4/14〜4/20のSANFRECCE Diary


<13.4.20> 中国新聞によると、サンフレッチェのメンバーは昨日広島市内で前日練習を行った後に磐田に移動した、とのこと。今日の試合の終了後、明日の便でウズベキスタンに移動して23日にブニョドコルとの試合を戦い、その数時間後にチャーター便で広島に戻る予定で、その2日後に名古屋に移動して次節を戦うことになります。選手にとってもスタッフにとっても過酷な「地獄のアウェイ3連戦」。その最初の試合にしっかり勝って、勢いをつけてウズベキスタン遠征に向かいたいものです。
 今日の試合会場はヤマハスタジアムで、午後3時キックオフ。入場券はJOGシートアウェイ、SS指定席、A指定席は残りが「若干」となっていますので当日券をお買い求めの方はお早めにどうぞ。テレビ放送は静岡放送とスカパー!のch185(SD画質)とch585(HD画質)及びBS241で予定されています。今日もブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<13.4.20> サンフレッチェは昨日、野津田岳人選手とのプロA契約締結を発表しました。野津田の初出場は高校2年生だった昨年3月17日の第2節清水戦。その後リーグ戦5試合、ナビスコ杯2試合に出場しましたが、5月以降はユースに専念していたためトータルの出場時間は144分間だけでした。しかし今年は開幕戦で途中出場すると、その後リーグ戦には5試合に出場。またACLの北京戦、浦項とのホーム戦、アウェイ戦の合わせて3試合にフル出場して、A契約の基準である通算450分間出場を満たしました。中国新聞によると年俸600万円で契約年数についての記述はありませんが、おそらく複数年契約を結んだのではないかと思われます。
<13.4.19> 今週〜来週のサンフレッチェはウズベキスタン遠征を含む地獄のアウェイ3連戦。最初の関門として明日、ジュビロ磐田と戦います。
 前田の「デスゴール」騒ぎが影響したか、ここまでの磐田はリーグ戦6試合を戦っていまだ勝ち無し。順位も17位に沈んでいます。ここまでの戦績は次の通り。
1A △1-1 名古屋 【磐】山田、【名】OG
2H ●0-1 大宮  【宮】菊地
3A ●1-2 横浜FM 【磐】山田、【横】栗原、兵藤
N1A ○2-0 大宮  【磐】金園、山本康
N2H ○5-1 清水  【磐】金園、松浦、山崎3、【清】石毛
4H △3-3 鳥栖  【磐】山田、松浦、金園、【鳥】豊田3
N3A ●1-2 川崎F 【磐】金園、【川】大久保、矢島
5A ●1-2 浦和  【磐】前田、【浦】森脇、原口
N4H ○1-0 湘南  【磐】前田
6A ●0-1 清水  【清】村松
 前節の「静岡ダービー」では序盤から磐田がペースをつかみ、自在にパスを回して攻め込みました。ところが後半35分にセットプレーから失点すると、その後は反撃も及ばずそのまま敗戦。またもリーグ戦初勝利を逃しました。ただ試合後に森下監督は「選手たちは本当にハイパフォーマンスで、今年いちばんの出来ではないかというぐらいの勇気を見せてくれた」と語っていて、内容には手応えを感じていた様子。明日こそサポーターに勝利を届けようと、準備万端で広島を迎え撃つに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、新しい怪我人や復帰の情報はないので前節と同じメンバーで戦う可能性が高そうです。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  森崎和

ミキッチ          山岸

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、パク、岡本、中島、石川、野津田
 ここまでの公式戦の戦績は4勝2分け5敗と今一つ結果が出ていない印象のサンフレッチェですが、リーグ戦に限れば3勝1分け2敗で6位。昨年の同じ時期は4勝2敗の4位だったので、さほど成績が落ちているわけではありません。ACLで敗退が決まったのは残念ですが、逆に言えばリーグ戦に集中できるということ。明日は昨年のJリーグ王者らしい戦いで、きっちりと勝ち点3を持って来て欲しいと思います。
<13.4.18> サンフレッチェは4/12に今年度2回目の取締役会を開催し、第21期(平成24年2月1日から平成25年1月31日)の決算を承認しました。これによると売上高は前の期を5億円上回る31億7600万円。営業利益は500万円増の2億2700万円、当期利益が2億2200万円で、3期ぶりの黒字決算となりました。中国新聞によると入場料収入が前年度比で1億円増の50億9000万円、グッズ売り上げも1億円増の3億3000万円。J1優勝とクラブワールドカップの賞金の合わせて3億2000万円のうち60%を選手に分配したと言われているので、1億3000万円程度がクラブの利益になったことになります。クラブライセンス制度の元では3期連続で赤字になるとライセンスを失うため経営再建が緊急の課題となっていましたが、まずは最初の山を越えた、と言って良いでしょう。
 因みに昨年末に行われた小谷野社長のインタビューでは昨期の利益を1億7〜8千万円と見積もり、「『経営再建5カ年計画』による累計利益2億円の公約を2年で達成できそうだ」と語っていましたが、その目標が1年で達成できたことになります。プレスリリースによるとその理由は「年末・年始のグッズ販売が好調だったこと」と「経費合理化が予想以上に進行したこと」に加えて、「クラブワールドカップの賞金に運用益が出たこと」だったとのこと。このクラブワールドカップの賞金は150万ドルでしたが、12月半ばには1$=84円程度だったのが1月末までに91円台まで下がっていたので、その差額だけでも1000万円ほどの利益増に繋がったものと思われます。
 クラブは今季の目標を6700万円の黒字としていますが、昨年が特別だったと考えれば決して易しい数字ではありません。特に今年はACL出場による出費が多く、またリーグ戦も平日開催が増えてGW中のホームゲームも無いため何もしなければ売り上げが減るのは必然。実際に今季の入場者数を見ても、浦和戦で27,911人を集めて以降は鹿島戦で16,029人、横浜FM戦と鳥栖戦はそれぞれ10,554人と13,164人と昨年の平均(1試合当たり17,721人)を下回っています。黒字化によって「チーム強化面やマーケティング面で従来以上の柔軟性をもって臨める」ことになったのは確かですが、大胆に踏み出せるようになるにはコンスタントに昨年並の観客動員があることが必要です。我々サポーターとしてもこれまで以上に親戚や友人をスタジアムに誘って、観客を増やす努力をすべきかも知れません。
<13.4.17> 先週発売の紫熊倶楽部5月号は、J1通算300試合出場を果たした森崎和幸選手の大特集となっています。最初の記事は彼のJリーグデビューから現在までを振り返ったドキュメント。2000年1月の紫熊倶楽部の巻末コラムで書かれた「必然の少年」と言うタイトルを再び使って、クラブ史上初の高校生デビューから「史上最も悲しいVゴールの目撃者」だったこと、新人王の獲得やトムソン監督やヴァレリー監督との関係、2002年のJ2降格と翌年のJ1昇格など、主に彼のプロとしてのスタートの時期を振り返っています。これに続くのは、森崎和幸選手の妻である志乃さんとの関係を綴った「覚悟の愛情」。駒野選手の結婚式での出会いから始まって、病気と闘う壮絶な日々、そして昨年の優勝までを描いています。また中国新聞の日野記者による「名選手は進化する」、TSSの石井百恵アナウンサーによる「カズ選手と サンフレッチェと 一緒に歩いた14年でした」と言うコラムが続きます。
 連載記事の「若者たちの肖像」で取り上げられているのはイ・デホン選手。ルーキーイヤーの昨年は怪我続きでなかなか思うように行かなかった彼が、今季に臨む思いを語っています。
 後ろのインタビュー記事は塩谷司選手。昨年途中で移籍してから徐々にチームに馴染んできて、今やストッパーとして、あるいはリベロとして最も出場時間が長い選手となっていますが、本人はまだまだ課題だらけだ、とのこと。「自分がチームで一番下手」と言いながらも、今後に向けての意欲を語っています。サンフレッチェ広島のオフィシャルDVDの西尾ディレクターによる「欧州サッカースタジアム紀行」は、ドイツ・ドレスデンのグリュックスガス・シュタディオンを取り上げています。マッチレポートは新潟戦、北京戦、鹿島戦、清水戦、浦項戦、横浜FM戦。ユースレポートでは、先日プロ契約を結んだ川辺選手と宮原選手を紹介しています。そして最終ページで取り上げられているサポーターは、昨年血流障害を患った山岸選手を応援していた井場昭子さんです。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTと広島県内主要書店の他、東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマート、及び銀座の広島ブランドショップ「TAU」でも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<13.4.16> 昨日レノファ山口との練習試合を行い、4-2で待ちました。得点は前半20分に野津田、26分に川辺。後半5分と9分に失点しましたが、12分にパク・ヒョンジン、28分にイ・デホンが決めて突き放しました。
<13.4.16> 日曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第2節で、サンフレチェユースは名古屋U18と対戦して3-2で勝ちました。サンフレッチェユースのメンバーは、GK:中村、DF:大谷、伊藤、MF:川辺、野口(→島田90+2分)、宮原、上村、濱中(→長沼75分)、FW:越智、諸岡、横山(→中野83分)。得点は前半44分に川辺、後半32分に越智、37分に長沼。失点は後半42分と後半ロスタイムでした。第2節の全結果と順位表は次の通り。
【第2節】
広島ユース  3-2 名古屋U18
東福岡高   0-2 富山第一高
福岡U-18   1-1 神戸U-18
大津高    1-4 C大阪U-18
G大阪ユース 1-1 京都U-18

        勝点 勝 分 負 得失点差
1 C大阪U-18   6    2   0   0    +5
2 広島ユース   6    2   0   0    +3
3 G大阪ユース  4    1   1   0    +4
4 福岡U-18    4    1   1   0    +1
5 富山第一高   3    1   0   1     0
6 名古屋U18    1    0   1   1    -1
6 京都U-18    1    0   1   1    -1
8 神戸U-18    1    0   1   1    -2
9 大津高     1    0   1   1    -3
10 東福岡高    0    0   0   2    -6

<13.4.15> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第6節鳥栖戦は、終始ゲームを支配して2-0で勝ち、ホーム初勝利を挙げました。
 青山が半月ぶりに先発に復帰して、以下の布陣で戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  森崎和
     (→岡本90分)
ミキッチ          山岸(→パク70分)
(→ファン82分)
    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、中島、石川、野津田
 対する鳥栖は、GK:赤星、DF:丹羽、小林、金正也、呂、MF:水沼(→清武83分)、高橋(→末吉71分)、藤田、金民友、FW:池田、豊田、と言うメンバーでした。前半は両チームとも守備意識が高く、なかなかシュートを打てない展開となります。4分にはミキッチが突破しクロスの折り返しを石原が狙いましたがファウルを取られ、6分には高萩を起点に波状攻撃を仕掛けたもののシュートは打てず。21分には高萩が遠目からシュートを打ったもののGKに止められます。広島は青山と高萩のコンビを起点に鳥栖の守備を崩そうとしますが、鳥栖は自陣にブロックを作ってなかなか崩れません。逆に鳥栖は豊田を狙ってロングボールやロングスローで狙ってきますが、広島守備陣はしっかり身体を寄せて自由にさせません。前半ロスタイムには広島が波状攻撃を仕掛けましたが、青山がぎりぎりで折り返したもののゴールラインを割ります。結局公式記録では広島のシュートは1本だったのに対して鳥栖は0本。前半はどちらも得点の香りを感じさせないままにハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると、開始早々に広島が試合を動かします。後半3分、山岸が左から仕掛けて入れたクロスは逆サイドに流れたものの、石原が拾ってミキッチへ。クロスは丹羽に当たりましたがこぼれたボールが寿人の前に転がります。寿人はこれを見事な身のこなしでゴールの上に叩き込んで、広島が先制点を奪いました。
 この後鳥栖も同点を狙って攻め込んできましたが、シュートは13分の呂の可能性の低いミドルだけ。逆に14分、ミキッチのクロスのこぼれを拾った山岸がドリブルで仕掛ける姿勢を見せつつヒールで高萩へ。高萩のDFの間を縫うクロスを寿人が押し込んで、リードを2点に広げました。
 鳥栖は16分にミキッチのクリアミスから豊田が強烈なシュートを打ってきましたがサイドネット。17分には藤田のロングスローを豊田が頭に当てましたが枠を外れます。20分には水沼が右からクロスを入れてきましたが、広島の守備の集中は高く鳥栖にシュートを打たせません。サンフも追加点を狙って攻撃を繰り返し、30分には森崎和のパスでフリーになった高萩がシュートしましたが、ボールはポストを叩いてゴールの外に弾かれます。鳥栖は選手交代で流れを変えようとしたものの、シュートらしいシュートは39分に清武が打ってきたシーンだけ。逆に広島はロスタイムに岡本が決定的なシーンを作るなど試合終了まで攻めの姿勢を保ちつつ、アディショナルタイム3分で主審のホイッスルが鳴り響きます。試合後のB6付近では今季初の「サンフレ劇場」が千葉と西川の主催で開催されて、ホームのサポーターとともに喜びを分かち合いました。
 試合後に森崎和幸選手は「セカンドボールを拾うこと。今日は、そこだけかなと思っていた」と語っていますが、まさにそこが試合のポイントだった、と言えます。攻撃の局面でも守備の局面でも、こぼれ球に相手よりも早く反応して一歩でもボールに身体を寄せること。前節横浜FM戦や浦項戦ではこのセカンドボールの競り合いで後手を踏み流れを渡してしまいましたが、この試合ではハードワークを持ち味とする鳥栖以上にハードワークできたことが、勝利の一番の要因だったと言えるでしょう。また相手が引いて守りを固めてくる中で、焦らず我慢できたのも良かったと思います。先制点のシーンは相手DFに当たったボールが絶好の位置にこぼれてくる、と言う幸運に助けられた面もありましたが、そのような運を呼び込んだのもひとえに粘り強く戦ったからだと思います。引いて守る相手を崩すにはサイドから、しかも両サイドをワイドに使って振り回して最後にエースが中央で決める、と言う教科書通りの攻めで得点を取り勝利したことは、チームが自信を取り戻す上で重要な結果だったと思います。
 この試合の結果サンフレッチェは6位に浮上しましたが、しかし首位横浜FMは6連勝しているため勝点は18。広島は勝点8差を付けられているわけですが、この差を下に伸ばせば最下位まで入ってしまいます。ACLはグループリーグでの敗退が決まってしまいましたが、J1リーグはまだまだ始まったばかり。今後はこれまで以上に「一丸」となって、リーグを勝ち抜いて欲しいと思います。

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<13.4.15> プレスリリースによると森崎浩司選手は一昨日の練習中に負傷して、右膝内側側副靭帯損傷で全治6週間、と診断されました。今年はキャンプから好調を持続していて、開幕から3試合にフル出場し浦和戦ではゴールも決めていました。しかし3/23に行われた練習試合で太もも裏の張りを訴えて途中退場したらしく、その後は試合出場を控えていました。全治6週間と言うことになると、復帰は5月下旬。従って、中断前の試合復帰は絶望的となりました。
<13.4.14> 携帯サイトなどによると、青山は既に練習に参加しているそうで今日の先発は問題なさそう。「広島のエンジン」の復帰で、サンフレッチェらしいアグレッシブなサッカーでホーム初勝利を挙げて欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後1時キックオフ。試合前イベントとしては9時から「サンフレッチェカップ」のU-9とU-12が、11時20分ごろからは「フォリアチャレンジ」が、選手入場後には山岸選手のJ1通算250試合出場記念セレモニーが行われます。場内のファンクラブサロン前では11時から「キックターゲット&スピード」が、場外のおまつり広場では10時から「ショートショートフィルム・フェスティバル&アジア2013」のPRブースと「サッカー専用スタジアム建設署名活動ブース」「フェイスペイント」が開催されます。
 先着プレゼントはタカキベーカリーの「ミルクフランス」を8,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは塩谷選手のプレミアム選手カードです。試合会場限定グルメは「佐賀牛の焼肉丼」を800円で限定600食提供。選手コラボメニューは岡本選手の「焼き鳥丼」650円と山岸選手の「豚の生姜焼き丼」700円です。
 テレビ放送はNHK広島放送局とスカパー!のch580(HD画質)とch180(SD画質)、及びCS800で生放送が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
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