5/19〜5/25のSANFRECCE Diary


<13.5.25> 「ホットニュース」によると森保監督は、「湘南はチーム全体でよく走るチームだし、ハードワークできるチーム。我々はその部分で負けないようにメンタル面の準備と基本である走ることや戦うことをしっかりやらないといけない」と語っています。ここまでリーグ戦では2勝しかしていない湘南ですが、それはいずれもホームゲーム。ホームの利と平均年齢25.2歳の若さを生かしたサッカーに走り負けないことが、今日の最も重要なポイントになるのではないでしょうか。
 今日の試合会場はBMWスタジアム平塚で、午後2時キックオフ。テレビ放送は、スカパー!ch285(SD画質)とch607(HD画質)、及びCS250で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<13.5.24> 明日はJ1リーグ第13節。サンフレッチェはアウェイで湘南と対戦します。
 3年ぶりにJ1に昇格した湘南は開幕から6試合勝ちがないなど序盤は苦しんでいましたが、徐々に慣れてきたかナビスコカップを含めてここ4試合は2勝1分け1敗の成績です。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ●2-4 横浜FM 【湘】キリノ2
2H △1-1 鳥栖  【湘】梶川、【鳥】野田
3H △1-1 清水  【湘】武富、【清】八反田
N2H ●1-3 大宮  【湘】古林、【宮】富山、長谷川、渡部
4A ●0-2 名古屋 【名】玉田、小川
N3A ○1-0 甲府  【湘】武富
5H △1-1 川崎F 【湘】高山、【川】パトリック
N4A ●0-1 磐田  【磐】前田
6A ●0-2 浦和  【浦】興梠、柏木
7H ○2-1 大分  【湘】永木、菊池、【分】森島
N5H ●0-1 横浜FM 【横】マルキーニョス
8A ●0-4 磐田  【磐】山田、松浦、山本脩、山崎
9H ●0-3 C大阪 【C】山口、柿谷2
10A ●0-1 鹿島  【鹿】ダヴィ
11H ○3-2 FC東京 【湘】高山、馬場、永木、【東】太田、渡邉
N6A ○1-0 清水  【湘】大槻
12A ●1-2 大宮  【湘】大野、【宮】ズラタン、渡邉
N7H △1-1 川崎F 【湘】菊池、【川】小林
 前節は後半36分に勝ち越しゴールを許して敗れたものの、ボランチから2トップへの縦パスを奪って一気に攻める、と言う戦いが奏功して首位・大宮と堂々と渡り合いました。水曜日にはナビスコカップがあったものの主力の多くを温存して戦っており、またホームでの連戦となるため疲れはないはず。明日はリーグ3勝目、そしてホーム連勝を目指して広島を迎え撃つものと思われます。
 対するサンフレッチェですが、清水ら長期離脱組が戻ってきているようなので、先発はともかく控えメンバーの入れ替えはあるかもしれません。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          山岸

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、パク、清水、井波、中島、岡本、野津田
 J2からの昇格組相手に2連勝ときっちりと勝点を積み重ねているサンフレッチェですが、昨年も3連勝で迎えたアウェイの鳥栖戦で痛い敗戦を喫した、と言うことを思い出す必要があると思います。しっかり走ってパスコースを作り、人もボールも動く広島らしいサッカーを展開すること。チーム全員が助けあって、一丸となって戦うこと。それが100%できれば、結果は自ずから付いてくるはず。明日は昨年度チャンピオンらしいサッカーを、関東のサポーターに見せて欲しいと思います。
<13.5.24> 日本サッカー協会は昨日キリンチャレンジカップとW杯予選を戦う日本代表を発表し、サンフレッチェからは西川が選ばれました。今回選ばれたのは次の26人。
【GK】川島(スタンダール・リエージュ)、西川(広島)、権田(FC東京)
【DF】駒野、伊野波(磐田)、今野(G大阪)、栗原(横浜FM)、
    長友(インテル)、内田(シャルケ04)、酒井宏(ハノーファー96)、
    酒井高(シュツットガルト)、吉田(サウサンプトン)
【MF】遠藤(G大阪)、中村(川崎F)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、
    細貝(レバークーゼン)、本田(CSKAモスクワ)、高橋(FC東京)
【FW】前田(磐田)、岡崎(シュツットガルト)、ハーフナー(フィテッセ)、
    乾(フランクフルト)、香川(マンチェスターU)、工藤(柏)、
    清武(ニュルンベルク)、東(FC東京)
 ヨルダン戦のメンバーから大津(VVV)が外れ、長友、本田、東が復帰。また工藤が初めて選出されました。今回の代表は各クラブの公式戦終了後(例えば西川の場合は水曜日の柏戦の後)合流し、5/30のブルガリア代表戦と6/4のオーストラリア代表戦に臨みます。
<13.5.23> 中国新聞によると、広島市中心部でのサッカー専用スタジアム建設を検討する協議会設置に関して「調整は詰めの段階に入った」とのことです。この協議会は官民によって作られ、市と県の他には広島商工会議所と広島県サッカー協会の4者が主体となる公算が大きい、とのこと。それぞれ有識者やスポーツ関係者に委員就任を呼びかけているそうで、全体で数十人の構成になりそうです。
 ところで先週のプレスリリースによると、今週末の5/26(日)の午後6時半からアステールプラザ中ホールにおいて「広島夢スタジアム〜スタジアムは、街づくり〜」シンポジウムが行われます。ここではサッカースタジアム建設早期実現に向けた署名活動の状況や欧州のスタジアムの紹介、国内のスタジアムの最新動向や今後の活動予定について等の話が出てくるとのこと。入場は無料で先着400名が入場できるとのことですので、ぜひ多くの方にご出席頂きたいと思います。
<13.5.22> Jリーグは昨日、「東日本大震災復興支援2013Jリーグスペシャルマッチ」のサポーター投票の途中経過を発表しました。それによると、FW部門では佐藤寿人選手が189,305票で首位。またGK部門では8,794票を獲得した西川周作選手が3位に、DF部門とMF部門ではそれぞれ水本選手と高萩選手が10位に入っています。
 この試合は6/16(日)に国立競技場で開催される予定で、被災地にゆかりのある選手による「Jリーグ TEAM AS ONE」チーム(トニーニョ・セレーゾ監督)とその他の選手で構成された「Jリーグ選抜」チーム(森保監督)が対戦します。「TEAM AS ONE」には仙台、鹿島、東北出身選手とゲストの選手が、「Jリーグ選抜」にはその他の選手が参加しますが、コンフェデレーションカップに出場する日本代表選手は選出されません。昨年は寿人が「Jリーグ選抜」に、高萩が「TEAM AS ONE」に選ばれましたが、このまま行けば今年も選ばれる可能性は高そう。サポーター投票は来週月曜日(5/27)の10時までとなっていますので、投票はこちらからどうぞ。
<13.5.21> 日本サッカー協会は昨日天皇杯1回戦〜3回戦の日程と組み合わせを発表しました。これによるとサンフレッチェの初戦は2回戦で、9/8(日)に福山市の竹ヶ端運動公園陸上競技場で広島県代表と福岡県代表の勝者と戦います。また3回戦は10/13(日)か10/14(月・祝)で、相手はJ2の熊本と徳島の勝者となっています。なおナビスコカップの準決勝が9/7(土)と10/12(土)に予定されているため、ここに進出した場合は2回戦は9/11(水)、3回戦は10/16(水)に行われることになります。
<13.5.20> 昨日吉田サッカー公園で廿日市FCとのトレーニングマッチを行い、8-1で勝ちました。得点は、前半6分に浅野、7分に野津田、17分に井波、19分に清水、23分に野津田、35分にイ・デホン、39分に岩井(廿日市)。後半20分に川辺、39分に岡本。メンバーは相変わらず不明なのですが、清水が久々に試合に出場したのが収穫だったのではないでしょうか。このところ左サイドはパクが先発起用されていますが、山岸も途中出場で良いプレーを見せているだけに、一気にポジション争いが激しくなりそうです。なお廿日市FCの久保選手は、スケジュールの都合で不参加だった模様です。
<13.5.19> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第12節甲府戦は、寿人のハットトリックを含む5得点で逆転勝ちし今季2度目の連勝となりました。
 メンバーは控えも含めて前節と同じで以下の布陣で戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山敏 森崎和

ミキッチ          パク(→山岸79分)
(→井波80分)
    石原    高萩

       佐藤(→野津田85分)

SUB:原、ファン、中島、岡本
 対する甲府は、GK:河田、DF:福田、青山直、土屋、松橋(退場73分)、MF:柏、山本、佐々木、羽生(→井澤75分)、FW:平本(→ウーゴHT)、オルティゴサ(→金子75分)、と言うメンバーでした。前節に続いてこの試合も開始早々に動きます。3分に甲府が広島の左サイドを攻めると、羽生のゴールライン際からの低いクロスにオルティゴサがニアサイドに飛び込み先制点を奪われました。
 しかし広島はその直後に追いつきます。左サイドに開いた高萩が逆サイドの石原にクロス。これは土屋にクリアされたもののそれを拾った寿人が落ち着いて右足でシュート。これが土屋の頭とバーに当たってゴール内に弾み、あっという間に同点に追いつきました。
 その後は広島がボールを支配し、甲府がカウンターを狙う展開がつづきます。10分には青山のパスに追いついたミキッチのクロスに寿人が合わせましたがわずかに上。25分には塩谷のフィードを石原がバイシクルシュートで狙いましたが枠外に外れ、27分には塩谷がするすると攻め上がりましたがシュートの手前で奪われます。29分にはカウンターからオルティゴサが打ってきましたが西川が落ち着いてキャッチ。38分には柏に危ないシュートを打たれましたが枠を外れて助かります。そして43分、高萩が倒れ込みながら左に展開すると、フリーで受けたパクが優しいグラウンダーのパス。ここに走り込んだ水本がワントラップして右足で打ち込み、良い時間帯にリードを奪って前半を折り返しました。
 後半に入ると甲府はチーム得点王のウーゴを投入し、点を取りに来ます。しかし前半から体力を使ったためか徐々に足が止まり、広島のパスが面白いように繋がってチャンスを量産します。9分には塩谷のゴールライン際からのクロスに寿人が飛びましたが惜しくも合わず。11分には青山のロビングのパスを寿人がシュートしましたがGK正面を突きます。15分には石原のドリブルから青山が決定的なシュートを打ちましたがGKがスーパーセーブ。17分にはパクのCKに石原が頭で合わせましたがこれも枠を捉えることができません。更に25分には西川からのパスがダイレクトに寿人に通り、GKとの1対1になりましたがシュートはGKの足に当たってしまいます。チャンスを作りながらもなかなか追加点が奪えなかった広島でしたが、しかし27分、青山からのパスに競り合った石原が抜け出そうとしたところを松橋が後ろから引っ張って一発退場。これで得たPKを寿人が冷静に決めて、ようやく点差を2点に広げました。
 この後疲れが目立つ羽生とオルティゴサを下げて、何とか流れを変えようとする城福監督。これに対して森保監督も両サイドを入れ替えて攻勢を強めます。そして36分、石原のペナルティエリア内からのシュートはDFに当たったものの粘り強くマイボールにして青山へ。青山の低いクロスが逆サイドに抜けると、待ち構えていた寿人が易々と押し込んでハットトリックとなるゴールを決めます。更に後半40分には井波の突破から逆サイドに振って山岸がクロス。これを高萩が胸で落とすと野津田が嬉しいプロ入り初ゴールを決めてダメを押しました。
 この試合のポイントは、何と言っても寿人の1点目だったと思います。開始早々に甲府の狙いが当たり、広島の左サイドをコンビネーションで破って先制点を奪ったわけですが、その勢いを挫き広島に勇気を与える1点となりました。試合後のインタビューによると寿人は「いい形で直樹が飛び出した」のを見て「クリアが拾える位置で待っていようと思った」そうですが、その狙い通りにボールがこぼれ、それを冷静なシュートで決めたわけで、まさに「思考するストライカー」らしいゴールだったと言えます。また自身3点目となったゴールも「トシがクロスを入れた時に、狙いとしてはシュートのこぼれとかクロスがそのまま抜けてくることなど、イメージはたくさんあった」とのこと。これまでの経験と努力の積み重ねがこの日の3ゴールに結実したわけで、J1通算ゴール数でウェズレイを抜いた記念にふさわしいゴールだった、と思います。
 この日は上位チームのほとんどが勝利したため順位の変動はなく広島は暫定5位のままとなりました。大宮も勝利したため首位との勝点差は9のままですが、広島の勝点20は11試合消化時点での昨年の勝点を上回っています。昨年は第12節からの8試合を負けなし(5勝3分け)で行って首位に立ちましたが、今年もそのような流れで行きたいもの。少なくとも中断までの残り2試合、この勢いのままで突き進んで欲しいものです。

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