6/23〜6/29のSANFRECCE Diary


<13.6.29> 明日はナビスコカップ準々決勝2nd leg。サンフレッチェはアウェイで柏レイソルと戦います。
 1st legを1-2で落としたサンフレッチェが勝ち抜くための条件は、2-0か3点以上を取って勝つこと。従ってアウェイとは言え攻撃的に戦わなければなりません。逆に柏はいつものように「広島対策」を練ってくる可能性もありますが、今シーズン3試合戦って尻上がりに内容が良くなって来ていることを考えれば、これまで通りで来る可能性が高いのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、西川の復帰が確定的。また中国新聞によると、清水が久々に先発出場しそうです。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、パク、岡本、井波、山岸、野津田
 今年と同様にACLに出場したため準々決勝から戦った2010年も、準々決勝の1st legはホームゲームを0-1で落として2nd legを迎えました。そして前半25分に先制点を、後半10分に追加点を奪って2試合通算でリードを奪うと、その後のG大阪の反撃を1点に抑えて勝ち抜いています。今回は柏にアウェイゴールを2点許しているため前回よりも厳しい条件となりますが、きっと勝ち抜けると信じて戦って欲しいと思います。
<13.6.27> 携帯サイトと中国新聞によると、西川周作選手は一昨日の夜にブラジルから帰国したそうで、早速昨日から吉田サッカー公園に来て身体を動かしていた、とのこと。代表でも厳しい練習を重ねていたため体調に問題はないものの「試合に飢えている」と繰り返し語っていたそうなので、日曜日の柏戦に出場するのは間違いなさそうです。一方、若手選手たちは夕方にも練習してレベルアップに努めている、とのこと。特に清水は指名されていなかったにも関わらず練習に参加していたそうで、レギュラー奪還に向けて激しく闘志を燃やしているものと思われます。
 なおプレスリリースによると、宮原和也選手が昨日の練習中に負傷して左膝内側側副靭帯損傷で全治6週間と診断されました。従って7月下旬に行われる「クラセン」への出場は絶望的となりました。
<13.6.26> 「adidas CUP 2013第37回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」の中国地区予選で、サンフレッチェユースは首位で21回目の出場権を獲得しました。
 まず5/11〜26に行われた予選リーグにはサンフレッチェユースのBチームであるベアーズとガイナーレ鳥取U-18B、ファジアーノ岡山U-18B、アクート岡山、FCヴァエル湯梨浜ユースが参加して「5角形方式」(5チームを5角形に並べて隣同士で戦う、と言う方式らしい)で対戦。ベアーズは岡山Bに2-0、ヴァエルに8-0で勝って勝点6を取りましたが、ヴァエルに7-0、アクートに8-2で勝った鳥取Bに得失点差で上回られて2位になりました。Bチームには決勝ラウンドへの出場資格はないため、決勝ラウンドはシードされていた広島ユース、鳥取U-18、岡山U-18の3チーム総当たりでの戦いとなりました。その結果は次の通り。
広島ユース 7-0 鳥取U-18
広島ユース 1-1 岡山U-18
鳥取U-18  1-0 岡山U-18
 サンフレッチェユースは勝点4で首位となり、7/25から始まる本大会への出場を決めました。
<13.6.25> 昨日JFLの首位を走るカマタマーレ讃岐との練習試合を行い、3-4で敗れました。広島のメンバーは非公開。讃岐は控え選手が中心で、GK:石井(→家木)、DF:練習生、藤井、大杉、チュン(→練習生)、MF:関原、練習生、練習生、FW:石田、太田、アラン。得点は前半28分に関原、37分に石田、後半6分にイ、8分にアラン、15分に浅野、36分にイ、41分に石田でした。
<13.6.24> 昨日ホームで行われたナビスコカップ準々決勝1st legは、一度は追いついたもののすぐに突き放されて1-2で敗れました。
 西川が不在のため増田が大宮戦以来の先発。それ以外は第9節と同じメンバーで次の布陣で戦いました。
       増田

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          パク(→清水HT)

    石原    高萩
    (→野津田86分)
       佐藤

SUB:原、ファン、岡本、井波、山岸
 対する柏は、GK:菅野、DF:増嶋、近藤、橋本、MF:藤田、ジョルジ・ワグネル、栗澤、大谷、山中、工藤、FW:田中(→クレオ79分)、と言うメンバーでした。引いてブロックを作る柏に対して、立ち上がりのボール支配は広島。5分には高萩のスルーパスで抜け出した寿人がファーストシュートを打ちましたが菅野がクリア。11分には千葉がミドルを打ちましたが相手に当たります。柏も徐々にリズムを作り、16分には田中に左サイドを破られクロスを工藤がシュート。21分には山中のクロスをぎりぎりでクリアします。その後広島はコンビネーションを使って攻め込みましたが柏の守備は堅く、なかなかシュートまで行けません。36分には山中のクロスのこぼれにジョルジ・ワグネルが詰めましたが、叩きつけ過ぎて枠を外れて助かります。更に43分には森崎和がボールを奪われ、ジョルジ・ワグネルをフリーにしてしまいましたが増田が素晴らしいセーブで救います。前半は両チームともに集中した守備でゴールを許さず、スコアレスで折り返しました。
 後半に入ると森保監督は、パクに代えて清水を投入します。そして2分には寿人のパスを石原がスルーし高萩が決定的なシュートを放ちましたが惜しくも枠を捉えることができません。そして後半8分、柏が左サイドから攻め込みクリアボールを拾ったジョルジ・ワグネルがシュート。これを田中がコースを変えて流し込んで、先制点を奪われてしまいました。
 これに対してサンフはすぐに反撃し、塩谷が、清水が持ち上がってチャンスを作ります。そして後半13分には高い位置で相手ボールを奪うと青山がシュート。これは菅野に弾かれたものの高萩が押し込んで同点に追いつきます。しかしその直後に田中のクロスをジョルジ・ワグネルが折り返し、これを工藤に押し込まれて再びリードを許すことになりました。
 何とか追いつきたい広島は、両サイドの突破からチャンスを作ります。しかしラストパスの精度が悪くなかなかシュートまで行けません。41分には寿人がミドルで狙いましたが菅野が横っ飛びでセーブ。逆襲から大谷にフリーで打たれましたが増田がぎりぎりで防ぎます。更に44分には野津田のパスで寿人が抜け出してシュートしましたがポストに弾かれ、しかもオフサイドを取られます。ロスタイムにはセットプレーから猛攻を仕掛けますがゴールを割れず、そのまま試合は終了しました。
 今季3回目の対戦となった柏でしたが、これまでで一番強かった、と思います。特に広島の良さを消すために守備重視で戦った前回とは明らかに違って、守備と攻撃のバランスが良くなっていたように思いました。ネルシーニョ監督も「今回の試合の前に中断期間があったので、戦術をチームに落とし込む時間を有意義に使えた。前回よりも手ごたえを感じたし、内容もよかったと思います。チームは日を追うごとにこのフォーメーションの役割などを吸収し、今日も攻守にわたって機能した」と語ったほど。単に広島の良さを消すための布陣ではなく、柏の新しい戦い方として熟成の度合いが上がったことがこの結果となった、と言えるでしょう。そしてその象徴と言えるのが左サイドを務めた山中。前回はミキッチに散々振り回されて最後は足を攣らせて途中交代していましたが、今回は橋本とのコンビネーションでミキッチに突破を許さなかっただけでなく、タイミングの良い攻め上がりで広島に恐怖を与えていました。
 それに対する広島ですが、相手の成長に対応できなかった、と言うことだったのではないかと思います。前からの守備を取り入れるなど守備面ではバージョンアップしている今年の広島ですが、攻撃面ではこれから、と言う感じ。各クラブの「広島対策」が進む中、それを打ち破ることができないケースが時々起こっています。昨日の試合はまさにそんな感じで、サイド攻撃も中央突破もなかなか思うに任せない、と言う感じでした。森保監督もそれを感じたのか後半の頭から清水を投入しましたが、果たして次はどのような策を立てるのか。1点リードされてのアウェイ戦となる2nd legは、昨日以上に厳しい戦いとなりそうです。
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<13.6.23> 中国新聞などによると、練習ではずっと主力組でプレーしている増田の先発出場が濃厚だ、とのこと。昨年はナビスコ杯と天皇杯で4試合、今季はACLの北京国安戦と大宮戦の2試合プレーしていますが、1勝1分け4敗と結果が出ているとは言えないだけに、今日はチームを勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップU-10」が行われますが時間は不明。「フォリアチャレンジ」は5時20分ごろから行われます。またスタジアム内では、現役時代に柏とサンフレッチェでプレーしたJrユースの沢田監督によるトークイベントが行われます。
 場内のファンクラブサロン前では「ナビスコキッズイレブン〜クラブとともにファイナルを目指そう!」を5時から行います。メインスタンド前のおまつり広場では、3時から広島信用金庫の似顔絵展示や「広島美人・広島美男コラボ撮影会」、鯛めしやたこめし等名産品が味わえる「フレンドリータウン 呉市」や着ぐるみ写真撮影等を行う「フレンドリータウン 熊野町」等のイベントが行われます。また「フェイスペイント」は本日限定で熊野筆で描きます。試合会場限定グルメは千葉の内房地域で盛んなあさり漁業に因んだ「あさりのクリームパスタ」を500円で限定400食提供します。
先着プレゼントは、ヤマザキナビスコのコーンチップを10,000名様に。サンフレッチェクラブ限定プレゼントは青山選手のプレミアムカードです。またグッズ特設売店では、ワゴンセールとしてTシャツ、タオルマフラー等を処分特価で販売します。
 テレビ放送はスカパー!のch580(HD画質)とCS800で生放送が予定されています。今日もブログでの速報をしますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
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