6/9〜6/15のSANFRECCE Diary


<13.6.15> 先週発売の「紫熊倶楽部」7月号(Vol. 185)を紹介します。巻頭記事は水本選手のドキュメンタリー。大宮戦で「後輩」増田選手に起きた事故と2年前の水本自身の事故を絡めながら、プロフェッショナルとしての水本選手を描いています。またこれに続くインタビュー記事では、今季の自分自身のプレーを振り返りながら、若手選手への思いなどについて語っています。
 「ひろしま夢スタジアム」についての中国新聞の日野淳太朗記者とオフィシャルDVDの西尾浩二ディレクターの対談を挟んで、2本目のロングインタビューは井波靖奈選手。ルーキーイヤーの時のインタビューの話から始まって、サイドでプレーすることになったきっかけや青山選手からのアドバイス、ACLでの手応え、そして大宮戦での経験など、伸び盛りの彼の勢いを感じさせる言葉となっています。
 "READER'S AREA"に続くのは、「江戸っ子サポーター」清水茂樹さんを紹介する記事と、岡本選手を取り上げたコラム「自信の継続」。マッチレポートでは大分戦、甲府戦、湘南戦、柏戦を振り返っています。そして3本目のインタビューは石原選手で、昨年のシーズン終了後に「このままでは、モティベーションが上がらない」と語ったと言うその思いや、考えに考えて出した結論、そして今季のこれまでのプレーなど、様々な角度から語っています。そして最終ページでは、楽しい盛り上がりを見せた小学校訪問を紹介しています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTと広島県内主要書店の他、東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマート、及び銀座の広島ブランドショップ「TAU」でも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<13.6.14> 昨日は札幌と45分×3本の練習試合を行い、8-0で勝ちました。携帯サイトによると、1本目は両チームとも主力がプレー。札幌が積極的に仕掛けてきたプレスをかわしてビルドアップすると、22分には石原がドリブルで持ち上がって最後は寿人がゲット。24分の森崎和のミドルはオフサイドを取られたものの、32分には青山のパスを受けた寿人がリフティングで振り向いてシュートを決めました。
 2本目は若手に入れ替えてきた札幌に対して、広島は井波、清水、岡本、ファンを投入。26分には高萩のパスを受けた清水が決めました。若手同士の戦いとなった3本目は広島が圧倒し、2分には山岸、12分と13分には浅野、37分にイ、41分に石川が決めてダメ押ししました。
 試合終了後に森保監督は「これまでやって来たことを、きっちりとやろうと言う意識のもとで、全員がプレーした」と評価。相手のプレスをかわしてビルドアップして相手を崩す、と言う部分での手応えを強調しました。そして「これで柏戦の先発は固まったか」と言う問いについては「メンバーを決めるに当たっては悩まないといけない」と語っています。怪我人の復帰と若手の成長、そして多くの選手が複数のポジションにトライしていることが選択肢を広げている様子で、広島に戻ってからもポジション争いが続くことになりそうです。
<13.6.13> 室蘭キャンプ4日目の昨日は、北海道学生サッカーリーグ1部の東海大札幌との練習試合を行い10-2で勝ちました。携帯サイトによると、試合開始から小気味よいパスワークで相手を押し込んだものの得点できず、逆に前半16分に右サイドからのクロスを合わされ、増田が弾いたもののこぼれを押し込まれて失点。続いて27分にはミドルを決められて2点のリードを許しました。しかし28分にファンのパスを受けた清水が1点を返すと、30分と34分には続けざまに中島が決めて逆転。更に44分には山岸のCKに井波が合わせて2点リードで前半を折り返しました。後半は10分にイのシュートのこぼれを野津田が叩き込み、その後2分間にイと浅野が続けて決めてリードを広げます。後半16分には石川の折り返しを野津田が叩き込み、19分には野津田のクロスをファンが、41分にはパクのクロスをイが決めてゴールラッシュを締めくくりました。オフィシャルサイトによると連日のハードな練習による疲労のためか序盤は動きが重かったそうですが、そこから反発して得点を積み重ねることができたのは収穫だ、と言えるでしょう。今日の札幌とのトレーニングマッチは45分×3で行われるとのことなので、いろいろな組み合わせで戦うのではないでしょうか。
<13.6.12> Jリーグは昨日、日曜日に行われる「東日本大震災復興支援2013Jリーグスペシャルマッチ」の当日イベントを発表しました。まず「JリーグTEAM AS ONE募金」を国立競技場の1,8,15,20,27ゲート付近とメインスタンドコンコース中央で行います。またJクラブと選手による写真展や「東北人魂」ブースを設置。東北ご当地グルメとして、「牛タンカレー」や「ずんだの黒蜜かき氷」「牛タン丼」を販売するほか、バックスタンド側コンコース24ゲートふきんでは被災地の物産品の販売を行います。更に御来場者先着1万名様にはヤマザキナビスコから「コーンチップ(しお味)」をプレゼントするとのことです。このスペシャルマッチにはデビッド・ベッカム選手を招くよう交渉していたものの日程調整がうまくいず流れてしまったのが残念なのですが、ぜひ多くのファン・サポーターにご来場頂きたいものです。
<13.6.11> 携帯サイトなどによると、室蘭キャンプ2日目の昨日から午前・午後の2部練習が始まりました。午前の部は気温28℃ながら湿度33%と言う爽やかな天候の中、前日は別メニューだった青山も参加して2対1、3対2などの対人メニューや9対9のハーフコートなどでハードなトレーニングを行ったとのこと。その中では浅野が5得点をゲットするなど若手選手の躍動が目に付いていたそうです。また午後は攻撃陣と守備陣に分かれてトレーニングを行ったほか、2/3コートでの10対10が行われ、チームメイト同士の激しい戦いが展開されました。前日は休日だったこともあって300人ものファンが訪れたそうですが、昨日も高校の新聞部が佐藤寿人選手を取材するなどちょっとした「サンフレッチェ・フィーバー」になっているそうです。
<13.6.10> 日本サッカー協会は先週U-17代表候補を発表し、サンフレッチェユースの宮原が選ばれました。今回選ばれたのは次の25人。
【GK】永石(高川学園高)、林(G大阪ユース)、阿部(新潟ユース)
【DF】野口(大津高)、宮原(広島ユース)、三竿(東京Vユース)、
    石田(磐田U-18)、松原(浜松開誠館高)、茂木(浦和ユース)、
    青山(名古屋U18)、坂井(大分U-18)、浦田(市原・千葉U-18)
【MF】瓜生(筑陽学園高)、土居(浜松開誠館高)、須藤(静岡学園高)、
    中野、井上(東京Vユース)、水谷(清水ユース)、中山(柏U-18)、
    小川(浦和ユース)
【FW】杉本(帝京大可児高)、山口(神戸U-18)、大島、会津(柏U-18)、
    杉森(名古屋U18)
 先月のトレーニングキャンプのメンバーから齋藤和(C大阪U-18)、渡辺良、渡辺凌(前橋育英高)、北川(清水ユース)、金岡(富山U-18)、齋藤翔(浦和ユース)、鈴木(前橋育英高)、杉山(札幌U-18)、中村(G大阪ユース)、岸本(C大阪U-18)が外れ、三竿、松原、青山、土居、須藤、中野、井上、中山、大島が選ばれています。このメンバーは6/16から京都でトレーニングを行い、立命館大学等と練習試合を行います。
 また先月末にはU-18代表候補が発表され、川辺と越智が選ばれています。今回のメンバーは次の通り。
【GK】置田(中央大)、田中(青森山田高)
【DF】三浦(清水)、鴨池(FC東京U-18)、内田(G大阪ユース)、
    内山(札幌U-18)、北谷(興國高)、広瀬(浦和ユース)、
    飯泉(三菱養和ユース)、高橋(立正大淞南高)
【MF】望月(名古屋)、松本昌(大分)、谷村(山形)、深井(札幌)、
    関根(浦和ユース)、小屋松(京都橘高)、梅村(磐田U-18)、
    川上(FC東京U-18)、川辺(広島ユース)
【FW】南野(C大阪)、金子(JFAアカデミー福島)、越智(広島ユース)、
    宮市(中京大中京高)、高木(東京V)

※宮市は怪我のため辞退して、高木和(清水ユース)と矢島(FC東京U-18)を招集。
 5月のトレーニングキャンプのメンバーから渋谷(横浜FC)、熊本、木戸(東福岡高)、石田、青木(流通経済大柏高)、鯉沼(大宮ユース)、田村(湘南)が外れ、置田、田中、北谷、飯泉、高橋、南野、金子が選ばれています。この代表候補は先週から秋津サッカー場でトレーニングキャンプを行っていて、今日から木曜日まで練習試合を行います。
<13.6.9> 携帯サイトによると、森保監督は今日から始まる室蘭キャンプについて「チームのやるべきことの再確認が第一」と目標を挙げています。選手も日本代表の西川とU-18代表に選出された川辺を除いて全員が参加するそうで、現在別メニューで調整中の石川も状態が上がってきているとのこと。怪我人の復帰とACLを通じて成長した若手の台頭によって、どのポジションでも激しい争いが展開されるに違いなく、森保監督も「自分がポジションを確保するためにそれぞれの選手がどれだけ見せてくれるのか。そこを見たい」と語っています。キャンプ中の6/12には東海大学と、6/13には札幌との練習試合が予定されているので、そこでどれだけアピールするか。どの選手にも頑張って欲しい、と思います。
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