/18の午後1時から広島スタジアムで行われる決勝を目指します。
<13.3.6> プレスリリースによると、3/13(水)にアウェイで行われるACL第2節北京国安戦では、全人代開催期間中と言うことでいつも以上の厳戒態勢となるそうです。サンフレッチェのサポーターは原則として個別のチケット購入や入場はできず、西鉄旅行が手配する日帰りツアー(午後4時頃試合会場近くのホテルに集合し、試合終了後に同じホテルに戻ってくる、と言うスケジュールで、1人4,000円)に参加しなければなりません。またこのツアーでの飲食物の提供はなく、各自での持ち込みもできないのでスタジアム内で買わなければならないそうです。ツアーの申し込みについて〆切は書いていないのですが、試合は1週間後ですので見に行きたい人は早めに手続きする必要がありそうです。
 なお北京に行く方法ですが、旅行期間を3日間以上にすればホテル・航空券のセットのツアーが3万円程度から見つかります。また現地滞在が2日以内(例えば3/13に出国して翌日帰国)の場合は、大韓航空かアシアナ航空の乗り継ぎ便利用で6万円程度からあるようです。日本大使館からの案内にあるように中国での反日感情に配慮する必要はあるものの、特別の注意は不要(少なくとも昨年10月に北京に行った時には何も問題は感じなかった)です。北京はACLのアウェイゲームの開催地の中では格段に行きやすい都市の1つですので、ぜひ多くのサポーターに行って欲しい、と思います。
<13.3.5> 日本サッカー協会は先日U-15日本代表候補のメンバーを発表し、サンフレッチェの下部組織からはサンフレッチェびんごのGK細田、サンフレッチェ広島JrユースのMF力安、FW中川が選ばれました。このU-15日本代表は森山佳郎氏がアシスタントコーチを務めているチームで、9/21からAFC U-16選手権2014予選を戦うことになっています。キャンプは3/14から行い、3/17(日)に広島修道大学グラウンドで広島皆実高校と練習試合を行う予定です。
<13.3.4> 昨日サンフレッチェは今季から中国リーグに昇格するSRC広島(元広島教員クラブ)と練習試合を行い、5-1で勝ちました。得点経過は後半15分に野津田が先制。19分に同点に追いつかれたものの、22分にキム・ジョンソクがゲットして勝ち越すと、38分に野津田、40分と44分にイ・デホンが決めました。高萩の欠場により、いっぺんに攻撃の駒不足が表面化したサンフレッチェとしては、野津田やイ、キム、浅野の成長は緊急課題。そう言う意味では良い練習試合だった、と言えそうです。
<13.3.3> 昨日ホームで行われたJリーグ第1節浦和戦は、終盤の猛追も及ばず1-2で敗れました。
 右内転筋に違和感を感じた高萩は欠場。一方ブニョドコル戦ではベンチスタートだった森崎兄弟と清水が先発に復帰して、以下の布陣で戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  森崎和

石川            清水
(→山岸62分)
    森崎浩   石原(→野津田77分)

       佐藤

SUB:増田、パク、中島、岡本、イ
 対する浦和は、GK:加藤、DF:森脇、永田、槙野、MF:梅崎、阿部、鈴木、宇賀神、柏木(→那須85分)、原口(→マルシオ・リシャルデス66分)、FW:興梠(→阪野73分)、と言うメンバーでした。前半は浦和のペース。浦和がしっかりとボールを繋いで広島ゴールに迫ってきたのに対して、広島は運動量が足りないためかパスをカットされてシュートまで行けないシーンの連発となります。14分には森崎浩が中央突破を狙ったこぼれを塩谷がシュート。33分には高い位置で相手ボールを奪って石原のパスを森崎浩がフリーで打ちましたがふかしてしまいます。逆に浦和は何度も広島陣内に攻め込み、21分には柏木が右足でシュート。32分には原口の至近距離からシュートを打たれましたが西川がキャッチします。そして前半33分、相手陣内でパスを繋いで攻め込んだところで石原のパスが短くカットされて浦和のカウンター。原口のドリブルはカバーしたもののヒールで流したボールを柏木に決められ、先制点を許してしまいました。
 後半も立ち上がりは浦和のペースで、1分には宇賀神の突破を許してクロスをぎりぎりで清水がクリアする、と言うシーンを作られます。続いて5分、早いリスタートからの攻撃を許して右サイドから原口がシュート。これを西川が正面で抑えたかに見えましたが逸らしてしまい、痛恨の追加点を与えてしまいました。
 この失点で吹っ切れたのか、この後広島は逆襲を開始します。そして8分には石原が倒されて得たFKを森崎浩が蹴ります。するとボールは6枚の壁を越えバーに当たってゴールネットへ。前日練習で決めた通りだった、と言う見事なFKで、広島が1点差に迫りました。
 その後は浦和の運動量が落ちたのに乗じて広島が自在に攻めます。後半16分には青山がミドルで狙い、20分には森崎浩から寿人へと繋いだものの千葉がオフサイド。24分には清水のクロスに石原が飛び込みましたがわずかに及びません。36分には塩谷のクロスに寿人がダイレクトで合わせましたがDFに当たり、42分にはフリーで抜け出した清水のシュートを加藤が後ろに逸らしたものの抑えられます。逆に45分には浦和のカウンターから梅崎が決定的な形を作りましたが塩谷が必死で戻り、ロスタイムにもカウンターから決定的なシーンを作られましたが西川が素晴らしい飛び出しで得点を許しません。広島は最後まで攻め続けたもののゴールは割れず、悔しい敗戦となってしまいました。
 この試合の敗因ですが、ブニョドコル戦と同様に「エンジンのかかりが遅かった」と言うことに尽きると思います。後半1点を返してからは完全な広島ペースで、浦和のシュートはミドルが1本とカウンターからの2本だけ。広島もシュートはさほど多くはなかったもののボールを支配して何度も相手ゴールに迫っていました。相手が運動量的に厳しくなって引かざるを得なかったこともありますが、しかしそれでもサンフレッチェが「やればできる」と言うことは分かりました。ブニョドコル戦は相手の出方を警戒していたのに対し、浦和に対しては「前から中途半端にボールを取りに行こうとし過ぎて、空いたスペースを使われてしまった」(試合後の森崎浩のインタビューによる)と言う違いはありますが、どちらも前半の戦い方が悪くて先制点まで奪われてしまった、と言うことが問題だったと言えます。昨年勝ち続けた時期に見られたように、立ち上がりから相手を押し込んで先制点を取ってしまうこと。そのような戦いができるならもっと楽に戦えるはずだし、むしろそう言う展開を目指さなければなりません。時には慎重に戦うことも大事ですが、それで「サンフレッチェらしさ」を失ってはならない。それがこの2試合の教訓だったのではないでしょうか。
 昨年の優勝で、今年のサンフレッチェはチャンピオンとして迎えることになっています。相手チームからのレスペクトは当然あるわけで、となるとどうしても「受けて立つ」ような形になってしまうのだ、と思います。しかし新シーズンは全チーム勝ち点ゼロからのスタートであって、昨年優勝したことによるアドバンテージなんて何にも無いわけです。地位が保証されている相撲の横綱は時には受けて立つこともあるかも知れませんが、サッカーの場合は全く違うのです。ACLもJリーグも黒星からのスタートとなったからには、上を追いかける立場になったということ。つまり図らずも「チャレンジャー」として戦わなければならないことになりました。キャンプで怪我をしたミキッチもファンも離脱中で、高萩も怪我と厳しい状況に追い込まれているサンフレッチェですが、だからこそ今こそ、チーム一丸となってチャレンジしなければなりません。もう一度、昨年前半の気持ちを取り戻すこと。それが、苦しいスタートとなった今のサンフレッチェにとって、一番大事なことなのではないでしょうか。

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