5/12〜5/18のSANFRECCE Diary


<13.5.18> 「ホットニュース」によると森保監督は「宮崎キャンプで甲府と練習試合を行っているが、そのときと比べると別のチームになっている...そのときのイメージだけでいると痛い目に遭うだろう」と警戒感を露にしています。ハードワークを売り物にする甲府ですが、それを上回るハードワークができるなら、結果も付いてくるのではないでしょうか。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、「サンフレッチェカップU-10」が9時半から、「フォリアチャレンジ」が12時20分ごろから行われます。ファンクラブサロン前では「キックターゲット&スピード」が12時から。場外のおまつり広場では、日本HPの「パソコン・プリンター体験コーナー」と「プリクラ撮影コーナー」が10時から開催されます。またオリジナルビールジョッキグラス作りを行う「ちょっぴり早い父の日特別企画」と「てるてる坊主を作ろう!」のコーナーも10時から。また10時45分からは「テンプク博士の燃えろ!闘魂!炎の大実験!サイエンスショー」が、11時からは「フェイスペイント」が、12時からは「バルーンアート」が行われます。
 先着プレゼントは日本HP提供の「オリジナルうちわ」を15,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、千葉選手のプレミアムカードです。試合会場限定グルメは、甲州ワインで牛ホホ肉をじっくり煮込んだ「牛ホホ肉の甲州ワイン煮」を600円で500食提供します。また選手コラボメニューは森崎和幸選手の「ガーリックライス」単品500円と森崎浩司選手の「スパム丼」700円です。また今日はJリーグ20周年を記念して「復刻ユニフォーム柄商品」を販売しますので、欲しい方はお早めにどうぞ。
 因みに当日券ですが、「Jリーグ20周年記念緊急特別企画」として前売り価格で販売します。この記念価格には会員割引も効くので、サンフレッチェクラブの会員証提示でSS席は4,000円、SA席は2,800円で購入できますので、チケット購入がまだの方はぜひご利用下さい。
 テレビ放送ですが、NHK広島とスカパー!ch308(SD画質)、ch605(HD画質)及びBS245で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<13.5.17> 明日はJ1リーグ第12節。サンフレッチェはホームにヴァンフォーレ甲府を迎えます。
 昨年のJ2で24試合連続無敗記録を打ち立てるなど圧倒的な力を見せてJ1昇格を勝ち取った甲府でしたが、32得点を挙げて原動力となったダヴィが鹿島に移籍。その代わりとして獲得した選手は38歳になる土屋やここ数年ほとんど試合出場のなかった青山直晃らだったと言うことで、シーズン当初は不安視されました。しかしこの補強が大当たりで、土屋と青山を中心とする守備が機能して現在の総失点11はリーグ5位の成績です。その他にもウーゴ、羽生や平本、河田ら移籍組が戦力となって、7試合連続負けなしもあって勝点14で11位に付けています。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A △1-1 仙台  【甲】ウーゴ、【仙】渡辺
2H ●1-2 C大阪 【甲】ウーゴ、【C】柿谷、山口
3H ●0-1 名古屋 【名】本多
N1A △1-1 清水  【甲】ウーゴ、【清】八反田
N2H ●0-2 横浜FM 【横】兵藤、中町
4A △1-1 川崎F 【甲】平本、【川】矢島
N3H ●0-1 湘南  【湘】武富
5A ○1-0 大分  【甲】土屋
N4A ○3-1 大宮  【甲】河本2、オルティゴサ、【宮】ズラタン
6H ○3-1 柏   【甲】福田、ウーゴ、土屋、【柏】OG
7A △0-0 鹿島
N5H ●1-3 川崎F 【甲】オルティゴサ、【川】矢島、實藤、大久保
8A △1-1 横浜FM 【甲】青山、【横】中村
9H ○2-1 磐田  【甲】ウーゴ2、【磐】金園
10A △1-1 新潟  【甲】佐々木、【新】川又
11H ●0-2 清水  【清】イ・キジェ、バレー
 前節の「富士山ダービー」は立ち上がりから積極的に攻めて決定機を作ったものの、後半14分にイ・キジェに強烈なミドルを決められ先制点を許しました。そしてその後相手の退場で得た数的有利を生かせず、逆にカウンターから追加点を許してリーグでは8試合ぶりの敗戦を喫しています。ただ城福監督は「敗戦の中でも収穫があった」と語っており、問題点はきっちりと修正してくるはず。今週はナビスコカップもなかったので、十分な広島対策を立ててアウェイに乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、出場停止や怪我人はないので前節のメンバーが基本になるのではないかと思います。ただ3/12の北京戦で負傷して全治8週間と診断されていた清水は既に練習に戻ってきているとのこと。山岸が足を痛めているとの情報もあるので、ひょっとするとサイドのメンバーに入れ替えがあるかも知れません。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  森崎和

ミキッチ          パク

    石原    高萩

       佐藤

SUB:原、ファン、中島、岡本、山岸、井波、野津田
 1試合消化が少ないながら5位に付けているサンフレッチェですが、勝点3差以内には12位の新潟までが入ると言う混戦になっていることを考えるとここで勝点を落としたくはありません。明日は2試合連続でホームで戦える利を生かして、しっかりと戦って勝利して欲しいものです。
<13.5.16> 先週末発売の「紫熊倶楽部」6月号(Vol. 184)の特集は西川周作選手。落ち着いたセーブの連発と確かな足元の技術でチームを最後尾から支える「笑顔の守り神」のドキュメンタリーは、本来であればロングインタビューを元に書かれるはずだったそうです。しかし名古屋戦の小川との激突とその後のふくらはぎの痛みがあって、インタビューなしでの構成になったとのこと。監督、コーチ、選手たちから集めた声をもとに書かれた記事ですが、むしろそれによってチームにとっての重要性が浮かび上がっています。
 この西川選手の記事に続くのが、「GK王国・広島」を彩った選手たちの列伝。トップページの「伝説の誕生」も、増田選手の負傷退場に絡めた記事となっています。
 もう一つのドキュメント記事で取り上げられているのは野津田選手で、圧倒的な能力で目立っていた中学生の頃からユース、そしてプロとしての今季のプレーまで、彼の成長の軌跡を描いています。またユースレポートでは、望月新監督のもとでも徹底して追求される「広島サッカー」と選手たちの姿を書いています。
 「Match Report」は名古屋戦、北京戦、浦項戦、磐田戦、ブニョドコル戦。敗退してしまったACLですが、「北京、浦項、タシケントAWAY遠征顛末記」では試合のために訪れた各都市での経験を綴っています。また、アウェイ全試合に参戦したサポーターの小島弦さんを紹介しています。そして最終ページでは、オフィシャルディレクターの西尾浩二さんによる「欧州サッカースタジアム紀行第3章」が掲載されています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTと広島県内主要書店の他、東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマート、及び銀座の広島ブランドショップ「TAU」でも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<13.5.15> 日本サッカー協会は一昨日U-18代表候補を発表し、サンフレッチェユースからは川辺と越智が選ばれました。今回選ばれたメンバーは次の通り。
【GK】渋谷(横浜FC)、高木和(清水ユース)
【DF】三浦(清水)、鴨池(FC東京U-18)、内田(G大阪ユース)、
    内山(札幌U-18)、広瀬(浦和ユース)、熊本(東福岡高)、
    石田(流経大柏高)、鯉沼(大宮ユース)
【MF】望月(名古屋)、松本昌(大分)、谷村(山形)、田村(湘南)、
    深井(札幌)、川上(FC東京U-18)、川辺(広島ユース)、
    高木(東京V)、青木(流経大柏高)
【FW】関根(浦和ユース)、小屋松(京都橘高)、越智(広島ユース)、
    宮市(中京大中京高)、木戸(東福岡高)
 このメンバーは5/19〜22にJ-GREENでトレーニングキャンプを行って、全日本大学選抜などと練習試合を行います。
 また日本サッカー協会はU-17代表候補(因みにサンフレッチェユースの森山元監督がアシスタントコーチを務めている)も発表し、広島ユースから宮原が選ばれました。
【GK】永石(高川学園高)、齋藤和(C大阪U-18)、林(G大阪ユース)、
    阿部(新潟ユース)
【DF】渡辺良(前橋育英高)、野口(大津高)、宮原(広島ユース)、
    石田(磐田U-18)、北川(清水ユース)、会津(柏U-18)、
    金岡(富山U-18)、茂木(浦和ユース)、坂井(大分U-18)、
    浦田(市原・千葉U-18)
【MF】瓜生(筑陽学園高)、水谷(清水ユース)、斎藤翔(浦和ユース)、
    鈴木(前橋育英高)、杉山(札幌U-18)
【FW】杉本(帝京大可児高)、山口(神戸U-18)、渡辺凌(前橋育英高)、
    中村(G大阪ユース)、小川(浦和ユース)、杉森(名古屋U18)、
    岸本(C大阪U-18)
 こちらもU-18代表候補と同じ場所と日程でキャンプを行い、C大阪U-18と練習試合を行います。
<13.5.14> 久保、大木、桑原の現役復帰で話題を集めている廿日市FCですが、先週末から始まった広島県社会人サッカーリーグ1部で、安芸府中FCに2-1で勝って幸先の良いスタートを切りました。廿日市FCは1ヶ月前から練習を開始した、と言う久保とともに桑原が先発。立ち上がりにPKを与えたものの、これをGKがストップしてその後はペースをつかみ、前半のうちに清水(廿日市西高)が決めて1点リードで折り返しました。しかし後半開始直後にクロスボールの処理を誤って同点に追いつかれ、なかなか突き放せない展開が続いたそうです。しかし大木が投入されると流れが変わり、後半終了間際にPKをゲット。これを久保が冷静に決めて、廿日市FCが今年の初戦を勝利で飾りました。
 なお12チームで構成される広島県リーグは1回戦総当たり。ほぼ2週間に1試合のペースで10/13の最終節まで戦います。次節は5/26の12時から中電坂グラウンドで行われるそうなので、お近くの方は観戦に行ってみてはいかがでしょうか。
<13.5.13> 昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第6節で、サンフレッチェユースはG大阪ユースに2-0で勝ち首位を守りました。メンバーは今のところ不明で、得点は後半10分に諸岡、22分に越智でした。第6節の全結果と順位表は次の通り。
【第6節】
福岡U-18   1-2 C大阪U-18
名古屋U18   4-3 東福岡高
G大阪ユース 0-2 広島ユース
神戸U-18   3-2 京都U-18
大津高    0-2 富山第一高

        勝点 勝 分 負 得失点差
1 広島ユース  16    5   1   0    +9
2 G大阪ユース 10    3   1   2    +7
3 名古屋U18   10    3   1   2    +3
4 京都U-18   10    3   1   2    +2
5 神戸U-18   10    3   1   2     0
6 C大阪U-18   9    3   0   3    +1
7 東福岡高    6    2   0   4    -5
8 富山第一高   6    2   0   4    -7
9 福岡U-18    5    1   2   3    -4
10 大津高     3    0   3   3    -6

<13.5.12> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第11節大分戦は、開始早々の塩谷のゴールで1-0で勝ち、暫定5位に浮上しました。
 前節欠場した西川とミキッチが復帰。またパクがリーグ戦で初めて先発して、以下のメンバーで戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  森崎和

ミキッチ          パク(→山岸81分)
(→ファン75分)
    石原    高萩

       佐藤

SUB:原、中島、岡本、井波、野津田
 立ち上がりにいきなり先制パンチを浴びせたのは広島で、1分にDFラインからワンタッチパスを繋いで青山が左サイドのスペースへ。これに追いついたパクが左足でカーブをかけてクロスを入れると、これが塩谷の頭にドンピシャで合ってあっという間に先制点を奪いました。
 これでプランが狂ってしまった大分に対して、広島はカサにかかって攻め立てます。5分にはパクがFKを狙いましたがバーの上。8分にはパクのクロスに寿人がダイレクトで合わせましたが上に外してしまいます。広島が決定機を逃すと流れは徐々に大分に移り、19分には松原のシュートを西川が横っ飛びで弾き出す、と言うシーンを作られます。逆に広島もミキッチの突破を中心にチャンスを作り、24分にはカウンターからミキッチが突破しクロスを入れましたが中と合わず、26分にもミキッチが突破しましたがクロスが合いません。34分にはパクのCKに水本が合わせましたが枠外。45分にもパクの攻め上がりから石原を経由してミキッチがフリーで打ちましたがまたもやシュートは大きく上に外れます。広島はボールを支配しチャンスも作りましたが得点は塩谷の1点だけで、前半を折り返しました。
 後半立ち上がりにチャンスを作ったのは大分で、2分に左からのクロスを高松が胸トラップしてシュートを狙いましたがバランスを崩して事無きを得ます。また19分にはカウンターから持ち込んだチェの強烈なシュートがバーを直撃します。しかし大分の攻撃で可能性を感じたのはそのぐらいで、後は広島がボールとゲームを支配します。9分には森崎和が強烈なミドルを打ちましたが枠外。10分にはミキッチのパスを寿人がヒールで落とし、石原が打ちましたが枠を外します。12分にはクロスを青山が落とし寿人が狙ったもののGK正面。29分にも攻め上がった森崎和が左から右上隅を狙ってシュートしましたが、枠を捉えることができません。更に31分にはクサビのパスを受けた寿人が溜めて自ら打ちましたがGKに弾かれます。更に39分には寿人がゴール正面から直接FKを狙いましたがこれも外れます。終盤は何とか得点を、と焦る大分をいなしてボールをキープして時間を作り、そのまま試合終了のホイッスルを聞きました。
 携帯サイトの森保監督の「囲み取材」のコメントによると、「今日の試合の入りではスピードを上げていこう」と言うことは話したものの、最初のチャンスで塩谷が上がっていったのは自分の判断だったとのこと。塩谷自身は「なんで俺、あそこにおったんかな」と振り返っているのですが、しかし特に気負うことなく、早い時間帯でタイミングを見て上がって行けたと言うところに塩谷自身の成長を見てとれるのではないかと思います。またリーグ戦初先発だったパク・ヒョンジュンも、アシストのシーン以外にも良いクロスを上げていましたし、またセットプレーでも良いボールを蹴っていました。ACLで試合に勝つ、と言う形での結果を出すことはできませんでしたが、全試合にフル出場した塩谷や5試合に先発出場したパクが成長したのは間違いないところ。この大分戦ははっきりと目に見える成果が出たと言う意味で、重要な試合だったと言えるのではないでしょうか。
 因みに試合全体の感想ですが、広島が実力通りに勝った試合、とまとめることができると思います。試合開始早々に先制点を奪ったこと、その後もボールを支配して何度もチャンスを作ったことを考えれば1点しか取れなかったのは物足りない、と言う感は否めないのですが、しかし相手も勝利を目指して必死で戦ってきているわけですからそうそう思い通りに行くはずもありません。むしろ追加点が取れないからと言って前掛かりになり過ぎたり、あるいは1点を守るために引き過ぎたりすることなくしっかりとバランスを保ちながら90分間戦えたのは、さすがチャンピオンチーム、と言っても良いのではないでしょうか。森崎和幸選手は試合後に「勝ったからこそ、修正する気持ちを持っていかないと、上のチームとやった時に勝てなくなる」と語っていますがまさにその通り。激しくなってきたチーム内のポジション争いを通して、チーム全体をレベルアップさせて欲しい。そしてもっと勝点を積み重ねていって、上位争いに絡んでいって欲しいと思います。

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<13.5.12> プレスリリースによると、鮫島晃太選手が鳥取へ期限付き移籍することになりました。鹿児島城西高時代の鮫島は柴崎(鹿島)、小島(浦和)とともに「高校ビッグ3」と呼ばれた逸材で、複数チームによる争奪戦の結果広島入りが決まりました。しかしプロ入り後の壁は厚くここまで出場はナビスコカップの2試合と天皇杯の1試合だけ。その出場した試合でも大きなインパクトを残すには至らず、今季もACLでベンチ入りしただけにとどまっていました。鮫島は「自分自身を成長させるためにも試合に出ることが必要だと思い、決意した」とのことです。鳥取はシーズン当初は好調だったもののこのところ10試合連続で勝ちがないなど苦しんでいるだけに、出場のチャンスはつかめるはず。まずは鳥取でレギュラーを取って、大きく成長して戻ってきて欲しいと思います。
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