6/2〜6/8のSANFRECCE Diary


<13.6.8> 中国新聞と携帯サイトによると、6日間のオフを経て再開された5日から森崎浩司選手が全体練習に合流した、とのことです。3/17の鹿島戦の後に左太ももの張りを訴えて離脱。全体練習に復帰した後の4/13に右膝を負傷し、「内側側副靭帯損傷」と診断されて結局1ヶ月半の長期離脱となっていました。今季はキャンプからフルに参加してゼロックススーパーカップから第3節までの4試合にフル出場。浦和戦ではFKでゴールを決め、新潟戦でも2得点に絡むなど好調だっただけに残念な怪我だったと言えます。昨日の紅白戦では30分1本だけの出場でさすがに身体が重そうだったそうですが、随所で彼らしいプレーを見せていたとのこと。トップ下は高萩、石原が好調を持続している上に野津田の成長もあって激戦区となっていますが、ここに森崎浩が戻って来たことによって更に激しいポジション争いが繰り広げられることになりそうです。
 一方、大宮戦の負傷以降別メニュー調整が続いていた増田もオフ明けから全体練習に合流していて、昨日はフルコートの紅白戦で元気にプレーしていたそうです。6/23のナビスコカップ準々決勝では西川が不在なので、増田か原が先発するのは間違いないところ。こちらもお互いに凌ぎ合って、レベルアップして試合に臨んで欲しいと思います。
<13.6.7> 昨日「サッカースタジアム検討協議会」の初会合が広島市役所で開かれ、広島修道大の三浦教授を会長に選出して検討を始めました。中国新聞によると最初に挨拶した松井広島市長は「どの規模でどんな機能を持たせ、どこで整備するのか。広島全体の活性化につながる議論を」と要請したとのこと。またtssによると三浦教授は現在のホームスタジアムであるエディオンスタジアム広島について「陸上競技場であるため設備などが日本サッカー協会の基準を満たさない」等の課題を示し、広島におけるサッカースタジアムのあり方について今後協議したい、と述べました。また委員からは旧広島市民球場跡地の活用を求める意見が相次いだ一方で、サッカーがどれだけ広島市民の中に根付いているかが重要、との指摘もあったとのこと。次回の会合は7月上旬に開催して、長期的な動向などを考慮した上での議論を進めていくとのことです。この協議会は年度末に中間取りまとめを、来年秋には最終取りまとめを行う予定ですが、その一方で広島市は球場跡地利用の基本方針案を年度末までに出すとのこと。この協議会だけでなく市民レベルでも、サンフレッチェとサッカーが広島の街づくりにとってどのような意味があるのか議論を深める必要がありそうです。
<13.6.6> 日本サッカー協会は昨日、イラク戦とFIFAコンフェデレーションズカップに参加する日本代表メンバーを発表し、サンフレッチェからは西川が選ばれました。
【GK】川島(スタンダール・リエージュ)、西川(広島)、権田(FC東京)
【DF】伊野波(磐田)、今野(G大阪)、栗原(横浜FM)、
    長友(インテル)、内田(シャルケ04)、酒井宏(ハノーファー96)、
    酒井高(シュツットガルト)、吉田(サウサンプトン)
【MF】遠藤(G大阪)、中村(川崎F)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、
    細貝(レバークーゼン)、本田(CSKAモスクワ)、高橋(FC東京)
【FW】前田(磐田)、岡崎(シュツットガルト)、ハーフナー(フィテッセ)、
    乾(フランクフルト)、香川(マンチェスターU)、清武(ニュルンベルク)
 オーストラリア戦の代表から駒野(磐田)、工藤(柏)、東(FC東京)が外れただけで、基本的にはこれまで積み重ねてきたメンバーで戦うことになります。
<13.6.5> 日本代表は昨日W杯最終予選のオーストラリア戦を戦い、終了間際の本田のPKで追いついて引き分け本大会出場を決めました。日本代表のメンバーは、GK:川島、DF:内田(→ハーフナー85分)、吉田、今野、長友、MF:遠藤、長谷部、本田、FW:前田(→栗原79分)、岡崎(→清武87分)、香川。立ち上がりのオーストラリアのラッシュを凌ぐと、その後は日本のペース。前半16分には遠藤が際どいシュート。19分には細かいパスを繋いで香川が決定的なシュートを放ちましたが、GKシュワルツァーのスーパーセーブに阻まれます。その後も日本は何度も相手ゴールに迫りながらも得点できず。オーストラリアもしっかりとパスを繋いでチャンスを作り、前半23分のケーヒルのボレーシュートや35分のクルースのシュートなど危ない場面を作られます。後半になるとオーストラリアの運動量が落ちたこともあって日本が圧倒しましたが、オーストラリアの守備は堅くなかなか崩しきれません。逆に後半37分にはオアーに右サイドを破られて高い位置からのクロス。これが川島の予想の逆を突いて頭を越えて逆サイドに飛び、飛びつく川島の手をすり抜けてゴールネットに飛び込み先制点を許してしまいました。負ければW杯突破が決まらない日本代表は、ハーフナーと清武を投入して前掛かりで攻めます。そして後半45分、ショートコーナーからの本田のクロスがマッケイの腕に当たってPKゲット。これを本田がど真ん中に蹴り込んで、開催国を除くと世界初の「ブラジル行き切符」を獲得することができました。
 引き分けでも勝ち抜きが決まる日本に対して、最後のアウェイゲームとなるオーストラリアも勝点1取ればOKだと言うことで、この試合はどちらかと言えばお互いの慎重さが目立った試合だった、と言えます。日本代表は前田、本田、岡崎、香川の前線の4人が相手ゴールに迫ったものの、中盤から後ろの攻撃参加は少なくリスク管理を優先していた、と言うように見えました。対するオーストラリアもフィジカルを生かしたハイボール攻撃はほとんどなく、むしろ繋ぐべきところは繋いでじっくり攻撃を作る、と言う感じでした。従ってどちらも失点を防ぐことが重要で、ビッグプレーが出ない限りはスコアレスで終わるのではないか、と思って見ていました。ところが後半37分にオーストラリアが先制点。オアーに抜け出されたことは守備陣のミスですが、クロスが入ってしまったと言うことは、ほぼ事故のようなものだったと思います。
 守備固めにDFを入れた直後の失点、と言うことで流れが完全にオーストラリアに傾いていても不思議のない展開でしたが、しかしそこからの反発力はさすがアジア屈指の代表、と思えるものでした。特に凄かったのは本田圭祐。あれだけのプレッシャーの中でど真ん中に蹴り込む精神力には脱帽せざるをえません。来年のブラジルでの戦いに向けて、新たなスタートを切ることになる日本代表。その中心になるのは、やはりこの男だと言えるように思います。
<13.6.4> 久々にリンク集を更新しました。さっかりんから拾ったサポーターのブログを多数掲載していますが、今回はひとりひとりの許可は取っておりませんので問題がありましたらご連絡下さい。
<13.6.4> プレスリリースによると、11回目となる「サポーターズ・カンファレンス」を7/20(土)に開催することになりました。時刻は午後2時からで、場所は広島広域公園第一球技場の会議室。参加できるのは応募時点でサンフレッチェクラブ会員か年間指定席ご購入済みの方で、募集人数は100名となっています。参加したい方は官製ハガキに郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、年齢、電話番号、会員番号、ご意見や質問事項を記入して、「〒733-0036 広島市西区観音新町4-10-2 株式会社サンフレッチェ広島 サポーターズ・カンファレンス事務局」宛にお送り下さい。募集期間は今日からで、〆切は6/17(月)必着となっていますので、希望される方はお早めにどうぞ。
<13.6.3> 中国新聞によると、広島市中心部へのサッカー専用スタジアム建設に向けての検討を行う「サッカースタジアム検討協議会」の委員が先週末に決まりました。委員は11人で、サンフレッチェの小谷野社長や広島県サッカー協会の野村名誉会長と鵜野特任理事、広島県体協の加藤会長、広島市スポーツ協会の山根会長、ひろぎん経済研究所の川平理事長、アンデルセン・パン生活文化研究所の高木相談役のほか、広島大学、広島経済大、広島修道大から経営学や都市工学、スポーツビジネスなどの専門家が入っています。初会合は6/6(木)の10時から市役所で開かれる予定で、今後月1回のペースで議論し来年3月に中間報告をまとめる、とのこと。会合は公開で行われるとのことですので、お時間のある方はぜひ行ってみて下さい。
<13.6.2> 昨日はJ2リーグ戦の第17節のうち9試合が行われ、サンフレッチェからレンタル中の選手もそれぞれ活躍しました。まず鳥取へレンタル中の横竹と鮫島はいずれも先発フル出場し、今季初の連勝に貢献しました。シーズン当初からキャプテンを務めている横竹はこのところリベロとして出場していますが、神戸と松本を連続完封する立役者となっています。また鮫島はボランチとしてプレーし、果敢なドリブルやスルーパス、そしてミドルシュートなどで攻めのリズムを作りました。鳥取は第4節から11試合勝ちなしと低迷していましたが、鮫島の加入によって完全に流れが変わった様子。横竹も鮫島も鳥取でしっかり結果を出しつつある、と言えそうです。
 一方徳島にレンタル中の大崎は、昨日はハーフタイムからの出場となりました。富山出身の大崎にとってはプロでは初の「凱旋出場」だったそうで、ドリブルで左サイドを突破するなどスタジアムを沸かせたとのこと。このところは途中出場での起用が増えていますが、どんな状況になっても全力を尽くして欲しいと思います。また栃木にレンタル中の西岡は、昨日初めての先発出場を果たしました。ボランチでの起用で、しかもハーフタイムで代えられてしまいましたが、チャンスはいずれまた来るはず。今後の成長に期待したいと思います。
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