4/21〜4/27のSANFRECCE Diary


<13.4.27> 「ホットニュース」等によると、昨日の練習では「みんなフレッシュな状態でプレーできて」いた(森保監督)とのこと。厳しいアウェイ3連戦の最後の戦いになりますが、今季のリーグ戦ではアウェイに強いことを考えればむしろ勝利のチャンス、と言えるかも知れません。好調を持続する大宮と横浜FMに離されないためにも、今日は是非とも勝ち点3をゲットして欲しい、と思います。
 今日の試合会場は瑞穂陸上競技場で、午後2時キックオフ。テレビ放送はNHK-BSとスカパー!のch181(SD画質)、ch581(HD画質)及びCS801で予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<13.4.26> 4月の「地獄のアウェイ3連戦」も明日が最後の関門。サンフレッチェはJ1第8節を名古屋グランパスと戦います。
 ストイコビッチ監督が率いて6シーズン目の今年も「覇権奪還」を掲げる名古屋ですが、昨年の得点王だった永井を失い金崎も放出。矢野とヤキモフスキーを獲得したものの、かつてのように個人能力の高さで圧倒するほどの力はありません。ただ、守備陣には闘莉王と増川の2枚看板が健在で、田中輝や本多ら若手も育ってきています。そして前節は敗れはしたもののケネディが復帰して、早速その高さを生かしてゴールも決めています。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H △1-1 磐田  【名】OG、【磐】山田
2A ●0-1 浦和  【浦】宇賀神
3A ○1-0 甲府  【名】本多
N1H △1-1 C大阪 【名】玉田、【C】OG
N2A ○2-1 鳥栖  【名】ヤキモフスキー、矢野、【鳥】池田
4H ○2-0 湘南  【名】玉田、小川
N3A △0-0 FC東京
5A △3-3 柏   【名】田中輝、増川、玉田、【柏】工藤2、レアンドロ・ドミンゲス
N4H △1-1 大分  【名】闘莉王、【分】森島
6H ○2-0 新潟  【名】玉田、田中輝
7A ●1-3 FC東京 【名】ケネディ、【東】ルーカス2、渡邉
N5A ●0-1 鹿島  【鹿】ジュニーニョ
 水曜日に行われたナビスコカップの鹿島戦では、闘莉王、ケネディ、田中隼、本多、田口を温存して戦い、敗れはしたもののシュート14本を放つ猛攻を見せて鹿島を追いつめました。リーグでの広島との勝点差は2なので勝てば順位が入れ替わるだけに、明日は必勝を期して試合に臨むに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によるとタシケントを24日の午前3時半(日本時間)に発って7時間かけて戻ってきたとのこと。昨日はミニゲームなどで調整したそうですが、名古屋を想定した練習はほとんどできなかったのではないか、と思われます。と言うことで、メンバーは磐田戦と同じになると考えて良さそうです。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  森崎和

ミキッチ          山岸

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、パク、中島、岡本、野津田、川辺
 怪我人の続出やACLと平行した過密日程でなかなかベストコンディションで戦えないサンフレッチェですが、それでもリーグは2連勝中で4位に浮上しています。この勢いを保つためにも、厳しいアウェイの連戦を勝利で乗り切って、上位に食らいついていって欲しいと思います。
<13.4.25> 日曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第3節で、サンフレッチェユースは大津高に終了間際に追いつき勝点1をゲットして、首位に浮上しました。サンフレッチェユースのメンバーは、GK:中村、DF:島田(→中野57分)、大谷、宮内(→荒木57分)、伊藤、MF:野口、上村(→椿本77分)、濱中、FW:越智、諸岡、横山。試合は前半32分(坂元)と38分(葛谷)にゴールを許して2点のビハインドで前半を終えました。しかし後半になると完全に広島のペースになったようで、後半のシュートは大津高が0本だったのに対して広島が15本。そして後半28分に越智がこぼれ球を蹴り込んで1点差に迫りました。そして後半ロスタイムに横山のシュートのこぼれを中野が押し込み、同点に追いついたとのことです。第3節の全結果と順位表は次の通り。
【第3節】
大津高    2-2 広島ユース
富山第一高  1-3 京都U-18
神戸U-18   2-1 G大阪ユース
名古屋U18   6-3 福岡U-18
C大阪U-18  2-3 東福岡高

        勝点 勝 分 負 得失点差
1 広島ユース   7    2   1   0    +3
2 C大阪U-18   6    2   0   1    +4
3 G大阪ユース  4    1   1   1    +3
4 名古屋U18    4    1   1   1    +2
5 京都U-18    4    1   1   1    +1
6 神戸U-18    4    1   1   1    -1
7 福岡U-18    4    1   1   1    -2
8 富山第一高   3    1   0   2    -2
9 東福岡高    3    1   0   2    -5
10 大津高     2    0   2   1    -3

<13.4.24> 昨日タシケントで行われたACL第5節のブニョドコル戦は、若手中心で臨んで良く戦ったもののスコアレスドロー。またも初勝利を逃しました。
 寿人、ミキッチ、青山、森崎和は遠征に参加せず、千葉、高萩、山岸、石原はベンチスタートで以下の布陣で戦いました。
       西川

   ファン 塩谷  水本

     岡本  中島

井波            パク
(→千葉83分)
    川辺   野津田
    (→高萩63分)
        イ(→石原72分)

SUB:増田、山岸、鮫島、宮原
 対するブニョドコルは、GK:ネステロフ、DF:ショラクメドフ、カリモフ、フィリポシャン、MF:ブラジッチ(→ラフマトゥラエフ78分)、イプロヒモフ(→ジュラエフ63分)、ドゥラエフ、ムサエフ(→ムルゾエフ23分)、ゾテーエフ、FW:ピシュル、と言うメンバーでした。若手中心の広島は立ち上がりから積極的で、3分には川辺が果敢にミドルシュート。5分の井波のシュートはGKに弾かれ、18分の井波のミドルは枠を外れます。21分にはパクのクロスに野津田が合わせましたがこれも枠を捉えることができません。更に28分にもパクのクロスを逆サイドで拾った井波が強烈なシュートを放ちましたがナイスセーブの阻まれます。ブニョドコルはパスを回して攻めの糸口を探しましたが、広島の守備の集中は高く決定機を許さず。36分にはFKから攻め込まれましたが西川が立ちはだかります。前半は広島が良いサッカーを見せながらも決めきれず、スコアレスで折り返しました。
 ホームでまだ勝利のないブニョドコルは、後半に入るとシンプルに放り込んでくる攻撃にシフトします。しかし広島は西川を中心にしっかりと守りを固め、高萩を起点にカウンターを狙います。30分にはファンのクロスをGKが右手一本でクリア。35分にはブニョドコルの右からのクロスをゾテーエフに拾われ西川がシュートを弾き、こぼれ球をムルゾエフに狙われパクがゴールライン上でクリアします。終了間際には高萩が、野津田がシュートしたもののゴールを割ることができず、逆にブニョドコルのクロスが広島ゴール前を横切るシーンがあったもののシュートは許しません。そしてアディショナルタイムもそのまま過ぎて、終了のホイッスルとなりました。
 土曜日の磐田戦の先発メンバーで、この日も先発したのは西川、塩谷、水本の3人だけ。高校生の川辺や今季初出場の井波を起用するなど「ほとんどサテライト」の広島でしたが、しかし見せたサッカーはこれぞサンフレッチェ、と言うものでした。ピッチ上の選手全員がしっかり動いて次のポジションに動き、そこにワンタッチ・ツータッチでパスを繋ぐ。そしてここぞと言うところでは人数をかけて相手ゴールに迫る。逆に相手にボールを持たれた時には早い切り替えで相手を遅らせ、素早く守備ブロックを作って隙を作らない。フィジカルとテクニックに長けた選手が多く「ほぼウズベキスタン代表」と言う感じのブニョドコルに対して、一歩も引かずに戦いました。その戦いの様子は相手側の記者たちの心も動かしたらしく、試合後の記者会見に臨んだ森保監督に対して「大きな拍手が包んだ」(J's GOALによる)ほどだったそうです。中盤でパスの中継点となってリズムを作った岡本。何度も良いクロスを入れただけでなく、ゴールライン際で「1点もの」のシュートを防いだパク。攻撃のタクトを振るいつつ何度も相手ゴール前に飛び込んだ野津田。積極的な攻め上がりから惜しいシュートを何本も放った井波。そして、全く臆することなくチャレンジし続けた高校生Jリーガーの川辺。このACLの戦いで、森保監督が結果如何に関わらず若手選手を起用し続けたことによって、「成長」の木にようやく芽が出て花をつけつつある。そのような手応えを感じることのできたウズベキスタン遠征だった、と言えるのではないでしょうか。

ブログ速報 前半 後半
日刊スポーツ 記事1 記事2
ゲキサカ 試合記録 記事1 記事2
J's GOALゲームサマリー

<13.4.23> 中国新聞によると、寿人、ミキッチ、森崎和、青山の4選手はコンディションを考慮して遠征には帯同しなかった、とのこと。前日会見では佐藤寿人選手が来ていないことについて「エースがいないと言うことは、ACLに力を入れていないことか」と言う質問もあったようですが、森保監督は「ACLを軽視しているわけではなく、それよりも試合に出たいと思っている若い選手のエネルギーに期待したい」と述べています。アウェイゲームを若手中心で戦ってブニョドコルを追いつめた浦項のように、サンフレッチェもタシケントの地で「意地」を見せて欲しいと思います。
 今日の試合会場はウズベキスタンの首都・タシケントのブニョドコル・スタジアムで、日本時間の午後10時キックオフ。テレビ放送は日テレプラス(スカパー!ch278(SD画質)とch619(HD画質)及びCS300)で生放送が、BS日テレで深夜2時半から録画放送が予定されています。今日は可能であればブログでの速報をしますので、テレビを見れない&スタジアムに行けない方はそちらをどうぞ。
<13.4.22> 明日はACLのグループリーグ第5節。サンフレッチェはウズベキスタンの首都タシケントでブニョドコルと戦います。ここまでのブニョドコルの戦績は次の通り。
1A ○2-0 広島  【ブ】Physhur, Musaev
2H △2-2 浦項  【ブ】Physhur, Murzoev、【浦】Lee Myung Joo, Lee Gwanghun
3H △0-0 北京
4A ○1-0 北京  【ブ】Musaev
 ブニョドコルは現在勝点8でグループ首位。明日の試合に勝てばグループリーグ突破が決まるので、ホームで勝って決めたい、と思っているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、明日は「消化試合」となるのでこれまで以上に「ターンオーバー」で戦う可能性が高そうです。と言うことでメンバーは難しいのですが、私の予想は次の通り。
       増田

   塩谷  千葉  水本

     中島  岡本

ファン            パク

    川辺   野津田

       石原

SUB:原、宮原、鮫島、イ、キム、浅野、井波
ここまで苦戦が続くACLですが、その中で岡本やパク、野津田らが経験を積んで戦力になって来ているのは間違いないところ。昨年のナビスコカップでも結果は出なかったものの、清水や石川らが成長してその後の優勝に繋がっています。貴重な機会を無駄にしないためにも、ACLの残り2試合を全力で戦って、良い経験を持ち帰って欲しいと思います。
<13.4.21> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第7節磐田戦は、終始攻め込まれたものの数少ないチャンスを生かして2-0で勝利。順位も4位に上昇しました。
 控えメンバーは入れ替えたものの先発は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  森崎和

ミキッチ          山岸(→パク86分)
(→ファン79分)
    石原    高萩

       佐藤(→野津田79分)

SUB:増田、中島、岡本、川辺
 対する磐田は、GK:川口、DF:伊野波、チョ、藤田、MF:小林裕、駒野、山田、松浦(→山本康74分)、宮崎(→小林祐80分)、FW:金園(→山崎74分)、前田、と言うメンバーでした。試合は前半4分にいきなり動きます。バックパスを受けた川口が右サイドに繋ごうとしたところで寿人がカット。寿人は慌てて飛びつく川口の動きを冷静に見てゴールに流し込み、思わぬ形で先制点をもらいました。
 これで余裕が出た広島は、ペナルティエリアの前にブロックを作ってがっちりと鍵をかけます。逆に早く追いつきたい磐田はパスを繋いで、あるいはサイドからのクロスで広島陣内に攻め入ります。22分には駒野のCKをチョがフリーで合わせましたが枠外。24分には前田にペナルティエリアの中で前を向かれましたが塩谷がカットし、30分前後には右から左から何発もクロスを入れられましたがDFがはね返します。広島は時折押し返して、35分には山岸のクロスを寿人がフリックしましたが惜しくも川口の正面。38分には青山がミドルを打ちましたが川口の正面を突きます。しかし磐田の前からのプレスが厳しく広島のチャンスは数えるほど。逆に40分と41分の金園、42分の山田と立て続けにシュートを打たれましたが西川が立ちはだかります。前半の広島のシュートは3本だったのに対して磐田は7本。圧倒的に攻め込まれながらも守備陣が頑張って、1点リードで前半を折り返しました。
 攻める磐田、守る広島、と言う構図は後半も変わらず。2分と3分には山田に強烈なシュートを打たれましたがブロックし、7分には駒野のクロスに金園が合わせましたが西川がキャッチします。広島も15分には高萩のCKに塩谷が頭で合わせましたが、川口の正面に行ってしまいます。18分には駒野のクロスに反応して逆サイドに宮崎が飛び込みましたが、西川が好反応で防ぎます。26分には塩谷が上がろうとしたところでカットされて山田がシュートしたものの枠外。30分にはCKから混戦となり山崎に打たれましたがポストに救われます。その後もフレッシュな選手を投入して攻めの圧力を強めようとする磐田。広島も両サイドと前線を変えてカウンターのチャンスを窺います。そして後半41分、相手のパスミスを拾って高萩が左サイドのスペースへパスを出します。ここに飛び出した野津田がペナルティエリアの中まで切れ込んでクロス。これが石原にぴたりと合って、広島が貴重な追加点を挙げます。これで余裕が出た広島守備陣は磐田に隙を与えず、そのまま終了のホイッスルを聞きました。
 この試合のポイントは、と言えば、やはり立ち上がりの寿人のゴールに尽きるでしょう。まだ試合の落ち着かないうちにリードを奪うことができて、あとはがっちりとブロックを作って時間を進める。磐田にボールを支配されて危ないシーンもありましたが、シュートミスにも助けられてしっかりと守りきることができました。磐田も前からのプレスとパスの繋ぎで良いサッカーをしていたと思うのですが、それでも広島が勝つことができたのは、結果が出ているチームと出ていないチームの差が出た、と見るべきか。少なくとも苦しい時でも我慢して、相手のミスとカウンターで得点を取ると言う理想的?な展開で勝つことができたのは、これまでチームが歩んできた様々な経験が生きた、ということでは無いでしょうか。サンフレッチェらしい楽しいサッカーで勝てなかったのは残念ですが、いつでも内容も結果も出すことができるわけではありません。ACLと平行して戦っていることや、怪我人が続出していることなど苦しい状況の今年のサンフレッチェですが、このような試合を積み重ねていけば、Jリーグ連覇も見えてくるに違いありません。

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<13.4.15> プレスリリースによると森崎浩司選手は一昨日の練習中に負傷して、右膝内側側副靭帯損傷で全治6週間、と診断されました。今年はキャンプから好調を持続していて、開幕から3試合にフル出場し浦和戦ではゴールも決めていました。しかし3/23に行われた練習試合で太もも裏の張りを訴えて途中退場したらしく、その後は試合出場を控えていました。全治6週間と言うことになると、復帰は5月下旬。従って、中断前の試合復帰は絶望的となりました。
<13.4.14> 携帯サイトなどによると、青山は既に練習に参加しているそうで今日の先発は問題なさそう。「広島のエンジン」の復帰で、サンフレッチェらしいアグレッシブなサッカーでホーム初勝利を挙げて欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後1時キックオフ。試合前イベントとしては9時から「サンフレッチェカップ」のU-9とU-12が、11時20分ごろからは「フォリアチャレンジ」が、選手入場後には山岸選手のJ1通算250試合出場記念セレモニーが行われます。場内のファンクラブサロン前では11時から「キックターゲット&スピード」が、場外のおまつり広場では10時から「ショートショートフィルム・フェスティバル&アジア2013」のPRブースと「サッカー専用スタジアム建設署名活動ブース」「フェイスペイント」が開催されます。
 先着プレゼントはタカキベーカリーの「ミルクフランス」を8,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは塩谷選手のプレミアム選手カードです。試合会場限定グルメは「佐賀牛の焼肉丼」を800円で限定600食提供。選手コラボメニューは岡本選手の「焼き鳥丼」650円と山岸選手の「豚の生姜焼き丼」700円です。
 テレビ放送はNHK広島放送局とスカパー!のch580(HD画質)とch180(SD画質)、及びCS800で生放送が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
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