3/31〜4/6のSANFRECCE Diary


<13.4.6> 中国新聞によると、青山の代役として岡本が先発する可能性が高そう。広島でのJ1初先発と言うことになりますが、鳥栖で、あるいはACLで積み重ねてきた経験を生かして、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップU-10」が9時半から、「フォリアチャレンジ」が11時20分ごろから行われます。また先日廿日市FCでの現役復帰を発表した久保竜彦氏が来場して、12時55分ごろからトークショーを行うそうです。
 ファンクラブサロン前(場内)では「キックターゲット&スピード」を12時から。場外のおまつり広場では10時から佐藤寿人選手フォトタオルを2,200円で、久保竜彦氏のミニペナントを900円でそれぞれ限定500枚と200枚販売します。11時からはフェイスペイント、12時からはバルーンアートも行われます。試合会場限定グルメは、中華街の人気メニューである麻婆豆腐をどんぶりにした「マーボー丼」を600円で600食提供。選手コラボメニューは岡本選手の「焼き鳥丼」650円と山岸選手の「豚の生姜焼き丼」700円を販売します。先着プレゼントはJAバンク広島提供の「オリジナルクリアファイル」とJA共済の「オリジナルメモ帳」を10,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、石原選手のプレミアムカードです。
 テレビ放送はスカパー!のch285(SD画質)とch607(HD画質)及びCS250で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はぜひご覧下さい。
<13.4.5> J1リーグ戦は明日が第5節。サンフレッチェはホームに首位・横浜Fマリノスを迎えます。
 昨年は後半から巻き返して4位でフィニッシュした横浜FMは、小野、狩野、谷口、青山らを放出。千葉から藤田を獲得し、端戸をレンタルバックしたものの、昨年とほぼ同じメンバーによる「熟成路線」で今季に臨みました。そしてその効果は目覚ましく、リーグ戦は開幕から4連勝で堂々の首位に立っています。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ○4-2 湘南  【横】中村、マルキーニョス2、齋藤、【湘】キリノ2
2A ○5-0 清水  【横】中村、兵藤、マルキーニョス3
3H ○2-1 磐田  【横】栗原、兵藤、【磐】山田
N1H ○1-0 川崎F 【横】マルキーニョス
N2A ○2-0 甲府  【横】兵藤、中町
4H ○3-2 FC東京 【横】中村、藤田2、【東】李、渡邉
N2H ●0-1 大宮  【横】ツ
 前節FC東京戦は追いつ追われつの激しい試合となりましたが、出場停止だったマルキーニョスが不在だった穴を藤田が埋めて逆転勝利を収めています。また水曜日に行われたナビスコ杯大宮戦は中澤、富澤らを温存。好調を持続する大宮に競り負けたものの、内容のある試合をしています。明日は中2日のアウェイゲームと言うことで広島よりも難しいコンディションで来るわけですが、大宮戦に続いての連敗は許されない、と言う気持ちで戦ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、浦項戦で負傷した青山は大事には至らなかったものの、昨日は別メニュー調整だったそうで明日の試合は難しそう。また森崎浩も復帰したと言う情報はないので、少なくとも明日の先発は無いでしょう。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     岡本 森崎和

ミキッチ          山岸

    石原   高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、パク、中島、石川、野津田、川辺
 リーグ戦は2勝1分け1敗で5位に浮上してきたサンフレッチェですが、勝った相手はボトム2の清水と新潟。首位を走る横浜FMとの試合は、現在のチーム力を測る絶好の機会と言えるのではないでしょうか。来週は韓国でのアウェイゲームを控えているだけに、明日はホーム初勝利を挙げて気持ちよく次に向かって進みたいものです。
<13.4.4> 今シーズンの高円宮杯プレミアリーグウエストは、今週末に開幕します。サンフレッチェユースの日程は次の通り。
1A 4/7 (日)14:00 神戸U-18(いぶきの森)
2H 4/14(日)11:00 名古屋U18(吉田公園)
3A 4/21(日)11:00 大津高(七城町)
4H 4/28(日)15:00 C大阪U-18(吉田公園)
5H 5/4 (土)14:00 福岡U-18(吉田公園)
6A 5/12(日)13:00 G大阪ユース(未定)
7H 6/30(日)11:00 富山第一高(吉田公園)
8A 7/7 (日)15:00 東福岡高(東福岡)
9A 7/21(日)未定  京都U-18(東城陽G)
10H 8/24(土)16:00 神戸U-18(吉田公園)
11A 9/1 (日)10:00 名古屋U18(トヨタSC)
12H 9/7 (土)11:00 大津高(吉田公園)
13A 9/15(日)17:00 C大阪U-18(大阪舞洲)
14A 9/22(日)16:00 福岡U-18(福岡FBC)
15H 10/6(日)15:00 G大阪ユース(吉田公園)
16A 11/24(日)11:00 富山第一高(富山第一)
17H 未定       東福岡(未定)
18H 12/8(日)13:00 京都U-18(吉田公園)
 これまでプレミアリーグウエスト2連覇中のサンフレッチェユースですが、今季から望月監督に代わってどうチームが変化するのか。注目したいと思います。
<13.4.3> 昨日ホームで行われたAFCチャンピオンズリーググループリーグ第3節は、序盤の失点を取り返すことができず0-1で敗れ3連敗となってしまいました。
 清水戦から4人を入れ替え、以下のメンバーで戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  岡本
     (→高萩13分)
石川            パク(→山岸79分)
(→ミキッチ59分)
    野津田   石原

       佐藤

SUB:増田、ファン、川辺、イ
 対する浦項は、GK:シン・ファヨン、DF:キム・グァンソク、キム・ウォンイル、シン・グァンフン、MF:シン・ジンホ、ファン・ジス、キム・デホ、イ・ミョンジュ、FW:ペ・チュンソク、コ・ムユル、ノ・ビョンジュン、と言うメンバーでした。立ち上がりはパスを繋いでくる浦項に対してなかなかボールを取れず、我慢の展開がつづきます。そして10分には青山が自ら座り込んでピッチから去り、代わりに高萩が入ります。16分には野津田がファーストシュートを打ちますが、しかしその直後に失点してしまいます。前半17分、コ・ムユルに右サイドを破られてクロス。これをあっさりとぺ・チョンソクに押し込まれてしまいました。
 その後も浦項のパスの繋ぎと左サイドからのロングスローに苦しめられ、25分にはコ・ムユルのクロスをぺ・チョンソクが技巧的なトラップで前を向いてシュートしましたが西川が素晴らしい反応で防ぎます。更に35分からはファン・ジス、イ・ミョンジュらに次々とシュートを打たれましたが、西川を中心に守ります。広島は前半ロスタイムに野津田が石川のクロスを頭で流し込もうとしたもののわずかに上に外れ、あまり良いところを見せることができないままにハーフタイムを迎えました。
 後半は野津田を前に出して、高萩がDFラインに下がってゲームメイクします。そしてそれが功を奏したか、あるいは前からの守備が機能し始めたためか、広島がゲームを支配します。後半7分には野津田のシュートがDFに当たって高く上がりゴールに向かいましたがGKがキャッチ。14分には波状攻撃からミキッチのクロスに石原が飛び込みましたが枠外に外れ、15分には石原がバイシクルシュートを打ちますがヒットしません。浦項は時折カウンターから攻めてきますが、広島の守備の集中は高く追加点を許しません。サイドから、あるいは中央突破から攻め続ける広島。ブロックを作って守る浦項。40分にはミキッチがフリーになってシュートしましたがDFが飛び込んできてブロックし、45分には野津田と山岸がペナルティエリア内からシュートしましたが弾き返されます。そしてロスタイムには岡本のシュートが枠を捉えていましたが、前線にいた石原に当たると言う不運にも見舞われます。結局サンフは最後まで浦項の守備ブロックを突き崩すことができず、またも悔しい敗戦となってしまいました。
 青山が早い時間帯でいなくなったことや、後半ロスタイムの岡本のシュートが石原に当たったことなど、この試合も不運な要素はあったわけですが、しかし全体としては力負け、と言って良いと思います。浦項はパスの繋ぎが巧く、また緩急を生かした多彩な攻撃から何度もビッグチャンスを作りました。また後半は広島が攻勢に出るとゴール前にブロックを作り、ここぞと言うところで身体を投げ出して失点を防ぎました。そして何度かカウンターから広島ゴールを脅かしつつ試合をクローズさせました。浦項としては追加点が取れなかったのが誤算だった、と言うぐらいで、ほぼ思い通りの展開だったと言えるのではないでしょうか。
 対する広島ですが、やはり経験の浅いメンバーが多かったことが、立ち上がりに主導権を握られてしまった原因だったのではないかと思います。岡本も野津田も石川もパクも、できる限りのチャレンジはしていたと思います。しかし試合の流れに応じて臨機応変のプレーをすること。あるいは相手に対応された時にその裏をかくなど、もう少しプレーの質を高めなければ厳しい試合をものにすることはできない、と言うことなのではないでしょうか。この悔しい敗戦から何を学ぶのか。それを今後の練習と試合にどのように生かしていくのか。それによって、この試合の価値がプラスにもマイナスにもなるのではないかと思います。
 この試合の結果サンフレッチェの勝ち点はゼロのままなのに対して、ブニョドコルと北京が引き分けたため他の3チームが勝ち点5で並ぶことになりました。仮にこの後広島が3連勝すると勝ち点は9になりますが、その場合に2チームが勝ち点10以上になる可能性はありません。(3チームが勝ち点9で並ぶ可能性はある。)従って勝負はまだまだこれから。とりあえずはこの悔しさを来週のアウェイの浦項戦にぶつけて、今度こそ勝ち点3を取って欲しいと思います。
ブログ速報 前半 後半
日刊スポーツ 試合経過 記事1 記事2
ゲキサカ 試合記録 記事1 記事2
J's GOALゲームサマリー

<13.4.2> 「ホットニュース」などによると森保監督は浦項戦を「非常に重要な一戦」と語る一方で「多少メンバーを入れ替えて戦う」と言っています。今日は岡本、野津田ら若手メンバーの活躍で、勝利を引き寄せて欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島広域公園陸上競技場で、午後7時キックオフ。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは森崎浩司選手のプレミアム選手カードを3,000名様に。ACL限定グルメは、ウズベキスタンに因んだ牛肉のジンギスカン風炒めと中国に因んだバンバンジー、韓国に因んだチヂミと野菜ナムルなどを詰めた「ACL弁当」を750円で、日本の豚汁と韓国のチゲスープの「日替わりスープ」を一杯300円で提供します。また韓国ブースでは韓国風の豚丼、おでん、トックスープをそれぞれ500円で販売します。
 テレビ放送ですが、今日は生放送は日テレG+(スカパー!ch309(SD画質)とch608(HD画質)及びCS257)となっていて、北京国安戦までの日テレプラスとは別契約が必要ですのでご注意下さい。また地上波では日本テレビで深夜2時29分から録画放送が予定されています。今日はブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<13.4.1> 明日はACLの第3節。サンフレッチェはホームに浦項スティーラーズを迎えます。
 過去にACLで3度の優勝を経験し、2009年にはクラブワールドカップで3位に入った浦項は、昨年のKリーグを3位でフィニッシュするとともに韓国FAカップも制して今季のACL出場権を獲得しました。かつて柏でプレーした黄善洪の監督就任以降2位、3位と安定した成績を残していますが、親会社であるポスコの業績不振の影響で昨シーズン終了後に外国人選手を全員放出し、今季は韓国人選手だけで戦っています。しかしながら逆境がチームをまとめる力になっているのか今シーズンは開幕から好調で、第3節まで消化しているKリーグクラシックでは2勝1分けで首位。またACLでも初戦の北京国安戦は引き分けましたが、続くブニョドコル戦では若手中心で臨んで勝利目前まで行っています。
1H △0-0 北京国安
2A △2-2 ブニョドコル 【浦】Lee Myung Joo, Lee Gwanghun, 【ブ】Pyshur, Murzoev
 明日はレギュラーを送り込んでくるのか、あるいは再び若手で来るのかは分かりませんが、決して油断してはいけない相手であることは間違いないところ。ここで敗れるとグループリーグ勝ち抜きが難しくなることも考えると、全力で勝ちに来ると思っていた方が良さそうです。
 対するサンフレッチェですが、ようやく怪我人も戻ってきてベストに近いメンバーを組めるようになってきました。ただ、今後の過密日程を考えると主力に無理はさせられないのも確か。と言うことで、ある程度メンバーを入れ替えて戦うのではないかと思われます。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  岡本

石川            山岸

    石原   森崎浩

       佐藤

SUB:増田、パク、中島、ミキッチ、高萩、野津田、川辺
 グループリーグ勝ち抜きのためには勝ち点10が目安となるので、もうこれ以上負けるわけにはいかないサンフレッチェ。特に第4節以降にアウェイが2試合残っているので、明日は絶対に勝利が必要な試合となります。ここまで2試合は慎重な立ち上がりが後手を踏む要因となっていましたが、明日は最初から積極的に戦って勝ち点3をゲットして欲しい、と思います。
<13.4.1> 4/23にタシケントで行われるACL第5節ブニョドコル戦の応援ツアーの募集が始まりました。日程は4/22(月)の9時40分に広島空港を出発し、仁川空港経由で午後9時にタシケント着。ホテルに1泊して翌日のACLを観戦し、試合終了後に空港に移動しウズベキスタン航空のチャーター便(もしかすると選手と一緒かも)で戻ってくる、と言う1泊3日のツアーとなっています。旅行代金は2名一室利用で238,000円。12歳未満は5,000円引き、中国新聞ちゅーピーくらぶ会員とサンフレッチェクラブ会員は2,000円引き、一人部屋利用は9,000円アップとなっています。お申し込み〆切は4/8(月)で、ビザ申請用書類と写真・パスポートもその日までに準備する必要があります。お申し込み、お問い合わせはひろでん中国新聞旅行(セールスセンター082-512-1010、福山営業所084-923-2228)までどうぞ。
<13.3.31> 昨日IAIスタジアム日本平で行われたJ1リーグ第4節清水戦は、相手に退場者が出たこともあって4-0で快勝して6位に浮上しました。
 高萩が今季初めてリーグ戦に出場。またミキッチも初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  森崎和
     (→中島83分)
ミキッチ          山岸

    石原    高萩(→野津田72分)

       佐藤(→川辺86分)

SUB:増田、パク、岡本、石川
 対する清水は、GK:林、DF:高木純(→イミンス87分)、岡根(退場59分)、ヨンアピン、吉田、MF:村松、杉山、八反田(→瀬沼70分)、FW:石毛(→高木俊HT)、バレー、河井、と言うメンバーでした。いつも通りに後ろでゆっくりとビルドアップしようとする広島に対して、序盤の清水は前からのプレスをかけてきます。3分には広島のミスから八反田がファーストシュート。その後も広島のミスを誘おうとしてきます。サンフは「しっかりと準備してきた」と言う今週の練習の成果を元に、決して焦らず落ち着いてプレーし、高萩と石原にボールが入るとスイッチを入れて相手ゴールに迫ります。8分には高萩のスルーパスで石原が飛び出し、林と絡んでこぼれたボールを山岸がシュートしましたが枠外に外れましたが、14分には高萩の横パスを石原がスルーして抜け出し寿人のパスでDFラインの裏を取り、GKの動きを良く見てゲットし良い時間帯に先制点を奪うことができました。
 18分には高萩の高速クロスを寿人が押し込みましたがオフサイドを取られます。逆に25分には右サイドでのミスからボールを失って危ないシーンを作られ、32分にはセットプレーから岡根がペナルティエリア内でどフリーと言う決定的な場面を作られます。しかしそこは西川が落ち着いて対応して事無きを得ると、その後も河井や石毛の飛び出しを守備陣が集中して潰します。前半はほぼ対等なゲーム展開ながら決定機に決めたか決めないか、の差が出て、広島1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半は最初にチャンスを迎えたのは清水で、5分には杉山のロビングのパスをバレーが頭で逸らせてゴールを狙いましたが西川がビッグセーブ。その直後には岡根が、10分にはヨンアピンがシュートしましたが枠を外します。そして14分、抜け出そうとした石原の足元にタックルした岡根にイエローカード。2枚目のカードをもらった岡根はピッチを去って、昨年のホームゲームに続いて広島が1点リードで数的優位になりました。
 昨年は同様の展開で攻め込んだものの決めきれず、カウンターから失点して逆転負けを喫してしまいましたが、しかしこの日のサンフは違いました。後半24分に高萩のスルーパスで抜け出した石原がヨンアピンに倒されてPKをゲット。これを寿人が決めて点差を2点に広げます。続いて4分後には、山岸のCKを塩谷が中央で頭に当てて、ファーサイドで折り返した寿人のボールを水本が押し込みます。更に37分には右サイドを抜け出したミキッチのクロスを野津田がシュート。これはGKに止められたものの寿人がこぼれ球を押し込んでダメ押しの4点目。その後も広島が自在にボールを動かし何度もビッグチャンスを作りつつそのまま試合を終えました。
 清水は経験を重視した起用する、と言う事前情報もありましたが、ゴドビ監督は石毛、八反田ら若手を多く使ってきました。そして前からのプレスとバレーを目がけたロングボールを適度に組み合わせた戦い方で、何度か危ないシーンを作られました。前半32分の決定機を決められていたら、結果はどう転んでいたか分からない、と思うのですが、しかしサンフは堅い守備で失点を防ぐと、相手のプレスにも慌てず落ち着いて対応し、時折ぎらりと攻撃の刃を光らせて相手ゴールに迫りました。後半の後半は相手が気持ちを切らせたため一方的な試合になりましたが、やはり試合後に森保監督が述べていたように今週良い練習ができていたことが結果として出た、と言うことなのではないでしょうか。
 それ以上にこの試合は、高萩の存在の価値を改めて思い知らされるものとなりました。彼が中盤で良いポジションを取ってボール回しの起点となり、またアイディアに溢れたパスを出すことで、今季これまでのサンフレッチェには見られなかったリズムを作り出していました。清水がどうしても勝ちたい、と言う思いから厳しい守備を仕掛けて来ていたのは確かですが、カードを連発された理由はそれだけではないでしょう。高萩の技術と戦術眼と、そして寿人と石原のコンビネーションにDFラインをかき回されて、頭と身体が疲弊したのが大きかったのではないか、と思います。この日のプレーも1ヶ月のブランクを感じさせないものでしたが、今後試合勘が戻ってくればもっと良くなって行くはず。今後過密日程を戦うにあたって、収穫の多い試合だった、と言えるのではないでしょうか。

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