8/18〜8/24のSANFRECCE Diary


<13.8.24> 「ホットニュース」によると森保監督は、今日の試合について「油断しないこと、相手に隙を与えないこと」が最も重要だ、と述べています。9試合連続未勝利の最下位チームが相手と言うことで油断するな、ということですが、今年のサンフレッチェは下位チーム相手に取りこぼさなかったのが首位争いに絡んできた理由の一つ。今日はこれまで通りの手堅いサッカーで、勝ち点3を積み上げて欲しいと思います。
 今日の試合会場は大分銀行ドームで午後7時キックオフ。テレビはスカパー!のch285(SD画質)とch607(HD画質)及びCS250で生放送が予定されています。今日もブログで速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<13.8.24> プレスリリースによると、西川周作選手は7月の「コカ・コーラ Jリーグ月間MVP」に選ばれました。7月開催の5試合全てにフル出場してチーム5連勝の原動力になったことが評価された、とのことで、9/21の新潟戦で表彰される予定です。
 なおこの「コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP」とは今年度から始まったもので、3月は中村(横浜FM)、4月はズラタン(大宮)、5月は柿谷(C大阪)がJ1の月間MVPに選ばれています。セ・リーグが1975年から、パ・リーグが1979年から続いているプロ野球の月間MVPに比べると歴史が浅い制度ですが、今回西川が選ばれたことで少なくとも広島での注目度は上がるのではないでしょうか。
<13.8.23> サンフレッチェは明日のJ1リーグ第22節をアウェイで大分と対戦します。
 ここまで21試合でわずか1勝と苦しい戦いが続いている大分ですが、5月以降特別指定選手として出場している松田(びわこ成蹊大)や20節から移籍加入した梶山が主力として定着してJ1残留を目指しています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
11A ●0-1 広島  【広】塩谷
12A ○3-2 新潟  【分】若狭、高松、土岐田、【新】田中達、レオ・シルバ
13H △1-1 磐田  【分】高松、【磐】山田
14A △1-1 横浜FM 【分】松田、【横】兵藤
15H ●0-1 仙台  【仙】菅井
16A ●1-3 清水  【分】木島、【清】平岡2、石毛
17H ●1-2 名古屋 【分】松田、【名】玉田、小川
18A ●2-3 鳥栖  【分】阪田、高松、【鳥】池田、豊田、ニルソン
19A ●0-2 FC東京 【東】渡邉2
20H △0-0 柏
21A ●3-4 浦和  【分】梶山、若狭、松田、【浦】興梠、マルシオ・リシャルデス、阿部、那須
 前節浦和戦は前半12分から20分までの9分間で3得点を奪う、と言う素晴らしい立ち上がりを見せましたが、前半のうちに1点を返されると後半は必死の守りも及ばず3失点。最後は力の差を見せつけられての敗戦となってしまいました。せっかくの大量リードをひっくり返される屈辱的な敗戦となったわけですが、しかし得点シーンに限れば運動量と連動性、正確性で上回った見事なものばかりでした。その前の柏戦では梶山を起点にした攻撃で相手を押し込みつつ無失点に抑えていることを考えると、噛み合えば勝てる、と言う手応えは掴んでいるはず。明日は10試合ぶりの勝利を狙って、立ち上がりから積極的に戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節出場停止だった森崎和が戻ってきます。従ってメンバーはおそらく元に戻って次のような布陣になるのではないかと思われます。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山 森崎和

ミキッチ          清水

    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、ファン、パク、中島、岡本、井波、野津田
 前節引き分けに終わったことで横浜FMに勝点1上回られて2位に後退したサンフレッチェですが、本当の勝負はこれから。優勝のためには下位チーム相手にしっかりと勝点を稼ぐことが重要です。明日はアウェイではありますがサンフレッチェらしいサッカーを展開して、勝ち点3を取って戻ってきて欲しいと思います。
<13.8.22> SBSカップを戦っていたU-18代表は、ウルグアイ、ロシア、静岡に3連勝で優勝しました。結果とメンバーは次の通り。
U-18日本代表 2-0 U-18ウルグアイ代表 【日】金子(26分)、関根
 GK:高木和、DF:広瀬、内山、三浦、尾身、MF:関根(→小川72分)、
 川辺(→北川50分)、松本、望月、金子(→田村78分)、FW:越智(→宮市58分)
静岡ユース 3-2 U-18ロシア代表 【静】中野、梅村、土居、【ロ】エルマコフ、ダヴィードフ

U-18日本代表 4-0 U-18ロシア代表 【日】金子(15分、19分)、越智(44分)、北川(58分)
 GK:高木和、DF:広瀬、内山、三浦(→ハーフナー63分)、尾身(→北谷70分)、
 MF:関根(→田村56分)、川辺、松本(→望月47分)、小川、金子(→北川50分)、
 FW:越智(→宮市65分)
静岡ユース 1-0 U-18ウルグアイユース 【静】梅村

U-18日本代表 1-0 静岡ユース 【日】川辺(79分)
 GK:田口、DF:広瀬、内山、三浦、尾身、MF:関根(→小川HT)、
 川辺、松本、望月(→北川57分)、金子、FW:越智(→宮市71分)
U-18ウルグアイ代表 1-1(PK4-5) U-18ロシア代表 【ウ】ダルベナス・ルイス、【ロ】ダヴィードフ

【順位】
       勝点 得失差
1 日本    9     +7
2 静岡    6     +1
3 ロシア   2     -3
4 ウルグアイ 1     -5

<13.8.21> 先週から帯広で行われている「adidas CUP 2013 第28回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」に出場しているサンフレッチェ広島Jrユースは、グループリーグを2位で勝ち抜き準々決勝まで進みました。ここまでの戦績は次の通り。(グループリーグ3日目の結果は不明。)
【グループリーグ】
広島Jrユース 1-1 G大阪堺Jrユース 【広】藤原、【堺】渡辺
広島Jrユース 4-0 山形Jrユース村山 【広】立花、山根、上、明比
広島Jrユース 不明 FC東京U-15深川

【Round 32】
広島Jrユース 3-0 ソレッソ熊本 【広】上、藤原、立花

【Round 16】
広島Jrユース 1-0 市原・千葉U-15 【広】藤原
 Round 16のジェフユナイテッド市原・千葉U-15戦は、マッチレポートによるとどちらも思うようなサッカーができなかったようですが、前半34分に広島がスローインからクロスを入れて2列目からゴール前に飛び込んだ藤原が頭で押し込んで先制しました。そして後半は粘り強い守備でジェフに決定機を作らせずそのまま逃げ切った、とのことです。準々決勝は明日の10時からで、A組1位で千里丘FCと仙台Jrユースを破って勝ち上がってきた京都U-15との対戦です。
<13.8.20> 遅くなりましたが、紫熊倶楽部9月号(Vol. 187)を紹介します。表紙と巻頭のカラーページは佐藤寿人選手。10年連続2桁得点の達成を記念して、まずは117試合連続警告なしのことから話が始まって、仙台でのブレイク、広島加入初年度となった2005年のプレー、ミシャとの出会い、J2降格、1トップ2シャドウの導入、J1への昇格と昨年の優勝、そして今季のプレーについて語っています。インタビュー形式としては紫熊倶楽部史上最長となる約2万字にわたる記事は、全ての広島サポーターにとって必見です。
 続くインタビュー記事は、パク・ヒョンジン選手。自信を持って「蹴らせて欲しい」と言ったことが、FC東京戦でのゴールに繋がったのだそうです。更に小谷野社長のロングインタビューでは、厳しい経営環境の中でクラブをどのように導いて行くのか、そしてどのようにサッカー専用スタジアムを実現して行くのか、など様々な観点で方針を語っています。
 「READERS AREA」を挟んで後ろのカラーページの最初の記事は、クラセンU-18で準優勝となったユースのレポート。「マッチレポート」は、C大阪戦、仙台戦、大宮戦、浦和戦です。そしてその後は再び佐藤寿人選手の特集。サッカージャーナリストの原田大輔氏と中国新聞の山崎雄一記者が、それぞれ「好奇心に満ちた生徒会長タイプ」と「サプライズのエース」と言うタイトルで、彼に対する裏話を紹介しています。これに続いて佐藤寿人選手のメモリアルゴールを写真で振り返っています。そして最終ページでは、広島の選手たちが活躍した東アジアカップについて書いています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTと広島県内主要書店の他、東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマート、及び銀座の広島ブランドショップ「TAU」でも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。
<13.8.19> 昨日吉田サッカー公園で関西学院大との練習試合を行い、5-1で勝ちました。サンフレッチェのメンバーは相変わらず非公開(私の想像では、GK:増田→原、DF:ファン、中島、宮原、MF:井波、森崎和、キム、パク、浅野、野津田、FW:イ)で、得点は前半9分に野津田、後半8分にキム、12分に浅野、22分にイ、30分に浅野。失点は前半25分でした。
<13.8.18> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第21節名古屋戦は、ミキッチのゴールで先制したもののロスタイムに追いつかれて勝点1に終わり、5節ぶりに首位を譲りました。
 出場停止の森崎和の代わりに岡本が先発して、以下の布陣で戦いました。
       西川

   塩谷  千葉  水本

     青山  岡本

ミキッチ          清水(→パク68分)
(→ファン81分)
    石原    高萩

       佐藤

SUB:増田、中島、井波、野津田、浅野
 対する名古屋は、GK:楢崎、DF:田中隼、闘莉王、増川、阿部、MF:藤本、田口(→ヤキモフスキー90+1分)、ダニルソン、小川(→ダニエル81分)、FW:玉田、矢野(→永井72分)、と言うメンバーでした。試合は立ち上がりから攻める名古屋、守る広島、と言う構図。広島が引いてブロックを作るのに対して名古屋はパスを回しますが、広島のカウンターを警戒してかなかなかゴール前まで入って来ません。前半のピンチらしいピンチは26分の玉田のドリブルからのシュートと37分の矢野の落としを田口が狙ったシーンぐらいで、退屈な時間が続きます。逆に広島もボールを前からは追わずに後ろで奪って速い攻撃を狙いますが、名古屋の高い位置からのプレッシャーとDFラインの強さ、高さを破ることができず前半のシュートは1本だけ。両チームともリスクをかけない戦いで、ほとんど動きの無いままに前半の45分を終えました。
 後半に入っても流れは同じで、名古屋がパスを繋ぎながら様子を見るものの広島の守備は崩れず膠着します。しかし11分に最初のビッグチャンスをつかんだのは広島で、青山のミドルがダニルソンに当たってペナルティエリア内の寿人へ。体勢を立て直してシュートしたものの楢崎のファインセーブに阻まれます。逆に16分にはFKのこぼれを闘莉王に狙われましたが、ボールは枠外に外れて助かります。続いて21分にはダニルソンの中央突破から小川がシュートしたもののDFがブロック。こぼれを拾った藤本にも決定的なシュートを打たれましたが西川が防ぎます。選手交代によって流れを変えようとする両監督。そして徐々に動きが出てきた後半31分、右サイドからカットインしてきたミキッチが左足でシュートします。これが見事に逆サイドのネットに突き刺さって、広島が貴重な先制点を奪いました。
 同点に追いつくために、闘莉王を上げて攻勢に出る名古屋。広島はカウンターからチャンスを作り、39分には青山のパスで高萩が抜け出しましたが、シュートではなくクロスを選択して味方には合わずにカットされてしまいます。そして後半ロスタイムに、名古屋の左サイドからのスローインから放り込んできたボールを闘莉王が落とし、永井からのリターンをシュート。これが西川が守るゴールを打ち破って同点に追いつかれてしまいます。その後広島はファンのクロスからの石原のシュートなどで勝ち越しを狙うものの決めきれず、勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 5連勝中の名古屋に対して、第11節以降の11試合で9勝1分け1敗の広島。このところ好調なチーム同士の対決と言うことで激しい試合が予想されましたが、逆にお互いの慎重さが目立った試合だった、と言えるでしょう。森保監督は試合前に名古屋について「中盤の選手や1.5列目、2列目の選手が起点になって流動的に動いて相手の背後を突いてくる。混乱させるといった良い動きをしている」と語っていましたが、これを抑えるための対策がゴール前にブロックを作ってスペースを消すこと。名古屋がボールを回しても決して焦らず、粘り強く対応しました。一方の名古屋ですが、こちらもストイコビッチ監督が前日会見で「我々のペースを維持しながら、我々のゲームというものをやっていきたい」と言っていたように、ボールを支配しながらもリスク管理を忘れずカウンターを許さない戦い方を続けていました。終了間際の同点ゴールは広島にとっては敗戦に等しい、名古屋にとっては勝ちに等しいものでしたが、試合全体の流れからすれば妥当な結果だったと言えるでしょう。この結果横浜FMに勝点で抜かれて2位に落ちましたが、むしろ勝負はこれから。これまでと同様に粘り強く戦って、最後に頂点に立っていれば良いのです。

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